「祝子川温泉 美人の湯」は大崩山の麓にある秘湯!その泉質や食事は?

宮崎県の大崩山麓にある秘湯、「祝子川温泉 美人の湯」についてまとめました。気になる泉質や、料金・営業時間・アクセス方法についても、詳しく紹介しています。祝子川温泉は日帰り温泉ですが、車中泊もできるため、キャンピングカーでの利用もおすすめです。

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目次

  1. 1宮崎の秘湯「祝子川温泉 美人の湯」
  2. 2秘湯「祝子川温泉」の泉質や食事
  3. 3「祝子川温泉」へのアクセス詳細
  4. 4「祝子川温泉 美人の湯」の営業時間や詳細情報
  5. 5「祝子川温泉 美人の湯」で芯から温まろう!

宮崎の秘湯「祝子川温泉 美人の湯」

宮崎県の秘湯といわれる「祝子川(ほうりがわ)温泉 美人の湯」は2000年にオープンし、県内でも常に上位の人気を誇っています。ナトリウムイオンと炭酸水素イオンの重曹泉で、泉質はpH8.6のアルカリ性です。アルカリ性の特徴で、肌の脂肪分を分解して汚れを落とし、すべすべになる効果を持っていることから、「美人の湯」として親しまれています。

祝子川温泉の周囲では、春にアケボノツツジが見頃を迎え、夏にはキャンプや沢登りなどアウトドアスポーツで賑わい、秋には紅葉狩り、そして冬は完全氷結した「落水の滝」が見られるなど、温泉だけではなく四季によって様々な楽しみ方があるのです。ここから祝子川温泉の楽しみ方を、詳しくご紹介します。

大崩山の麓に位置する温泉

「祝子川温泉 美人の湯」があるのは、祖母傾国定公園内にある名峰、「大崩山」の麓です。そのため、露天風呂からは大崩山の雄大な眺めを見上げることができます。また、室内風呂もガラス越しに大自然を満喫できるような造りです。

自然に囲まれているため、アクセスは東九州自動車道北川ICから車で55分となっており、日帰りなら時間に余裕をもって行く方がいいでしょう。ちなみに祝子川温泉は日帰り温泉ですが、車中泊は可能なので、ゆっくりしたいのであればこちらもおすすめです。

秘湯「祝子川温泉」の泉質や食事

大崩山の麓にある秘湯、祝子川温泉の主要成分は、ナトリウムイオンと炭酸水素イオンの重曹泉です。神経痛や冷え性、リューマチなどに効能があるとされています。また、疲労回復の効能があるので、大崩山の登山後に立ち寄るのもおすすめです。

祝子川温泉内には売店やお食事処があり、売店では地域の特産物などを購入できます。お食事処では軽食を中心に地元の食材を食べられたり、その日によって内容の変わる定食などがあるので、お風呂上がりのゆったりした時間をおいしい食事で堪能しましょう。

泉質は弱アルカリ性

祝子川温泉の泉質はpH8.6の弱アルカリ性です。アルカリ性の特徴は肌の脂肪分を分解して汚れを落とすことと、肌をすべすべにする効果が高いことが挙げられます。そのため「美人の湯」として親しまれ、女性客が多く訪れていました。

祝子川温泉の温度は30.3℃と少し温めに設定されていて、時間をかけてゆったり浸かっていられる心地よさです。お湯はリサイクル使用するタイプの循環式で、毎分10リットルの源泉が追加されています。肌に吸い付くようなぬるっとしたお湯の感触は、アルカリ性の特徴によるものです。

内湯と露天風呂あり!

祝子川温泉は男女共に内湯が各1つずつと、露天風呂が同じく各1つずつという作りです。内湯は一部ガラス張りになっていて、外の大自然を眺めることができるようになっていました。四季折々で景観が変わり、秋には美しい紅葉が見られます。

祝子川温泉の露天風呂では雄大な大崩山を眺めながら、ゆったりとした時間を満喫しましょう。大崩山と周囲の自然に囲まれて、心身ともにリラックスできます。またお風呂上りには、大広間と料金の不要な無料休憩所があり、時間を気にせずくつろげるのでおすすめです。

タオルは持参を推奨!

中学生以上は510円・小学生は310円の入湯料金に加えて、タオルは200円の追加料金がかかるので、祝子川温泉へ行くときはタオルを持参するのがおすすめです。他に鍵付きロッカーを利用する際にも料金が100円かかりますが、返却式なので利用後は返還されます。

ちなみに祝子川温泉では、シャンプー・ボディーソープが浴室に完備されているので、持参する必要はありません。また、更衣室に設置されているドライヤーも無料で使えます。

祝子川温泉には食事処も!

祝子川温泉内には軽食を中心にしたお食事処があります。うどんやそば、だご汁などが堪能できるほか、本格的なパスタやピザもあるので、幅広い年代が満足できるでしょう。そのなかでも人気メニューを二品ご紹介します。

ちなみに祝子川温泉のお食事処の営業時間は、温泉と違って11時から16時30分となっているので注意してください。ランチに利用するのがおすすめです。また、売店では地域の特産物などが販売されているので、食事の後に立ち寄ってみてください。

人気メニュー①祝子ダムカレー

祝子川温泉のお食事処で人気なのが、「祝子ダムカレー」です。名前の通り祝子ダムがモデルになっています。特徴なのは、野菜・山菜・渓魚・鹿肉など、旬の食材がトッピングされていることです。

ダムの下流部分をイメージした盛り付け部分は日替わりとなっていて、祝子川温泉を訪れるたびに何度でも楽しめます。椎茸ダシがしっかり効いた和風味のカレールーとの組み合わせを堪能しましょう。ちなみに価格は750円です。

人気メニュー②きまぐれ定食

祝子川温泉のお食事処人気メニュー二品目は「きまぐれ定食」です。こちらも日替わりになっていて、旬の食材を楽しめます。一例としては白菜の花のおひたしや土筆の卵とじなど、季節を感じられるおかずが添えられているのが特徴です。

また、人気がある理由のひとつに、祝子川産のフキノトウを使ったフキ味噌など、地元の食材が使われていることが挙げられます。食材の良さを活かしたおかずの数々が、祝子川温泉の利用客を毎日違った色どりで楽しませてくれるでしょう。

「祝子川温泉」へのアクセス詳細

祝子川温泉へのアクセスは、車で行くのとバスを利用するのと二通りの方法があります。ちなみに祝子川温泉では車中泊もできるので、キャンピングカーで行くことも可能です。ただし、道はかなり狭く、離合が困難な場合があります。車を利用するときは対向車に注意して進みましょう。

また、最寄り駅の延岡駅からも時間がかかるので、余裕をもって出発してください。大体片道1時間程度と考えておくといいでしょう。アクセスがいいとはいえないものの、行ったことを後悔させない満足感を味わえるのが、祝子川の人気がある理由です。

車でのアクセス方法

祝子川温泉へのアクセス一つ目は車です。車で行くのなら、東九州自動車道北川ICから国道326号線を経由するルートがおすすめです。その後、下赤簡易郵便局から祝子川温泉方面へと向かいましょう。北川ICからは55分程で到着します。

車中泊が可能なのでキャンピングカーの利用もおすすめですが、注意しておきたいのは道が非常に狭いことです。対向車には充分注意して、所々にあるスペースを上手く活用して離合しましょう。また、道があまり良くないのでスピードは抑えた方が安心です。

車中泊が可能!

祝子川温泉の駐車場は一部RVパークとなっていて、キャンピングカーでの車中泊が可能です。トレーラー2台分のスペースとなっていて、車中泊1泊に着き1,000円の利用料金がかかります。トイレや洗面所は24時間利用でき、電源もあるので快適な車中泊ができるでしょう。

ただし、GWや紅葉時期を含む登山シーズンはRVパークを利用できないことがあるので、事前に予約するのがおすすめです。ちなみに祝子川温泉の定休日に利用するときは、必ず電話確認が必要となります。ペット連れはOKですが、ゴミ処理は対応していないので後片付けなどはきちんと行いましょう。

バスでのアクセスや料金

祝子川温泉へのアクセス二つ目はバスです。延岡駅から1日2本運行しています。平日運行のみで、土日祝日は運休です。2019年から、料金は今までの片道1,080円から片道500円に大幅値下げされました。

祝子川温泉へ運行している本数は少ないものの、今後はさらに利用客が増えることが予想されます。バスの車窓から見える、岸壁すれすれの道を走るスリルは必見です。ちなみに移動時間は1時間11分でした。

「祝子川温泉 美人の湯」の営業時間や詳細情報

祝子川温泉の営業時間は、通常10時から20時までです。最終受付は30分前までとなります。ただし月曜から水曜の間は18時までです。月曜から水曜が祝日か祝前日のときは20時までになるので、行く際は事前に公式HPなどを確認しておいた方がいいでしょう。

祝子川温泉の定休日は、木曜と年末年始になります。ただし木曜が祝日の場合は営業しているとのことでした。ちなみにお食事処は11時から16時半になっているので、ランチや軽食などで利用しましょう。

冬に必見の「落水の滝」

祝子川温泉から車で10分程走り、さらに1時間程歩くと祝子川の上流に「落水の滝」があります。真冬になると完全凍結する光景が見られることで人気です。この氷を割ってお酒を飲むために訪れる観光客もいるとのことでした。

冬ならではのトレッキングを楽しんだ後は、祝子川温泉でゆっくりくつろぐのが定番です。一日いっぱい自然を満喫しながら、疲れた身体を温かいお湯で癒しましょう。

祝子川温泉 美人の湯の詳細情報

名称 祝子川温泉 美人の湯
住所 宮崎県延岡氏北川町川内名10358-10
TELL 0982-23-3080
HP こちらをクリック
営業時間 10:00~20:00(月~水曜は18:00まで、祝日・祝前日は20:00まで)
料金 中学生以上:510円/小学生:310円/幼児:無料

「祝子川温泉 美人の湯」で芯から温まろう!

祝子川温泉は露天風呂からの大崩山の眺めや室内風呂から見える景色など、自然の恵みをすぐ側に感じながら、ゆったりとくつろげる温泉です。周囲では登山やアウトドアスポーツが楽しめるので、疲れた身体をその日に癒すことができます。

また、車中泊できるRVパークがあるので、キャンピングカーでの利用もおすすめです。お食事処で地元の食材に舌鼓を打ち、雄大な自然に囲まれながら、体の芯まで温まりましょう。お肌も心も綺麗になります。

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この記事のライター
凪華
一人旅が好きで、予定を組み立てる段階からわくわくします。次はどこに行こうかなと、執筆しながら考え中です。

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