望郷の湯は雪景色が素晴らしい!東日本1位と評価された馬曲温泉の魅力を紹介!

長野県の最北端の木島平村には天空の秘湯と称される「馬曲温泉 望郷の湯」があります。露天風呂からの眺めは北アルプスの雄大な景色が広がり、遮るものがない絶景のパノラマビュー!もちろん「馬曲温泉 望郷の湯」は源泉かけ流しの極楽湯。それだけじゃない魅力もお伝えします。

望郷の湯は雪景色が素晴らしい!東日本1位と評価された馬曲温泉の魅力を紹介!のイメージ

目次

  1. 1馬曲温泉 望郷の湯は天空の秘湯
  2. 2馬曲温泉 望郷の湯とは?
  3. 3馬曲温泉 望郷の湯の5つの楽しみ方
  4. 4馬曲温泉 望郷の湯周辺のおすすめ観光スポット5選
  5. 5馬曲温泉 望郷の湯のアクセス&駐車場情報
  6. 6馬曲温泉 望郷の湯で極上の露天風呂に入ろう!

馬曲温泉 望郷の湯は天空の秘湯

信州は長野県北東部に位置する木島平村には、知る人ぞ知る秘境の温泉があります。木島平村は米どころとして有名で、辺り一面田園が広がる風景は、米を主食としてきた日本人のDNAに響く郷愁の地といっても過言ではありません。

田園を望む先には北アルプスの山々が広がります。ダイナミックにそして雄大にそびえ立つ頂きに目を奪われながらどんどん山中にアクセスし、車を走らせましょう。目的の日帰り温泉の露天風呂「馬曲温泉 望郷の湯」がそこにあります。

北アルプスを望める長野の絶景日帰り温泉

山間部に居を構える「馬曲温泉 望郷の湯」は、標高700mという高さを誇ります。大自然に囲まれ、露天風呂の自慢はその眺望にありますよ。

晴れた日は遠く北アルプスの山々を望め、まるで自然と一体になれそうなそんな感覚に陥ってしまう秘湯中の秘湯の日帰り露天風呂です。

まさに絶景!この露天風呂の眺望を求めて訪れる方が絶えません。アクセスが簡単とは言えない場所にリピーターが絶えないのは、まさにこの景色を味わいたいからといえるでしょう。

絶景という言葉だけではおさまらない、この露天風呂には魅力があります。景色を眺めていると、どこか懐かしく忘れていたものを思い出してくれそうな郷愁を誘う、そんな露天風呂といえるかもしれません。

日帰り露天風呂として展開している「馬曲温泉 望郷の湯」は、野外の露天風呂だけではなく、内湯も展開しています。それ以外にも食事処や宿泊可能な施設も隣接しています。くねくねした曲道をアクセスしながらやっとたどり着く、秘湯といえるでしょう。

標高は700mと高く、周りは1500m級の山々に囲まれた、まさに長野県を代表する天空の秘湯です。

今回は長野県北東部に位置する木島平村の「馬曲温泉 望郷の湯」の魅力をたっぷりお届けしますので、ぜひ最後までご覧ください。

馬曲温泉 望郷の湯とは?

日帰り露天風呂で親しまれている「馬曲温泉 望郷の湯」の経緯を簡単にご紹介しましょう。「馬曲温泉」は「まぐせおんせん」と読みます。

この「馬曲まぐせ」の由来は馬も山道をよじ登る度に体をくねらせたことにあるそうですよ。それだけ急な曲道をアクセスしなければたどり着けない場所にあります。

アクセスする道中が容易ではないほうが、たどり着いた喜びも大きいものがあるはずです。そんな思いを裏切らない絶景露天風呂が待っています。

1982年(昭和57年)に発見され、1988年(昭和63年)に営業を開始した「馬曲温泉 望郷の湯」。温泉地としては歴史は古くはありません。けれど村民の願いがこもった日帰り温泉は、風情あふれる温泉施設として今も営業を続けています。

※2023年4月1日~一時休業しています。

東日本随一の雪景色の素晴らしい温泉

こちらの露天風呂は、日本経済新聞の「雪景色の素晴らしい温泉・東日本の部」で第1位にランクインされたほど!その景観の素晴らしさは大手メディアのお墨付きですね。

賞賛されるのは雪景色だけではありません。春夏秋冬、一年中を通して山々が魅せる自然の豊かさを堪能できる、癒される風景といえるでしょう。

四季の移ろいだけではなく、一日を通じて楽しめるのもこの露天風呂の魅力の一つです。西の方向に面しているので、特に夕暮れ時の景観が素晴らしいと評判です。黄昏時ともいえる夕刻に絶景を味わうのもこの露天風呂の醍醐味といえるでしょう。

日帰りでも夜8時まで営業しているので、満天の星空を眺めながら、至福の温泉時間を過ごせること間違いなしですね。

源泉温度が低めの単純泉

こちらの温泉成分はpH8.2 の弱アルカリ性単純泉。源泉100%の贅沢湯です。源泉温度が39.5℃と低めなので加温しています。

効能は神経痛、筋肉痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、疲労回復、健康増進、美肌効果と言われています。

日帰り入浴で気軽に立ち寄れる

車窓から山の自然を楽しみながら、アクセス可能。ハイキング気分で気軽に立ち寄れる日帰り入浴施設です。馬曲温泉公園内にあります。営業時間は朝8時から夜の8時までの12時間と長丁場。日帰りさながら一日中のんびり過ごせる温泉施設です。

日帰りだけではなく、宿泊もしたいという方には同じく馬曲温泉公園内に隣接している素泊まり専用の宿泊施設「梨の木荘」もありますよ。宿泊施設の概要は後ほどご紹介します。

馬曲温泉 望郷の湯の5つの楽しみ方

「馬曲温泉 望郷の湯」には大きく5つの楽しみ方があります。それぞれご紹介します。

①露天風呂のロケーションが最高

雪景色の素晴らしさは東日本1位を獲得するほどの絶景露天風呂!信州長野の山間部とあって雪の量も半端ではありません。しかし、その恩恵はこちらの露天風呂の眺望で確かめられるはずですよ。

季節を通じて移り変わる山々の美しさを肌で感じられます。遮るものがなく、目の前に広がるダイナミックな光景は北アルプスの山々の雄大さを間近に感じられます。

雲海も運が良ければ見られるとのことなので、標高700mの絶景をぜひ露天風呂でお楽しみくださいね。

②ヒノキ造りの内風呂は風情がある

日帰り入浴は内風呂も可能です。ヒノキ造りの湯船に浸かれば、檜の香りでセラピー効果も。天候の悪い日でも内風呂なら安心して湯あみが楽しめますね。窓越しに自然を眺めながらゆったりと風情のある温泉浴ができそうです。

③食事処鞍掛の茶屋でご当地グルメを味わう

食事といえばご当地グルメ!「食事処鞍掛の茶屋(くらかけのちゃや)」で食事を楽しみましょう。食事メニューの一番人気は、「名水火口そば」。信州はそば処として有名ですが、こちらのそばは一味違います。

そばのつなぎにオヤマボクチ(雄山火口)を使っているのが特徴的。また、木島平村地産のそば粉と平成の名水百選に選ばれた「龍興寺清水」の水を使用した手打ちそばとなっています。ここでしか味わえない食事メニューです。

お得感たっぷりの食事メニューもご紹介しましょう。それは「馬曲定食」。長野県北信の郷土料理の笹寿司、手打ちそば、季節の天ぷら、手作り冷奴と盛りだくさん!こちらの御膳で地元の食事を満喫できますよ。

食事を終えたら茶屋奥にある、60人収容可能な宴会スペースで休憩も可能です。温泉入浴後のくつろぎスペースとしても活用できます。

④売店の濃厚牛乳ソフトクリームがおいしい

食事の後はデザートはいかがでしょうか。地元の濃厚生乳で作られた「濃厚牛乳ソフトクリーム」がとてもおいしいと評判です。

同じく売店で購入できる「ほっ辛味噌」も人気です。木島平村内山地区の女性たちが試行錯誤を繰り返して完成した木島平産の味噌に、バナナ南蛮を調合したビン詰調味料で、ご飯のおとも、食事メニューにぴったりですよ。

⑤宿泊は素泊まり専門の梨の木荘へ

馬曲温泉公園内にある素泊まり専門の簡易宿泊施設「梨の木荘」があります。趣ある外観は梨の木がふんだんに使用され温かみを感じます。

純和室の客室はのんびりと過ごせそう。窓辺からは北アルプスの大自然が眺められ、まるで森の中に宿泊しているかのようです。

冬季は宿泊客室にこたつもお目見え。温泉でひとっぷろ頂いたら、こたつでまったり、そんなプチ贅沢も味わえます。自炊できるキッチンも完備されているので調理可能。気の合う仲間と食事に舌鼓を打ちながら一杯なんていうのも宿泊の醍醐味といえるでしょう。

1名から宿泊可能なので、ソロ旅を満喫できる貴重な宿泊施設となりますね。山間部の宿泊ならではの自然に溶け込んだ旅時間の過ごし方がきっとできるはずです。

馬曲温泉 望郷の湯周辺のおすすめ観光スポット5選

「馬曲温泉 望郷の湯」の周辺には、木島平村が誇る観光スポットも点在しています。せっかく訪れるのだから、観光スポットも巡りたい!おすすめの観光スポットを5選ご紹介します。

①田んぼと大パノラマが広がる『馬曲の棚田』

「馬曲温泉 望郷の湯」の麓にある棚田です。収穫時期の棚田一面が黄金色に染まる様は圧巻の一言。周辺の木々もオータムカラーに染まり、秋の棚田の美しさを引き立てます。春から夏の棚田の成長期も深緑の山々との融合で、さらに奥ゆかしい光景が広がります。

『馬曲の棚田』の基本情報

住所 長野県下高井郡木島平村大字往郷
電話番号
営業時間
定休日
アクセス 車 / 上信越自動車道豊田飯山I.C→国道292号線→国道117号線→
県道38号線経由 約30分
駐車場
URL 日本棚田巡り

②古民家で農村文化を伝える『木島平村郷の家』

木島平村の文化や農民の生活様式を伝える伝承施設です。笹寿司や漬物の郷土料理を体験することもできます。古民家の柱や梁などの主要な構造材をそのまま利用し、囲炉裏や土間などを再現した館内は、和みの雰囲気で田舎暮らしの心地良さを味わえます。

『木島平村郷の家』の基本情報

住所 長野県下高井郡木島平村往郷5676
電話番号 0269-82-2800
営業時間 10:00~15:00
金・土・日・祝日のみ(平日の利用については要問合せ、要予約)
定休日 月~金・冬期(11月~4月)は休業
アクセス 信濃平駅から車で約20分
駐車場 有り
URL めぐる木島平。

③樹齢500年以上の梨の木『鞍掛けの梨』

樹齢は500年以上と推定され、木島平村指定天然記念物の大樹です。高さ12m、太さ4m、枝の広がりは14mにも及びます。

往郷観音堂の敷地内にあり、平安時代末期、征夷大将軍となった木曽義仲が、兵を休め馬の鞍をこの木に掛け、岳北の幽玄な霊山を眺め、鋭気を養ったといわれています。

『鞍掛けの梨』の基本情報

住所 長野県下高井郡木島平村往郷(馬曲)
往郷観音堂  
電話番号
営業時間
定休日
アクセス 馬曲川沿いに県道354号沿い「鞍掛けの梨」の案内表示あり
駐車場 有り
URL 木島平村

④カヤの平高原が育む平成の名水『龍興寺清水』

龍興寺は治承年間に虎室と見竜によって南隣泉家敷に創建された古刹。水汲み場から湧水が湧き出ており、平成の名水100選に認定されています。

駐車スペースはあっという間に満杯になるほどの人気ぶり。皆さんこの名水を求めて地元はもちろん、遠方からも訪れます。水汲み場は3ヶ所あるので、順番はすぐに回ってきます。自然な甘みを感じられ、地元では霊水と崇められています。

『龍興寺清水』の基本情報

住所 長野県下高井郡木島平村大字穂高(内山)
電話番号
営業時間
定休日
アクセス 上信越道豊田飯山ICから車でおよそ30分
駐車場 有り
URL じゃらん

⑤土塁と空堀のみの土で作られた砦『平沢城跡』

平沢城は、15世紀、毛見氏が治めた毛見郷の北端に位置し、毛見氏一党の平沢氏の守城であったといわれています。

主廓を囲むように、二の廓・三の廓・腰曲輪があり、随所に土塁の痕跡が確認されています。露天風呂からもその平沢城跡が眺められ、古に思いを馳せながらの湯あみも一興ですね。

『平沢城跡』の基本情報

住所 長野県下高井郡木島平村往郷6003-1 
電話番号
営業時間
定休日
アクセス 信濃平駅から車で約20分
駐車場 なし
URL 木島平村

馬曲温泉 望郷の湯のアクセス&駐車場情報

「馬曲温泉 望郷の湯」へのアクセス情報をお伝えします。

アクセス情報①鉄道・バス

最寄り駅はJR飯山駅です。飯山駅からタクシーで約15分、または長電バス(野沢温泉行)で「中村」下車→タクシーで約5分です。直通のバス等は出ておりません。

アクセス情報②車

車でのアクセスは、上信越自動車道豊田飯山I.C→国道292号線→国道117号線→県道38号線経由で約20分です。

駐車場は?

馬曲温泉公園内に複数駐車可能な駐車場を完備しています。

馬曲温泉 望郷の湯の基本情報

住所 長野県下高井郡木島平村大字往郷5567-1
電話番号 0269-82-4028
営業時間  8:00~20:00(19:30受付終了)
【入浴料金】
大人:500円 / 小学生:200円 / 幼児:無料
定休日 毎週水曜日
※祝日・お盆・年末年始は営業します
アクセス 電車
 ・東京から/北陸新幹線で「飯山」駅下車。
 ・大阪から/「金沢」駅まで特急利用、「金沢」から北陸新幹線で「飯山」駅下車。
  飯山駅からタクシーで約15分、
または長電バス(野沢温泉行)で「中村」下車→タクシーで約5分


 ・上信越自動車道豊田飯山I.C→国道292号線→国道117号線→県道38号線経由 約20分
駐車場 有り
URL 公式サイト

馬曲温泉 望郷の湯で極上の露天風呂に入ろう!

東日本随一の雪景色の素晴らしい温泉と称された「馬曲温泉 望郷の湯」の魅力を感じていただけたでしょうか。ぜひ訪れて、至福の温泉時間を過ごしてくださいね。

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この記事のライター
berry
特別な日は温泉で過ごす温泉大好きライターです。海外経験があり日本の魅力を再発見、温故知新でさらなる魅力をお伝えします。

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