【島根】雲南市のおすすめ観光スポット15選!歴史と自然が共存する街!
神話の舞台出雲の町雲南市。今回はそのおすすめの観光スポット15選をご紹介。須佐之男命や彼が退治したといわれているヤマタノオロチ伝説で有名な場所八岐大蛇の八本杉や桜の名所など、季節によっても楽しめる雲南市の人気観光スポットを余すところなくご紹介していきます。
神話の舞台にもなった雲南市は見所がたくさん!
ヤマタノオロチは居ませんでした。#須我神社 pic.twitter.com/3eQHbOftQm
— コロニーBMX (@888edge888) November 8, 2019
有名な八岐大蛇(ヤマタノオロチ)伝説や須佐之男命(スサノオノミコト)伝説など、数々の神話の舞台の伝承地である島根県雲南市。雲南市はまたあの有名なジブリアニメ「もののけ姫」に登場した「たたらの里」としても知られ、人気の観光地として毎年多くの人達が訪れています。
そんな奥深い魅力のある島根県雲南市、いったいどのような魅力的な観光地があるのでしょうか。有名な神話が語られる場所や季節ごとの自然が織りなす美しい場所、その見所は尽きることを知りません。さっそく、お伝えしていきますので、ぜひ、最後までご覧ください。
歴史あるスポットや有名な桜も!
雲南市の人気の観光地には歴史深い有名な神話伝説のある場所だけではなく、自然との共生が上手く融合して時を重ねてきた風物詩である「日本さくら名所100選」に選ばれた桜の名所などもあり、季節ごとの自然が織りなす景観が見事な見所もたくさんあります。
今回はそんな雲南市における有名な神話伝説の場所や歴史深い名所、観光客に人気の場所など、おすすめの観光情報を詳しくお伝えしていきます。
雲南市のおすすめ観光スポット15選!
神話の舞台雲南市、その人気の観光地である有名な桜の名所を始めとする季節ごとに織りなす美しい自然や、歴史深い建物や場所など、雲南市おすすめの観光スポット15選をさっそくご紹介していきます。
①須我神社
今回は須我神社さんにもお参りしてきました。古事記に登場する最初のお宮さんだそう。すごく素敵なところでした。 pic.twitter.com/JQtQGJHEdB
— 岡田かいり (@KairiOkada) October 22, 2019
この神社のご祭神は、あの有名な須佐之男命(スサノオノミコト)。最初にご紹介する人気の観光スポットは、その須佐之男命(スサノオノミコト)とその妻稲田(クシナダ)姫が眠っているお宮「須我神社」になります。
須佐之男命(スサノオノミコト)といえば、大蛇八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を退治する強者で有名ですが、その大蛇八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を退治した後、妻と供にこの地に辿り着き宮作りをされ、その宮がこの「須我神社」で日本初の宮となっているようです。また、この神社から眺める美しい雲を謳った和歌が日本初の和歌といわれています。
須我神社の基本情報
スポット名 | 須我神社 |
住所 | 島根県雲南市大東町須賀260 |
営業時間 | 8:30~17:00 |
定休日 | なし |
料金 | 適宜 |
アクセス | JR松江駅より一畑バス「大東行き」に乗車し、 須我バス停で下車。徒歩3分。 |
駐車場 | 有り、無料(普通車30台、大型バス5台) |
URL | 公式サイト |
②八岐大蛇の八本杉
八岐大蛇の頭が埋まっている場所。八本杉!うおおお! pic.twitter.com/DhRmeqm5
— くたち (@akatoki_kutachi) August 9, 2012
最初にご紹介した須佐之男命(スサノオノミコト)の須賀神社に続き、続いてご紹介する人気の観光地は、その須佐之男命(スサノオノミコト)に退治された八岐大蛇(ヤマタノオロチ)の首が埋められたとされている場所になります。その名も「八岐大蛇の八本杉」。
大蛇八岐大蛇(ヤマタノオロチ)との激しい戦いを終えた須佐之男命(スサノオノミコト)が、その大きな首を持ってこの場所に埋め、その後、8つある八岐大蛇の首の数だけの杉の樹が生えてきたという伝承が残っています。
八岐大蛇の八本杉の基本情報
スポット名 | 八岐大蛇の八本杉 |
住所 | 島根県雲南市木次町里方507-5 |
アクセス | JR木次駅からバスで5分 |
駐車場 | なし |
URL | 公式サイト |
③斐伊川堤防桜並木
斐伊川堤防桜並木。一説にはこの川がオロチなのだと。 pic.twitter.com/FF7yJ0Y6k3
— Yukihiro MIMURA (@mimura8322) April 6, 2019
続いてご紹介する雲南市人気の観光地は、800本の桜が出迎えてくれる「斐伊川堤防桜並木」。この斐伊川は八岐大蛇(ヤマタノオロチ)伝説でも有名です。この川で須佐之男命(スサノオノミコト)と八岐大蛇(ヤマタノオロチ)が激戦を繰り広げたのでしょうか。その恐ろしさとは裏腹な美しい桜並木、そのことを想像すると何となく妖艶な感じがします。
「日本さくら名所百選」に選ばれたこの「斐伊川堤防桜並木」の見事な美しさをぜひ間近で見てください。妖艶で幻想的な美しさに息を呑むこと間違いないでしょう。
斐伊川堤防桜並木の基本情報
スポット名 | 斐伊川堤防桜並木 |
住所 | 島根県雲南市木次町木次 |
営業時間 | 3月下旬~4月上旬 |
アクセス | JR木次線木次駅から徒歩1分 松江道三刀屋木次ICより車で5分 |
駐車場 | 有り、無料(1200台) |
URL | 島根観光ナビ |
④トロッコ列車「奥出雲おろち号」
2020/9/27 奥出雲おろち号
— ゆうと (@_yuto316_) September 28, 2020
8422レ DE15 2558+12系
バイクに乗るついでに撮った
晴れたり降ったりで撮りにくかった pic.twitter.com/RawuiDb93s
鉄道ファンや子供たちに大人気のトロッコ列車「奥出雲おろち号」が、つづいてご紹介するおすすめの観光スポットです。2両編成の観光列車で、JR木次線の木次~備後落合の区間を運行します。
ガラスのない大きな窓から奥出雲の風や空気を取り入れ進む「奥出雲おろち号」は、八岐大蛇(ヤマタノオロチ)の舞台奥出雲の山間を駆け抜け、特に紅葉の時期などは山々が朱色に染まる見事な絶景を見ることができて人気、自然が織りなす季節ごとの楽しみが味わえ、訪れた観光客を存分に楽しませてくれます。
トロッコ列車「奥出雲おろち号」の基本情報
スポット名 | トロッコ列車「奥出雲おろち号」 |
営業時間 | 一日一往復。 春、夏、秋の各季節毎に運転日を設定。 |
定休日 | なし |
料金 | 乗車券の他に指定席券が必要です。 (詳細はJR西日本の窓口にお問合せください。) |
URL | 公式サイト |
⑤八重山神社
八重山神社は断崖巨石の中腹にへばりついてる
— あかり (@akari0605) September 6, 2019
途中で踏み外して転倒、頭を岩で殴打した
険しい場所だけどここに来れたことに感謝です
今日も笑顔で過ごせますように pic.twitter.com/aWgbG3FXub
つづいてご紹介する雲南市のおすすめ観光スポットは、全国でも珍しい牛馬の神が御祭神の神社「八重山神社」になります。
山の中腹、断崖絶壁に寄り添うように建立されたこの神社、古事記によると、この神社のほど近いところの洞窟に魔神が住んで村人たちを苦しめており、それを憂いた須佐之男命(スサノオノミコト)が、その魔神を退治した後に天照大御神を始めとする諸神をもってその魂を鎮めた場所としたとされています。
その後、牛馬の神をご祭神とした経緯ははっきりとしてはおりませんが、その魔神が牛馬の怪物だったのかもしれません。いずれにしても、御祭神は動物神、ご利益はペットの健康長寿になるそうです。愛犬家愛猫家他ペットを飼っている飼い主の方々は、ぜひ訪れて大切な家族の健康長寿を祈願してみてください。
八重山神社の基本情報
スポット名 | 八重山神社 |
住所 | 島根県雲南市掛合町入間57 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | なし |
料金 | 宝物収蔵庫200円 |
アクセス | (1)松江自動車道吉田掛合ICから車で30分 |
駐車場 | 有り |
URL | 公式サイト |
⑥道の駅 たたらば壱番地
おはようございます。本日は定休日です。ただいま松江道の道の駅たたらば壱番地にいます。これから広島方面に行く予定です。…なんでかーに落ち着きがないんだろう…😅 pic.twitter.com/NHl6RMtM73
— 焼肉幸楽 全席個室で安心! (@nabereon139) September 29, 2020
島根県の情報発信基地として、そして、たたらの町雲南市の玄関口としての役割を担っている「道の駅 たたらば壱番地」が、つづいてご紹介する雲南市の人気の観光スポットです。
安心で安全な農作物を味わえたり、それに関連したお土産を手に入れることができるパーキングエリアとして、雲南市に訪れた多くの人達が足を止めていきます。ここでしか手に入らないお土産をぜひ見つけてみてください。
道の駅 たたらば壱番地の基本情報
スポット名 | 道の駅 たたらば壱番地 |
住所 | 島根県雲南市吉田町吉田4378-31 |
営業時間 | 9:00~20:00 |
定休日 | 無 |
アクセス | 雲南吉田ICから降りてすぐ |
駐車場 | 有り、無料(大型:9台 普通車:67(身障者用2)台) |
URL | 公式サイト |
⑦奥出雲葡萄園
奥出雲葡萄園の薔薇も満開です。壁の伝い方が素敵。 pic.twitter.com/m1eHGwp3Zx
— opata punto (@Punto_tabao) May 18, 2014
自然との共生をテーマに作られた雲南市の山間部にあるワイン畑「奥出雲葡萄園」がつづいてご紹介する観光スポットです。すべて手作りで造られるワインは年間生産量5万本と少なめですが、その代わり丁寧に美味しく仕上がっています。奥出雲の味を生かしたワインはこの土地の恵みからの贈り物です。
年に1回の収穫祭には、生産者だけではなく愛飲者も一緒に収穫に参加して、こういった形でも共生がテーマとなっています。また、園内にはこちらのワインに合わせた食事を味わえるレストランやカフェも併設されていて、奥出雲ワインと食事、ここでしか味わえない極上の時間を過ごすことができますね。
奥出雲葡萄園の基本情報
スポット名 | 奥出雲葡萄園 |
住所 | 島根県雲南市木次町寺領2273-1 |
営業時間 | 10:00~17:00 レストラン&庭cafe 【LUNCH】 11:30~14:00 【CAFE】 10:00~11:00 14:30~16:30 |
定休日 | 火曜日(祝日の場合は翌日) |
アクセス | 出雲空港より、タクシーで約30分。 中国自動車道 三刀屋木次ICから、車で約15分。 |
駐車場 | 有 |
URL | 公式サイト |
⑧光明寺
光明寺(雲南市)/観音堂 #shimane #島根 pic.twitter.com/Sn79bvsJpY
— たし君 (@tashikun_0808) November 4, 2015
つづいてご紹介する雲南市おすすめの観光スポットは、出雲霊場七番札所のお寺として知られている「光明寺」です。奈良時代から平安時代にかけて建立されたといわれている歴史深いお寺、県下最大とされている十一面観音が安置された観音堂には何ともいえない趣を感じます。
また、朝鮮半島から伝わったとされている銅鐘や吹きっ放しの鐘桜があり、その古き良き美しさはため息が出るほど。これらは国の重要文化財に指定されています。一度は目にしてみたい貴重な宝物です。
光明寺の基本情報
スポット名 | 光明寺 |
住所 | 島根県雲南市加茂町大竹292 |
アクセス | (1)加茂中駅から車で15分 (2)松江自動車道三刀屋木次ICから車で30分 (3)山陰自動車道宍道ICから車で30分 |
駐車場 | 有り、無料(100台) |
URL | 公式サイト |
⑨龍頭が滝
水飛沫すっごい (@ 龍頭が滝 in 雲南市, 島根県) https://t.co/8AyoQdacu7 pic.twitter.com/A1wwqmoizX
— どらお (@LillDraken210) March 20, 2020
落差が40メ-トルの雄滝と30メ-トルの雌滝からなる名瀑「龍頭が滝」が、つづいてご紹介する雲南市のおすすめ観光スポット。この滝は「裏見の滝」になっていて、滝の裏側からも眺められ、その見るも美しい景観には心を奪われます。
また、この滝は100畳ほどの岩窟になっていて、近隣にある中国地方一の名瀑とされている八重滝とならび「日本の滝百選」に選ばれています。季節ごとに見せる顔を変えるところも人気ですので、季節ごとに訪れてみるのも良いでしょう。
龍頭が滝の基本情報
スポット名 | 龍頭が滝 |
住所 | 島根県雲南市掛合町松笠1500 |
営業時間 | 見学自由 |
定休日 | なし |
料金 | 無料 |
アクセス | (1)JR木次駅から車で30分 (県道39号へ(案内表示あり)その後案内表示に従い「龍頭が滝」へ) 駐車場から徒歩で10分 (2)道の駅「掛合の里」から車で10分 (県道39号へ(案内表示あり)その後案内表示に従い「龍頭が滝」へ) 駐車場から徒歩で10分 (3)吉田掛合ICから車で20分 (県道39号へ(案内表示あり)その後案内表示に従い「龍頭が滝」へ) 駐車場から徒歩で10分 |
駐車場 | 有り |
URL | 公式サイト |
⑩鉄の歴史博物館
鉄オタになった (@ 鉄の歴史博物館 in 雲南市, 島根県) https://t.co/b4268xqJje pic.twitter.com/YOrpozpVBG
— だの (@Dhanow) September 20, 2020
たたらの町として有名な雲南市。つづいてご紹介する雲南市の観光スポットはそのたたらの町に欠かせない「たたら製鉄」にまつわる歴史資料が残されている「鉄の歴史博物館」になります。
たたら製鉄を広めたとされている田部家の紹介や、当時この雲南市吉田町がたたら製鉄で繁栄していたとされる貴重な記録が残された資料など、たたら製鉄にまつわる歴史を学べる資料館になっています。
鉄の歴史博物館の基本情報
スポット名 | 鉄の歴史博物館 |
住所 | 島根県雲南市吉田町吉田2533 |
開館時間 | 9:00~17:00(受付16:00まで) |
閉館日 | 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日) |
料金 | 個人 一般:520円 小・中学生:260円 団体(20名以上) 一般:410円 小・中学生:210円 3館共通券(個人・団体) 一般:1040円 小・中学生:520円 |
アクセス | 雲南吉田ICから10分 |
駐車場 | 有り |
URL | 公式サイト |
⑪石照庭園
久々のお茶会@奥出雲石照庭園。とっても綺麗なお庭だし、お茶会も終始和やかでよかった~。 pic.twitter.com/ymQohbYrTh
— たがうぇい (@tgaway0202) May 2, 2019
つづいてご紹介する雲南市のおすすめ観光スポットは「石照庭園」。この公園の設計者である伊藤邦衛氏は、あるインタビュ-において、この庭園を舞台装置を想定して作ったと応えています。
季節によって目まぐるしく変わる舞台装置、遊びに来る人々は俳優、庭に足を踏み入れたときに庭園を観るのと同じくして、庭園に息づく木々や動物達、岩や水からも観られているということを感じ取りながら、この庭園での季節ごとの舞台を楽しめることは間違いないですね。
石照庭園の基本情報
スポット名 | 石照庭園 |
住所 | 島根県雲南市木次町平田472 |
開館時間 | 10:00~16:00 |
閉館日 | 水曜日 |
料金 | 大人:600円(団体500円) 中高生:350円 小人250円 |
アクセス | (1)三刀屋木次ICから車で20分 木次駅から雲南市民バス北原線で20分「石」バス停 目の前 |
駐車場 | 有り、無料(30台、大型バス駐車可) |
URL | 公式サイト |
⑫三刀屋河川敷公園周辺
三刀屋河川敷公園のそばにある三刀屋城跡にも御衣黄が咲いてたよ♪
— 🐰ほなみ🌼@花おば (@mellchanharmony) May 17, 2020
八重桜もたくさん咲いてて頂上から見下ろす景色がすばらしかったなー(* ´ v`*)
📷2020・4・23 pic.twitter.com/OmBduGu4hX
つづいてご紹介する雲南市のおすすめ観光スポットは城跡の場所にある「三刀屋河川敷公園周辺」。この三刀屋という名前ですが、かつて安土桃山時代の武将三刀屋家のことを指し、このお城、城跡は三刀屋家のお城となっています。
この城跡の河川敷周辺が整備され、公園として運営。ここの場所からは三刀屋の町が一望でき、さらに春には見事な桜の競演を愛でることができ、こちらも季節ごとに楽しめることは間違いないでしょう。
三刀屋河川敷公園周辺の基本情報
スポット名 | 三刀屋河川敷公園周辺 |
住所 | 島根県雲南市三刀屋町三刀屋107 |
料金 | 無料 |
アクセス | (1)木次駅からバスで15分 (2)三刀屋木次ICから車で5分 |
駐車場 | 有り、無料(280台) |
URL | 公式サイト |
⑬八重滝
雲南市、龍頭八重滝。
— シオノヤテイスケ (@s_shionoya) April 15, 2017
今朝の雷雨のためか、半端ない水の量。 pic.twitter.com/h7cEypfYMj
名瀑「龍頭が滝」と並び中国一の名瀑といわれているこの「八重滝」がつづいてご紹介する観光スポットです。猿飛滝、滝尻滝、紅葉滝、河鹿滝、姥滝、姫滝、八塩滝、八汐滝の8つの変化の飛んだ滝があって、訪れる人たちを楽しませてくれます。
最も人気が高く壮大な眺めを楽しめるのが八汐滝で、二段構えの珍しい構造の水量豊富なその様子が人気の秘密となっています。
八重滝の基本情報
スポット名 | 八重滝 |
住所 | 島根県雲南市掛合町入間 |
定休日 | 展示替え日(3月・6月・9月に各3日間) 年末年始(12/30~1/3) |
アクセス | 松江自動車道吉田掛合ICより車で約25分 |
駐車場 | 有り、無料(20台) |
URL | 島根観光ナビ |
⑭神楽の宿
大東町須我神社隣の神楽の宿。 pic.twitter.com/RFwNd447z7
— おれんじチーフ (@disneyariel1) July 19, 2014
つづいては「神楽の宿」をご紹介。神楽といえば神社の能楽堂で披露される伝統芸能ですが、ここ雲南市「神楽の宿」のあるこの地域では、お正月に地域の人々があるひとりの家に集まり、その座敷に歳徳神を招いて家内安全や五穀豊穣を祈願するという風習があったそうです。
そこで座敷で神楽を開催するという伝承が残され、この伝承が無形の文化財として、ここ「神楽の宿」に貴重な民族資料となって残されています。
神楽の宿の基本情報
スポット名 | 神楽の宿 |
住所 | 島根県雲南市大東町須賀375-1 |
開館時間 | 9:00~17:00 |
閉館日 | 月曜日 |
料金 | 大人:大人:100円 中学生:中学生:50円 小学生:小学生:50円 |
アクセス | (1)出雲大東駅からバスで20分 (2)三刀屋木次ICから車で40分 |
駐車場 | 有り |
URL | 島根観光ナビ |
⑮菅谷高殿
菅谷高殿の中です。 pic.twitter.com/xR326einHs
— 宏です… (@HiroshiNikon) May 31, 2019
鎌倉時代に、ここ雲南市吉田町で始まったとされる「たたら製鉄」、つづいてはこちらの観光スポットになります。雲南市といえば「たたら製鉄」にまつわる遺跡がたくさん起こされています。こちらの「菅谷高殿」もそのうちの一つとして人気の観光地となっています。
もともとは移動式の「野だたら」として移動しながらの作業だったようですが、この場所からこの高殿を構えて一カ所でたたら製鉄創業として始まったようです。そんな「たたら製鉄」の始まりとなった「菅谷高殿」にはその当時の貴重な資材などが残されています。
菅谷高殿の基本情報
スポット名 | 菅谷高殿 |
住所 | 島根県雲南市吉田町吉田1214 |
開館時間 | 9:00~17:00 |
閉館日 | 月曜日(祝日の場合は翌日)、12/29~1/3 |
料金 | 入館料:大人310円 小・中学生210円 (団体20名以上 大人260円 小・中学生150円) 3館( 菅谷高殿、鉄の未来科学館、鉄の歴史博物館 )共通券 大人(個人・団体)1,040円 小中学生520円 |
アクセス | 松江自動車道雲南吉田ICから車で約10分 |
駐車場 | 有り |
URL | 島根観光ナビ |
雲南市で歴史と自然を感じる旅はいかが?
冬の季節が訪れようとする時期、八百万神が1年に1回集まるといわれている出雲の国雲南市。須佐之男命(スサノオノミコト)や八岐大蛇(ヤマタノオロチ)伝説を始めとする数々の神話が伝承され、はるか遠い古事記の時代から続くその歴史深さは心躍らされます。
また、ここでしか味わえない数々の趣深い自然の景観や、有名なジブリアニメの「もののけ姫」で一躍その名が知られた「たたら製鉄」、そのたたらの町である雲南市の見所や魅力は尽きることを知りません。今年はぜひ、たたらの町、須佐之男命(スサノオノミコト)や八岐大蛇(ヤマタノオロチ)伝説を体感しに訪れてみませんか。