船通山の登山ルートを徹底解説!所要時間や注意点、カタクリ&紅葉&温泉情報も!

船通山は島根県と鳥取県の境に位置する山です。複数の登山口からの登山コースがあり、登山を楽しむことが出来ます。近隣に駐車場もあります。希望時間によっても、登山ルートを選択することが出来ます。船通山は自然にあふれており、春のカタクリと秋の紅葉、温泉も満喫できます。

船通山の登山ルートを徹底解説!所要時間や注意点、カタクリ&紅葉&温泉情報も!のイメージ

目次

  1. 1船通山とは
  2. 2船通山の登山コースは4つ!所要時間と注意点を解説
  3. 3船通山の見どころは?
  4. 4船通山付近の日帰り温泉情報
  5. 5船通山のアクセス&駐車場情報
  6. 6船通山登山で大自然を楽しもう!

船通山とは

船通山(せんつうざん)は、鳥取県と島根県の県境にあり、登山も楽しめる親しみ深い山です。

山頂からの眺めもとてもよく、四季折々の景色を楽しめます。春はカタクリ、秋は紅葉と、見どころ満載です。

そして、温泉もあるので、登山後に疲れた体を天然温泉に浸かって、ゆっくりと休むことが出来、リフレッシュもできます。

登山口の違う登山ルートも色々で、初心者も登山を楽しむこともできます。もちろん、険しい登山コースもありますので、経験や気分によってコースを選択することもできます。

魅力満点な船通山についてご紹介していきます。

島根と鳥取の県境に位置する山

鳥取県日南町と島根県奥出雲町の県境に位置する標高1,142mの山です。登山コースもいくつかあり、島根県側からも鳥取県側からも登ることが出来ます。登山口やそれぞれの登山ルートについては後程詳しくご紹介します。

山頂から景色は遮るものがなく、素晴らしいものがあります。そして、山頂では、360度のパノラマで景色が楽しめます。大山や島根半島、条件が整えば隠岐の島も見ることができ、春夏秋冬とそれぞれ違った景色を楽しむことが出来ます。

神話「ヤマタノオロチ」の舞台にも

船通山は、有名な神話【ヤマタノオロチ】の舞台としても知られる、霊峰の山です。比婆道後帝釈国定公園内にある船通山は、ヤマタノオロチ退治の舞台地として知られています。古くは”鳥髪峰(とりかみのみね)”ともいわれていました。

神話の中で、スサノオノミコトがヤマタノオロチを退治した時、大蛇の体内から三種の神器の一つ”アメノムラクモノツルギ(クサナギノツルギ)”が出現した場所と伝えられています。

”古事記”によれば、出現した天叢雲剣を天照大神に献上したといわれています。


頂上には【天叢雲剣出現之地(あめのむらくものつるぎしゅつげんのち)】の碑とスサノオを祀る祠があります。

年に一度、祭りも開催されます。その祭りについては、後程ご紹介します。

船通山の登山コースは4つ!所要時間と注意点を解説

船通山では、登山を楽しむことが出来ます。登山口や登山コースも複数あるため、経験に応じて、登山ルートを選ぶことが出来ます。

季節によっても雰囲気もガラっと変わりますので、何度も、様々なコースで登山し、その時期その時期で楽しむことが出来るのは魅力的ですね。

それぞれの登山ルートについて、ご紹介します。

登山ルート①鳥取側「一般コース」

まずは、鳥取県日南町側の登山口からの登山ルートをご紹介いたします。
一般に一般コースと呼ばれる登山コースになります。
一般コースは、丸太を利用した足場がとても整っているので、下山の際に使うことがお勧めです。

一般コースの登山口

一般コースの登山口は、日南町上萩山にある駐車場にあります。
自動車で行く場合、庄原ICから、国道183号線を進み、県境の峠を越えて日南町に入ります。

多里の集落の手前から県道15号線の多里・横田線に進み、約6kmほど進んだところにある「船通山」の案内に従い右折して、広域林道船通山線に入ります。途中に船通山を望むことのできる展望所を通り過ぎ、奥へと進んで行くと、専用駐車場があります。

一般コースの所要時間

1時間から1時間半の登山コースとなります。

一般コースの注意点

こちらの登山コースの注意点として、林間広場の40m先で登山道が二手に分岐します。

案内標識が立っており、左手が【健脚コース40分】、右手が【一般コース50分】となりますので、予定しているコースを間違えないようにご注意ください。

健脚コースは険しい部分もあるので、一般コースを予定されている場合、特に注意が必要です。

登山ルート②鳥取側「健脚コース」

続いても、鳥取県日南町側の登山口からの登山ルートをご紹介いたします。
一般に健脚コースと呼ばれる登山コースになります。
健脚コースは、途中まで一般コースと同じ道のりになります。

一般コースよりも険しめなコースですが、植生が豊かで、様々な植物を観察することもできるので、より自然を楽しむことが出来るコースとなっています。

健脚コースの登山口

健脚コースの登山口も、日南町上萩山にある駐車場にあります。
自動車で行く場合、庄原ICから、国道183号線を進み、県境の峠を越えて日南町に入ります。

多里の集落の手前から県道15号線の多里・横田線に進み、約6kmほど進んだところにある「船通山」の案内に従い右折して、広域林道船通山線に入ります。途中に船通山を望むことのできる展望所を通り過ぎ、奥へと進んで行くと、専用駐車場があります。

健脚コースの所要時間

こちらの登山コースの所要時間は1時間半前後となります。

健脚コースの注意点

こちらの登山コースの注意点としても、一般コースと同じく、林間広場の40m先で登山道が二手に分岐します。

案内標識が立っており、左手が【健脚コース40分】、右手が【一般コース50分】となりますので、行きたいコースを間違えないようにご注意ください。

また、一般コースより険しめのコースで急坂となりますので、ご注意ください。

登山ルート③島根側「亀石コース」

続いてご紹介するのは、島根県側からのおすすめ登山コースです。ブナ林の横手を通る緩やかなコースとなっています。

亀石コースの登山口

島根県仁多郡奥出雲町竹崎の亀石駐車場からのスタートとなります。

わくわくプール付近で二手に分かれる分岐の左側に進むと亀石コースがある駐車場にたどり着きます。亀石コースの入り口はその場所になります。

また、登山口は他にもう1カ所あり、ひとつはわくわくプール駐車場からとなります。 ちなみに、わくわくプール駐車場から亀石コース登山口まで徒歩30分~40分程度かかります。

おすすめコースは、登りは亀石コース、下りは鳥上滝コースと、周回する場合はわくわくプールからのスタートすることが出来ます。
ただ、登りも下りも亀石コースの場合は、亀石コース登山口からのスタートがおすすめです。

亀石コースの所要時間

亀石コースは1時間から1時間半のコースとなります。

亀石コースの注意点

亀石コースは、沢沿いの登山コースとなるため、雨上がりは石の上が滑りやすかったり、ぬかるんだ道となっているところが数か所あるので、注意が必要です。

登山ルート④島根側「鳥上滝コース」

鳥上滝コースは、登山口から約30分ほどのところにある、高さ約16m滝、そして、斐伊川の源流でもある鳥上滝を見ることが出来る登山コースです。

鳥上滝コースの登山口

鳥上滝コースの登山口も、亀石コースと同様に、島根県側からとなります。

わくわくプール付近で二手に分かれる分岐の右側に進むと鳥上滝コースがある駐車場にたどり着きます。鳥上滝コースの入り口はその場所になります。

登山口はもう1カ所あり、わくわくプール駐車場です。
周回するのであればわくわくプールから、そうでない場合は鳥上滝コース登山口からスタートするのがおすすめです。

鳥上滝コースの所要時間

鳥上滝コースの所要時間は、1時間半から2時間となります。

鳥上滝コースの注意点

こちらは、亀石コースよりも険しく、途中に係留もあるので、足を滑らせないようにご注意ください。

船通山の見どころは?

船通山の見どころは、選べる登山コースのほかにもいろいろあります。春のカタクリ、夏の祭り、秋の紅葉等色々です。

ここから見どころを紹介します。

見どころ①山頂付近に群生する「カタクリ」 見どころ

まずは、4月下旬から5月上旬に見頃を迎えるカタクリの花です。カタクリとはユリ科の多年草で、春の妖精ともいわれるカタクリの花は、直径3~5センチほどで反り返った花を咲かせます。
 

しかも、カタクリは船通山の山頂に群生しており、1ヘクタール以上にも及ぶ広さで見ることが出来ます。紅紫色のカタクリが【花のじゅうたん】となっている景色を楽しむことが出来ます。

群生しているカタクリに近づくと、甘い香りが漂ってきます。

登山の努力や疲れも、このカタクリの絨毯とカタクリの香りに包まれて満喫したら、ホッと癒されるのではないでしょうか。

見どころ②山を赤く染める「紅葉」

続いてご紹介するのは、船通山を赤く染める秋の紅葉です。例年10月下旬から11月中旬に紅葉の見頃を迎えます。

特に亀石コースで登山すると、紅葉しているブナ林の横手道を散策できるので、紅葉を間近で楽しむことが出来ます。

赤黄等の紅葉を眺めながら登山が出来、且つ、山頂からは他の山々の紅葉も眺めることが出来ます。

秋の美しい船通山の紅葉を、山の中から、そして、山頂から楽しんでみるはいかがでしょうか。

見どころ③年に一度の「宣揚祭」

次の見どころは、年に一度開かれる【宣揚祭】です。

毎年、7月28日に行われる、【宣揚祭/船通山記念碑祭】は、退治されたオロチの尾から【天叢雲剣】が現れたという神話に基づいて、その舞台とされている「船通山」の山頂において執り行われます。

「天叢雲剣出顕之地」の石碑の前で「剣の舞」が勇ましく奉納されて、船通山登山の安全祈願がされます。

見どころ④山頂からの風景

鳥取県や島根県を見渡せる、船通山の山頂からの360度パノラマ景色です。天気が良い日は日本海までも見渡すことが出来るのです。

見どころ⑤天然記念物「船通山のイチイ」

そして、最後にご紹介する見どころは、山頂付近に立っている立派なイチイの木です。

イチイの木は、天然記念物に指定されており、幹の径は約4.3m、斜面を貼って伸びる枝葉20m以上にもなります。

ちなみに、このイチイの木は、鳥取県側の9合目(1,000m付近)の斜面にあります。

この老樹巨木を見ながら、長い月日に思いをはせるのも、良いですね。

船通山付近の日帰り温泉情報

ここでは、船通山近くの日帰り温泉についてご紹介します。

温泉は島根側登山口のみ!

温泉があるのは、島根県側の登山口付近のみになります。

ここでは、日帰り温泉についてご紹介します。

「斐乃上荘」

まずは、日本三大美肌の湯にも選ばれた、斐乃上温泉の斐乃上荘です。新館と旧館があり、新館にある温泉には、大きな窓があり、船通山の登山口のある奥出雲町の大自然を眺めることが出来ます。

旧館の温泉は、壁に岩が大胆にあしらわれており、雰囲気の良い岩風呂風の温泉です。

場所は、わくわくプール駐車場から徒歩約6分程で行けます。

日帰り温泉の入浴料は、大人500円、小人250円です。
温泉の泉質は、アルカリ性単純温泉です。

「民宿たなべ」

続いては、同じく斐乃上温泉のかたくりの里、民宿たなべです。
男女別の内湯と貸切風呂に露天風呂があり、どの風呂もかけ流しとなっています。

露天風呂は春から秋となっています。

場所は、わくわくプール駐車場から徒歩約5分程で行けます。

日帰り温泉の入浴料は、大人600円、小人300円、幼児200円です。
 

船通山のアクセス&駐車場情報

ここでは、船通山へのアクセス情報を、それぞれの登山口情報でご紹介します。

鳥取側登山口のアクセス情報

駐車場 日南町上萩山
TEL 0859-82-1715(日南町観光協会)
トイレ 有り

まずは、鳥取県側の登山口についてです。
登山口への行き方は、県道15号横田多里線より案内板がありますので、それを目印に船通山林道に入り、しばらく進むと登山口に到着します。

駐車場は?

登山口には、林間広場駐車場があります。10台程度停めることが出来ます。

島根側「亀石登山口」のアクセス情報

駐車場 島根県仁多郡奥出雲町竹崎
TEL 0852-22-6172(島根県庁 自然環境課)
トイレ 有り

アクセス方法は、車の場合ですと、出雲横田駅から20分、バスの場合ですと、出雲横田駅から20分「斐乃上荘」下車して、登山口まで徒歩20分となります。

また、松江自動車道三刀屋木次ICからですと、約40kmでわくわくプールに到着します。わくわくプールには、10台ほどの駐車スペースがあります。

駐車場は?

亀石駐車場は、20台用意されています。

島根側「鳥上滝登山口」のアクセス情報

駐車場 島根県仁多郡奥出雲町竹崎
TEL 0852-22-6172(島根県庁 自然環境課)
トイレ 有り

アクセス方法は、鳥上滝登山口も同様に、車の場合ですと、出雲横田駅から20分、バスの場合ですと、出雲横田駅から20分「斐乃上荘」下車して、登山口まで徒歩20分となります。

また、松江自動車道三刀屋木次ICからですと、約40kmでわくわくプールに到着します。わくわくプールには、10台ほどの駐車スペースがあります。

駐車場は?

鳥上滝駐車場も、20台用意されています。

船通山登山で大自然を楽しもう!

四季折々の違った表情を見せてくれる船通山です。また、登山コースも色々とあり、経験や気分によっても選ぶことが出来ます。また、それぞれのコースにも、違った見どころがありますので、コース制覇するのも面白いかもしれませんね。

また、カタクリの見頃時期であれば、そのかわいらしさと、香りを満喫したり、秋の燃えるような紅葉を眺めることもできるので、心も体も自然の中でリフレッシュすることが出来ます。

是非、色々な季節に船通山に訪れて、自然を存分味わってください。

おすすめの関連記事

Thumb島根のおすすめ日帰り温泉ランキングTOP24!人気の秘湯や家族風呂も!
島根で人気のある日帰り温泉をランキング形式でご紹介していきます。島根の秘湯温泉や大自然を満喫...

関連するまとめ

関連するキーワード

Missing
この記事のライター
fukufuku987

人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ