石の島「北木島」を観光しよう!おすすめスポットやフェリー情報も徹底解説!

皆様、石の島「北木島」についてご存知でしょうか?お笑い芸人千鳥大悟さんの出身地として話題ですが、アクセスとしてはフェリーと旅客船しかありません。今回は北木島の歴史や観光スポットなど盛りだくさんの内容となっております。観光に行かれる際のご参考にしてください。

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目次

  1. 1「北木島」とは
  2. 2北木島の歴史や概要について
  3. 3北木島のおすすめ観光スポット5選
  4. 4北木島の流し雛を見に行こう
  5. 5北木島のアクセス&フェリー情報
  6. 6北木島で歴史とロマンあふれる観光をしよう!

「北木島」とは

「北木島」とは岡山県笠岡諸島にあり、瀬戸内三代銘石の内の一つである「北木石」の産地であることから石の都と呼ばれています。また近年ではお笑い芸人の千鳥大悟さんの出身地として話題になりました。かつては一大産地として海外にまでその名を轟かせていた北木島。

今回はその歴史や有名な「流し雛」という行事、おすすめの観光スポットと交通アクセスまで詳しくご紹介させて頂きます。ぜひ訪れる前にチェックしてください。

瀬戸内の三大銘石

北木島では良質な花崗岩の産出と加工で栄えてきました。岡山県産の「北木石」は、愛媛県産の「大島石」、香川県産の「庵治石」と並び、瀬戸内三大銘石の1つです。この北木石は光沢のある白さと加工しやすく壊れにくいことが特徴であり銘石として人気があります。

有名お笑い芸人の出身地

皆様千鳥の大悟さんはご存知ですよね?今やテレビで見ない日はないといっても過言ではない彼ですが、なんと北木島の出身なんです。いくつか北木島の様子がわかるエピソードがありますのでご紹介させて頂きます。
 

北木島エピソード1:マクドナルド編

北木島には「マクドナルド」がありません。初めてのマクドナルド体験は1週間前に父が家族を招集し、「山本家は今週の日曜日マクドナルドに行くことになりました。」と宣言され当日父親が見たこともないスーツ姿でフェリーに乗って本島へ移動されたそうです。

初めてのマクドナルドで注文の仕方も何も分かりません。その為席に着席していたそうですがもちろん注文を聞きに来てはくれません。周囲の様子を見て父が「おぉ〜そうじゃった、そうじゃった。ここは注文しに行くところじゃった!」とレジに並びやっと注文できたそうです。

北木島エピソード2:信号編

北木島には信号がありません。先生に「この島には信号がないですが、日本には信号というものがあります。みなさんも将来、都会に出た時に信号に出会います。おそらくびっくりするでしょう。驚かないように今から練習しましょう。」

そう言われ、授業で信号を渡る練習をしたことがあったそうです。先生が赤い紙を出したり青い紙を出したりしながら渡り方を教えてくれたということです。

北木島エピソード3:運動会編

北木島の全人口は約960人です。大悟さんには同級生は6人しかおらずそのため運動会をすると子供だけでは人数不足なのでなんと親だけでなく島民参加型だったそうです。島のおばあちゃんがリレーに参加するのですが当然足の速さで子供には勝てません。その為リレー種目の中になんと「アジの3枚下ろし」が組み込まれていたとのことです。もちろん魚をおばあちゃんは華麗に捌き、子供は苦戦するので最終的に接戦になっていたということです。

北木島の歴史や概要について

かつて良質な大材が採れるということで、日本国内だけでなく海外にまでその名を知らしめていた北木島。石と共に人々が生きてきた北木島ですが、こちらではそんな北木島の歴史についてや石の概要などご紹介していきます。

平家軍が足を止めた地

1183年、源平水島合戦の際平家軍が足を止めた地とされており、この水島合戦の正午ごろに日食が起こりました。それを予測していた平家側に対し、海上戦に不慣れでさらに日食に動揺した源氏側に勝利を収め、源平合戦の中で平家側が唯一勝利した戦いとして知られています。その勝利を記念し島には石碑が建てられています。

採石の島として重宝される

北木島で採石される「北木石」は花崗岩の一種です。かつては日本最大の石材産地として昭和30年代には採石場がなんと島内に127ヶ所、昭和40年代には石材加工場が100ヶ所もありました。現在では島内の採石場は2ヶ所まで減少してしまいましたが、地元の「鶴田石材」は現在でも良質な「北木石」を産出しています。

歴史的建造物に使用される

北木島で採石される北木石は靖国神社の大鳥居や江戸城、日本銀行や大阪城の石垣など多くの歴史的建造物に用いられています。石と共に生きてきた北木島。現在にも受け継がれてきた伝統文化として島のあちらこちらにその名残が色濃く残っています。

北木御影石は絶品

北木島では江戸時代の頃から御影石の「北木」の採石が行われてきました。この御影石は先述した歴史的建造物にも多く用いられ、基本的には白い御影石ですが含まれる鉱物によっては4種類に分別されます。緻密な御影石ですが、加工が容易な特徴があり様々な石造品が作られています。

北木島のおすすめ観光スポット5選

石にまつわる数々のおすすめ観光スポットが北木島にはあります。こちらでは厳選した観光スポットとアクセス情報などのご紹介をしていきます。北木島を訪れた皆様はぜひお立ち寄りください。

①石めぐり

1番目のおすすめは「北木島の石めぐり」です。北木島には様々なアートな石があります。豊浦港川にあり歴史を刻んだ石や自然によって造られた石。中でも「石彫 メビウスの輪」は有名な観光スポットで、平成元年に第一回かさおか石彫シンポジウムの作品として発表されました。そんな石の数々を是非観光してみてください。

石めぐりの基本情報

【住所】 岡山県笠岡市北木島町
【アクセス】 伏越港から金風呂丸フェリーで北木島豊浦港までおよそ50分

②猫岩

2番目のおすすめスポットがこちらの「猫岩」です。北木島楠地区の東端の布越鼻にある石で猫の顔が浮かび上がっていることにより猫岩と名付けられました。こちらにはその名前の由来となった悲しい伝説があります。

源平水島合戦で平家の大将が船に乗せていた愛猫の三毛猫が、船が沈んだ際この岩まで泳いで力尽きたという伝説が島に残っています。実際は自然の産物という事ですがぜひ訪れてみてください。※猫の顔は海側を向いており海上からしか見られません。

猫岩の基本情報

【住所】 岡山県笠岡市北木島町
【備考】 陸地側からは見れません。定期旅客船が楠港へ入るときに見られます。

③丁場跡

3番目のおすすめスポットがこちらの「丁場跡」です。かつては日本最大の石材産地の北木島。島内にはその当時の名残が景観として今も色濃く残っています。北木石の採掘のための採石場の跡地に「丁場湖」が形成されました。そびえ立つ岩と水とのコントラストが圧巻です。※採石場、採石跡地は、私有地につき無断での立ち入りはできません。

丁場跡の基本情報

【住所】 岡山県笠岡市北木島
【アクセス】 笠岡港伏越港乗り場からフェリーで北木島 豊浦港・金風呂港まで約60分

④北木石記念室

4番目のおすすめスポットがこちらの「北木石記念室」です。北木中学校一室にあり、江戸時代から栄えてきた北木島の歴史がこちらで拝見できます。こちらでは歴史の他にも採石道具やパネルの展示がされています。

北木石記念室の基本情報

【住所】 岡山県笠岡市北木島町13198−1 笠岡市立北木中学校内
【TEL】 0865-68-2024
【入館料】 無料
【アクセス】 笠岡港住吉乗り場から定期旅客船で北木島港まで36分 下船後徒歩15分
【URL】 公式サイト
【備考】 開室時間は不定期のため北木中学校までお問合せください。

⑤石切の渓谷展望台

5番目のおすすめスポットが「石切の渓谷(たに)展望台」です。北木島に訪れた際にはこちらに是非立ち寄って頂きたい圧巻の展望台です。日本遺産にも認定されており、北木島の丁場(採石場)を一望できます。高さはなんと60m!迫力ある絶景をぜひお楽しみください。
 

石切の渓谷の基本情報

【住所】 岡山県笠岡市北木島町8703
【見学時間】 毎日12時〜13時まで(年末年始を除く)
【料金】 大人1000円、子供500円
【予約】 不要
【アクセス】 JR山陽本線 笠岡駅より徒歩15分
【お問合せ】 0120-68-2120(鶴田石材株式会社 本社採石場)

北木島の流し雛を見に行こう

皆様「流し雛」という行事をご存知でしょうか?この行事は雛祭りの原点といわれている行事です。「形代」に災い(痛みや辛み)をうつし流すというもので、「源氏物語」にも形代を舟に乗せ海に流したと記載があるのでよほど昔からの行事のようです。
現代では日本各地で行われている「流し雛」ですがここ北木島でも行われています。それでは詳しくご紹介させて頂きます。

毎年3月に開催

北木島の流し雛は旧暦3月3日周辺の日曜日、北木島大浦の海岸で行われています。小麦わらまたは厚紙をで作った小舟の中に、1年間に毎月1体ずつ作った合計12体の紙雛と船頭を入れます。さらに桃の花の小枝やあさり寿司なども入れ海へと流します。

約300年の歴史がある

この「北木島の流し雛」は約300年の歴史があると言われています。元は各家庭で流していた流し雛ですが、現在では観光行事として大浦の浜から海へ一斉に流すことになっています。全国的にも少なくなってきた流し雛ですがその中でも川に流す地域が多いそうで海へ流すのは全国的にも希少性が高いそうです。

女性の厄除け

この「北木島の雛流し」ですが女性が雛を流すと決まっています。この流した雛に病気や悩み事を託し、また子供の健やかな成長と家庭安全を願い、大浦の浜辺から海へ流します。そうするとその年1年間無病息災でいられると言い伝えられている女性の厄除け行事です。

重要無形民族文化財に指定

この「北木島の流し雛」ですが北木島流し雛保存会により笠岡市の重要無形民俗文化財に申請され、無事指定されることとなりました。これにより後世に伝えていかなければならない伝統行事として認識され、流し雛フェスティバルというものも行われています。

北木島のアクセス&フェリー情報

笠岡諸島の内の一つである「北木島」。当然島にあるため車ではいけません。こちらでは島へのアクセス方法やフェリーのご紹介をしていきます。

アクセス情報

北木島へは5つのアクセス方法があります。その内4つはフェリーや旅客船を利用する方法で、残り1つは海上タクシーを利用する方法です。人数やどのようなプランで島を観光するかにより使い分けるのがおすすめです。

フェリー発着場は金風呂港か豊浦港

フェリーの発着場は島の西側の豊浦港か金風呂港に停まります。行き先や時間帯に合わせて検討して下さい。尚フェリーには車も輸送できますのでご安心ください。

フェリーの時刻表

こちらではフェリーの時刻表をご案内させて頂きます。是非ご参考にしてください。

白石島行きフェリー(三洋汽船)

・笠岡〜白石島

笠岡 伏越港発 白石島着
9:00 9:45
11:00 11:45
14:40 15:25
16:50 17:35
・白石島〜笠岡
白石島発 笠岡 伏越港着
7:55 8:40
10:00 10:45
13:35 14:20
16:00 16:45

北木島行きフェリー(大福丸)

・笠岡〜北木島

笠岡 伏越港発
6:10
8:05
10:00
14:10
16:10
・北木島〜笠岡
北木島 豊浦発 北木島 金風呂発
6:55 7:05
9:00 9:10
13:00 13:10
15:15 ←15:00●
17:05 ←16:55●
※●は経由する順番が変わります。(金風呂港→豊浦港の順に経由します。)

白石島・北木島行きフェリー(金風呂丸)

・笠岡〜白石島〜北木島航路

出発港 出発時刻
笠岡(伏越)港 7:15発
豊浦港 8:05
金風呂港 8:15
白石島港 8:39
笠岡(伏越)港 9:19着
笠岡(伏越)港 9:25発
白石島港 10:08
豊浦港 10:28
金風呂港 11:20
白石島港 11:40
笠岡(伏越)港 12:20着
笠岡(伏越)港 13:00発
白石島港 13:43
豊浦港 14:03
金風呂港 14:13
白石島港 14:40
笠岡(伏越)港 15:20着
笠岡(伏越)港 15:25発
金風呂港 16:16
豊浦港 16:26
笠岡(伏越)港 17:26着

海上タクシーもおすすめ

観光とフェリーの時間がうまく噛み合わなければ海上タクシーというアクセス方法もおすすめです。こちらでは島内で有名な笠岡諸島で25年間海上タクシーとして走り続ける「幸進丸」さんの詳細情報をご紹介させて頂きます。

【料金】(10名まで一定料金) 笠岡〜北木島 11000
【所要時間】 約20分
【URL】 公式サイト
【お問合せ】 0865-68-4345
【メールアドレス】 heaven.s-prison-secundum@docomo.ne.jp 

北木島の基本情報

【面積】 7.48㎢
【周囲】 19.1km
【標高】 (バックリ山) 226m
【地図】 岡山県笠岡市北木島町

北木島で歴史とロマンあふれる観光をしよう!

北木島について観光スポットや歴史など詳しくご紹介させて頂きましたがいかがでしたでしょうか?さすが「石の島」なので石にまつわる事が数多くありました。是非300年続いている流し雛やロマンあふれる採石場など一度訪れてみてください。

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西川美羽

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