福山雅治が師と仰いだ写真家・植田正治とは?植田正治写真美術館で軌跡を辿ろう

鳥取にある「植田正治写真美術館」はご存知でしょうか。有名な写真家となり福山雅治とも親交があります。植田正治写真美術館ではフォトコンテストが開催されたり、有名な設計士によるおしゃれな建築物が見られます。合わせておすすめのランチスポットやアクセスもお伝えします。

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目次

  1. 1植田正治写真美術館とは?
  2. 2植田正治写真美術館の見どころ
  3. 3植田正治写真美術館ではフォトコンテストの開催も
  4. 4植田正治写真美術館周辺のランチのおすすめは?
  5. 5植田正治写真美術館のアクセス&駐車場情報
  6. 6植田正治写真美術館で偉大な写真家の軌跡を辿ろう

植田正治写真美術館とは?

鳥取にある『植田正治(うえだ しょうじ)写真美術館』はご存知でしょうか。フランスを始め、世界で活躍していた、日本写真家の植田正治の個人美術館となり12000点あまりのコレクションが展示されています。

彼の美しい写真、作品は何回見ても心を動かされます。人気シンガーの福山雅治とも交流のある、植田氏の作品を見に鳥取へ訪れましょう。

植田正治氏は、人気シンガーの福山雅治と親交があったのは有名な話です。写真家・福山雅治としてエキシビジョンを開催したこともあります。

そして植田正治写真美術館は、日本で有名な建築設計士の高松伸(たかまつしん)による建築物となり、とてもオシャレな建物でインスタ映えです。鳥取のシンボル的存在の大山を望むことができ映える観光スポットとして人気が高いです。

生まれ育った地で活躍し続けた写真家

植田正治氏は鳥取境港市で生まれ育った日本の写真家です。地元の鳥取境港市を拠点におき、70年あまり戦後、戦前、自然や砂丘、家族などの写真を撮り続けたのです。そして人気シンガーの福山雅治とも親交があり、彼の制作に関わっていました。

植田正治氏の演出写真は『植田調Ueda-cho』と言われ、日本やフランスなどで数多くの賞を受賞しています。山陰地方、特に地元の鳥取にこだわっており、空や自然、鳥取砂丘などを被写体を、オブジェに見立てた写真を撮り続けたのです。

福山雅治とも親交があった植田正治

人気シンガーソングライター福山雅治のCDジャケット『Hello』を手がけたことがある植田正治。

それ以来、福山雅治と親交を深めており、彼に写真の技術など指導をしたことが有名となっています。植田正治ファンの方はぜひ福山雅治のCDジャケットをチェックしてみましょう。

写真発祥のフランスに根付くUeda-choという作風

鳥取生まれの植田正治は、写真の発祥の地フランスでも活躍をしており、1996年にフランスから、芸術文化勲章を受章しています。

フランスでは『Ueda-cho(植田調)』という日本表記の名前で知られています。彼の数多くの写真は、今でもフランスを始め世界の人々に愛され続けているのです。

植田正治写真美術館の見どころ

植田正治写真美術館には植田氏の見どころがたくさん詰まっています。戦前、戦後の写真も展示されており約12000点ほど見ることができます。高松伸が手がけた設計、建築物も見逃せません。

では植田正治写真美術館、設計、建築物についてご紹介していきます。福山雅治も訪れた写真美術館、ぜひ足を運んでみましょう。

鳥取砂丘を舞台に演出された写真

植田正治氏の写真は空や砂丘、自然にこだわっており、生まれ育った鳥取砂丘を舞台とし『砂丘は大きなホリゾント』と表現をしています。鳥取砂丘をオブジェのようにした演出写真を撮り続けた植田氏です。

建築家・高松伸が手がけたこだわりの設計

島根県出身の建築家『高松伸(たかまつしん)』は、植田正治写真美術館の設計にて、芸術選奨文部大臣賞受賞を受賞しています。

そのほか多くの賞を受賞しており、日本でとても有名な建築家です。高松伸が手がけたこだわりの設計は各展示室の間から『望む水面に逆さ大山』が望められます。

高松伸の自然、写真、展示物などとうまく調和された設計はお見事です!建築や写真に興味がある方は、ぜひ高松伸が手がけた設計を見に植田正治写真美術館へ足を運びましょう。

世界最大規模のカメラレンズ

植田正治写真美術館のおすすめの見どころは、世界最大規模のカメラレンズです!映像展示室が設置されており、有名な逆さ大山・逆さ富士が見られます。また200インチの高画質の大型映像システムにて、映像プログラムが上映していますので、ぜひ見てみましょう。

水面に映る逆さ富士

植田正治写真美術館で話題の『逆さ富士』は鳥取のシンボル的存在の大山が逆さに見えるように設計、建築されています。大山と水面に写る『逆さ大山(だいぜん)』写真好きな方なら1度は眺めてみたいですよね。植田正治氏のように自由に写真撮影を楽しみましょう。

思い出を切り取れる記念撮影スポット

植田正治写真美術館、人気の記念撮影スポットでは、傘やステッキが用意されており、自由な発想の写真が撮影できるはず。黒い帽子のシールが窓に貼られており、その窓の向こうには大山がそびえ立っています。面白いコラボ写真が撮ることができる大人気スポットです。

ミュージアムショップでお土産も

植田正治写真美術館内にあるミュージアムショップ、美術館オリジナルグッズ、図録が多くありお土産を購入することができます。

植田正治のポストカード、ポスター、写真集、Tシャツなどファンには嬉しいグッズがたくさん。毎年好評のあるTシャツ、2021年度版はシリーズ「砂丘モード」より帽子があります。

植田正治写真美術館ではフォトコンテストの開催も

植田正治写真美術館は毎年フォトコンテストが開催され、多くの写真が好きな方が応募します。植田正治氏も自らをアマチュア写真家といい、山陰地方で自然の風景を多く撮っていました。

フォトコンテストはテーマは自由ですが、山陰地方で撮影したものの作品となります。ではいったい、フォトコンテストとはどんなものかを詳しくご紹介していきます。

一般の部と高校生以下の部に分かれて開催

植田正治写真美術館で開催されるフォトコンテストは、高校生以下の部と、一般の部と2つあります。写真のテーマは自由ですが、日本在住の方で山陰地方の鳥取県、島根県、山口県北部、兵庫県北部、京都府北部での撮影が条件です。

写真が好きな方はぜひ、植田正治写真美術館開催のフォトコンテストへ応募しましょう。

審査を務めるのは著名な写真家

植田正治写真美術館主催のフォトコンテストの審査員は、毎回有名な方が審査をします。大阪芸術大学写真学科学科長の写真家・織作峰子氏や、二科会写真部名誉会員の写真家・川本貢功氏など有名な方ばかりです。

有名な写真家に見てもらえるチャンスですので、ぜひフォトコンテストへ参加をしてみませんか。

入賞者には賞金やフォトダイアリーの贈呈あり

フォトコンテストに入賞すると、一般の部の大賞は、賞金5万円に美術館フォトダイアリーがいただけます。また優秀賞は賞金2万円と美術館フォトダイアリーです。

高校生以下の部の大賞は1万円分の図書カード、美術館フォトダイアリーが貰えます。さらに審査員特別賞は賞状、副賞、美術館フォトダイアリーがいただけます。ぜひ興味のある方はフォトコンテストへ応募しましょう。

植田正治写真美術館周辺のランチのおすすめは?

植田正治写真美術館やおしゃれな建築、設計を楽しんだ後はぜひ鳥取にてランチをしませんか。

レストランやカフェからは鳥取のシンボル的存在の『大山』を見ながらランチがいただけます。では植田正治写真美術館周辺のおすすめランチスポット、アクセス方法をご紹介していきます。

ビアホフ ガンバリウス

おすすめランチスポットは『ビアホフガンバリウ(BIERHOFGAMBARIUS)』です。洋風の建築がおしゃれなビアレストランでは、大山の地ビールがいただけるのです。

地ビールに合うソーセージや本場の窯焼きピッツァ、パスタ、オリジナルのカレーランチが召し上がれます。お子様ランチもありますので、家族連れにおすすめです。

美味しい地ビールが堪能できる

ビアホフガンバリウス(BIERHOF GAMBARIUS)では、大山の地ビールが堪能できます。大山の源水を利用し醸造した地ビール、飲み心地がよくとても美味しいです。

大山地ビールの種類はピルスナー、スタウトやペールエール、ヴァイツェンがあります。ぜひ植田正治写真美術館を観光した後に、地ビールを堪能しましょう。

アクセス情報

・住所 〒689-4108 鳥取県西伯郡伯耆町丸山1740−30
・電話番号 0859-39-8033
・営業時間 ランチ平日:11時30分から14時30分
ランチ休日:11時30分から15時30分
ディナー:17時から21時30分
・定休日 月曜日
・アクセス 米子自動車道・大山高原スマートインターから車で約10分
米子インターもしくは溝口インターから約30分
・駐車場 あり
・URL 食べログ

アートガーデン

続いてご紹介する植田正治写真美術館周辺のおすすめランチスポットは『アートガーデン』です。野菜中心のヘルシーで身体に優しいランチが召し上がれます。女性の方に人気のランチスポット。

美しい景色を眺めながらゆっくりとランチ、コーヒータイムを満喫しませんか。アクセス方法は植田正治写真美術館から県道159号線を走ると看板が見えてきます。

大きな窓からの絶景を観ながらランチタイム

オシャレな建築物のアートガーデン、大きな窓からは大山を眺めることができます。晴れた暖かい日にはテラス席で、美味しいランチを召し上がりましょう。

アクセス情報

・住所 〒689-3523 鳥取県米子市福万584−1
・電話番号 0859-21-2280
・営業時間 ランチ:11時30分から15時
・定休日 火曜日
・アクセス 県道53号線沿い丸山に抜ける県道159号線の交差点からすぐ
・駐車場 あり
・URL 食べログ

八郷の里

最後にご紹介する、植田正治写真美術館周辺のおすすめランチスポットは『八郷の里』です。古民家風のおしゃれな建築がとても素敵。風情ある古民家の中で、美味しい手打ちそばが召し上がれます。

腰のある手打ちそばに、鳥取大山名物のおこわがいただけます。おこわはもちもちで、きのこの香りがたまりません!ぜひ八郷の里へランチへ訪れましょう。

古民家を改装した店内で蕎麦を堪能

古民家をリノベーションしたオシャレな八郷の里、田舎の雰囲気を感じながら美味しい手打ち蕎麦をいただきましょう。店内には囲炉裏があり、ゆっくりとくつろげます。植田正治写真美術館からアクセスも良く、人気のランチスポットです。

アクセス情報

・住所 〒689-4136 鳥取県西伯郡伯耆町福岡原135
・電話番号 0859-68-4331
・営業時間 ランチ:11時から14時
・定休日 水曜日
・アクセス 植田正治写真美術館側の159号線沿いからすぐ
・駐車場 あり
・URL 食べログ

植田正治写真美術館のアクセス&駐車場情報

鳥取といえば、鳥取砂丘が有名な観光スポットですが、写真やおしゃれな設計が好きな人は、ぜひ植田正治写真美術館へ訪れましょう。福山雅治と交流のある日本の写真家の素顔が見れます。では植田正治写真美術館へのアクセス方法、駐車場情報をお伝えしていきます。

アクセス情報

車でアクセスされる方は、米子自動車道・大山高原スマートインターチェンジを降りて、約5分ほどで植田正治写真美術館へ行くことができます。さらに米子自動車道・溝口インターまたは米子インターから車で約15分でアクセスができます。

植田正治写真美術館へ、公共交通機関でアクセスされる方は、JR山陰本線「米子駅」からタクシーに乗車をして約25分となり、またJR伯備線「岸本駅」からタクシーにて5分ほどです。JR米子駅から『大山る~ぷバス』に乗車して、大山や植田正治写真美術館へアクセスすることも可能となります。

駐車場は?

植田正治写真美術館には、普通車100台停めれる駐車場があります。さらに大型バスを9台停めることができます。駐車料金は無料です。

一番便利な公共交通機関は?

植田正治写真美術館は大山周辺にあり、田舎にありますので車でアクセスするのが1番便利です。JR米子駅からタクシーか路線バスを乗り継ぐしかないため、レンタカーを借りて、植田正治写真美術館や大山大山周辺を観光するのも良いですね。

植田正治写真美術館の基本情報

・住所 〒689-4107 鳥取県西伯郡伯耆町須村353
・電話番号 0859-39-8000
・開館時間 午前10時から午後5時まで(入館は閉館の30分前まで)
・定休日 毎週火曜日(祝日の場合は翌日) 
12月24日から2月末日は冬期休館
・料金 一般:1000円
高校大学生:500円
小中学生:300円
・アクセス 米子自動車道・大山高原スマートインターから車で約5分
・駐車場 完備
・URL 公式サイト
・フォトコンテスト 毎年開催

植田正治写真美術館で偉大な写真家の軌跡を辿ろう

写真や、設計、建築に興味がある方はぜひ植田正治写真美術館へ訪れましょう。また人気のフォトコンテストも開催されています。福山雅治の親交のある植田正治氏、とても素敵な作品が多く見られます。おしゃれなデザインの建物も見逃せません!

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ami
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