【岡山・潮干狩り】家族で楽しい潮干狩り!ベストシーズンや無料スポットをご紹介

「春になって暖かくなってきたからお出かけしたい。」そんな時は家族で潮干狩りへ出掛けてみてはいかがでしょうか。『岡山 潮干狩り』を楽しむためのポイントやベストシーズン、『岡山 潮干狩りスポット』や潮干狩り以外に家族で楽しめる無料スポットをご紹介します。

【岡山・潮干狩り】家族で楽しい潮干狩り!ベストシーズンや無料スポットをご紹介のイメージ

目次

  1. 1岡山・潮干狩りにおすすめの時期
  2. 2岡山・潮干狩りで採れる貝は?
  3. 3岡山・潮干狩りを楽しむコツ
  4. 4岡山で潮干狩りができるスポットを紹介
  5. 5岡山の潮干狩りで初夏の大冒険!お子様の思い出作りに

岡山・潮干狩りにおすすめの時期

春の定番レジャーといえば潮干狩りですが、潮干狩りはシーズン中いつでも行えるわけではありません。こちらでは、潮干狩りのベストシーズンやベストな時間帯についてご紹介します。

ベストシーズンは?

岡山県では、3月〜8月のお盆前まで潮干狩りを楽しむことができます。その中でもゴールデンウィークの4月下旬〜5月上旬がベストシーズンです。

この時期になると水温が徐々に上がっていき、10℃台後半から20℃台前半の水温はあさりの成長を促します。成長したあさりは産卵を控えるため、身が太りとてもおいしい時期になります。

時間帯は?

あさりやマテ貝を狙う時間帯は、干潮の2時間前〜干潮までの時間が狙い目になります。特に干満の差が大きな「大潮」のタイミングがベストです。あさりやマテ貝が隠れている砂面が大きく露出するので狙い目です。

また、場所によっては限定的な条件でしか潮干狩りを行えない場所があるので、潮干狩りに行く際は注意が必要です。行こうと思っている潮干狩りスポットの干潮の時間と満潮の時間、条件の有無は、欠かさずチェックしましょう。満潮・干潮のタイミングは気象庁に記載があります。調べやすいのでぜひ参考にしてみてください。

春の干潮

季節によって気温が変化するように潮位も季節によって変化します。夏と秋は潮位が高くなりますが、春は潮位が低く、潮干狩りを行うのに最適な時期です。潮干狩りを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

岡山・潮干狩りで採れる貝は?

岡山県の潮干狩りでは定番のあさりのほかに、あさりとは違う少し変わったマテ貝、一般には出回らないタイラギ貝などを獲ることが出来ます。潮干狩りで獲れる貝やおすすめの食べ方についてご紹介します。
 

食べて美味しい「あさり」や「マテ貝」

潮干狩りで獲れるあさりは、スーパーで売られているものより身が大きく、しっかりとして美味しいあさりが獲れます。岸寄りではなく、沖寄りを狙うと大きなあさりを獲ることができます。

スーパーで見かけることが少ないマテ貝を獲ることができます。マテ貝は塩分に反応して飛び出してくるので、穴に塩を入れると獲ることができます。美味しい貝ですので、ぜひ狙ってみてください。

あさり

あさりは、潮干狩りの代表的な二枚貝で、食卓にもよく並ぶ有名な貝です。岸寄りで獲れるあさりは餌不足で貝殻が団子状になっていき、反対に沖寄りは、餌が豊富で貝殻が平べったくなっていきます。身の大きなあさりを狙いなら平べったい貝を狙いましょう。

あさりは春と秋に産卵期を迎えるため、潮干狩りのシーズンの時期には身が太り美味しくなります。あさりの味噌汁やあさりの酒蒸しがおすすめです。身が大きくしっかりしていて食べ応えがあります。旬を迎えたあさりを味わってみてください。
 

マテ貝

マテ貝は、見た目は少し変わった貝ですが、身がしっかりしていてとても美味しい貝です。穴に塩を入れて待っていると飛び出してくるので、そこで捕まえるというあさりとは違った楽しみ方ができます。ぜひ潮干狩りで狙ってみてはいかがでしょうか。ちなみに、マテ貝の穴はカニの穴と似ているので、塩をかけても何も出てこないこともあります。

マテ貝の調理は難しくなく、どんな調理法でも美味しくいただけます。定番料理はあさりと同じく、味噌汁や酒蒸しです。バター醤油で焼いても美味しくいただけます。

タイラギ貝

タイラギ貝は、国内で食べられる二枚貝の中でもっとも大型な貝です。一般に流通することは少ないため、認知度は低いかもしれませんが、料理店や寿司屋で高級なネタとして利用される貝です。代表的な呼び名は、「タイラガイ」です。

タイラギは、貝柱とヒモの部分を食べることが多いです。調理方法は、基本的にホタテのような使い方ができます。鮮度がよければお刺身でいただくこともできますし、火を通してムニエルのようにしたり、バター炒めにして食べることもおすすめです。
 

お子さんは磯遊びも

潮干狩りに出かけた際は、潮干狩りだけでなく磯遊びも一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。潮干狩りで獲れるあさりやマテ貝以外の海の生き物に触れることができます。海水浴をするのにはまだ早い、この時期におすすめです。

岡山・潮干狩りを楽しむコツ

こちらでは、岡山県で潮干狩りを楽しむための服装や準備など、潮干狩りを楽しむためのコツをご紹介します。

潮干狩りを楽しむために後悔しない準備を!

せっかく潮干狩りに行っても何も獲れなかったり、服装を間違えたりすると折角の潮干狩りが台無しになってしまいます。そんな残念な思い出にならないように、しっかりと準備をしてからお出かけすることをお勧めします。ぜひ、参考にしてください。

場所選び

身の大きなあさりを狙うなら、沖寄りがおすすめです。岸寄りではあさりの餌が少なく身が大きくないため、餌の豊富な沖寄りでは身の大きなあさりが多くなります。ただし、沖は潮が満ちるのが早いため大きなあさり狙う場合は、潮の動きに注意しましょう。

あさりはすでに掘られている場所にはいないので、少し山になっている所を狙いましょう。マテ貝はあさりとは異なり、穴の中に塩を入れると穴の外に出てくるので手で捕まえることができます。穴を掘る必要はありません。

服装

潮干狩り時期の水温は夏ほど高くないため、上下長いものを選びましょう。また、岡山は「太陽の国」と呼ばれる程晴れの日が多く、海からの照り返しもあるため、帽子やアームウォーマーがあると良いでしょう。

足元は割れたあさりの貝殻などで足を怪我する可能性があるので、怪我防止のためマリンシューズや長靴が良いです。

持ち物

あさりやマテ貝などを獲るための道具として、熊手やスコップ、獲った貝を入れておくバケツや網を用意しましょう。最近では熊手や網など100円ショップでも購入できます。日焼け対策グッズや暑さ対策グッズ、怪我防止のための軍手などがあると便利です。砂浜は照り返しなどで温度が上昇するので、水分も十分に持ち運んで熱中症に気をつけましょう。

タオルやウェットティッシュなど、汚れた足を拭くものなども用意しておくのがおすすめです。お子様が途中で飽きてしまった時のための遊びグッズもあるといいですね。

岡山で潮干狩りができるスポットを紹介

岡山は瀬戸内海に接しているため、潮干狩りができるスポットが多くあります。中には、生体の保護により潮干狩りを禁止している所もあるので、事前に確認してから向かいましょう。こちらでは、岡山県で潮干狩りができるスポットをご紹介します。

おすすめの潮干狩りスポット5選

岡山県で人気の潮干狩りスポット「高洲の浅瀬」や「青佐鼻海岸」とその他に潮干狩りが楽しめるおすすめの潮干狩りスポットをご紹介します。

①高洲の浅瀬

高洲の浅瀬は陸から1キロのところにある潮干狩りスポットです。4月~8月までの大潮の干潮時に約3時間だけ高洲が干上がることから、「幻の島」や「幻の砂浜」と呼ばれています。3時間の間に潮干狩りを楽しむことができます。

高洲が干上がった3時間の間にあさりやマテ貝を獲ることが出来ます。あさりやマテ貝の他に、潮溜まりには逃げ遅れた魚やウニなどがいることもあります。高洲の浅瀬は岸から離れているので大きなあさりが期待できます。

開催期間  4月~8月中旬
料金 高州までの往復運航料金 大人(中学生以上)1,300円、子ども(4歳~小学生)650円
※入漁料は必要なし。採れた貝類・魚類も無料で持ち帰り可能
アクセス JR児島駅より下電バス、王子ヶ岳線の宇野行か王子が岳行にて「王子が岳」下車

②青佐鼻海岸

青佐鼻海岸(おおさばなかいがん)人気の潮干狩りができるスポットです。あさりやマテ貝を獲るために多くの人が訪れ、ゴールデンウィークごろは人が多くなるので、向かう際は時間に注意しましょう。

青佐鼻海岸では潮干狩りを楽しむ他に、穴ジャコ釣りを楽しむことが出来ます。潮干狩り以外も楽しむことができるのでおすすめです。また、青佐鼻海岸の地元団体がシーカヤックやサップの体験を行っているので、そちらもチェックしてみてください。

開催期間  4月〜8月
料金 無料
アクセス 電車:JR山陽本線「里庄駅」から井笠バス「寄島行き」で15分、終点で下車、徒歩20分
車:山陽道「鴨方IC」から約20分

③牛窓海水浴場

牛窓海水浴場は近くにある岩場のあたりで潮干狩りを行えます。こちらは潮干狩りが無料でできるので気軽に楽しむことが出来ます。牛窓海水浴場の近くには黒島があり、有料の観光潮干狩りを行うことができます。

牛窓海水浴場の近くにある黒島は、干潮時に牛窓海水浴場とつながり、歩いて黒島に渡ることができます。「高洲の浅瀬」や「青佐鼻海岸」と同じく人気の潮干狩りスポットです。

期間  4月中旬~6月中旬
料金  無料
アクセス  赤穂線邑久駅から車で20分
岡山ブルーライン邑久ICから車で15分

④宮の下海水浴場

大多府島にある宮の下海水浴場は、無料の潮干狩りスポットです。近くには港があり、釣りを楽しむことができるので潮干狩りと釣りを楽しむことができます。近くにトイレもあるので安心です。

島に渡って行う潮干狩りですので、「高洲の浅瀬」や「青佐鼻海岸」に比べて、人も少ないのが特徴です。島からの景観を楽しみながら潮干狩りができる潮干狩りスポットです。

開催期間  7月〜8月 海水浴
料金 無料
アクセス 公共交通機関の場合
日生港から定期船で約25分、大多府島港から徒歩5分

自動車の場合
岡山ブルーライン備前IC、日生港まで車5分、日生港から大生汽船30分で大多府港下船徒歩5分

⑤前島

前島は牛窓海水浴場の向かいにある島で、牛窓フェリー乗り場から前島フェリーで僅か5分の所にあります。キャンプ場の近くで潮干狩りを楽しむことができます。潮干狩り以外にも楽しいスポットがたくさんあるので、潮干狩り以外も楽しみたい方におすすめです。
 

開催期間   4月〜8月
料金 無料
アクセス 交通JR赤穂線邑久駅より牛窓港まで車20分、または牛窓行バス25分、終点下車船5分、岡山ブルーライン邑久ICより牛窓港まで車15分、船5分

岡山の潮干狩りで初夏の大冒険!お子様の思い出作りに

岡山県の潮干狩りスポットには魅力がいっぱいです。「幻の島」と呼ばれる高洲の浅瀬や穴ジャコ釣りが楽しめる青佐鼻海岸、島へ歩いて渡れる牛窓海水浴場など。ご紹介した以外にも魅力的な潮干狩りスポットはたくさんあります。

ぜひ暖かくなってきたこの時期に、お子様との思い出作りに潮干狩りへお出かけしてみてはいかがでしょうか。あさりやマテ貝を採ったり、磯の生き物と遊んだり楽しめること間違いなしです。

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この記事のライター
菊池 藍花

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