「合浦公園」は青森市民の憩いの場!桜の見頃や祭りなどイベント紹介!
合浦公園は、青森湾に面した青森一古い公園で、桜や藤の花、紅葉の名所でもあります。夏には海水浴、冬には「歩くスキー」ができ、一年を通じて青森市民を楽しませてくれます。また、合浦公園の敷地面積は17haもあり、園内には「海つじい」という人気ラーメン店まであります。

目次
青森市の「合浦公園」とは
「合浦公園(がっぽこうえん)」は、青森市合浦2丁目にある敷地面積17haの総合公園で、青森市民の憩いの場になっています。園内には青森市出身の版画家、棟方 志功(むなかた しこう)の石碑をはじめ、31もの石碑が建ち、桜や紅葉、藤の花の名所としても有名です。
毎年春には、「青森春まつり」とよばれる桜祭りが開かれます。また青森湾に面しているため、夏には海水浴客が訪れ、釣りを楽しむ人もいます。また、公園の駐車場の近くには、人気のラーメン店「辻井餅店・海つじい」があります。
それでは、合浦公園のアクセス方法、駐車場、春の桜祭りなどのイベント、藤の花や秋の紅葉など、魅力いっぱいの情報をご紹介していきましょう。
明治27年完成の青森を代表する公園
今朝、合浦公園海水浴場にて、白鳥と遭遇しました。
— 田沼良郎 (@Cool_jiji_tweet) December 17, 2019
逃げるどころか寄ってきます。
エサが欲しかったんでしょうね? pic.twitter.com/8tMdPP65H3
青森市合浦に位置する「合浦公園」の歴史は意外に古く、1881(明治14)年、旧弘前藩のお抱え庭師、水原 衛作が、公園の造成を始めた頃にまで遡ります。衛作は過労が元で、志半ばで死去するのですが、彼の遺志を継いだ弟の柿崎 巳十郎(みじゅうろう)がみごと完成させ、1894(明治27)年に青森町(現:青森市)に寄付しました。
巳十郎は、1925(大正14)年まで、合浦公園の園丁(えんてい/ガーデナー)を務め、彼の子と孫がその跡を継ぎました。1945(昭和20)年からはアメリカ駐留軍に接収されるも、1954(昭和29)年には返還されています。
水原衛作氏像後ろの解説文 pic.twitter.com/Z93Vfc0n
— タカヒロ (@nanbu_kairanban) June 24, 2012
合浦公園には、公園の完成百周年を記念し、庭師兄弟の石碑(胸像)が建てられています。ちなみに、合浦公園は、青森県で一番歴史のある公園になります。
「日本の都市公園100選」にも選ばれる
青森市合浦公園⛲️
— アタランタBC (@yxDwWPZp6YRPCO9) November 7, 2019
陸奥湾内だからか波がほぼ無い🤔#陸奥湾 #海#公園 pic.twitter.com/nwHb15O6qD
合浦公園は、1989(平成元)年、緑の文明学会と社団法人日本公園緑地協会により、「日本の都市公園100選」に選ばれました。
青森県ではもう一か所、弘前市の「鷹揚公園(おうようこうえん)」も選出されています。鷹揚公園も合浦公園と同じく、春には桜、秋には紅葉の名所として知られ、4月下旬から5月上旬には「桜祭り」、10月中旬から11月上旬には「紅葉祭り」が開催されます。
石川県の球場で印象に残ってる球場は?の質問に対して「考えた人だめでしょw石川県と言ったら石川県立野球場しかないww」と言われてる中、京田さんは青森市営球場と書くハートの強さ(高校が青森だったから)。
— さいどん (@saidon5417) December 9, 2018
憧れの選手は?で稼頭央さんと答える谷内さんを好きになりそう。 pic.twitter.com/TlWOeKR9YX
合浦公園内には、1950(昭和25)年に完成した「青森市営野球場(愛称:合浦公園スタジアム)」があり、同年、読売ジャイアンツ(巨人)の藤本 英雄投手が、対西日本パイレーツ戦で、日本のプロ野球史上初の完全試合を達成しました。
そして、この試合を記念した石碑が、平成6(1994) 年9月18日、青森市の教育員会により公園内に建てられました。石碑の場所、もちろん、市営野球場のすぐ近くです。
「合浦公園」の見どころ
桜や紅葉、藤の花の名所であるほかに、合浦公園はどのような見どころがあるのでしょうか。17haの規模を誇る歴史ある公園には、多くの魅力が散りばめられ、子どもから大人まで親子で楽しめるスポットが数多くあります。
とくに、天然記念物の「三誉(みよ)の松」は、1991(平成3)年の秋に発生した「りんご台風」で大きな被害を受けたものの枯れることなく、現在も「合浦公園のシンボル」として、青森市民に勇気と希望を与え続けています。
見どころ①天然記念物 三誉の松
【松前道(奥州街道)を歩く八日目26】
— 青空に花満開 (@hanagamankaida) November 6, 2016
左手に三誉の松があります。 pic.twitter.com/aKrSEW3J4t
「三誉(みよ)の松」は、2004(平成16)年11月に青森市の天然記念物に指定された樹齢460年以上とされる傘型の黒松です。2005(平成17)年に建てられた看板には、高さ10m、周囲26mと記されています。
藩政時代には、歴代の弘前藩主が御巡行の際、この松の下で野宴を開き、松に酒を献上したとの言い伝えが残されています。
1991(平成3)年秋の「りんご台風」の影響で、大枝を損傷し切除することになり、かつての迫力は失ったものの、現在でも「主幹が根元から三本立ちになった珍しい松」として、合浦公園のシンボルであり続けています。
りんご台風…… pic.twitter.com/sMNue8Xb6A
— ぺたん (@petan_quiet) September 20, 2019
ちなみに「りんご台風」と可愛らしい名前のついた「平成3年台風第19号」は、1991(平成3年)年9月に発生し、62名の尊い命を犠牲にしました。とくに被害が大きかったのはリンゴ農家の多い青森で、被害金額は741億7千万円とされています。
庭師、水原 衛作は、この松を中心に合浦公園を設計したとされ、現在も公園の敷地の中央部に位置しています。合浦公園には、この松のほかにも、約700本もの黒松が植えられ、春の桜、初夏の藤の花、秋の紅葉とともに、「合浦公園の名物」となっています。
見どころ②C11型167号機関車
2008年5月の東北保存車めぐり
— 出てこいシャザーン (@kutunoura6) December 9, 2019
合浦公園のC11167#過去の鉄道画像#保存車の記録 pic.twitter.com/uaisiHzELd
合浦公園には、「C11型167号機関車」が静態保存、展示され、鉄道ファンたちから注目されています。C11型機関車は、過熱式のタンク式蒸気機関車で、1932(昭和7)年から1947(昭和22)年の16年間で、381両が製造され、167号は167番目に製造された機関車になります。
167号機関車は、1940(昭和15)年10月の誕生から1974(昭和49)年7月の廃車までの33年間、野辺地ー大湊ー大畑間を走り続けていました。こちらに展示されているSLは、1981(昭和56)年9月に東北本線全通90周年を記念して、国鉄から貸与されたものです。
見どころ③たくさんの石碑や句碑
合浦公園は石碑の多さでも知られており、合浦公園を管理する「パークメンテ青い森グループ」によると、合計31もの石碑が存在するそうです。おもな石碑としては、「日本プロ野球初の完全試合 達成記念碑/平成6(1994)・市教育委員会」、「啄木歌碑/昭和31(1956)・青森県啄木会」、「芭蕉句碑/明治25(1892)・有香社中」があります。
一番古い石碑は、1825(文政8)年に祇山・白河によって建立された「升六句碑」で、一番新しい石碑は、合浦公園の造成に尽力した庭師の兄弟、「水原衛作・柿崎巳十郎兄弟胸像」です。こちらは、1994(平成6)年に青森市により建立されました。17haに散りばめられている石碑を見つけながら歩くだけでも、良い運動になりそうです。
同じ公園にあるT木くんの歌碑
— 糸瀬 (@its_msm110) February 10, 2019
合浦公園、いくらなんでも石碑ありすぎじゃない? 円山公園よりある pic.twitter.com/V7UvO2OrjH
上記に紹介した石碑のほかには、不二亭祇山句碑、山田秀典君碑、燈籠銘、司馬龍橋句碑、松沢元貞君之碑、故水原衛作君紀念之碑、瓊江丸遭難紀念碑、祇年句碑、凱旋紀念、小山内暉山翁之碑、合浦公園、木村荘助厚頌徳之碑、故本間覃山翁之碑、青森県殉職警察官忠魂碑
斎藤弥太郎氏之碑、工藤卓卓爾君頌徳之碑、葛西音弥先生碑、篠原善次郎翁同再建碑文、忠魂碑、義魂碑、記念碑、青少年健全育成祈願碑、横山實先生胸像、記念碑、句碑、青中校舎跡地記念碑の合計31基。
石碑の場所は、パークメンテ青い森グループの公式サイト、「合浦公園石碑紹介」のページをご参照ください。
「合浦公園」の楽しみ方
桜、藤の花、紅葉と四季折々の花々が咲き乱れ、春の桜祭りや秋祭りをはじめ、楽しいイベントが次々に開催される合浦公園ですが、子どもたちに人気のミニ動物園や、有名ラーメン店の「海つじい」もあり、さまざまな楽しみ方ができます。
また、合浦公園内には、落ち着いた日本庭園や池に囲まれた「茶室・合浦亭」があり、秋祭りや桜の時期にあわせ、お茶会が開かれます。
楽しみ方①動物園
合浦公園の孔雀を見て来たよ🎵 pic.twitter.com/8lqtqKlJB1
— hakobe (@hakobe03) October 31, 2019
合浦公園の西側入り口付近には小さな動物園があり、華やかなクジャクと可愛らしいニホンザルが飼育されています。入園料は無料。
また、動物園の近くには、軽食やドリンク、ソフトクリームが購入できる「こくりこ」があります。「こくりこ」は、青森県営野球場の北西側、駐車場の近くにあります。大人には子ども時代を思い出させるノスタルジックなお店で、地元中高生御用達のお店となっています。
青森市民室内プールへバスで向かうには、青森駅・古川から東部営業所行きなど合浦町を経由するもので合浦町下車、浪打歩道橋の信号から左へ、右側に体育館がありその奥にプールがあります。 #水夢王国 #swim_jp #屋内プール #青森市 pic.twitter.com/PHqGvqgtdL
— 水夢王国 東北 T-KANNO (@swimkingdom_toh) June 30, 2014
合浦公園には、一般用、初心者用、幼児用、3種類のプールが一年中使える「青森市民室内プール」があり、ミニ動物園のほかにも、子どもや学生の楽しめる施設が数多くあります。公式記録が計測できるよう「日本水泳連盟25m公認プール」の資格を取得していますので、実力のあるスイマーの利用もおすすめ。
また、合浦公園内の池では、水鳥のバードウォッチングが楽しめます。合浦公園には、釣りや海水浴場、ミニ動物園など、子どもたちが喜ぶスポットもたくさんあります。
【店名】 | こくりこ |
【住所】 | 青森県青森市合浦2-15-7 |
【電話番号】 | 017-742-0222 |
【営業時間】 | 8:00~18:00 |
【定休日】 | 不定休 |
【関連サイト】 | https://tabelog.com/aomori/A0201/A020101/2004832/ |
楽しみ方②「造道漁港」で釣り
造道漁港来たで pic.twitter.com/vyQYlW3hOQ
— たくま_:(´ཀ`」 ∠): (@scenery4869) May 8, 2017
合浦公園の東側には「造道漁港」という釣り場があり、休日には多くの釣り人が集まります。サバやアジ、黒鯛をはじめ、「とにかく、さまざまな魚が釣れる」と釣り人たちに大人気のスポットになっています。
メタルジグ追加!
— 暴力温泉芸者 (@cinnamoroll7252) November 6, 2018
これは太平洋青物攻略用ですね(^ω^)
青森市の釣具店は安い♪#そふえ釣具#八戸市に釣具店を pic.twitter.com/kuQdjKR092
近くには「そふえ釣り具店」もあり、釣り道具の補充も安心。そふえ釣り具店では、釣り船のチャーターも可能です。合浦公園には大きな無料駐車場もありますので、釣りファンにとっても、「非の打ちどころのない完璧な釣りスポット」のようです。
【釣り具店名】 | そふえ釣り具 |
【住所】 | 青森県青森市造道3-8-6 |
【電話番号】 | 017-741-2037 |
【営業時間】 | (4月~6月)平日5:00~21:00・土日祝2:00~21:00 (7月~10月)平日5:00~21:00・土日祝3:00~21:00 (11月~3月)平日7:00~20:00・土日祝5:00~20:00 |
【定休日】 | 無休 |
【公式サイト】 | http://www.sofue-f.com/index.htm |
楽しみ方③海つじいで一息
海つじい、うまい pic.twitter.com/CkiaX78ykc
— 仙人 太郎 (@wermis1204) August 11, 2019
「辻井餅店・海つじい」は、和菓子のお店ではなく、合浦公園内にある大人気のラーメン店です。店舗にも駐車場がありますが、合浦公園の駐車場の前に位置し、どちらの駐車場の利用も可能です。
「辻井餅店・海つじい」のメニューは、中華そば(620円)と大盛り中華そば(720円)のみで、「辻井餅店・海つじい」という名前ではありますが、現在、餅の取り扱いは一種類もありません。中華そばの麺は極細、あっさり味の醤油ラーメンで、煮干しでダシをとっています。
花見気分で今日のおやつは #みつかけ餅 。 https://t.co/A0lpjMzunP pic.twitter.com/Z5q11KjUmP
— Humpty Hump (@ishidatomohiro) April 23, 2016
桜祭りや秋祭りなどのイベントがあり、野球ファンや釣り客も多く、「辻井餅店・海つじい」は行列の絶えない人気店となっています。ちなみに「辻井餅店」は(青森市幸畑字唐崎)にも店舗があり、こちらは「山つじい」とよばれています。海の近くの合浦公園内にある「辻井餅店」が「海つじい」とよばれるのは、両者を区別するためです。
「山つじい」の店舗は、中華そばだけでなく、つがるロマンを使用した「みつかけ餅(テイクアウト)」や、カレー、みそおでんなどの取り扱いがあります。「山つじい」の方も地元では大人気のお店で、JR東青森駅から車で5分の場所にあります。
【店名】 | 辻井餅店・海つじい |
【住所】 | 青森県青森市合浦2-14-23 |
【電話番号】 | 017-741-6678 |
【営業時間】 | 9:00~16:00 |
【定休日】 | 第一水曜日、第三水曜日 |
【交通アクセス】 | ・弘南バス 五所川原〜青森線97 合浦公園前 徒歩2分 ・弘南バス 青森〜五所川原線97 合浦公園 徒歩2分 ・青森市バス つくしが丘病院・岩渡線 岡造道一丁目 徒歩5分 |
【関連サイト】 | https://tabelog.com/aomori/A0201/A020101/2000110/ |
【備考】 | ・駐車場あり ・テイクアウト可 |
【店名】 | 辻井餅店・山つじい |
【住所】 | 青森県青森市幸畑字唐崎53-5 |
【電話番号】 | 017-738-2979 |
【営業時間】 | 10:00~16:00(L.O15:30) |
【定休日】 | 毎週水曜日 |
【交通アクセス】 | JR東青森駅より南西へ車で5分 |
【関連サイト】 | https://tabelog.com/aomori/A0201/A020101/2005749/ |
【備考】 | ・駐車場あり(10台分) ・テイクアウト可 |
「合浦公園」の季節の見どころ&楽しみ方
ツツジの撮影です。
— 紅葉屋 (@momijiya_83) June 2, 2019
合浦公園は半分ぐらい残ってるかな、今年は桜もそうだが花とお休みの日程を合わせるのに難儀してる(笑) pic.twitter.com/xLDDVOoeof
「合浦公園」は、17haの広大な敷地に桜、つつじ、藤の花、紅葉など、四季折々の花が咲き、桜祭り、秋祭りなどイベントもあります。また、夏は海水浴、冬は「歩くスキー」を楽しめ、一年を通して地元の人や観光客でにぎわう人気の公園です。
春の桜・藤の花・つつじ
合浦公園では、春夏秋冬、豊かな自然を満喫することができます。桜の木は、ソメイヨシノやシダレザクラ、サトザクラを中心に、650本以上にのぼり、4月中旬から下旬に見頃を迎えます。
また、5月下旬から6月上旬は藤の花の見頃で、市民は5ヵ所ある美しい藤棚に心を癒されます。藤の花の見頃と同時期に、つつじも満開になります。もちろん、藤の花やつつじの季節は、新緑の季節ともかぶり、この季節が「合浦公園のベストシーズン」だといえるでしょう。
藤の花ことばは「優しさ」「決して離れない」、赤いつつじの花言葉は「恋の喜び」、 白いつつじの花言葉は「初恋」で、初夏の合浦公園は「デート」にも最適です。
夏の海水浴
夏summer (@ 合浦公園 in 青森市, 青森県) https://t.co/iA9zcD8aIT pic.twitter.com/LWePozFhPa
— 2TORI(にとり) (@2TORI_) August 4, 2019
桜や藤の花、つつじの鑑賞も素敵ですが、アクティブなカップルや子どものいる家族には、なんといっても海水浴がおすすめ。合浦公園は、青森市で一番メジャーな海水浴場です。街中からも比較的近い合浦公園は、「気軽に行けるビーチ」として、毎年多くの海水浴客を集めています。
#青森古写真 昭和10(1935)年8月に撮影された、青森市合浦公園海水浴場の様子。82年前の盛夏での子供達が、楽しげに泳いでいる。2年後に日中戦争が始まる。ワンピースタイプの男子がいるのが、時代を表している。 pic.twitter.com/NyYFH2aWke
— 青森太郎(ソウマシンキチ) (@aokomaki) July 29, 2017
防波堤のうえや沖合では、釣りを楽しむ人もいます。合浦公園は、海の家やシャワー設備も整い、快適に海水浴が楽しめます。なお、合浦公園の海水浴のシーズンは、7月中旬から8月中旬までとなります。
秋の紅葉
今日からサンドームで走るぞ!!って、すっかり内ばき必要なの忘れてた。帰るのも何だから合浦公園まで来てみたけど、来て良かった😊気持ちいいぞ🍁でも明日は☃️なんだよね💦 pic.twitter.com/PpWuORQe8g
— ちょか (@kokokokokouta) November 13, 2019
桜の名所、藤の花の名所として知られる合浦公園ですが、紅葉の名所でもあり、毎秋、10月末ごろには、真っ赤な絨毯が楽しめます。清楚な藤の花や桜とは一味違い、情熱的な紅葉は東北の高くて青い空によく映えます。
青森秋祭り(合浦公園)
— 工藤 久敏 (@hisariru1222) October 8, 2018
蒼天飛龍さんのお友達に誘われて一緒に踊り、楽しそうな姉妹。 pic.twitter.com/Bc17Zcby5H
毎年10月の上旬に開催される「青森秋まつり」の時期には、真っ赤に色づく紅葉は期待できませんが、暑くも寒くもない「合浦公園のベストシーズン」を楽しめます。
冬の歩くスキー
歩くスキー(´▽`)
— めぐみ🍲💘 (@megumi69megu) December 29, 2019
健康的ね( -`ω-)b pic.twitter.com/BrRpmZEuMB
合浦公園のレジャーシーズンは、春や秋だけではありません。冬も「歩くスキー(クロスカントリースキー)」が楽しめます。しかも、ここ合浦公園は、海を見ながら「歩くスキー」が楽しめる珍しいスポットです。
「クロスカントリースキ」とは、スキーとスキーポールを使い、走力を競い合う競技なのですが、もともとは北欧の雪の多い地方の「移動手段」だったものが、「競技として発展」した「スキーの原点」といえます。もちろん、合浦公園では、競い合うのではなく自分のペースで「歩くスキー」が楽しめます。
合浦公園の管理事務所(電話番号:017-741-6634/受付時間:9:00~15:00)では、用具の無料貸し出しもありますので、事前に電話でお問い合わせください。オープン期間は、例年12月から3月の中旬までとなります。
「合浦公園」の季節のイベント
#懐かしの青森 今年もそろそろ青森市合浦公園の桜祭りが始まる。張山嘉隆さんの味のある絵で、昔の祭り光景を思い出してみよう。よそ者の私は食べたことのない「木村屋の団子」は、絶品だったそうな。競輪場は郊外に移転した。 pic.twitter.com/LUE7pcA1pY
— 青森太郎(ソウマシンキチ) (@aokomaki) April 20, 2017
合浦公園では、春の桜のシーズンと初秋の紅葉が少し色づき始めるシーズンにあわせ、それぞれ「青森春まつり(桜祭り)」と「青森秋まつり」のイベントが開催され、青森市内外から大勢の観光客が訪れます。
石碑めぐりやミニ動物園、海水浴場など、遊び場や見どころが多く、一日いても飽きない合浦公園ですが、とくにイベント期間中は屋台も出るので、子どもたちも大喜びです。
イベント①青森春まつり(桜祭り)
青森春まつりなう(^_^) pic.twitter.com/Q4hzw4mWGN
— milk-choco (@milkchoco10) April 19, 2015
「青森春まつり」は、4月下旬から5月上旬の春の桜の見頃に開催される桜祭りで、合浦公園と野木和公園(青森市大字羽白野木和)でほぼ同時期に開催されます。
合浦公園では、「春の緑と花の市」も同時開催され、夜にはボンボリが灯り、ロマンティックな夜桜を見物することができます。屋台も軒を連ねますので、子どもたちにも大好評。
合浦公園(青森市)の青森春まつり(桜のお花見)は、何だか最高評価の1点!らくがきせんべい付き pic.twitter.com/WKMpIQw9V8
— 青森最後の詩人ひろやー (@UNDERtheORION) April 21, 2018
問合せ先は、「青森春秋まつり実行委員会(青森市経済部観光課内)」で(電話番号:017-734-5179)となります。また、桜祭りの時期のみ、駐車場が有料(500円の予定)になります。
イベント②青森秋まつり
青森秋まつり
— オカメ (@ovserver06) October 11, 2016
蒼天飛龍① pic.twitter.com/i7TjY84koh
「青森秋まつり」は、毎年10月前半の連休に開催されるイベントで、草花や野菜の販売、フリーマーケット、よさこいソーランの演舞、ふるまい鍋などがあります。会場は「合浦公園 多目的広場」で、桜祭り同様、「秋の緑と花の市」が同時開催されます。こちらは無料の臨時駐車場が用意されます。
また、「青森秋まつり」にあわせ、合浦公園内の「合浦亭」では、「秋のお茶会」が開催されます。参加料金は、お茶菓子つきで500円(予定)。日程等のお問い合わせは、「リンクステーションホール青森(青森市文化会館)(電話:017-773-7300)」まで。
「合浦公園」の関連情報
つぎは、アクセス方法や駐車場などの「合浦公園」の基本情報をご案内します。桜や藤の花、紅葉など、四季折々の自然が楽しめ、「桜祭り」をはじめ、魅力いっぱいのイベントが開催される合浦公園に、カップルやご家族でお出かけください。もちろん、ひとりでも十分楽しめます。
歴史に興味のある人は石碑めぐり、グルメに興味のある人はラーメン店の「海つじい」がおすすめです。
アクセス
「合浦公園」は、青森市の中心部から比較的アクセスの良い場所にあります。青森では、市民が気軽に海水浴や「歩くスキー(クロスカントリースキー)」を楽しめるスポットとして有名。そんな合浦公園のバスと車を使ったアクセス方法をご紹介します。
バスで行く
合浦公園は、JR青森駅からバスで20分のロケーション。バスでのアクセス方法は、(1)青森駅前から市営バス4番、「東部営業所行き」または「県立中央病院行き」に乗車し、「合浦公園前」下車徒歩3分。
(2)青森駅前から市営バス・JRバス1番、「浅虫温泉行き」に乗車し、「合浦公園前」下車徒歩3分。(3)青森市営バス「岡造道一丁目」のバス停からも徒歩で3分程度。
車で行く
桜祭りの期間以外は、駐車場の料金が無料となりますので、車の利用もおすすめです。青森道 青森中央ICから国道103号線→4号線経由、約15分で到着します。国道120号線や27号線から4号線にアクセスすることも可能です。
駐車場情報
「青森春まつり(桜祭り)」や「青森秋まつり」のイベント期間には臨時駐車場もオープンしますが、桜祭りの期間のみ駐車場料金が有料(500円)になります。イベントの期間以外は正面入り口東側に約160台分の無料駐車場が用意されています。
雪の合浦公園です。また雪がひどくなってきました。街宣の予定にしているところが、雪でできないところが続出。運行しつつ場所を探しつつ。 pic.twitter.com/jMi2bhE24y
— よしまた洋(吉俣よう) (@yoyoshimata) December 12, 2014
また冬場は、「歩くスキー(クロスカントリースキー)」を楽しむ人のために、管理所側の駐車場の一部のみ除雪を行います。詳しくは、合浦公園管理事務所(017-741-6634)までお問い合わせください。
基本情報
【観光スポット名】 | 合浦公園(がっぽこうえん) |
【住所】 | 青森県青森市合浦2-16-9 |
【電話番号】 | 017-741-6634(合浦公園管理事務所) |
【営業時間】 | 24時間開放 |
【定休日】 | 無休 |
【料金】 | 無料 |
【交通アクセス】 | ・JR青森駅からバスで20分 ・青森道青森中央ICから車で15分 |
【駐車場】 | 無料(桜祭りのイベント時は500円) |
【関連サイト】 | http://www.park-mente.jp/park1.html |
「合浦公園」に遊びに行こう!
しのぶれど色に出でにけりわが恋は ものや思ふと人の問ふまで
— 🍇藤原朝臣東子(炭と白檀の香り)🍇 (@fujiwaraason2) September 28, 2019
平兼盛 40番 拾遺集 恋一622
知られまいと秘め隠していたが、顔色に出てしまったのだなあ、私の恋心は。思い悩んでいるのかと、人から尋ねられるまでに
古今集と奥義抄の詠人知らずの歌に原型があるみたいです
青森 合浦公園 pic.twitter.com/XX1ZqoWMcw
合浦公園は、桜祭りをはじめとするイベントが充実し、桜、藤の花、つつじ、紅葉などの季節の花々が一年を通じて楽しめます。そして冬場は、海を眺めながら「歩くスキー(クロスカントリースキー)」ができます。
また、合浦公園内には、石川啄木の歌碑や棟方 志功の石碑、初代青森市長の工藤卓爾の石碑など、合計31基の石碑があり、歴史や文学に興味のある人には「石碑めぐり」もおすすめ。
そして、合浦公園の駐車場の前には、ラーメンの有名店である「海つじい」があり、海つじいのラーメンだけを食べに訪れる人もいるほどの人気ぶり。大人から子どもまで一日中遊べる合浦公園で、素敵な休日をお過ごしください。
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