芦原温泉の観光スポット17選！美味しいものを食べパワースポットを感じよう！

2024年春に北陸新幹線が敦賀まで延伸されることに伴い芦原温泉駅もリニューアルされ、よりアクセスが便利になる芦原温泉周辺には代表的な観光地「東尋坊」をはじめ多くの見どころやパワースポット、グルメスポットが揃っています。

このページでは関西の奥座敷 芦原温泉の見どころを「名所・パワースポット・体験・グルメ」のそれぞれのジャンルに分けてご紹介していきます。

芦原温泉へのアクセスは、関西方面から特急で約2時間、関東方面から北陸新幹線金沢駅から特急乗り換えで約40分、駅からタクシー、バスで10分ほどのJR北陸本線の「芦原温泉駅」、関西方面から高速バス利用なら、えちぜん鉄道「あわら湯のまち駅」が便利です。

自動車の場合は北陸道金津I･Cを降りて10分ほどです。2024年春には北陸新幹線が敦賀まで延伸されるためアクセスは更に便利になることでしょう。

芦原温泉には見どころが多く存在しています。マップを片手にパワースポットやグルメスポットを訪ねてみませんか。ここでは特におススメの「藤野厳九郎記念館」と「吉崎御坊跡」、「北潟湖畔花菖蒲園」、「湯けむり横丁」などの見どころを紹介しきます。

まず紹介したい見どころは、「藤野厳九郎記念館」です。厳九郎は仙台医学専門学校（現東北大学医学部）の講師時代に、留学生として入学してきた中国の小説家で有名になる魯迅と出会い、懇切丁寧に指導したことからのちに、魯迅が1926年「藤野先生」を出版しました。

その後、日中両国で教科書に取り上げられ、戦後になって日中友好に貢献した功績が評価されるようになり、その功績を称え中国の浙江省紹興市との間で友好都市として締結されたことを記念して、三国町にあった旧宅を、あわら市に寄贈され記念館ととなったものです。

石川県加賀市との県境にある千歳山(雄山)にある「吉崎御坊跡」は、浄土真宗の僧である蓮如上人が開いた北陸地域に布教を広げる為の拠点としたパワースポットです。ガイドツアーも開催しており、御坊跡から見る自然景観はおススメの見どころです。

レンガ造りが時代の風情を感じさせる「えちぜん鉄道 あわら湯のまち駅」駅前にある「あわら温泉屋台村 湯けむり横丁」は8店舗が軒を並べているグルメの宝庫です。各店舗ともイスは9席ほどでアットホーム的な雰囲気のなかでご当地グルメが楽しめ、しかも各店舗ともリーズナブルな料金に設定されており誰でも気軽に立ち寄れる場所となっています。

福井県あわら市と石川県加賀市に跨る汽水湖の「北潟湖」沿いにある「あわら北潟温泉hanaゆらり」の奥にある北潟湖畔花菖蒲園は、300種20万本の花菖蒲が植えられている花の見どころです。6月上旬から約1か月間にわたって花菖蒲を楽しむことができます。

6月中旬以降になるとアジサイも見頃となり花菖蒲とのコラボレーションは人々の目を楽しませてくれます。

テレビのサスペンス番組で多く登場する東尋坊は福井県屈指のパワースポットです。柱状節理の岸壁は約1kmにも及び国の天然記念物に指定されています。日本海を一望する断崖絶壁には、景観を守るために手すりやフェンスは一切ありません。そのスリリングな体験ができるのも東尋坊ならではの見どころです。

加えておススメしたいのは1名からでも随時出航している「東尋坊観光遊覧船」からの眺めです。岸壁に沿って階段を下りていけば、乗り場にたどり着きます。約30分間の海上遊覧で東尋坊の柱状節理が連なる景観はもう一つのおススメしたい見どころです。

東尋坊から海を望むと一つの島が見えます。そこが東尋坊と並ぶ島全体がパワースポット「雄島」です。雄島までは全長220mの赤い橋が架かっており徒歩や自転車で渡ることが出来ます。島を一周できる遊歩道も整備されており約40分ほどで一周できます。

見どころは源義経、朝倉義景ゆかりの「大湊神社」、夏でも枯れることのない「瓜割の水」、磁石が狂う「磁石岩」といったパワースポットも見どころのひとつです。なお地元の言い伝えでは、死者の世界に連れていかれないよう、時計回りで歩くのが鉄則だそうです。

パワースポットの代表格といえば神社仏閣ですね。ここからは、あわら温泉の街中にあるパワースポット「あわら三薬師」を紹介していきます。あわら三薬師とは「舟津温泉薬師堂」「田中温泉薬師神社」「二面(ふたおもて)温泉薬師堂」を指します。

三薬師を回ると無病息災・延命長寿・徐病安泰のご利益が得られると云われています。「舟津温泉薬師堂」は大正11年(1922)の創建で病気平癒の薬師如来像を祀っており、敷地内には板垣退助らと国会開設運動に尽力した政治家杉田定一氏の銅像があります。

続くあわらのパワースポット、三薬師一つ「田中温泉薬師神社」は静寂に包まれた雰囲気のパワースポットで薬師如来が安置されています。無病息災・延命長寿・徐病安泰のご利益があるとされています。

あわら温泉のパワースポット、三薬師の紹介最後は二面温泉薬師堂です。三薬師のなかで一番東に位置し西面しています。坂井市三国町にある龍谷寺より、1884年に熱湯の湧出が確認され温泉の発展を願い薬師如来が勧請されたのがはじまりです。

家族やグループで旅行に出て、それぞれの見どころを見て回るのも楽しみのひとつですが、せっかく旅に出たのなら独自のお土産を持ち帰るのも思い出に残るものです。ここでは芦原温泉でおススメの体験施設について紹介していきましょう。

金津創作の森は見どころであるメイン施設の美術館アートコアを中心として、七つのゾーンがある自然と融合した創る喜びを体感できる場所です。そのなかのガラス工房では「吹きガラス」の体験ができます。世界で一つだけのオリジナル土産を作り上げれば、旅の思い出もより深まることでしょう。

観光いちご農園「農楽里」は有限会社あわら農楽ファームが運営するいちご園です。いちご園は木質ペレットを使用した暖房管理を行っており地球にも優しい施設です。いちごは高設栽培なので、お子さんでも大人もかがまなくても楽に取ることができ、しかも衛生面でも安心です。

開園時期は２月下旬～５月下旬の間となっております。ぜひ開園時期訪れて甘くておいしい自然のいちごグルメを楽しんでみませんか。

北潟湖の自然を活かした北潟湖畔公園には湖畔をの周りを1周できるサイクリングロードが整備されています。シンボルの真っ赤なアイリスブリッジの奥にある管理棟ではユニークな自転車や普通自転車を貸し出しており、子供から大人まで楽しめる公園です。

人気アニメ「ちはやふる」の舞台となった、あわら市近辺の見どころを普段とは違う装いで歩きませんか。江戸時代から続く老舗呉服店「馬忠呉服店」では、着物、袴、草履、髪飾りと和柄バックのレンタル＆着付けが利用できます(男性は数に限りあり)。

プランはあわら市近辺のパワースポットやグルメスポットを散策できる「街歩きプラン」と馬忠呉服店限定の、ちはやふる特大パネル前で記念撮影後近くの神社や駅前近辺の散策ができる「ちょっと体験プラン」の二つのプランが用意されています。

旅行の楽しみのひとつとして欠かせないのがご当地グルメですね。ここでは、芦原温泉でおススメのグルメスポットを、ちょっと高級感のあるカニ料理、Ｂ級グルメ、洋食、日本人のソールフードともいうべき蕎麦の4つに絞って紹介していきます。街歩きマップを片手に芦原のグルメ探訪も旅の思い出になることでしょう。

福井県三国港の老舗魚問屋直営の海鮮料理店「お食事処 田島」では新鮮な日本海の幸を堪能できるお店です。特におススメなのは地元の豊富な食材にこだわったご当地グルメ膳の「越前坂井うららの極味丼」です。

エビ、カニ、マグロをふんだんに使用した丼はお腹の満足度100%間違いなしです。
また、冬にぜひ食したいのが冬季限定(11月～3月）メニューの「カニ丼(税込\6,000)」、「せいこ丼(税込\4,500)」で、カニ一匹を贅沢に使用した逸品となっています。芦原に来たならぜひ味わいたいグルメのお店です。

三国といえば「三国バーガー」が全国的にも有名なＢ級グルメです。古い町並みにピッタリなノスタルジックな雰囲気を醸し出す大きな看板が目印の「三国湊座」で三国バーガーを味わうことが出来ます。

お土産などの物販所、映画上映やライブなどの文化イベントの発信などにも利用されている三国の情報発信基地の施設で味わう三国バーガーは、自家製マヨネーズやBBQソースで味付けし、お手ごろ価格で提供しています。芦原に来たならぜひともＢ級グルメの代表格「三国バーガー」を味わってみましょう。

限りなく地産地消にこだわった芦原でグルメ達に人気の洋食屋「源の屋」はデミグラスソース、マヨネーズ、パン粉に至るまですべて手作りの老舗洋食屋です。なかでもオムライスは昔ながらの味を長年守り続けた人気メニューとなっています。

あわら湯のまち駅近くにある蕎麦屋「平野屋」は大正12年創業の老舗で昔から伝統の味を守り続けています。そば粉、米は福井産にこだわり、丼物や中華そばとメニューも豊富にお手頃価格で提供しているどこか懐かしさを感じさせる食堂で知る人ぞ知るグルメスポットです。

2024年春の北陸新幹線敦賀延長でますます観光需要の期待が高まる「芦原温泉」は関西の奥座敷として人気の場所であり、観光資源や穴場的なパワースポット、グルメスポットも充実しています。マップを片手に街歩きも楽しいものです。

大阪から特急で2時間余り。東京からも金沢経由、米原経由で3時間30分余りとアクセスも便利な芦原温泉の観光を楽しみに出かけてみませんか。