嬉野温泉「大正屋」は歴史ある老舗旅館!美肌の湯や絶品の料理を堪能!

女性が喜ぶ要素が満載の温泉地・嬉野温泉。その中でも歴史が古く、それでいて清潔感と細やかなおもてなしをするお宿・大正屋。囲碁の対戦会場としても使われ、嬉野温泉名物の湯豆腐も販売する大正屋は緑も温泉もお料理も一級品。ご褒美旅に宿泊する旅館にぴったりです。

嬉野温泉「大正屋」は歴史ある老舗旅館!美肌の湯や絶品の料理を堪能!のイメージ

目次

  1. 1嬉野温泉「大正屋」とは
  2. 2嬉野温泉「大正屋」の魅力は?
  3. 3嬉野温泉「大正屋」の宿泊や料理は?
  4. 4嬉野温泉「大正屋」の詳細情報
  5. 5「大正屋」の美肌湯や絶品料理を堪能しよう!

嬉野温泉「大正屋」とは

嬉野温泉は佐賀県南西にあり、西九州の温泉地として温泉好きにはよく知られていることでしょう。特に温泉好きの女性には美肌の湯として三本の指に入る名泉であり、嬉野温泉の中でも景観がよく静かになれる落ち着いたお部屋が多い大正屋は都会の喧騒を忘れて安らげる温泉旅館として人気の高いお宿となっています。

嬉野温泉「大正屋」は老舗旅館

嬉野温泉にある旅館や宿泊施設の中でも長い歴史を持つのが、この『大正屋』です。設計はに奈良国立博物館の新館や京都国際ホテル(現存はしていない)を手掛けた吉村順三さんよるもので、古き佇まいとレトロな内装で訪れる旅人を迎え入れてきました。

創業は大正14年であり、すでに100年の老舗の名に恥じない旅館。嬉野温泉地の中心地にありながら緑も多く、客室から見える景色は四季折々楽しめます。

嬉野温泉「大正屋」の魅力は?

和の伝統的なおもてなしもさることながら大正屋では、複数の温泉を楽しめるだけに留まらず食においても一級品の素材を厳選し、それらを会席料理として味わうことができます。

部屋のタイプも旅人のニーズに合わせたお部屋が複数用意されており、海外の方も日本らしさを味わえるはずです。その他、エステやウエディングにも対応しているらしく、女性が喜ぶサービスが充実しています。

嬉野温泉は日本三大美肌の湯

嬉野温泉は九州最大級の温泉地であり、湯量も多く大正屋を含め、多くの旅館がひしめき合っています。その理由は源泉に美肌効果が期待できるから

島根の非乃上温泉、栃木の喜連川温泉と並んで日本三大美肌湯に選定されています。泉質は今あげた二つの温泉とはまた異なりますが、くすみや皮膚疾患でお悩みの方はぜひ一度試してみるとよいでしょう。

大正屋の歴史は?

嬉野温泉・大正屋の創業は大正14年。名建築家・吉村順三氏に設計を依頼し、造られた頃はたった7室のこじんまりとしたお宿だったそうです。それから時を経て大きく成長した大正屋ですが、今でも創業当時のきめ細やかな気配りを忘れずに、熟練のおもてなしを提供し続けています。

そして、嬉野温泉の魅力の一つでもあるとろける湯豆腐の通販化を成功させたことにより、嬉野温泉の魅力発信に一躍かったお宿であるともいえるかもしれません。

嬉野温泉の泉質は?

嬉野温泉の泉質は主にナトリウム炭酸水素塩であり、いわゆる重曹泉に分類されます。炭酸水素と言えば入浴剤にも使われている疲労回復に効果のある成分ですし、ナトリウムが入っていることで皮脂や分泌物を洗い出すクレンジング効果が期待できる温泉です。

効能は?

先ほど述べた通り嬉野温泉の泉質は重曹泉ですので、皮膚系の疾患に効果的です。少しもったりしているのが特徴。婦人病やリューマチ、神経痛にも期待できますが、すっきりする反面蒸発しやすいお湯でもありますので、湯冷めには注意が必要です。

大正屋の温泉

大正屋では本館を含め、湯宿清流椎葉山荘に泊まっているお客であれば相互間の温泉も楽しめるようになっています。それぞれ趣が違いますので、一泊でも複数の温泉に浸かることができる。宿泊中のお客様であれば追加料金は要りませんので、存分に美肌の湯をお楽しみ下さい。

※日帰り利用の場合は一部のみ入浴可能で、料金が発生しますのでご注意ください。

温泉①四季の湯

大正屋のメインである大浴場が『四季の湯』です。男性は2階に、女性は3階に作られているこのお湯はなんと緑で囲みながらの吹き抜け仕様。温室のような半露天風呂といった雰囲気でお湯を楽しむことができます。

入浴時間は朝時間は6:00~9:30。昼以降は11:30~23:00。こちらは日帰り(立ち寄り)入浴が可能となっています。その際の入浴時間は12:00~22:00です。

温泉②滝の湯

こちらは旅館に宿泊した方限定の特別大浴場。名前の通り、浴室から見える庭園の滝がお楽しみポイント。庭園の景色を眺めながらの入浴は格別です。

滝の下には鯉も泳いでいるので、ぜひしなやかに泳ぐ鯉も愛でながら、疲れを癒してみて下さい。入浴可能時間は15:00~1:005:00~12:00の2回となっています。

入浴時間は?

それぞれの項目に記載しておきましたので、そちらを参考になさって下さい。また日帰り入浴の場合は使える時間が微妙に違いますので、お間違いないようよろしくお願いいたします。

宿泊なら椎葉山荘の温泉も利用できる

大正屋グループのお宿は他にもあります。湯宿清流は大正屋本館のすぐ近くに位置していますが、もう一つの椎葉山荘については少し離れた場所にあります。けれど、ご安心ください。

大正屋グループの三か所(大正屋・椎葉山荘・湯宿清流)のいずれかへの宿泊者であれば無料送迎バスを使ってそちらの旅館の温泉も楽しむことができる嬉しい特典が。送迎は30分毎の運行温泉巡りを楽しむことが可能となっています。

椎葉山荘とは?

大正屋グループが経営するもう一つの旅館が椎葉山荘です。大正屋からは送迎バスあるいは車で約10分行ったところにあり、山側に建てられたお宿は市内の旅館とはさらに違い、自然の息吹を間近で感じられる、そんな宿泊施設となっています。

宿泊料金は大正屋よりも少しだけ高い印象で、最低でも20900円からのプランが主流となっています。立地と景観を考えると、これも妥当なお値段なのかもしれません。

名称 嬉野温泉 旅館 椎葉山荘
住所 佐賀県嬉野市嬉野町岩屋川内字椎葉
アクセス ・長崎自動車道嬉野ICより約10分
・JR武雄温泉駅からJRバスにて約30分 嬉野バスセンター下車
・車送迎(乗車10分)

この他、空港乗合タクシーもございます
有明佐賀空港発着片道大人2000円にて全便事前要予約制
詳しくは公式HPにてご確認下さい
電話 0954-42-3600
公式HP https://www.shiibasanso.com/index.html

温泉①山の湯

まだオープンして間もないのが椎葉山荘にある宿泊者限定浴場山の湯』です。渓流を眺めながら入る事のできる露天風呂と、中から望める屋内風呂と二つを完備平成30年4月末に新築オープンし、きれいで見逃せないお風呂となっています。

入浴時間は6:00~11:30と12:30~24:00。大正屋さんに比べて、少し遅くまで楽しめるお風呂となっています。

温泉②しいばの湯

四季の湯とは違い、こちらは正真正銘の露天風呂です。嬉野温泉で一番の広さであり、景観も抜群です。作られたお庭とは違い、自然の景色を思う存分堪能下さい。一度として同じ景色にならないのも魅力の一つです。

宿泊者の入浴可能時間は9:00~21:00まで。こちらは立ち寄り(日帰り)入浴が可能ですが、温泉のみの場合の料金は大人1100円、子供(小学生)500円でフェイスタオルとバスタオル付ご利用時間は宿泊者と同時間。小学生以下は無料となっています。

専用車の無料送迎付き

先程もお知らせしました通り、宿泊者には大正屋と椎葉山荘への行き来を無料でしてくれる送迎バスが運行しています。午前中は9:00~10:00の間。午後は15:50~19:50の間を30分おきに運行していますので、お時間確認の上ご利用ください。

嬉野温泉「大正屋」の宿泊や料理は?

嬉野温泉・大正屋の建物は本館、東館、離れの三つに分けられます。どのお部屋も落ち着いた和の雰囲気ですが、景色を楽しむのであれば奮発して離れのお部屋がおすすめです。お庭が見えるので、四季の移り変わりをより感じる事ができるでしょう。

そしてお料理に関しても妥協なしと言えるのが、大正屋さんの凄いところ。松竹梅に設定された会席料理は一つ一つに手が込んでいて食べるのがもったいないくらい。お品書きが添えられてくるので、ぜひ素材を確認しつつ頂いて下さい。

三つの宿泊棟

先程述べた三つに分けられる客室の詳細ですが、離れと東館はほぼ和室となっています。本館に関してはベッドのある和洋室も完備。畳布団になれない外国の方にも安心です。加えて、館内客室すべてに無料Wi-Fiが利用可能もうれしいところ。

身体の不自由な方向けのバリアフリー客室もありますので、年配の方を含む家族旅行にも最適です。宿泊料金については二名一室のご利用で一名につき最低でも20000円前後が相場となります。ただし、感謝祭などでは10000円を切ることもあるようなので、予約ページはお見逃しなく。

宿泊棟①離れ客室

通常の和室でも十帖あり、落ち着いたお部屋です。離れの客室からは緑が見え現代社会の疲れを癒してくれることでしょう。特室と特別室に完備してある内風呂はなんとヒノキ造り。贅沢なお部屋になっています。

宿泊棟②東館客室

東館の通常のお部屋は12帖のゆったり仕様。普通の旅館より少し広いようなイメージでしょうか。家族連れでも結構な広さですので問題なく過ごせると思います。

そして、こちらの特別室『松琴亭』にはさらに驚きの設備が。ヒノキの内風呂に加えて、なんと露天風呂まで完備しています。和室二間構成とのことなので、大家族も許容できる造りとなっています。

宿泊棟③本館客室

一般的旅館といったお部屋があるのが本館です。こちらも大体十帖で、畳み敷きのお部屋に床の間があり、窓側には小さなテーブルとソファーがある感じ内風呂にも原泉を引いているので、大浴場が苦手な方はお部屋で温泉が楽しめます。

ベッドの部屋や段差のないお部屋もありますので、宿泊前にご希望がありましたらお問い合わせの上、希望に合ったお部屋を選んでくださいね。

料理の種類は?

コース料理に関しては基本松竹梅の3コースで提供されているようです。いずれも有田焼のこだわりの器に乗せられて、季節が感じられる丁寧でいて繊細なお料理が並びます。メニューの一例としましては特選牛の鉄板焼きや鰆の若草焼きなど。

自然が近いこともあり、山菜も要所要所に使われています。宴会場での提供は梅コース(5000円)のみ。松、竹のコースはお部屋でのみ提供される贅を尽くした会席料理となっています。

料理①松

一番グレードの高いお料理が楽しめるのがこの松コースです。竹コースとの違いを比べてみましたところ、お刺身に使われるお魚のラインナップやデザートの果物、先付けメニューがおめでたいものになっていました。

品目数に関しましては同じようですが、ワンランク上の食材が目を引きます。お部屋でゆっくり頂けるのも嬉しいところです。

料理②竹

松に負けずとも劣らないのが竹コース。一部梅と同じ料理も入りますが、やはりお高い印象です。それは先付のお料理が梅に比べて魚介類が多くなっているからだと思われます。

名物のお豆腐と特選牛の焼きが入っているのが印象的。季節によってラインナップは変わるかと思いますが、嬉野のおいしいお料理がたっぷりと味わえます。

料理③梅

一般的…とはいうものの、旅館のお食事ですから品数も多く、十分満足できる梅コース。通好みの先付ではありませんが、大人から子供まで食べやすい食材を使ったお料理が並びます。松、竹との大きな違いは強肴と酢物が梅独自のものになっているところ。ただ、違うからと言って美味しいものに変わりはありませんので、ご安心下さい。

朝食は?

ご宿泊者の朝食には和定食が用意されています。お食事処『平安の間』にてテーブルでの朝食となり、こちらには嬉野温泉名物でもあるとろける湯豆腐が提供され、購入前に味を見ることができます。

お米も契約農家さんで作られた純嬉野産とのことですし、白米かお粥かも選べるようですので気に入ったものをチョイスしてお召し上がり下さい。

嬉野温泉「大正屋」の詳細情報

嬉野温泉を存分に楽しめる大正屋。料金はお高めですが、それでも行くと決めたならアクセス方法が気になりますよね。そこでここからはどうやったら行けるのかなどの詳細情報をまとめておきました。ご利用の際の参考になさって下さい。

アクセス詳細は?

嬉野温泉『大正屋』の公式HPにて佐賀以外の九州の他県からの細かいアクセス方法や飛行機、自動車での道のりが提示されています。基本情報には割愛したものを載せておりますので、詳しく知りたい際はHPの方を参照下さい

日帰りはできる?

温泉紹介のところでも書きましたが、大正屋『四季の湯』と椎葉山荘『しいばの湯』に関しては日帰り入浴が可能となっています。入浴可能時間については前述の通りです。入浴料金に関しましては下の項目を参照下さい。

入浴料金は?

四季の湯、しいばの湯ともに入浴のみであればフェイスタオル・バスタオル付で大人1100円、子供(小学生)500円、それ以下の幼児は無料です。石鹸やシャンプー、ドライヤーやメイク落とし等のアメニティも充実していますので、思い立ってのご利用も可能です。

なお、お得な入浴チケットも販売中です。10枚セットで購入すると2枚プラスされるそうなので、近隣の方や大勢で利用される方はこちらのチケットを購入するのがよろしいかと思います。

お土産は湯豆腐がおすすめ

嬉野温泉名物の湯豆腐はとろける触感が特徴です。このとろける触感のカギは勿論温泉の成分。嬉野温泉の特徴である重曹泉の微妙な割合が、この絶妙なとろけ具合を生み出すらしく、歴史はなんと江戸時代にも遡る。庶民に親しまれていた嬉野温泉湯豆腐、日帰りの際はぜひお買い求めの上ご自宅でご賞味下さい。

大正屋湯どうふ本舗

豆腐の賞味期限については短いことで知られていると思いますが、とろける湯豆腐もその例外ではありませんでした。しかし、この名物である嬉野温泉『とろける湯豆腐』をどうしてもお土産手として提供したいと考えたのが、この大正屋さんでした。

そして、この触感を保つ為にはどうすればいいかを研究し、1985年に販売にこぎつけます。現地で食べた味をご自宅でも。豆も勿論嬉野産のものを使っています。拘りぬいてできた温泉湯豆腐は大正屋のすぐ近くで製造販売されています。

名称 大正屋 湯どうふ本舗
住所 佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿乙2302-3
電話 0954-43-5088(通販専用)
アクセス 大正屋の横、湯宿清流の向かい
駐車場 有り
営業時間 9:00~17:00
定休日 水曜日
公式HP https://yudoufu.jp/cp-bin/eccube/html/

通販もしている

こちらのとろとろ湯豆腐は大正屋湯どうふ本舗の公式HPより通販が可能です。とろける湯どうふの場合、製造より五日が賞味期限とやはり短めではありますが、興味を持たれた方はご利用ください。なお、通販はセット販売となっています。

豆腐二丁に加えて、豆乳、湯豆腐用調理水、ゴマ醤油、鰹節、おろし生姜、七味唐辛子がついて2160円(税込)から。別途送料がかかります。この他、吟醸どうふやかご盛りどうふもありますので、詳しくはHPをご確認下さい。

嬉野温泉「大正屋」の基本情報

名称 嬉野温泉 旅館 大正屋
住所 佐賀県嬉野市嬉野町下宿乙2276-1
アクセス ・電車の場合
新鳥栖駅より長崎本線に乗り40分
武雄温泉駅からJR九州バスに乗車し35分
嬉野温泉バス停で下車し、徒歩2分

・自動車の場合
長崎自動車道から嬉野ICへ
一般道におりて約5分

・飛行機の場合
佐賀空港より直行タクシー(有料)で約1時間

佐賀空港より市営バスよりJR佐賀駅まで35分
佐賀駅より長崎本線で武雄温泉駅まで40分
武雄温泉駅よりJR九州バスに乗り35分
嬉野温泉バス停下車し、徒歩2分
電話 0954-42-1170
公式HP https://www.taishoya.com/

「大正屋」の美肌湯や絶品料理を堪能しよう!

女流本因坊戦のお宿として使われた事もある嬉野温泉・大正屋。落ち着いたお庭と畳敷きの清潔な和室を見れば、歴史ある囲碁の対戦会場に選ばれるのも納得です。しかも女流戦。頭を使ったその後の癒しにはぴったりなのかもしれません。

温泉に浸かったその後は、嬉野温泉を使った湯豆腐に舌鼓豆腐はヘルシーですし、女性が喜ぶ要素は満載です。女が喜ぶ野と書いて嬉野。女性だけでなく男性も時に贅沢な癒しを求めて足を運んでみて下さい。日帰り入浴でもきっと帰る頃には疲れはとれている筈です。

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schezo2006
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