埼玉のおすすめドライブコース4選！穴場スポットが満載

埼玉には魅力的なエリアが数多くあります。ドライブだからこそ立ち寄れるスポット、ドライブだからこそ見られる風景、ドライブだからこそ味わえる空間、そんな埼玉はドライブがしたくなる場所です。

今回はおすすめ日帰りドライブコースをご紹介します。山・川と自然豊かな「秩父～長瀞コース」、歴史を感じられる「大宮～川越コース」、温泉と文化が感じられる「深谷～行田コース」、話題のスポットがある「岩槻～春日部」の4コースです。

また、各ドライブコースで訪れたいおすすめなスポットもご紹介しますので、お見逃しなく最後までご覧ください。

埼玉県秩父郡長瀞は都心からも比較的近く、日帰りのドライブコースに人気となっています。秩父郡は山に囲まれた自然豊かな場所です。森林は緑深く、空気も新鮮でリフレッシュするには最高の場所ですよ。

秩父までやってきたら国指定名勝・天然記念物の長瀞ラインは外せません。風光明媚な「長瀞石畳」は何層にも重ねられているかのように見える一枚岩が畳のように広がっっています。地質学的にも非常に珍しいもので、別名「地球の窓」と呼ばれています。

実際に降り立って自然が壮大な歳月をかけて創り出した石畳みを間近で触れてみてくださいね。山あいの渓谷さながら対岸の絶壁とともに自然の雄大さを感じられる光景が広がります。

今回の日帰りドライブコースは、山あいから離れた秩父市の中心部にあるおすすめスポット「秩父神社」からスタートし、山あいの長瀞を目指します。立ち寄りたいおすすめスポットもご紹介しますよ。

埼玉県秩父市は、県北に位置する山に囲まれた自然豊富な場所です。その街の中心部に、今回のおすすめ日帰りドライブコースのスタート地点「秩父神社」があります。

秩父神社の創建は2100年以上前と伝えられ、秩父地方では最古といわれています。埼玉県の重要文化財に指定されており、現在の社殿は徳川家康公が寄進したものです。

社殿を埋め尽くす極彩a色の彫刻群は一見の価値あり。遠くから見ても分かるくらい美しいです。パワースポットにもなっているので、お参りしてご利益を授かりだいですね。

「秩父神社」を参拝後、山あいの長瀞へ向かいましょう。ひたすら北上し、「県道44号 と 国道140号」経由で約26 分 (13.0 km) のドライブルートです。

山の緑を感じて「長瀞駅」の標識が見えたら、「長瀞ライン」に到着します。

山あいの長瀞に到着したら、「長瀞ライン下り」は外せません。船頭さんに導かれて荒川を船で下る小さくとも魅力的な船旅です。

国指定名勝・天然記念物にも指定されている「長瀞石畳」を眺めながらの、荒々しく水しぶきを受け、山の渓谷断崖絶壁を横目に迫力満点の川下りです。春夏秋冬、山の自然美と美味しい空気に触れながらの川下りは、喧騒に疲れた心を癒してくれます。

船の装いも変わり冬場はぽかぽか暖かなコタツ船で川下り。春は芝桜、夏は涼風を求めて、秋は紅葉とシーズンごとに映り変わる自然美を愛でながら、船頭さんの楽しい説明とともに、思い出に残るひと時が過ごせます。

人気のあるスポットなので、朝早い時間に行くのがおすすめです。また天候によっては参加できないことがあるので、事前に確認した方が良いでしょう。約3㎞・約20分間の川下りですが、渓谷美の絶景や荒川のスリリングな一面も体験でき、時には船頭さんの民謡披露と今までに体験したことのないものが味わえるはずです。

口コミでも「体験したらすごく良かった！」の声が多数見受けられることからも、本当におすすめのスポットです。

親鼻橋から岩畳（Aコース/約3キロ）と、岩畳から高砂橋（Bコース/約3キロ）と全長約6キロを2区間に分けて運航しています。Aコースは、親鼻橋→岩畳、Bコースは、岩畳→高砂橋、全コース（A＋B）親鼻橋→高砂橋の3種類があります。

川下り中は指定の駐車場に無料で駐車できるので、詳しくは川下りラインの受付時にご相談くださいね。

「長瀞ライン下り」を満喫したら、ランチは地元グルメはいかがでしょうか。秩父郡小鹿野町には「わらじかつ丼」というおすすめのご当地グルメがあります。

丼のふたからはみ出すほどのかつ丼がお目見えです。大きさがわらじのような豚カツが2枚も載っており、ボリューム満点！醤油ベースの甘辛系ソースが食欲をそそります。思い切りアクティビティを楽しんだ後は美味しいグルメに舌鼓。心も胃袋も満足度が高いご当地丼です。

「わらじかつ丼」が美味しいおすすめなお店が「安田屋小鹿野店」です。地元の方も太鼓判を押すおすすめのお店ですよ。

長瀞ラインを出て、南下し、小鹿野町を目指しましょう。国道140号 と 国道299号経由で、約28 分 (約17.8 km) のドライブルートです。周辺の風景も素晴らしく、信号もほとんどないので、気持ちよくドライブができます。日帰りドライブコースにはおすすめの場所ですね。

次におすすめする日帰りドライブコースは「大宮～川越」です。経済の中心都市大宮から小江戸と呼ばれる情緒あふれる川越までは、距離も遠くなく日帰りのお気軽ドライブコースとしておすすめですよ。

大宮市中心部から川越市中心部まで、約37分(14.9km) の日帰りお気軽ドライブルートです。今回は人気の観光スポットである関東の三大師のひとつ「川越大師 喜多院」を目指します。

人気の観光スポットである国指定重要文化財「川越大師　喜多院」は、830年に創建されました。住職が家康公と親しかったことから、「家光誕生の間」や「春日の局化粧の間」など、貴重な文化財の数々が移築されています。

境内は桜の名所・紅葉の名所と知られ、正月のだるま市は多くの人が訪れます。観光客のみならず地元の人の憩いの場となっています。

小江戸川越といわれるように、本川越駅から川越の代名詞「時の鐘」周辺は、歴史を感じさせる情緒あふれる建築物が絵になります。

「川越大師 喜多院」近くに駐車し、小江戸探索することをおすすめします。または、本川越駅周辺に駐車し、蔵の街を眺めながら、「川越大師 喜多院」に到着するものおすすめです。

「川越大師 喜多院」から徒歩12分ほどで、軽食・カフェができるおすすめなお店があります。「時の鐘」の観光がてら立ち寄りたいスポットです。

おすすめメニュー－「お寿司屋さんが作った玉子サンド」。厚めの玉子焼きとふんわり食パンがマッチしていて、口当たり滑らかな上品なお味です。文化財登録された歴史ある佇まいの洋風建築の建物は、クラシカルな雰囲気が感じられるほっとできる空間です。休憩がてら立ち寄りたいスポットですね。

次におすすめする日帰りドライプコースは「深谷～行田」です。深谷市中心部から行田市中心部まで、「国道17号」経由、約29 分 (20.6 km) の日帰りお気軽ドライブルートです。

ドライブコースはJR高崎線沿いを走行するルートとなっているので、ドライブ中に電車を目にすることがあるかもしれませんね。

日頃の疲れを癒すおすすめな天然温泉施設があります。それは行田市にある「行田･湯本天然温泉 茂美の湯」です。源泉かけ流しの贅沢な湯あみが楽しめます。日帰りドライブコースにぜひ加えてくださいね。

深谷市を訪れたら、ドライブコースに立ち寄りたいおすすめスポットがありますよ。それは深谷市が生んだ英雄渋沢栄一の記念館です。明治時代にに約500もの企業を創設し、「日本資本主義の父」とうたわれる渋沢栄一は深谷市出身。渋沢栄一ゆかりの品が展示されています。

2024年度から新しい1万円札の顔になる渋沢栄一のことを知っておくきっかけになるかもしれませんよ。

「渋沢栄一記念館」を訪れたら、深谷の郷土料理「煮ぼうとう」が味わえるお店に立ち寄りましょう。優しい味付けのほうとうに深谷名物の深谷ねぎも添えられていますよ。

渋沢栄一の生地、旧渋沢邸「中の家（なかんち）」の隣りに居を構えています。古民家の佇まいが懐かしさを感じさせ、偉人が愛した郷土料理にもどこか温かみを感じます。

最後にご紹介するおすす日帰りドライブコースは「岩槻～春日部」です。

スタートは、東北道・岩槻ICです。国道122号線で岩槻ICに入り、国道16号を経由し、を春日部方面に向かいます。

安産長寿の神様が祀られている「春日部八幡神社」。境内は広く開放的で神秘的な雰囲気に包まれます。ドライブで訪れて祈願しましょう。また、1月の「どんと焼き」では、お焚き上げで無病息災を願う人々が昼夜を問わす多く訪れています。

春日部市でドライブに立ち寄りたいおすすめなスポットは、「菓子工房 オークウッド」です。横田秀夫パティシエは世界的なコンクールを制覇している実力派。テレビ番組「マツコの知らない世界」でも紹介されました。

店内はまるで絵本の世界に飛び込んだようなメルヘンチックな雰囲気。美味しいケーキと可愛らしい雰囲気に、スイートな世界観に包まれますよ。甘いものはドライブの疲れもほぐしてくれますので、ぜひ訪れてくださいね。

いかがでしたでしょうか。埼玉県には魅力的な日帰りドライブコースが豊富です。都会の喧騒を忘れて、自然あふれる場所へとドライブしてみませんか。

今回ご紹介したスポットもぜひ訪れて、お気に入りのスポットに加えてくださいね。素敵なドライブの思い出ができますように。