迫力満点!「千歳航空祭」は航空ファン必見のイベント!日程や見所を解説!
年に一度、航空自衛隊の基地内で催される「千歳航空祭」は航空ファンはもちろん、家族連れでも楽しめるイベントです。夏の北海道のイベントとして毎年たくさんの人が千歳航空祭に訪れます。そんな千歳航空祭の詳細や見所を解説いたします!

千歳航空祭とは
日本の空の安全を日頃守っている航空自衛隊。その航空自衛隊への理解や関心を深めようと行われる夏のイベントが「千歳航空祭」です。1年に1度、7月~8月に日程が決まります。
この千歳航空祭では子供から大人まで楽しめる催し物があり、天候が良ければブルーインパルスの航空ショーが見られるということで毎年たくさんの人が北海道内外から訪れます。
この記事では航空自衛隊の基地で行われる千歳航空祭はどんなイベントなのかを解説しています。
その日程や開催時間、ブルーインパルスの航空ショーが見られる穴場情報、ブルーインパルスのデモンストレーションなどの飛行展示を撮影できる穴場スポット、そのほかシャトルバスや駐車場などの航空祭会場へのアクセス情報をご紹介いたします。
航空自衛隊千歳基地が主催するお祭
千歳航空祭は航空自衛隊千歳基地で自衛隊が主催するイベントです。日頃から日本の空の安全を守っている航空自衛隊が、自衛隊への理解と関心を深めようと始めたのがこの航空祭です。

航空ファン以外も楽しめる
千歳航空祭、見るのに忙しくてあまり写真撮ってないけどブルーインパルスのハートはGET!可愛いー! pic.twitter.com/6bcDa72LFF
— ささみちきん (@oOxOo_z) August 4, 2019
航空自衛隊主催のイベントということで集まってくる人は航空ファンだけではありません。千歳航空祭では航空機や戦闘機の展示のほかに子供たちに向けた体験イベントなども基地内各所で催され、ファミリー連れなども多く訪れています。
千歳航空祭の日程と時間
大人気の航空イベント「千歳航空祭」ですが、毎年決まった日程ではなく7月~8月の間で行われます。年に一度、1日だけの大イベントに毎年多くの注目が寄せられています。夏休み期間の日程に行われますが当年の開催日程は公式サイトでご確認をお願いいたします。
航空祭の日程
千歳航空祭の開催日程は毎年決まった日程ではありません。例年、7月~8月の内で日程が決まるようです。参考として、2019年は8月4日㈰に開催されました。
飛行展示の時間
F-16はF-15よりも速い(汗)。F-16の操縦士ピースしてやがる。#千歳航空祭 pic.twitter.com/DUhSXZVgbT
— SKE48風カレーBOT@サボリモード (@ske48_curry_bot) August 4, 2019
飛行展示とは、航空機や戦闘機を実際に飛ばせて見せる展示です。千歳航空祭ではブルーインパルスの航空ショーも人気の飛行展示のひとつです。2019年に開催された千歳航空祭では下記のような時間で飛行展示が行われました。
9:00~ | オープニングフライト |
9:10~ | 救難訓練展示 |
9:40~ | 模擬対地攻撃、模擬対航空射撃 |
10:00~ | 異機種編隊飛行 |
10:15~ | F-15起動飛行 |
10:40~ | B-777飛行訓練 |
11:15~ | F-16起動飛行 |
13:40~ | ブルーインパルス |
イベントの時間
千歳航空祭では航空自衛隊の千歳基地内で飛行展示とは別に子供にむけた色々なイベントが催されています。2019年の航空祭での各イベント時間については下記の通りでした。
9:00~ | イベントオープニングセレモニー |
9:00~15:00 | キッズトレイン、装備品展示 |
10:00~14:30 | 救出大作戦 |
10:00~15:00 | 茶道クラブ |
11:40~12:20 | 北部航空音楽隊演奏 |
12:00~13:00 | 警備犬訓練展示 |
12:30~13:00 | 和太鼓演奏 |
千歳航空祭の見所
千歳航空祭 始まりました!
— 笹川 知久 10月26日から28日 東京モーターショー遠征 (@vh503cw) August 4, 2019
天気最高でめちゃくちゃ暑い😆#千歳基地航空祭 pic.twitter.com/gE2o7mKRhI
ここからは千歳航空祭の見所を解説しています。千歳航空祭は航空機や戦闘機が間近に見られたり子供向けのイベントが用意されていたりと見所や催しがたくさんある年に一度の航空祭となっています。
見所①航空機の展示
今年の千歳航空祭で見たF2-B 。
— .Naco (@photo_naco) October 24, 2019
GT最終戦もてぎで飛ぶんですね! 楽しみ〜 !!#supergt pic.twitter.com/Ph0mTO8vuW
千歳航空祭では、実際に航空機や戦闘機を飛ばせて見せる飛行展示やコックピットの公開など航空ファンならずとも興味を惹かれるような展示がされています。普段では見ることができない航空機細部も見れるだけあって大人も子供もまずはその航空機の姿に驚きと喜びの声をあげる方も多いです。
見所②自衛隊使用の大型車両の展示
◆『地対空誘導弾 ペトリオット PAC-3』~千歳航空祭2019にて
— medb (@medb_B503) August 12, 2019
千歳 第3高射群第9高射隊所属
発射機・レーダーの他、発射システム(中隊)は10台以上の車両で構成される
対弾道弾迎撃用のPAC-3は、超高速で突入してくる終末段階のミサイルに精密誘導で弾体全体を直接ぶち当て粉砕する方式#航空自衛隊 pic.twitter.com/osatrZKfUX
航空自衛隊基地内で催される航空祭だけあって、自衛隊が実際に使用する大型車両の展示もあります。自衛隊が使用する装備や備品などの展示もありますので実際にどのように使用しているかなど、マスコミの報道などではなかなか知ることができないことを知ることができます。
見所③子供が参加できるイベントもあり
夏休み中の日程ということもあり、来場する人の中には子供を連れたファミリーもたくさんいます。千歳航空祭では子供が参加できるイベントも用意されています。
子供向けで一番人気なのがキッズトレインで常に長い列ができています。救出大作戦では実際に救出される際の器具を付ける体験をすることができ、他にもヘルメットなどの備品をつけて写真撮影ができたりと子供たちも飽きずに航空祭に参加することができます。

見所④ブルーインパルスのデモンストレーション
千歳航空祭😄
— ばっち (@mingo0126) August 4, 2019
天気が良く、いっぱい賑わっています。
自衛隊の皆様、暑いなか準備等ありがとうございます❗ pic.twitter.com/XNuk89luuJ
千歳航空祭の一番の見所といえば、ブルーインパルスのデモンストレーションではないでしょうか。デモンストレーションの時間は大人も子供も揃って空を見上げ目を輝かせています。
接触すれば大事故に繋がるという緊張感とギリギリの距離感を保ちながら美しく隊列を組むブルーインパルスのデモンストレーションは千歳航空祭では見逃せないポイントです。
最高速度が約1,040km/h(約マッハ0.9)のブルーインパルスを巧みに操縦し音楽に合わせて青空に曲線を描く空中ショーは千歳航空祭のメインイベント。初めてスモークが使われたのは1960年で、機体に付けられたスモーク発生装置からあの白いスモークを噴出しています。
天候により中止の場合もある
千歳航空祭のメインイベントでっもあるブルーインパルスのデモンストレーションですが、やはり安全第一のため天候により中止の場合もあります。当日の天候や公式からのアナウンスもしっかりチェックしてください。

千歳航空祭の航空ショーが見れる穴場
千歳航空祭に行ってきました。大発見の穴場には、大勢の老若男女のカメラマンもどき。所持のカメラ機器のすごさ!!!呆れるほど。つくづく日本は豊かだなーー。自分といえば、花や昆虫の撮影のために揃えたマクロ100mm。悔しいー。 pic.twitter.com/Qemi7H6Ihs
— KOUZOU (@KOUZOU6) August 4, 2019
ブルーインパルスのデモンストレーションをはじめ、千歳航空祭では航空機や戦闘機の飛行展示が見られるのが人気のひとつです。大空で繰り広げられる航空ショーは必見。その航空ショーが見られる穴場があるのはご存知ですか?
航空ショーを見るだけの人にも、カメラで撮影したいという人にも、どちらでも楽しめる穴場についてご紹介いたします。
穴場①36号線平和交差点付近
新千歳空港から札幌市内へ繋がる国道36号線。空港沿いを走るこの国道の平和交差点付近が穴場の一つです。高い建物が周辺に無いので、航空ショーをしっかり見ることができる穴場といわれています。
穴場②千歳青葉公園
こんにちは😃
— 礼音 (@rinomeruyuna) September 5, 2019
千歳青葉公園にて、エゾリス🐿とご対面😃 pic.twitter.com/IhfLxfIzl2
先ほどの36号線から少し離れたところにある大きな自然公園である千歳青葉公園。ここも穴場のひとつといわれています。図書館やBBQエリアもある大きな公園ですが、その分視界が開かれているので混雑した基地内より望遠での撮影が楽しめる穴場となっています。
千歳航空祭での注意点
誰でも参加できる千歳航空祭。毎年北海道内外からたくさんの人が参加します。子供連れでの来場も楽しめるこの千歳航空祭ですが、参加にあたって注意しておくとさらに楽しめる点を解説いたします。
注意点①どこも長蛇の列は覚悟
たくさんの人が北海道内外から訪れますので駐車場の入庫や基地内への入場、体験イベント、トイレに至るまでどこも長蛇の列は必至です。長時間並ぶことになるので覚悟が必要です。
また、子供は並んでる途中でトイレに行きたいと言い出したり、並ぶこと自体に飽きたりもするのでその対策や時間調整なども必要になります。
注意点②休憩できる所が少ない
千歳航空祭は、広い自衛隊基地の中で催されます。基地内は影になるところが少なく、ベンチなどもないので休憩できる場所があまりありません。当日のスケジュールや体力の配分なども考えながら参加するのが良いです。
注意点③日傘はマナー違反
千歳航空祭は真夏に催されるので天候によっては北海道といえど日差しがかなり厳しくなることもあります。ですが、日傘をさすのはマナー違反。他の参加者の視界を遮ってしまうことや万が一の事故防止のため、日傘ではなく帽子の着用がおすすめです。
注意点④体調はしっかり整えておく
当日、千歳航空祭をしっかり楽しむためには体調を整えておくのが一番です。子供連れの場合は子供の体調も心配になりますが、睡眠をしっかりとって千歳航空祭を楽しみましょう。
持って行くと良いもの
千歳航空祭を十分に楽しむためにおすすめのグッズを紹介いたします。まずは、帽子。北海道といえど真夏は日差しが厳しく熱中症も心配です。しっかりと帽子をかぶって日差しを遮りましょう。
次にアウトドア用ミニスツール。折りたためる小さな椅子になります。並ぶのに疲れた大人も子供も少し座って休憩できると体力も回復しやすくなります。小さな折りたたみイスだと一人分のスペースで大丈夫なので、疲れた時に便利です。

千歳航空祭の関連情報
ここからは千歳航空祭の関連情報です。アクセス情報、駐車場、シャトルバスの詳細などをご紹介いたします。
千歳航空祭へのアクセス
千歳航空祭は新千歳空港に隣接された航空自衛隊千歳基地で開催されます。車や電車、シャトルバスでのアクセス方法は以下の通りです。
アクセス①車で行く
千歳航空祭が開催される航空自衛隊千歳基地までは札幌からは道央自動車道で約60分。新千歳空港からは国道36号線で約8分です。
2か所ある駐車場は事前に申し込みが必要です。当日、基地周辺はかなり混雑しますので時間には余裕をもって来場するのが必須となります。北海道でのドライブにおける注意点はこちら解説しています。合わせてご確認ください。
アクセス②電車で行く
千歳航空祭の会場へはJR南千歳駅から徒歩25分です。有料のシャトルバスも運行されていますので、電車を利用する際はシャトルバスも合わせて利用するのが便利ですね。ただ、こちらもかなりの混雑になりますので時間に余裕をもってお出かけください。
千歳航空祭シャトルバス | JR南千歳駅~航空自衛隊千歳基地 |
シャトルバス停留所 | JR南千歳駅から徒歩5分。東側臨時停留所 |
料金 | 大人210円 小人110円(2019年) |
時刻表 | 随時運行 |
運行時間 | 往路 7:00~13:00 復路 13:30~16:30 |
千歳航空祭の駐車場情報
千歳航空祭では基本的に公共交通機関での来場が推奨されています(有料シャトルバス有り)。ですが、事前に応募することで駐車場を利用することができます。自動車での来場の際に利用できる駐車場情報です。
駐車場は2箇所
千歳航空祭が開催される千歳基地内には一般用駐車場は設定されていません。2019年の開催時に指定された駐車場は2か所ありました。
一つは千歳基地の東側にある臨時駐車場。もうひとつはキリンビール千歳工場に設定された臨時駐車場です。東側の臨時駐車場は千歳基地に隣接されていますが、キリンビール千歳工場に設定された駐車場からは徒歩で1時間ほどかかってしまいます。
キリンビール千歳工場から千歳基地までのシャトルバスはありません。東駐車場が利用できない場合は、公共交通機関の利用のほうが便利です。(JR南千歳駅から有料シャトルバス有り)
事前に応募が必要
駐車場の利用については毎年事前に応募が必要になります。先着順での受付となり、千歳基地に隣接した東側臨時駐車場を利用するには狭き門となっています。駐車場利用の時間は6時半・7時半・8時半から選んで応募することになっています。
千歳航空祭の基本情報
【イベント名】 | 千歳航空祭 |
【住所】 | 北海道千歳市平和 航空自衛隊千歳基地 |
【開催日】 | 夏季開催 2019年開催日:8月4日(日) |
【入場料金】 | 無料 |
【アクセス】 | JR千歳駅よりバスもしくはタクシー JR南千歳駅から有料のシャトルバス(所要時間:約10分) |
【公式サイト】 | https://www.mod.go.jp/asdf/chitose/index.html |
千歳航空祭で大迫力の思い出作りを!
今年も妙技を披露してくれたブルーインパルス。T-4の改修が全国で行われる中、ブルーインパルスも改修済みの機体は2機のみ。2機編隊はある意味貴重だそうですが、それを写真で表現するのは至難の技ですよ…。でもここ数年では最高の天気で、楽しく撮れました👍️#千歳航空祭 #ブルーインパルス pic.twitter.com/jyMXxA7cQD
— 新井遼_スキーといちごの町ぴっぷ町の広報担当(Ryo) (@ryo_pippuskiing) August 4, 2019
いかがでしたでしょうか。ブルーインパルスのデモンストレーションや自衛隊車両の展示など、航空ファンでなくても楽しめる千歳航空祭は夏の思い出作りにぴったりです。
JR南千歳駅からのシャトルバスを利用すれば比較的楽に航空祭会場へアクセスすることも可能です。混雑が苦手な人は穴場の場所もありますので、ぜひ、体調に気を付けながら大迫力の航空ショーなどを千歳航空祭で楽しんでみてください。
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