湯の山温泉の廃墟スポット9選!心霊の噂や現在を調査
三重県北部に位置する湯の山温泉をご存じですか。国立公園内に位置する温泉街は自然豊富なレジャースポット。しかし実はダークな顔を持ち、近畿でも有数の廃墟スポットという側面も。見てはいけない何かが!今回は湯の山温泉にまつわる廃墟スポットをリポートします。
目次
湯の山温泉には廃墟ホテルなどが多い!?
「廃墟スポット」と聞いて何を思い浮かべますか?廃墟スポットにも様々あります。学校・病院・旅館・ホテル・レジャー施設・採掘場・鉱山跡。世界遺産にもなっている軍艦島もひとつかもしれませんね。
三重県にある開湯1300年程の歴史を誇る「湯の山温泉」も廃墟ホテルや廃墟旅館といった廃墟スポットの聖地とも噂されています。
廃墟ホテルや廃墟旅館は、私有地とされ無断で立ち入ることは禁止されています。管理されていない建物内は危険ですので、くれぐれも立ち入らないようにしてください。
湯の山温泉の地形からも斜面に建てられている廃墟ホテルが多い傾向です。見上げるように佇む廃墟ホテルの存在感は大きく、独特の雰囲気を醸し出し、恐怖の様相を呈してか、とあるインターネットの心霊スポットランキングサイトでも頂点に!
今回は廃墟ホテル・廃墟旅館が今なお残る三重県の「湯の山温泉」の現状について深掘りしてみたいと思います。ぜひ最後までご覧ください。
心霊スポットで有名!湯の山温泉はどんな所?
三重県三重郡菰野町にある「湯の山温泉」は、三重県北部の最高峰、御在所岳の東麓に位置し、一帯は鈴鹿国定公園に指定されている自然豊かな場所。手つかずの自然が残され、四季折々の景観美を求めて観光客が訪れています。
温泉地からは御在所岳に登る御在所ロープウェイが運行しており、絶景を眺めながらの空中散歩は絶好のレジャースポットとなっています。老若男女、ファミリー層からも人気の温泉地です。
恋愛成就の寺で有名な三嶽寺があるので、湯の山温泉のキャッチコピーも「恋結びの街 湯の山温泉」と掲げているくらい、カップルや女子にもファンが多いのが特徴的です。
そんな三重県の湯の山温泉ですが、実は別の顔も合わせ持ち、マニアの間では注目されています。三重県の湯の山温泉はバブル経済崩壊の負の遺産、廃墟ホテルが多い・心霊スポットが多いといわれているのです。
バブル経済が終わりを告げると湯の山温泉で営業していたホテルや旅館も次々に経営に終止符を打ち、建物だけが残されました。
管理されていない廃墟ホテルとなった建物は窓ガラスが割られ、かつての栄華はおろか、朽ちゆくばかりの無残な姿に。
三重県の湯の山温泉に限らず、全国的に廃墟ホテルは問題になっており、その数は1000を超えるともいわれています。
しかし、三重県の湯の山温泉の廃墟ホテルは他の場所と比べても、廃墟ホテルの無残な姿が目立つとクチコミなどではささやかれています。それを裏付けるかのような出来事がありました。
とあるインターネットサイトの「心霊スポットランキング」で、三重県にある湯の山温泉が1位にランクインされたということです。それ以降、輪をかけて心霊スポットマニアが訪れるように。
心霊スポットマニアのみならず、全国的に有名になったため、心霊スポットに関心がない方も訪れるようになったといわれています。
火事などが原因で廃墟になったスポットを紹介!
廃墟スポットが多い・心霊スポットが多いと密かに注目されている「湯の山温泉」の廃墟ホテルですが、廃墟ホテルになった原因のひとつが火事だともいわれています。
また、廃墟ホテルになった後、「心霊スポットランキング全国1位」で注目されたせいか、その選ばれた数日後に火事に見舞われた廃墟ホテルがありました。
今回は火事に見舞われた廃墟ホテルとともに、心霊スポットで注目されている要因も深掘りしていきたいと思います。
湯の山温泉の廃墟スポット2選【有名編】
ここではまず、三重県の湯の山温泉を代表する二大巨頭廃墟スポットを綴っていきます。廃墟ホテルや廃墟旅館は私有地とされ、無断で立ち入ることは禁止されています。管理されていない建物内は危険ですので、くれぐれも立ち入らないようにご注意ください。
①鶯花荘
失われた美しい鶯花荘の風景(写真に躍動感があるのはご愛嬌) 火災が起きたけど解体するのか残す(放置)のか・・・ #湯の山温泉 #鶯花荘 #廃墟 pic.twitter.com/k7IW3u6Mb5
— むつみ解体工業 (@MutsumiDemolish) April 2, 2022
三重県の湯の山温泉で一際目立つ巨大なホテルが「鶯花荘」でした。バブル時代を代表する豪華さを誇ったホテルとしても有名で、設計されたのは著名な日本建築家協会の元会長・坂倉準三氏です。
高台にそびえるその姿は訪れる人々の心をさぞ弾ませたことでしょう。絢爛豪華な外観・内観に多くの観光客が魅了され、休日を満喫されたと思われます。
廃墟理由と現在について
30年前のバブル経済の崩壊後、経営破綻のため2000年前半に鶯花荘は閉館しました。かつての栄華の面影虚しく、管理されなくなった鶯花荘は廃墟ホテルと化し放置され続けました。そしてあの世間を騒がせた事態に発展するのです。
2022年3月20日大火事に見舞われます。その数日前にはインターネットサイトの「心霊スポットランキング全国1位」になったという噂も。隣りの旅館の防犯カメラには火事があった当時、人影が数人映っていたという情報が。真意のほどは闇の中ですが・・・。
この火事は大きな騒ぎとなり、テレビや新聞でも取り上げられ、火事が原因での煙が立ち上る様子が映像として流されました。廃墟ホテルの凄惨な姿がありありと映し出され、心霊スポットの名をさらに高めたかもしれません。
湯の山温泉街、廃墟鶯花荘の火災まだまだ鎮火しません。#湯の山温泉街火災#鶯花荘 pic.twitter.com/mpCRTl9pAL
— 菰野のコペン乗り (@komononocopen) March 20, 2022
この火事によって取り壊されたのか⁉実際は現在も火事に見舞われた廃墟ホテルとして佇んでいます。黒焦げと化した姿が火事の傷跡として生々しく残り、まるで火事の怨念、いや心霊スポットの怨念をを訴えかけているかのようです。
②杉屋
心霊スポットの二大巨頭のもう一方は「杉屋」です。和風建築・木造の「杉屋」は、三重県の湯の山温泉を代表する廃墟スポットとして君臨しているといっても過言ではないでしょう。
杉屋の歴史は古く江戸時代創業といわれています。湯の山温泉でも最も歴史のある旅館だったといわれています。
廃墟理由と現在について
廃業したた理由は経営破綻といわれ、30年前のバブル経済崩壊後、ご多分に漏れず杉屋も廃業と化します。繁盛した時代に増改築を繰り広げ、内部はまるで迷宮のような造りに。廃墟旅館となった現在では、ノスタルジックな雰囲気の迷宮旅館として名を馳せています。
日中でも薄暗い日本旅館。その廊下にかつては愛らしい表情で人々を魅了したであろう人形が飾られています。杉屋の古い廊下に飾られているその人形にはとある現象が!
「あれ、あそこにいたはずなのに、どうしてこんなところに!」目を離したすきに別の場所に移動するといわれており、心霊スポットとしても有名に・・・。
ひっそりとした薄暗い旅館内で起こる現象・・・。迷宮のような造りの迷宮入りのお話が現在も語られている杉屋なのです。
湯の山温泉の廃墟スポット2選【心霊編】
今まで心霊スポット結構行ったけど昨日の湯の山温泉のところはレベルが桁違いに怖かった。
— 淳史。 (@mth34ats) September 21, 2015
まあ、なんもなかったけど(^^) pic.twitter.com/nP78XHM7uf
ここでは、湯の山温泉の心霊スポットとして噂される廃墟スポットを綴ります。最強の心霊スポットともいわれている鶯花荘寮も綴ってみましょう。
廃墟ホテルや廃墟旅館は私有地とされ、無断で立ち入ることは禁止されています。管理されていない建物内は危険ですので、くれぐれも立ち入らないようにご注意ください。
①ホテル・ブルー
「誘い橋(いざないばし)」のたもとに建つ「ホテル・ブルー」。「幽霊ホテル」といわれています。
解体工事もままならず廃墟ホテルとなったホテル・ブルー。廃墟と化してからは、廊下に女性の幽霊が現れるようになったといわれています。
紅葉を見に行ったついでに心霊スポット🤣
— りる♪ (@riru_0x0) November 4, 2022
通っただけだけど😅
湯の山温泉近くの廃ホテル・ブルー
隣の橋が誘い(いざない)橋って名前が怖い😱 pic.twitter.com/BW5bFt1vXJ
誘い橋に導かれホテル・ブルーを訪れると、暗闇の中から女性のうめき声が聞こえたり、車のフロントガラスに手形が付いていたなどの現象が!幽霊か!とネット上では噂になっています。
三重心霊スポット⑤
— かわうそ (@wug0029) August 8, 2020
ホテルブルー (菰野町)
湯の山温泉にある廃ホテル。
1970年代から開業し2003年頃には廃墟化。山の急斜面に建てられ、解体工事が中断されたままとなっている。
幽霊ホテルと呼ばれ女性のうめき声が聞こえる、車のフロントガラスに手形が付く、心霊写真が撮れると噂されている pic.twitter.com/4EJ01bN5X2
高い確率で心霊写真が撮れるともいわれており、「幽霊ホテル」の異名がつくまでに至っています。
廃墟理由と現在について
閉館した後は一度解体を試みた様子が伺えるホテル・ブルー。しかし途中で断念されたのか解体工事は途中で終了し、現在も廃墟ホテルとして佇んでいます。途中で中断したのは幽霊の怨念なのでしょうか。その真相は闇の中へ・・・。
湯の山温泉街に向かう主要道路沿いに建てられているため、廃墟スポットマニアや心霊スポットマニアのみならず、一般の観光客も目にする機会が多いでしょう。
②鶯花荘寮(鶯花荘の寮)
「鶯花荘寮」は近畿地方屈指の心霊スポットとして名を馳せています。廃墟スポットの多い湯の山温泉内でも最強の心霊スポットとして有名です。
鶯花荘寮は先述した鶯花荘の社員寮だった建物。鶯花荘寮が最強の心霊スポットといわれる大変な出来事が!身の毛もよだつ出来事が起こったのです!
時は1998年9月19日、所持金23円を持った身元不明の遺体が発見されました。男性、年齢50歳以上とされており、本籍・住所・氏名は不明です。
死後2~3ヶ月と推測されており、発見された場所は鶯花荘寮2階南側西奥の部屋だったということです。何故ここで、何故発見されたのか、発見者は何を思ったのか・・・、真相は謎のまま・・・。
鶯花荘寮の建物内は1階に風呂場、2階に玄関・食堂・従業員室5室、3階に従業員室8室・屋上の構成となっており、発見された当時すでに廃墟と化していました。鬱蒼とした建物内に遺体が・・・。
廃墟スポットの鶯花荘寮で身元不明の遺体が発見されたという不気味さからか、鶯花荘寮を訪れると「交通事故に遭う」という噂が現在も絶えません。
知り合いと鶯花荘寮に行った!
— Ayo@モンスト (@Ayo39994868) April 11, 2020
むっちゃ怖かった😱 pic.twitter.com/7pUCnuRN5B
インターネット上では「実際訪れた友人が交通事故に遭った」という報告が上がっています。今や都市伝説となっており、湯の山温泉最強の心霊スポットとして心霊スポットマニアには語られている鶯花荘寮なのです。
廃墟理由と現在について
鶯花荘寮は元々、閉館された鶯花荘の社員寮だったことはお伝えした通りです。鶯花荘の営業がされなくなったので、同時に鶯花荘寮も放置されてしまったと推測されます。
現在は廃墟スポットマニア・心霊スポットマニアが訪れているようです。窓ガラスにはべニア板が張られているのですが、幾つかは外れており、内部の荒れた模様が道路上からも伺えます。
湯の山温泉の廃墟スポット2選【旅館編】
湯の山温泉の廃墟旅館。 pic.twitter.com/p86zxljyVO
— ヲトーサン (@NQTFO9FBHnugIj3) September 25, 2021
ここでは湯の山温泉内の廃墟スポットと化した旅館を綴っていきます。特に河鹿荘は廃墟スポットマニアには有名な廃墟旅館です。
廃墟ホテルや廃墟旅館は私有地とされ、無断で立ち入ることは禁止されています。管理されていない建物内は危険ですので、くれぐれも立ち入らないようにご注意ください。
①河鹿荘
「河鹿荘」は昭和6年創業の老舗旅館として名を馳せました。河鹿荘は「かじかそう」と読みます。河鹿荘はかつて「大石荘」という別名で営業していたといわれています。
昭和初期の風情を残した外観は、当時のモダン的な建築様式も取り入れられた和洋折衷の美しさだったことが想像できます。
河鹿荘は旧館と新館で構成されています。部屋数は24室ほど。河鹿荘はこじんまりとした旅館だったといえますね。
河鹿荘は宿泊施設として営業していましたが、旧館を閉鎖して以降は日帰り温泉施設に移行しました。日帰り温泉として営業していた河鹿荘ですが、2010年頃に閉館したといわれています。
昭和のノスタルジックな雰囲気を醸し出している河鹿荘。現在は廃墟となった河鹿荘ですが、ノスタルジックな廃墟の雰囲気を求めて廃墟マニアが訪れることが多いということです。こちらを訪れた霊感がある方は何を思うのでしょうか・・・。
廃墟理由と現在について
廃墟ファンがロープウェイに乗るとこんな写真ばかりに。廃墟を見下ろすってなかなか無いから新鮮。
— むつみ解体工業 (@MutsumiDemolish) September 2, 2022
1枚目 鶯花荘&杉屋(赤い屋根)
2枚目 きんこんかん
3、4枚目 河鹿荘#廃墟 #湯の山温泉 #御在所ロープウェイ pic.twitter.com/TVUkchWEcu
2010年頃には歴史に幕を閉じた河鹿荘。道路沿いに建っている立地から、その外観は目立つ存在といえるでしょう。湯の山温泉を訪れた際には、心霊スポットマニアのみならず、目にする観光客も多いと思われます。
②翠明館
ロープウェイ湯の山温泉駅に戻ってきた。最後に『鶯花荘』(廃墟)・『杉屋』(廃墟)・『寿亭』・『翠明館』の豪華(?)ショット♪堂々と廃墟とツーショット出来るところなんてなかなかないよね。(笑) pic.twitter.com/Pkwv2SFvQV
— Chirobe (@Chirobe) September 27, 2019
かつて温泉旅館として営業していた「翠明館」。2016年に閉館し、その後廃墟旅館に・・・とはなっておりません。
旅館の歴史には幕を閉じましたが、現在は1階を改装し、喫茶店を営まれています。湯の山温泉の廃墟スポット巡りの休憩スポットとしておすすめですよ。
廃墟理由と現在について
湯の山温泉での目的はここ【suimei(三重)】元は温泉旅館「翠明館」。その朝食会場を‘美しい渓流を眺められる喫茶店’として今は営業されています。旅館時代の昭和感満載の内装と窓から眺める景色、母と娘姉妹の親切で暖かいおもてなしに美味しいご飯。少し遠いけれどまた来たいなと思える場所でした。 pic.twitter.com/hWjeqbxAji
— dalissime (@carol_piano) June 30, 2019
かつての翠明館の看板は残されたまま、1階部分を喫茶店として改装。『Cafe Suimei』としてリニューアルオープンしました。創意工夫で作り上げられるランチメニューは、旅館の伝統を感じさせます。
季節に応じた旬の食材で彩られるメニューは地元の方をはじめ、心霊スポット巡りや廃墟スポット巡りのマニアの来店も多いそうですよ。
湯の山温泉の廃墟スポット3選【その他編】
言わずもがな温泉廃墟界の西の大横綱、湯の山温泉です。
— 旅常 (@Ryojou_Mujou) August 8, 2020
密度こそ東の鬼怒川に劣りますが大小様々な廃墟が温泉街に点在する様はまさに温泉廃墟の楽園!
更にここは1300年の歴史の中で4度も廃泉の憂き目にあっている廃墟化の大ベテランでもあるのです。
湯の山の歴史は廃墟と共に...栄枯盛衰です。 pic.twitter.com/beAv2kmOiD
湯の山温泉には廃墟ホテルや廃墟旅館の他にも廃墟スポットがあるので、綴っていきましょう。
廃墟スポットは私有地とされ、無断で立ち入ることは禁止されています。管理されていない建物内は危険ですので、くれぐれも立ち入らないようにご注意ください。
①おみやげの店 杉屋東店
温泉街といえば、お土産屋さんの存在も欠かせません。バブル当時は賑わったであろう、お土産屋さんが廃墟と化している場所があります。「おみやげの店 杉屋東店」です。
名物「大石焼」、銘菓「わらび餅」を取り揃えていたようで、看板に当時の面影が残ります。店内に残る使い捨てカメラなどの商品たちが昭和の空気を漂わせています。霊感がある方には別のものが見えるのでしょうか・・・。
廃墟理由と現在について
賑わった当時を彷彿とさせる店内をガラス越しに伺うことができます。廃墟となった今でも建物は残され、ノスタルジックな世界へ誘ってくれるでしょう。
②廃屋(現・古民家カフェ森の音)
寂びれた一般住居が廃屋となり、朽ちかけていました。そんな例は湯の山温泉に限らず日本全国で見られることでしょう。しかし、こちらは廃屋からリノベーションし、現在は古民家カフェとして営業しています。
廃墟理由と現在について
湯の山の山奥にある古民家カフェ「森の音」で休憩。こういった自然の中にいるのは落ち着きますね。 pic.twitter.com/J6pCBiTWnK
— りょうさん (@Id6gd9ISU40lvNe) November 27, 2022
人が住まなくなった住居は朽ちるのも早いもの。廃屋となってひっそりと佇んでいた住居が古民家カフェとして生まれ変わりました。
現在は湯の山温泉旅館・金花水月が営む『古民家カフェ森の音』に。すっかりリノベーションされた明るい店内は、かつての廃屋のイメージはありません。
③湯の山温泉の保養所
湯の山温泉駅の1つ手前、保養所前バス停で下車。さて、御在所岳でびしょびしょになったので、ここからやることは当然…! pic.twitter.com/sdVUE2fAAT
— 乗り鉄ホッキー (@ikkymonkey0804) August 6, 2022
かつて保養所で使用されていたと思われる建物が、廃墟スポットとして残されています。こちらが通称「湯の山温泉の保養所」。
急斜面を登った高台に位置し、荷物などはケーブルカーで運ばれていたようです。かつては合宿や研修でも使われていた可能性があり、2010年頃まで存続していたといわれています。
廃墟理由と現在について
湯の山温泉保養所街
— 温泉花♨️ねぎ (@yunohananegi) March 13, 2021
近鉄の停車場から湯の山温泉中心街までは4kmほどあり、その間に保養所街が存在します。その半数ほどは廃墟、工事事務所などに転用されていますが、現在でも多くの法人の保養所が散見されるのは名古屋に近い立地の良さでしょうか。 pic.twitter.com/SF3ykSc5kH
荷物を運んだと思われるケーブルカーの存在も見受けられ、建物も残されたままです。建物はまだ朽ちてはいないので、さらに廃墟と化すかは今後の管理次第といえるかもしれません。霊感の強い方には見えているのかもしれないですが・・・。
三重県・湯の山温泉の廃墟スポットをチェック!
今回は三重県にある湯の山温泉の廃墟スポットを綴ってみました。かつて賑わった昭和時代の面影を残しつつ、ノスタルジックな雰囲気を漂わせる廃墟スポットたち。
心霊スポットや幽霊ホテルなどの異名も併せ持ち、バブル崩壊の負の遺構を私たちに感じさせます。
今回綴った廃墟ホテルや廃墟旅館は私有地とされ、無断で立ち入ることは禁止されています。管理されていない建物内は危険ですので、くれぐれも立ち入らないようにご注意くださいね。