北海道・養老牛温泉の日帰り&宿泊情報!湯宿だいいち・からまつの湯へ!

今回は、北海道標津郡中標津町の「養老牛温泉」をご紹介します。養老牛温泉地には、日帰りの利用が可能な「湯宿だいいち」や、無料の混浴露天風呂の「からまつの湯」があります。運が良ければ、国の天然記念物である「シマフクロウ」に出会えるかもしれません。

北海道・養老牛温泉の日帰り&宿泊情報!湯宿だいいち・からまつの湯へ!のイメージ

目次

  1. 1北海道の養老牛温泉とは
  2. 2湯宿だいいちは唯一の宿泊施設
  3. 3養老牛温泉の観光時期や食事は?
  4. 4混浴露天風呂「からまつの湯」
  5. 5養老牛温泉の詳細情報
  6. 6養老牛温泉で自然と温泉を楽しもう!

北海道の養老牛温泉とは

養老牛温泉

「養老牛(ようろううし)温泉」は、北海道標津(しべつ)郡中標津(なかしべつ)町にある温泉で、2020年1月現在、「湯宿だいいち」という宿泊施設1軒のみが営業中です。

湯宿だいいちの西には、無料で利用できる混浴露天風呂の「からまつの湯」があり、秘湯中の秘湯でありながら、日本全国の温泉ファンたちから注目を集めています。

ちなみに写真の「牛」の文字が見える山は、標高356mの「モアン山」という山で、道道150号線上にあります。牛の放牧時期は登れませんが、11月初旬から5月中旬まではトレッキングが可能です。興味のある方は、なかしべつ観光協会(0153-77-9733)までお問い合わせください。無料駐車場完備で、観光料金も無料です。

開湯100周年の歴史ある温泉

養老牛温泉は、もともと300年ほど前にアイヌの人々によって発見され、利用されてきた温泉なのですが、「温泉地」としては1920年創業の「養老園」から始まります。つまり、今年2020年で「100周年」を迎える歴史ある温泉地なのです。

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湯宿だいいちは唯一の宿泊施設

1920年の養老園の開業から、さまざまな宿泊施設が、開業と統廃合を繰り返してきましたが、2014年には「旅館藤や」が、2019年6月には創業100周年を迎えることなく「ホテル養老牛(旧養老園)」が廃業し、2020年1月現在、養老牛温泉地で営業中の宿泊施設は「湯宿だいいち」1軒のみとなっています。

そして、養老牛温泉・湯宿だいいちは、「日本温泉遺産を守る会」の「源泉かけ流し風呂」に認定された名湯です。「日本温泉遺産を守る会」とは、温泉ジャーナリストの野口 悦男さんを中心とする全国の温泉ファンによる任意団体です。単純に「源泉かけ流し」であれば良いというわけではなく、食事など、厳しい条件をクリアした宿だけが認定されます。

湯宿だいいちの歴史

養老牛温泉・湯宿だいいちの前身は、1929年創業の「第一旅館」なのですが、1972年に、現在のオーナー長谷川 松美さんが「大一旅館」に改名、その後「花山荘(1957年創業)」を買収し、現在は「湯宿だいいち」という名で営業を続けています。

なお、現在、玄関の改修工事をおこなっており、完了の予定は2020年4月25日(土)となっています。工事の時期は仮設玄関を利用することになりますが、内部は通常通り営業しています。

養老牛温泉の泉質は?

養老牛温泉

湯宿だいいちのホームページによると、養老牛温泉の泉質は、無色透明の「ナトリウム・カルシウム・塩化物硫酸塩泉」とされています。

養老牛温泉の湯量は?

養老牛温泉は湯量が多いことでも知られています。また源泉は80℃以上と高温のため、湯宿だいいちでは、加温なし、加水なしの「源泉掛け流しの湯」が楽しめます。

養老牛温泉の効能は?

養老牛温泉は、高血圧・神経痛・腰痛・慢性皮膚病・婦人病・動脈硬化・リウマチ・打撲・腰痛等に良いとされています。

湯宿だいいちの施設案内

湯宿だいいち

それでは、現在、養老牛温泉地に残る唯一の宿泊施設である「湯宿だいいち」で楽しめるお風呂についてご紹介していきます。湯宿だいいちは、お風呂のバリエーションが非常に豊富なことでも有名で、女性と子どもは、好きな柄の浴衣と帯を選ぶことができ大好評です。

また、7月から9月の時期は、施設裏手に流れるモシベツ川で魚釣りができ、釣り道具の無料貸し出しがあります。そして運が良ければ、国の天然記念物であるシマフクロウやキタキツネに遭遇できるかもしれません。

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お湯処①露天岩風呂

養老牛温泉・だいいちの「露天岩風呂」は、男女別になっています。お湯につかると渓流は見えませんが、小川のせせらぎや虫の声、小鳥のさえずりを聞きながら、入浴を楽しむことができます。岩は自然に積み上げられたもので、北海道、養老牛温泉の大自然を満喫できるお風呂です。

お湯処②混浴大露天風呂

「混浴大露天風呂」は男女別の岩風呂の真下にあり、真横にはモシベツ川が流れています。ダイナミックに流れる渓流のそばで、大自然との一体感を楽しめます。もちろんこちらも岩づくり。

男性専用の露天風呂から、こちらの混浴大露天風呂がよく見えるのですが、バスタオルを巻いて入れるため、女性も気軽に利用することが可能。もちろん、男性は節度のある利用をお願いいたします。※ 混浴大露天風呂のバスタオルの利用については、ルールが変更になっている可能性があるため、事前に宿泊施設の方にお問い合わせください。

お湯処③丸太露天風呂

丸太露天風呂

養老牛温泉・だいいちの「丸太露天風呂」は、樹齢数百年とされるカナダのスプルースを使った特注品。スプルースとは、ログハウスの材料などに使われるマツ科の常緑高木で、この木材を利用した丸太露天風呂は全国的に珍しく、ここでの入浴は貴重な体験となりそうです。

お湯処④寝湯

「寝湯」は、30cm弱の深さの浴槽に寝転がれるお風呂。低温なので長時間リラックスして、疲れを癒すことができます。とくに気候の良い時期の寝湯は最高です。

お湯処⑤内湯

養老牛温泉・だいいちの「内湯(大浴場)」は、全体に青森産のヒバを使い、浴室中に木の優しい香りが溢れています。木張りの浴場は保湿性が高く、お肌の乾燥を防ぎます。

お湯処⑥宿泊者専用風呂

新館の浴場は、宿泊者専用(日帰り利用の客は不可)で、朝7時から9時までの清掃時間以外ならいつでも利用できます。こちらも木を多用したリラックスできる作りになっています。

お湯処⑦貸切風呂

湯宿だいいちには、家族やカップル、グループ水入らずで利用できるモシベツ川を望む貸切風呂もあります。予約制で45分間無料で利用できます。申し込みはフロントまで。こちらも「宿泊者限定」となっています。

お湯処⑧岩盤浴

女性専用の「岩盤浴」は、身体を芯からあたためリラックス効果抜群。温泉熱で温めた御影石を使用しています。

お湯処⑨ミストサウナ

養老牛温泉・湯宿だいいちにはミストサウナもあります。こちらのミストサウナの最大の特徴は、ミストに温泉成分が含まれていることです。サウナ室の内部に約80度の源泉を流し、ミストを発生させています。美肌効果があり女性におすすめです。

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日帰り入浴はできる?

養老牛温泉・湯宿だいいちでは、日帰り入浴も受け付けています。日帰り入浴の受付時間は、昼の部:13:00から15:00(退館は16:00)までと、夜の部:19:00から21:00(退館は22:00)までの二部制となります。基本的に木曜日は「清掃の日」となり、日帰り入浴はできません。

ただし、清掃の日や夜の営業日は変更になる可能性がありますので、日帰り利用希望の方は、念のために事前に電話確認をお願いします。

料金は?

湯宿だいいち

湯宿だいいちの日帰り入浴の利用料金は、高校生以上の大人600円、中学生500円、小学生300円、1歳以上200円となっています。なお、フェイスタオルのレンタルは無料ですが、バスタオルは200円の利用料が発生しますので、ご注意ください(2020年1月現在)

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養老牛温泉の観光時期や食事は?

それでは、養老牛温泉のおすすめの観光時期や、養老牛温泉付近で観察できる野生動物、湯宿だいいちの食事について、ご案内します。養老牛温泉の魅力は天然温泉だけではありません。

観光におすすめの時期は?

神の子池

つぎは、中標津町の市街地から約27kmに位置する養老牛温泉付近の観光に、おすすめの時期を考えてみましょう。

豊かな自然を堪能しよう!

養老牛温泉の魅力はなんといっても豊かな自然。養老牛温泉付近のおもな観光地としては、コバルトブルーに輝く「神の子池」や「裏摩周展望台」、「モアン山」があります。

「神の子池」は、摩周湖の伏流水でできた周囲220m、水深5mの小さな池ですが、水温が非常に低く、倒木がいつまでも腐らずに透明な水底に沈んでいます。この神の子池が観光できるのは、6月上旬から10月下旬の時期です。

そして、モアン山のトレッキングは11月初旬から5月中旬までとなります。もちろん、雪が深いと露天風呂の「養老牛温泉・からまつの湯」が利用できません。

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シマフクロウを観察してみよう!

シマフクロウ

「シマフクロウ」は、日本では北海道にのみ生息するフクロウで、全長は66~69cm、翼を広げると180cmにも達する、日本最大のフクロウです。

シマフクロウはデリケートな鳥で、「希少野生動植物種」に指定されています。1971年に国の天然記念物にも指定されました。2018年の時点で、北海道には165羽ほどのシマフクロウが生息しています。

養老牛温泉付近では、そんな希少なシマフクロウに出会えるかもしれません。シマフクロウは夜行性のため、夜が狙い目。ただし、時期や天候は無関係です。ちなみにシマフクロウと遭遇できる可能性は、5割だといわれています。

野生動物に出会える!

野生動物

シマフクロウ以外で、養老牛温泉界隈で遭遇できる野生動物は、写真の可愛らしい「エゾクロテン」や「キタキツネ」、「エゾリス」などがいます。

養老牛温泉・湯宿だいいちを利用すると、本館1階、囲炉裏の部屋で「無料コーヒー」を楽しみながら、シマフクロウなどの野生動物たちの登場を待つことができます。

食事処①湯宿だいいち「野鳥の森」

養老牛温泉・湯宿だいいちには、「野鳥の森」と「せせらぎ」、ふたつのお食事処があります。野鳥の森では、小上がりの席やテーブル席のほか、ボックス席が用意され、リラックスして食事を楽しめます。

食事処②湯宿だいいち「せせらぎ」

餅つき

「せせらぎ」は、大きな窓から渓流と森を眺めながら食事を味わえるお食事処。テーブル席と小上がり席があります。

朝食はこの「せせらぎ」で、約60種類のお料理と中標津産の新鮮牛乳が味わえるバイキング形式。和食を中心としたヘルシーなメニューです。さらに、毎朝恒例の「餅つき」があり、つきたてのお餅をきな粉餅やお雑煮にして楽しめます。

野鳥の森、せせらぎともに、地元の新鮮な食材を利用した日本料理を提供し、素材の風味を生かした味付けを基本にしています。

メニューはせせらぎ御膳がおすすめ

養老牛温泉・湯宿だいいちの夕食の看板メニューは、「せせらぎ御膳」です。せせらぎ御膳は創作懐石で、前菜から、おつくり、煮物、焼物、揚物、吸い物、デザートまでそろったフルコース。地元の旬の食材をふんだんに使った豪華な食事が楽しめます。

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混浴露天風呂「からまつの湯」

からまつの湯

養老牛温泉・湯宿だいいちの露天風呂もクオリティの高い天然温泉なのですが、養老牛温泉には、混浴露天風呂の「からまつの湯」があり、全国の温泉ファンたちから、名湯中の名湯だといわれています。

養老牛温泉にある露天風呂

「からまつの湯」は、標津(しべつ)川の上流、バウシべツ川沿いにある露天風呂で、国有林のなかにあります。基本的に管理人は不在で24時間いつでも入れますが、夜間はカンテラなどがあった方が良いでしょう。

温泉街から少し離れた場所

養老牛温泉・からまつの湯へのアクセス方法ですが、道道505号線沿いの養老牛温泉(湯宿だいいち)からさらに1.5Kmほど先に進んだ先に橋があり、その次の十字路を左折します。そのまま進めば、からまつの木でできた塀が見えてきます。そしてそこが「からまつの湯」です。

秘湯?

言うまでもなく養老牛温泉・からまつの湯は、「秘湯」ではありますが、駐車場もあり車でのアクセスが可能。地元の有志によって、いつも清潔に管理されています。

無料で利用可能!

養老牛温泉・からまつの湯は「利用料無料」。無料であることが信じられないほど、快適に入浴が楽しめると観光客に評判です。からまつの湯は、地元ボランティアの人たちに大切に守られ管理されています。

バウシべツ川の岸辺にある

からまつの湯のそばにはバウシべツ川が流れ、温かい温泉と冷たい川を行き来し入浴効果を高める「温冷交代浴」が可能です。渓流のせせらぎに耳を澄ませながらの入浴は最高です。

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どんな温泉?

からまつの湯は、利用料金無料の混浴露天風呂ですが、そのほかの特徴はどのようなものがあるのでしょうか。

からまつの湯の脱衣場の前には、約80度の源泉があり、ここで温泉卵を作ることが可能。熱すぎて湯船に入れない時は、温度調節弁をひねり、川の水で加水し温度を下げます。

湯船は岩風呂

養老牛温泉・からまつの湯は岩風呂となっており、底には玉砂利が敷かれています。湯船は深めで、首までつかり、しっかりと身体を温めることができます。

混浴露天風呂が1つ

からまつの湯には、混浴露天風呂と家族風呂があります。混浴露天風呂は、川の流れを眺めながら入浴を楽しめます。ただし、駐車場からよく見えますので、女性のみなさんはくれぐれもご注意ください。

上流は家族風呂が1つ

さらにもうひとつ、女性用更衣室の隣に、いわゆる「家族風呂」があります。利用できる優先順位は、家族、カップル、女性、独身男性となっています。

注意点

からまつの湯は、無料の露天風呂。養老牛温泉、地元有志の方により、しっかりと管理されており、観光客はいつでも快適に、「源泉かけ流しの天然温泉」を楽しむことができます。ただし、一部の観光客による心ない行為があり、管理者がお困りのようです。

水着の着用は禁止

水着では、からまつの湯は利用できませんが、バスタオルや「湯浴み着(ゆあみぎ)」の着用は認められています。

バスタオルを巻いて湯船につかる場合は、2枚のバスタオルと防水加工のバッグが必要となりますので、ご注意ください。

設備は?

からまつの湯は、養老牛温泉の地元の方によって、しっかりと管理された無料の露天風呂ですが、内部の設備はどのようになっているのでしょうか。

男女の更衣室

気になる更衣室ですが、男女別に設置されています。男性用更衣室には扉がなく、女性用には上半身が隠れる程度の板があります。更衣室からは地元の方が作った手作りの下駄で、湯船に向かいます。

駐車場は?

電車やバスなど、公共交通機関の利用が難しいからまつの湯は、やはりレンタカーがおすすめ。20台分ほどの無料駐車場があり、24時間いつ訪れても安心です。

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養老牛温泉の詳細情報

つぎは、養老牛温泉の詳細情報をご案内します。からまつの湯は、利用料無料の秘湯ではありますが、車でのアクセスが良く、いつも清潔に管理され、快適な入浴を楽しむことができます

アクセス詳細は?

「養老牛温泉・湯宿だいいち」への車でのアクセスは、中標津空港から車で約30分、釧路からは車で約90分。道道505号(養老牛計根別停車場(ようろううしけねべつていしゃじょう)線)を利用します。

また、事前に宿にお願いすれば、「中標津空港や中標津バスターミナルと湯宿だいいち間」の送迎をしてもらえます。

入ってはいけない人は?

温泉の利用ができない人や時期はあるのでしょうか。「日本温泉協会」によると、温泉の一般的禁忌症は、 ①病気の活動期(特に熱のあるとき) ②活動性の結核、進行した悪性腫瘍又は高度の貧血など身体衰弱の著しい場合

③少し動くと息苦しくなるような重い心臓又は肺の病気、むくみのあるような重い腎臓の病気 ④消化管出血、目に見える出血があるとき ⑤慢性の病気の急性増悪期(引用ここまで)となっています。

また、酸性泉、硫黄泉ともに、皮膚又は粘膜の過敏な人、高齢者の皮膚乾燥症が禁忌症状となっています。

病気の人は要注意

禁忌症にあたる疾病を持っている場合でも、医師の指導のもとでは、温泉療養を行うことが可能です。病気の時期は、主治医の意見を参考にしてください。

けがをしている時はやめておこう!

軽い切り傷や擦り傷は、むしろ、療養泉の一般的な「適応症」となりますが、けがの度合いによっては、逆に悪化する可能性がありますので、こちらも主治医の指導を仰いでください。

無料温泉はマナーを守ろう!

無料、有料にかかわらず、知らない人同士が利用する温泉施設では、しっかりとマナーを守りたいものですが、とくに「からまつの湯」は、養老牛温泉、地元の有志「からまつの湯愛好会」の手で有料施設並みにしっかりと管理されています。

管理者によると、湯船の底に敷かれている玉砂利や備品を持ち帰ったり、禁止されている水着を着用したり、掛湯をしないで入浴する観光客がいるそうです。大腸菌などが発生すると閉鎖に追い込まれるため、一部の観光客によるこれらの行為は、地元では死活問題となっています。

「養老牛温泉」基本情報

【宿泊施設名(日帰り可)】 養老牛温泉・湯宿だいいち
【住所】 北海道標津郡中標津町養老牛518
【電話番号】 0153-78-2131
【チェックイン/アウト】 14:00/11:00
【公式サイト】 http://www.yoroushi.jp/

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養老牛温泉で自然と温泉を楽しもう!

湯宿だいいち

今回は、北海道標津郡中標津町にある「養老牛温泉」と、日帰り可能の宿泊施設「湯宿だいいち」、だいいちの食事処で味わえる食事の内容や、養老牛温泉界隈に生息しているシマフクロウや野生動物の情報をご案内しました。

雪深い冬の時期は利用できませんが、養老牛温泉には24時間いつでも入れる無料の露天風呂「からまつの湯」もあり、満天の星空の下で入浴を楽しめます。

本州からのアクセスは良いとはいえませんが、養老牛温泉は文字通り大自然のなかの「秘湯」です。長期休暇がとれたら、ぜひお足を延ばしてみてください。

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この記事のライター
MICHIKO
旅行すること、食べること、歌うことが大好きな浪花っ子。旅行やグルメのお役立ち情報を、楽しくわかりやすくお届けします。

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