清水寺【音羽の滝】3つのご利益の意味や見どころを詳しく紹介!

清水寺にあり古い歴史がある音羽の滝は「おとわのたき」という読み方で様々なご利益があると話題になっています。清水寺の音羽の滝の3つのご利益の意味や見どころ、豆知識や歴史、由来などについて詳しくご紹介しましょう。音羽の滝の参拝方法などについても調査してみました。

清水寺【音羽の滝】3つのご利益の意味や見どころを詳しく紹介!のイメージ

目次

  1. 1【音羽の滝】読み方と名前の意味由来
  2. 2【音羽の滝】ご利益とその効果について
  3. 3【音羽の滝】参拝の順番や作法
  4. 4【音羽の滝】見どころ
  5. 5【音羽の滝】歴史と由来
  6. 6【音羽の滝】言い伝えや心霊の噂
  7. 7【音羽の滝】知っておきたい豆知識
  8. 8【音羽の滝】場所やアクセス方法
  9. 9音羽の滝を参拝して願い事を叶えよう

【音羽の滝】読み方と名前の意味由来

清水寺にあり、古い歴史のある「音羽の滝」は観光スポットとして有名で、清水寺と深い関係性がある滝です。音羽の滝は筧が3つに分かれており、その先には観光客の列ができています。

この「音羽の滝」には、どのような読み方名前の意味が存在するか気になりませんか。次の章では「音羽の滝」の読み方と名前の意味についてご紹介します。また同時に由来や歴史などについても深堀していきます。

読み方は「おとわのたき」

「音羽の滝」とは、どのような読み方をするのでしょうか?「おとはね」という読み方なのか、「おとわ」という読み方なのか、もしくは「おとは」という読み方など、どんな読み方なのか気になります。

正しい読み方について調査した結果、正しい読み方は「おとわのたき」でした。是非訪れた際は「おとわ」という読み方で呼びましょう。

 

名前の意味は地名から

音羽の滝の読み方が分かったところで次は名前の由来が気になります。音羽の滝の名前の由来は地名からきています。古くには「乙輪(おとわ)」という名称で書かれていたそうです。近くには音羽山という山があり、こちらも同じ地名からきており同じく「おとわ」という読み方です。

名前の由来は公卿藤原家隆の句

音羽の滝は公卿藤原家隆の句が名前の由来となりました。公卿藤原家隆は「松風や音羽の滝の清水をむすぶ心はすずしかるらん」という句を読みました。「流れ落ちる音が鳥の羽音」のようだという意味で、このことから「音羽」という読み方や書き方をするようになりました。

公卿藤原家隆は鎌倉時代初期の公卿であり歌人です。「かりゅう」という読み方で知られています。『新古今和歌集』の撰者の一人で、小倉百人一首では従二位家隆で「風そよぐ楢の小川の夕暮は御禊ぞ夏のしるしなりける」という句で有名です。

【音羽の滝】ご利益とその効果について

音羽の滝には様々な利益が存在すると話題になっています。筧は3つにわかれており、3つの筧には別々に違う意味や効果が存在します。それでは実際にどのような意味やご利益があるのでしょうか。

また、音羽の滝は寺社ではなく、霊水をいただくことによって様々な願い事が叶うとされている滝です。その滝の不思議なパワーから、全国から人が集い、いつも賑わっています。

ご利益をいただける霊水

滝には3つの筧から清水が流れ落ちており、この清水は黄金水・延命水と呼ばれています。
普段神社などに置かれている、清める作法(手水)を行う手水舎とは少し違い、音羽の滝は古来より霊水(不思議な効能の水)として意味をもつことで信仰されてきました。

別々の意味をもつ霊水ですが、清水寺は開創時からの歴史がある為、御利益の内容や捉え方が時代によって変わってきてるようです。しかしどの時代にも信仰されてきた霊水でした。

3つの滝のご利益と実際の効果

音羽の滝にある3つの滝の効果と意味についてご紹介しましょう。音羽の滝にはそれぞれにご利益や効果が謳われています。それぞれの効果と意味について調査してみました。

かつては菩薩さまの「功徳水」と長寿を祈る「延命水」清らかな心が持てるよう、願いが込められた「金色水」という3つの意味を持つと言われていましたが、現在ではどのような意味があるのかを調査してみました。

正面から覗いて右端は「延命長寿」

音羽の滝にある3つの滝のうち、正面から覗いて右端の滝では「延命長寿」のご利益をいただくことができます。延命長寿というのは、少しでも長く健やかに生きたいと願うことです。

特に病気やケガに悩まされている人や、健康に気を使いたい方などにオススメです。こちらの滝はご年配の方や大人の方に人気です。

真ん中「恋愛成就」

真ん中の滝には「恋愛成就」のご利益があります。好きな人と上手くいきたいと願う方や良き相手と結婚したいと願う方にご利益があるとされています。恋愛成就を願う人は真ん中の滝に向かいましょう。

清水寺にデートで訪れたカップルは音羽の滝で恋愛についての願い事をするのが人気で、多くのカップルが音羽の滝を訪れているようです。恋愛だけでなく縁結びにも効果があると言われていて、人間関係に悩んでいる方にもおすすめです。

正面から覗いて左端は「学業成就」

正面から覗いて左端の滝には「学業成就」のご利益があります。「学業成就」というのは高校や大学などの受験だけでなく、資格試験や就職活動、会社の昇進試験に挑もうとする人達全員に御利益があると言われています。

清水寺は修学旅行の定番スポットの為、訪れた学生に特に人気の滝です。また、清水寺の有名な学業成就御守を購入しあわせてお願いする方も多いそうです。

3つの滝のご利益はどれも同じという話

3つの滝から1つ選び水を一口飲んで願いを1つだけかけるのがマナーです。飲み過ぎた場合、効果は半減し、願い事が叶わなくなると言われています。しかし3つの滝のご利益に確証はありません。「滝の水は皆同じです。後のお不動さまにお願い事をして霊水をいただいて下さい。諸願成就」という張り紙があり、実はどの滝もいずれは、同じだということです。
 

また、旅行ツアーのバスガイドの方が観光目的の為、説明しやすいように3つの水それぞれに名前とその意味をつけたのが由来という説もあります。

3つ存在するのは混雑緩和の為という説

音羽の滝が3つ存在するのは、混雑緩和のためという説が聞かれます。室町時代の応仁の乱後に清水寺は再建されました。この時に描かれた「清水寺参詣曼荼羅」では、音羽の滝がすでに3つに分かれています。

諸説では鎌倉時代に3つに分けたという話が聞かれます。鎌倉時代頃には、音羽の滝に修行で訪れる人が増えたようで、混雑を緩和するために滝を3つの筧に分けたという説もあるようです。

【音羽の滝】参拝の順番や作法

音羽の滝では、いくつか独自の参拝方法があります。決められた作法に沿ってお願いすることで、叶うとされているため、事前に知っておくのがおすすめです。また、衛生面での配慮等についても調査いたしました。

基本的な参拝の順番

音羽の滝での基本的な参拝の順番と作法についてご紹介します。音羽の滝にはいくつかの参拝の仕方がありますが、今回は中でも最も基本的な参拝の作法について調査してみました。

①不動明王にお参りして願い事を唱える

まずは、不動明王にお参りして願い事を唱えます。不動明王は音羽の滝の奥にあり、ご利益をいただこうと思うなら本尊の不動明王にお参りしましょう。きちんと手を合わせて頭を下げます。

不動明王では、お賽銭箱も設置されているので、まずは、しっかりとご挨拶をします。挨拶が終わったら柄杓を取り音羽の滝に向かいましょう。

②1つだけ選び1口分口に含む

1つだけ滝を選び、1口分口に含みます。「滝の水は皆同じです」と張り紙がされているように、元々は1つなのでどれを選んでもかまいません。ただし、複数の水を飲むと効果が薄れるという伝え話があるため1つの滝を選びましょう。

正しく参拝しないとご利益が薄れてしまいます。口に含んだ後はゆすがずに、含んだ分を全て飲み干します。柄杓で水を汲む際には、一口の量に調整する事で、無理せず飲めるのでおすすめです。

③不動明王に向かい念じながらゴクリと飲む

口の中に含んだ水は不動明王に向かい念ずるまでは飲まないようにしましょう。再び不動明王に向かい、願い事を念じながら水を飲み干します。

ひしゃくは手に持ったまま水を飲んでもいいのですが、気になる方はひしゃくを戻し、不動明王にきちんと手を合わせて願い事をしましょう。また、音羽の滝の水は地下1000mからの湧水なので飲水可能な天然水です。

④ひしゃくを滝の水で3回すすぎ元に戻す

ひしゃくを滝の水で3回すすぎ元に戻します。仏教的な意味合いから3回洗い流しています。ひしゃくは紫外線滅菌装置で殺菌されているので、使用後はきちんとすすいで殺菌するボックス内に戻しましょう。

水を飲みたくない場合は左手の小指につける

水を飲みたくない場合は左手の小指をつけます。お祈りをしながら、左手の小指に霊水をつけてみましょう。終わったら小指の水が乾くまでの間は、一切の会話は厳禁です。水をひしゃくで飲むのに抵抗がある方は是非この方法を試してみてください。

小指につけて以降乾くまで、会話等は一切できない為おみくじやお守りなど購入する場合は先に買っておくか、もしくは乾いた後で購入する方法をオススメします。

お水受けカップを購入して飲むこともできる

ひしゃくは無料で借りることができますが、多くの人が利用するため、抵抗があるという方のためにお水受けカップを購入して飲むこともできます。「清水甘露椀」というお水受け用のカップを清水寺で購入できます。300円と400円の2種類が販売されています。

販売されていないこともあるようなので、お水受けカップがどうしても欲しいという方は事前に清水寺に問い合わせをしてみましょう。

【音羽の滝】見どころ

音羽の滝の見どころについてご紹介しましょう。音羽の滝には多くの見どころがあり、訪れた人を楽しませています。音羽の滝には注目したい見どころがあるので見どころについて調査してみました。

①4mの高さから流れ落ちる様が美しい

音羽の滝は4mの高さから流れ落ちる様が美しいことが見どころの1つとなっています。地上4mの高さから整然と3つの滝が流れ落ちる様子は山林で見る滝とは違いとても美しいと評判です。

②信仰の場らしい厳粛で清々しい雰囲気

音羽の滝の見どころの1つに信仰の場らしい厳粛で清々しい雰囲気が挙げられます。清水寺の境内にあるので周囲には寺院建築があり、一帯は厳粛で清々しい雰囲気を持っているのが見どころとなっています。

③1000年以上湧き続けている日本10大名水の1つ

1000年以上湧き続けている日本10大名水の1つというのも見どころの1つです。音羽の滝は清めの水として古くから尊ばれてきて、清水寺が778年に創建されてから1200年以上一度も枯れたことがありません。

1年を通してほぼ一定の水量がこんこんと湧き続けているのが見どころとなっています。音羽の滝は日本10大名水の筆頭でもあります。

④清水の舞台を見上げた風景

音羽の滝周辺から清水の舞台を見ると、舞台の足組や構造までの全体像を見ることができるので、迫力があるビュースポットとしてしられています。下から見上げた風景は、上から見る風景とはまた違った雰囲気を味わうことができるのが見どころです。

特に、秋の紅葉の時期は見どころの1つで、音羽の滝と紅葉とのコラボレーションを楽しむことができます。春には桜、秋には紅葉を楽しめます。上から見る風景とはまた違った雰囲気を味わうことができるのが見どころです。

 

【音羽の滝】歴史と由来

音羽の滝の歴史とその由来についてご紹介します。古くから存在する音羽の滝には、多くの起源が存在します。どういった建物や場所なのか深く知ることで、清水寺を観光した際により楽しむことができます。深い歴史のある音羽の滝についての起源を調査してみました。

清水寺開創の起源

音羽の滝の歴史についてご紹介しましょう。歴史については清水寺の始まりの意味が記された書物内に昔から伝わっている逸話がのっています。今から約1200年前の奈良時代(西暦778年)に修行僧だった賢心は「木津川を北に登り、清泉を求めよ」とお告げを受けます。

夢の中に現れた翁のお告げに従って音羽山に行ったところ、滝に辿り着きます。賢心は音羽山の淀川の川の合流点で金色水の流れを見つけ、水を追って湖上した先には、現在の音羽の滝がありました。

 

清水が湧き出ている滝で修業をつみ、修行中に出会った行叡という老仙人に寺院を立てよと遺命を受け、この地を守ったと伝えられています。賢心延鎮という名に改名し、音羽山で清泉を発見しました。

賢心が滝行をしていた中、坂上田村麻呂なる人物が訪れます。彼は賢心に教えを受け、その後征夷大将軍となります。2年後、賢心と偶然再会した坂上田村麻呂は賢心の知恵に感銘を受けたことで、音羽山に寺院を建てます。

清水寺の寺名の由来となった滝

清水寺には古くからの歴史がありますが、なぜ清水寺と呼ばれるのか名前の由来が気になります。パワースポットとして有名である、音羽の滝は、「清水寺」という名前の由来となった滝です。

賢心が辿り着いた音羽山の清らかな水の滝は「音羽の滝」と呼ばれるようになり、音羽の清水」という単語から引用したのが、現在の清水寺の寺名の由来となりました。

清水寺は当初「北観音寺」という寺名でしたが、音羽の滝に流れる清水が知られるようなって以降は「清水寺」と改められ、これらが清水寺の名前の由来となりました。

山岳信仰の地であった

音羽の滝の筧の上には、「倶利伽羅竜王」を祀る不動堂が建てられてます。「倶利伽羅竜王」は不動明王の化身とされる龍神で、山岳仏教では、一般的に水辺に祀られることが多いです。歴史的に見ると「音羽の滝」は、山岳信仰の地として崇敬されてきました。

今では柄杓での利用が一般的ですが、江戸時代頃までは「水垢離」という冷水を浴びて、心身共に清める儀式の場でもありました。
これは、延鎮上人が、当時「滝行」をしていた名残があることから利用されていました。

【音羽の滝】言い伝えや心霊の噂

古い歴史のある音羽の滝には、言い伝えや心霊の噂も聞かれます。音羽の滝に関する言い伝えや、噂などについて調査してみました。

龍が夜ごと飛来して水を飲んだ


歴史深い音羽の滝には「龍伝説」という言い伝えがあります。清水寺にはえんむすび神社として有名な「地主神社」があり、神社の天井には「丸龍」が描かれてます。この龍のお話が龍伝説です。

昔、龍は夜になると音羽の滝を飲もうと天井を抜け出していた為、人々は恐れて、龍の目に釘を打ちました。また、この龍はどの方角から見ても目が睨んでるように見えることから「八方睨みの龍」と呼ばれるようになりました。この言い伝えをから現在は青龍会(せいりゅうえ)という行事が行われるようになり、毎年3月と9月に開催されています。
 

大蛇退治が行われた際真っ赤に染まった

歴史深い音羽の滝には龍伝説以外にも様々な伝承が残されています。音羽の滝の水源である牛尾山でかつて大蛇退治が行われていました。大蛇退治が行われた際に水が血で真っ赤に染まったと伝えられています。

探し物が見つかる「おまじない」

探し物に関する言い伝えもあります。具体的には「清水の 音羽の滝は尽きるとも 失せたる○○の出ぬことなし」と唱えます。意味は「清水の音羽の滝が絶えることはあっても失くしてしまった〇〇が見つかるはずがない」です。

探し物が見つかるおまじないで、その場で、〇〇に探し物の名前を入れ音羽の滝で三回唱えると失くしものが見つかるとされています。また、清水まで赴く必要はなく、その場でおまじないを唱える事でも充分な効果があると言われています。

幽霊が出るという心霊の噂がある

歴史がある音羽の滝には幽霊がでるという心霊の噂も聞かれます。昔、清水寺の一体は庶民の遺体を風葬する場所でした。当時、京都一帯では火葬ではなく遺体を野ざらしにする風葬で、野犬や野鳥に食べられていました。

放置された遺体は腐敗して悪臭を放っていました。このような歴史がある清水の舞台下には成仏できなかった霊が今でも渦巻いているという噂です。

【音羽の滝】知っておきたい豆知識

音羽の滝には知っておくと便利な豆知識がたくさんあります。音羽の滝を観光する前に知っておくとよりスムーズに観光することができる豆知識をご紹介しましょう。豆知識を知っていると実際に観光した際により詳しく見学することができます。

音羽の滝の水は不純物が少ない軟水

豆知識の1つ目は音羽の滝の水についてです。水質は不純物の混入が極めて少ない水で、軟水です。年間を通して水温は11度から12度で、豆知識として「土用の丑の日に汲んだ霊水は腐らない」と言われています。

水源については謎に包まれており、昭和初期までは諸説ありましたが、現在では地下水であると言われています。水源は鴨川などの川水が、京都盆地の地下に徐々に浸透していき、貯まった地下水は濾過されたのち、断層に沿って地圧により吹き出します。

滝の水や柄杓の利用は無料

音羽の滝の豆知識の2つ目は滝の水や柄杓の利用は無料だということです。音羽の滝では自然の水が流れているので、水を飲むのは無料です。古くから飲料水やお茶を淹れるための水として重宝されていて、地元の方は滝の水を持ち帰る人も多いようです。

水を飲むための柄杓も無料で貸し出されているので、事前に準備は必要ありません。水は無料なのですが、拝観料が必要なのは豆知識として必要です。拝観料は高校生以上の大人は400円で小学生から中学生までは200円、未就学児は無料です。

清水寺で拝観料が必要なのは本堂だけなのですが、音羽の滝まで行きたい場合には清水の舞台を通らなければなりません。そのため清水の舞台の拝観料が必要となります。

音羽の滝の水は持ち帰りが可能

音羽の滝の水は京都名水の1つで、ナトリウムやカリウムが含まれていて健康に良いとされています。豆知識の3つ目は音羽の滝の水は持ち帰りが可能だということです。

地元の方はもちろん、地元以外の方もペットボトルなどに入れて音羽の滝の水を持ち帰ることができます。ペットボトルの場合、筧までの距離があるので、一度柄杓ですくってから容器に移しましょう。

音羽の滝は観光客で混みあっているので、地元の方は混雑を避けるために朝のうちに水をくんでいます。

地元の方はペットボトルではなく、大き目のウォータータンクに直接滝の水を注げるようなホース付きの柄杓を使用しています。観光で訪れた際は空のペットボトルを用意するのも豆知識の1つです。

清水寺の売店で滝の水が買える

清水寺の売店で滝の水が買えるというのも豆知識の1つです。音羽の滝の水はお土産屋さんでも瓶詰めで販売されています。500mlのペットボトル入りで販売されているので豆知識の1つとして知っておくと便利です。

音羽の滝は混雑しているのでなかなか自分のペットボトルに水を汲むのが難しい場合もあります。そんな時には売店で「音羽霊水」を購入しましょう。清水の舞台の横と音羽の滝の前にある売店で1本500円で水を購入することができます。

水が販売されていることは豆知識として知っていると水が汲めなかった際に慌てなくてすみます。1本ずつ箱に入っていて、ご祈祷が施されているので、自分用に持ち帰るのはもちろんですが、お土産としても利用できて、多くの人から喜ばれています。

土日祝日は1時間ほど待つ場合もある

土日祝日は1時間ほど待つ場合もあるので、豆知識として混雑しない時間帯を知っておくと便利です。混雑しない時間帯は早朝の8時くらいまでで、平日なら10分から20分ほどの待ち時間があります。

平日は比較的空いていますが、土日祝日は長蛇の列となる時もあり、1時間以上並ばなくてはならないこともあります。清水寺は外国人の観光客や修学旅行も多いので、団体と一緒になるとかなり待たされてしまうので避けたいものです。

豆知識として混雑を避けたいのなら、早朝8時くらいまでに足を運びましょう。この時間に訪れるとほとんど待ち時間がありません。地元の方はこの時間帯に訪れる方が多いです。

【音羽の滝】場所やアクセス方法

音羽の滝の場所やアクセス方法についてご紹介しましょう。音羽の滝はどこにあり、どのようにアクセスするのでしょうか?詳しい場所と電車やバスでのアクセス方法について調査してみました。

音羽の滝は清水寺本堂の左側にある

音羽の滝は清水寺本堂の左側にあり、本堂から東の階段を降りて左側に位置しています。清水の舞台の北東にあるので、清水寺を訪れた際には是非足を運んでみましょう。清水の舞台を抜けると音羽の滝へと続く階段があります。

看板に従って階段を下ると音羽の滝にアクセスすることができます。御朱印の授与所の前の階段を下らず、授与所の前を抜ける場合に、清水寺奥の院に到着するので、奥の院から進んでもアクセス可能です。

御朱印の授与所の前の階段を下りてアクセスする方が近いですが、奥の院も行かれる方は奥の院から進むことをおすすめします。音羽の滝の拝観時間は清水寺の拝観時間と閉門時間と同じです。開門時間は午前6時、閉門時間は時期によって異なります。

清水寺へのアクセス方法は3通り

清水寺へのアクセス方法についてご紹介しましょう。清水寺にアクセスする際には電車、バス、車の3通りでアクセスすることができます。

電車で行く場合

清水寺に電車でアクセスする場合、最寄駅から清水寺までは徒歩25分と少し距離があります。京阪電鉄の清水五条駅から徒歩25分でアクセスすることができます。

車で行く場合

清水寺に車でアクセスする場合には専用の駐車場がありませんのでご注意ください。近隣には市営駐車場がありますが、こちらも満車になっている場合が多いので車でアクセスするのもおすすめできません。

バスで行く場合

清水寺にアクセスするにはバスで行くのがおすすめです。京都市内のバスを利用するとスムーズに清水寺にアクセスすることができます。京都市バスには乗り放題のフリーきっぷもあるので、他の観光スポットと合わせて観光するのがおすすめ。

京都市バスの「五条坂」または「清水道」を下車し、徒歩10分でアクセスすることができます。土曜日と休日のみ運行している京都バスでは「五条坂」で下車すると徒歩10分、京阪バスでは「清水道」または「五条坂」で下車し、徒歩10分でアクセスできます。

音羽の滝を参拝して願い事を叶えよう

音羽の滝の3つのご利益の意味や見どころ、名前の由来などについてご紹介しました。音羽の滝は「おとわのたき」というのが正しい読み方で、ご利益がある霊水として知られています。音羽の滝を参拝して願い事を叶えましょう!

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この記事のライター
maki
スキューバダイビングのインストラクターであり、海外旅行好きの海好き女子です

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