2022年04月29日公開
2024年01月18日更新
山口県の名湯「恩湯」で日帰り入浴!泉質や効能も徹底解説!
山口県の長門湯本温泉は、神から授かったとされる600年の歴史を持つ温泉です。日帰り温泉として人気の「恩湯」では、その原点となる元湯に浸かることができます。今回は「恩湯」の歴史から泉質、効能、料金、施設情報の他、周辺の観光スポットについても詳しくご紹介します。
「恩湯」とは
「恩湯」と書いて「おんとう」と読みます。山口県の長門湯本温泉の中心部、音信川(おとずれがわ)沿いに建つ「恩湯」は、誰でも利用することができる人気の日帰り温泉施設です。
「恩湯」の特徴は、その泉質や効能だけでなく、600年前に神から授かったとされる泉源の上に建ち、岩盤から湧き出しているお湯を間近でみることができる点です。今回は「恩湯」の泉質、効能、料金、さらには、施設情報や周りの観光スポットなどについてもご紹介します。
山口県で600年の歴史を持つ温泉
立ち寄り湯 恩湯♨️に来ました。
— Mr.秋葉原ササキチ (@sasakichi_akiba) June 21, 2023
山口県最古・開湯600年の歴史を持つ長門湯本温泉の原点である元湯。太古の昔から脈々と湧き続ける神秘の温泉♨️https://t.co/lvzCnGnz13
めっちゃ最高でした!
山口堪能させてもらった!感謝!
これから空港✈️戻ります! pic.twitter.com/3NvTkVeDKz
長門湯本温泉の歴史は古く、開湯は今からおよそ600年前の1427年で、山口県最古と言われています。
当地域にある大寧寺(たいねいじ)の三代目住職定庵禅師が住吉大明神からのおつげによって授かったとされる神の湯は今でも源泉が残っており、長門湯本の地域に温泉の恵みを与え続けてくれています。
日帰りで入浴が楽しめる
高級温泉旅館が立ち並ぶ長門湯本温泉ですが、ここ恩湯は日帰り入浴専門の温泉施設で、誰でも気軽に温泉を楽しむことができます。
長門湯本温泉に来ました♨️
— プロンポン (@p_p_soi39) March 19, 2023
以前美祢線に乗った時気になった場所、川の音が心地よい綺麗な温泉街です✨
せっかく来たので日帰り温泉の恩湯へ、ほんのり硫黄の香りがするツルツルした温泉で気持ちよかったです☺️ pic.twitter.com/PHUN0sISQw
実は長門湯本温泉には長い間、「恩湯」と「礼湯(れいとう)」という二つの日帰り温泉の共同浴場がありました。以前の恩湯には、オレンジの瓦屋根の上に「湯本温泉」という大きなネオンサインの看板があり、多くの方に愛されていました。
現在の恩湯は、2020年3月にリニューアルオープンした建物で、岩盤から源泉が湧き出る様子を見ることができるようになりました。日帰り温泉でどなたでも気軽に立ち寄れる温泉なので、ドライブやデートにも人気の観光スポットになっています。
恩湯の概要や特徴
長門湯本温泉 恩湯♨️で今年を〆
— しるば (@eOuZq1KCC3YGnNo) December 31, 2020
新しくなって初訪問でした(´▽`) pic.twitter.com/aHnBomFi1v
とてもスタイリッシュな外観の日帰り温泉の恩湯ですが、いったいどんなお風呂なのか、泉質、温度、効能など温泉の特徴や、利用料金、施設の情報についてご紹介します。
泉源の真上に温泉がある
恩湯は、泉源の真上に建っているため、岩盤からこんこんと温泉が湧き出る様子を直接見ることができます。このように源泉を間近で目にすることができる温泉は、国内でも少なくとても珍しい温泉なのです。
神授の湯として有名
恩湯の起源は、大寧寺(たいねいじ)の住職であった定庵禅師が住吉大明神からのおつげによって授かった神の湯とされており、現在でも大寧寺が所有者となっています。
源泉が湧き出て来る岩盤の上には、常に神様が降りてきた神聖な場所を示すしめ縄が飾られています。このような温泉に入ったら、まさに心も体も浄化される気がしてきますね。
長門湯本温泉の高台にある住吉大明神を祀る住吉神社では、毎年春と秋の2回、温泉の恵みに感謝する恒例祭が行われています。神授の湯として、地元の人達からもとても大事にされている温泉なのです。
シンプルな設計
思ってた長門湯本温泉とかなり違っててビックリ( *˙0˙*)
— 放浪かもめ𓅰 (@Kokotore_Kamome) October 24, 2021
えらいオシャレになっとるし、おもかげ無さすぎてワロタ pic.twitter.com/2iqNOorkMA
恩湯の造りは、とてもシンプルです。神聖なお湯に入る前に体を洗い清めるためのシャワー室と男女別の内風呂、そして広い休憩スペースがあるのみです。よくありがちな、ジャグジーやサウナなどもありません。温泉本来の姿を教えてくれるような温泉施設です。
ゆっくり休める休憩処
恩湯/長門湯本温泉 pic.twitter.com/fXhlhIKijs
— 岡昇平 (@shoheioka) August 15, 2020
温泉に入って体を癒した後は、三方をガラスで囲まれた開放感あふれる休憩スペースでゆっくりしましょう。
日帰りで来られた方でものんびりできるように、ここでは、冷えたビールやラムネ、牛乳、ソフトクリームなどを頂くこともできます。きっと時間を忘れて心も体もゆったりできますよ。
恩湯の泉質や効能
温泉を利用するにあたって、泉質や効能は大事なポイントです。恩湯は、どんな泉質でどんな効能があるのか、詳しくご説明しましょう。
泉質はアルカリ性単純温泉
源泉かけ流しの温泉で、泉質はやや青みを帯びた無色透明、pH9.5~pH9.9のアルカリ性単純温泉(含硫黄-ナトリウム―塩化物・硫酸塩泉系)で、ほんのり硫黄の香りがします。
ぬるぬるした感触のお湯は、刺激が少なくとても肌触りが柔らかくて肌がすべすべするのが特徴で、それはまさに美人の湯。全身どっぷりと浸かれば、化粧水のようなお湯を十分に堪能できますよ。
温泉の温度はぬるめ
長門湯本温泉の立ち寄り湯 恩湯
— LEVY@駅メモとか (@kbtk0912) March 17, 2022
山口県最古の温泉だそうですが、つい最近リニューアルしたのかとてもきれいで現代的
1mくらいある深い湯船が一つ、源泉の真上にあって足元からも湧いてくるそう。ぬるめの長く浸かれるお湯でした pic.twitter.com/9zP2hGMPE6
湯の源泉から湧き出る湯の温度は38.8度。そして、浴槽に注がれた時には、体温に近い36~38度となります。源泉のお湯そのものを肌で感じることができるように、真冬以外はあえて加温はしていないそうです。
少しぬるめの温泉ですが、だからこそ長時間浸かっていてものぼせることなく、温泉成分が皮膚からじっくりと体内に浸透すると同時に、体の芯からポカポカと温まってくるのを実感できます。
豊富な効能
恩湯には、神経痛や筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、慢性消化器疾患、冷え性、疲労回復、健康増進など、様々な効能があります。もちろん、女性には嬉しい美肌効果も。
さらには、ぬる湯は副交感神経に働きかけてストレスや疲れを取り除いてくれる効能もありますので、リラックス効果も抜群なんです。
水圧で血行促進
一般的に温泉の浴槽の深さは50~60㎝ですが、この恩湯の浴槽の深さは1mもあり、全身にしっかりと水圧がかかることによるマッサージ効果で血行を促進し、体のむくみや冷え性の解消になります。
実は、恩湯には岩盤から湧き出る泉源以外にもうひとつ、浴槽の底にも足下湧出泉があり、それを活かすために1mもの深い浴槽が作られました。空気に一切触れることなく湧き出している新鮮な温泉を、いつでも楽しむことができます。
長門湯本温泉の湯めぐりもおすすめ
長門湯本温泉には、星野リゾート界をはじめ、大谷山荘、玉仙閣、原田屋旅館など、多くの温泉旅館があり、ほとんどの旅館では、宿泊しなくても日帰りで温泉を楽しむことができます。
旅館によって、御影石や檜の露天風呂、大樽風呂、岩風呂、庭園露天風呂、打たせ湯、寝湯、ジャグジーなど、それぞれに特徴のある温泉が用意されていて、日帰りでも多彩な温泉を楽しむことができます。
温泉街をゆっくり散策しながら湯めぐりをしてみてはいかがでしょうか。
恩湯周辺のおすすめ観光スポット5選
恩湯以外にも、長門湯本温泉には、おすすめの観光スポットがたくさんあります。ここからは、日帰り入浴のついでに立ち寄れる、おすすめ観光スポットをご紹介します。
①恩湯広場
恩湯広場は、恩湯から音信川沿いに広がる空間で、温泉に入った後にゆっくりくつろいだり、食事をしたり、川の浅瀬で遊んでみたりと、訪れた方がさまざまな形で活用できる憩いの場となっています。
木材で造った階段がある雁木広場(がんぎひろば)や、川に並んだ飛び石など、子供達にも人気の観光スポットです。
先日、ハートビートプランの泉さん、有賀さんに長門湯本を案内して頂いた。本当に良い街で、感銘を受けた。こういう空間を実現したい。色んなものがここには詰まってる。いつか家族で来たい。 pic.twitter.com/cqjG4ppbqA
— 山田裕貴 / Yuki Yamada (Tetor) (@tetor_design) April 10, 2022
また、恩湯広場では、音楽イベントや大型スクリーンでの映画上映、青空ヨガなど、様々なイベントが開催され、地元の方だけでなく多くの観光客で賑わいます。
2018年から毎年開催されている「音信川うたあかり」は、温泉街を流れる音信川を舞台に、山口県長門市出身の童謡詩人である金子みすゞさんの詩をテーマにした灯りイベントです。
恩湯広場にも多くの灯りがともされて、昼間の明るく開放的な様子とは打って変わり、辺り一帯が幻想的な雰囲気に包まれます。
芝生でのんびりとリフレッシュ
【恩湯広場でヨガ×食の交流】
— ななび(ながと観光なび) (@nagato_kanko) September 25, 2020
9月25日(金)、長門湯本温泉街にある「恩湯広場」で「ヨガ×食の交流」が行われました。ヨガで広場を活用したのは、初めてとのこと。今後も色々な広場の活用がされる予定です。 pic.twitter.com/TCzGGLrXfi
恩湯広場の奥に広がる一面芝生のエリアには、木製のテーブルとベンチが設置されています。目の前をゆったりと流れる川を眺めながらランチをしたりティータイムを楽しんだり、芝生の上で寝転がってみたり、のんびりと時間を過ごすのがおすすめです。
恩湯広場の基本情報
【名称】 | 恩湯広場 |
【住所】 | 山口県長門市深川湯本 |
【URL】 | 公式サイト |
【お問い合わせ先】 | 0837-25-3611(長門湯本温泉旅館協同組合) |
【アクセス】 | [車]中国自動車道 美弥ICより約30分 [電車]JR美祢線 長門湯本駅下車 徒歩約15分 [バス]長門湯本温泉駐車場下車 徒歩約3分 |
【駐車場】 | 長門湯本温泉駐車場(国道316号線沿い) |
②おとずれ足湯
温泉街の中心を流れる音信川沿いには、いつでも誰でも利用できる足湯が2カ所あります。そのうちのひとつがこのおとずれ足湯で、川を眺めながらゆっくり足湯を楽しめると、多くの観光客に人気のスポットです。
I'm at おとずれ足湯 in 長門市, 山口県 https://t.co/nigVXREDcz pic.twitter.com/nWPuZyqvq8
— かぴばらさん (@kohaku_slowlife) May 26, 2023
もちろん、泉質は恩湯と同じアルカリ性単純温泉ですから、足はすべすべ、上がる頃には体までポカポカしてきますよ。
また、毎年冬至の期間には、爽やかな香りとまろやかな酸味が特徴の山口県特産の長門ゆずきちをたっぷりと使った「きになるゆずきち湯」が開催されています。目にも鮮やかな黄色のゆずきちがたっぷり入り、温泉効果もさらにアップします。
川を眺めながらゆったりと楽しめる
手湯・足湯
— くわまんぽてこ (@Kpostalco) October 3, 2023
朝散歩。
星野リゾート前の川沿いにある足湯と手湯♨️に来ました。
足湯は分かるけど手湯珍しいな。
しかもヌルヌル。すべる!
ちなみに今日の長門温泉源泉のpHは9.4です。 pic.twitter.com/bmq57u2ogd
おとずれ足湯では、ゆったりと流れる音信川を間近で眺めながら足湯をすることができます。優しい川のせせらぎの音をBGMに、外にいながらのんびりと癒しの時間を過ごしてはいかがでしょうか。
おとずれ足湯の基本情報
【名称】 | おとずれ足湯 |
【住所】 | 山口県長門市深川湯本1284 |
【URL】 | 公式サイト |
【お問い合わせ先】 | 0837-25-3611(長門湯本温泉旅館協同組合) |
【料金】 | 無料 |
【アクセス】 | [車]中国自動車道 美弥ICより国道316号経由約30分 [電車]JR美祢線 長門湯本駅下車 徒歩15分 [バス]JR長門湯本駅から下関行き 長門湯本温泉駐車場下車 徒歩3分 |
【駐車場】 | 長門湯本温泉駐車場(国道316号線沿い) |
③大寧寺
大寧寺(たいねいじ)の歴史は古く、応永17年(1410年)長門国守護代であった大内家の支族であった鷲頭弘忠公(わしずひろただこう)が石屋真梁禅師(せきおくしんりょうぜんじ)を開山として迎え、開創したとされる曹洞宗の古刹(こさつ)です。
戦国時代の守護大名であった大内義隆自刃の地としても知られており、歴史好きの方にも人気の観光スポットになっています。
広い境内では、江戸初期のものとみられる苔むした二組の十六羅漢像、一度焼失したかつての山門跡、本堂に通じる盤石橋(ばんんじゃくきょう)を観ることができます。
また、大内義隆公が自害の前に姿をうつして最後を悟ったとされる姿見の池とかぶと掛けの岩や墓所があります。他にも鷲頭弘忠公の墓や室町時代の関東管領であった上杉憲実の墓、江戸時代の毛利家重臣達の墓などがあり、歴史を感じさせる地でもあります。
湯本温泉に来ています。長門の大寧寺。「西国一の戦国大名」と言われた大内家の第15代当主、大内義隆が謀反により亡くなった場所。義隆と嫡男義尊の墓所は本堂の裏に、家臣に囲まれる形で。春の桜の季節や秋の紅葉の季節には大変美しくなりそうです。本堂も装飾が綺麗で、非常に落ち着いた空間でした。 pic.twitter.com/D988HMBbp2
— Der Rosenkavalier, op. 59🇦🇹 (@Octavian_0224) December 28, 2021
境内の中心には、二度の消失から再建された本堂があります。350数年を経過した建造物として、昭和54年に山口県指定有形文化財として指定されました。
また、本堂の横には釈迦三尊像、大内家にまつわる貴重な品々、毛利家関連資料など、大寧寺の歴史資料が展示されている歴史資料館があります。
桜や紅葉の名所
大寧寺は、春の桜、そして秋の紅葉の名所としてもよく知られています。見ごろの時期には夜間ライトアップもされ、多くの観光客で賑わいます。満開の桜や紅葉の中、古い歴史を感じながらゆっくりと散策するのも趣がありますね。
大寧寺の基本情報
【名称】 | 大寧護国禅寺 |
【住所】 | 山口県長門市深川湯本門前1074-1 |
【URL】 | 公式サイト |
【お問い合わせ先】 | 0837-25-3469 |
【拝観時間】 | 境内自由 |
【休館日】 | なし |
【料金】 | 無料 |
【アクセス】 | [車]中国自動車道 美祢ICから国道316号経由約30分 [電車]JR美弥線 長門湯本駅から徒歩15分 [バス]JR長門湯本駅から下関行き 大寧寺下車 徒歩すぐ |
【駐車場】 | あり(無料) |
④盤石橋
江戸時代中期の石刎橋に感動
— 山本俊朗 (@tabibito1722) June 13, 2020
盤石橋(山口県長門市・大寧寺) https://t.co/dJsyIOiwVW
盤石橋(ばんじゃくきょう)は、大寧寺の境内を流れる大寧寺川に架かる全長14.2m、幅2.4mの石でできた橋です。
寛文8年(1668年)燈外和尚(とうがいおしょう)の時代に架けられ、宝暦14年(1764年)呑海和尚(どんかいおしょう)の時代に再建されており、中央の大石には燈外和尚作の漢詩が刻まれています。
石を組み合わせた橋は圧巻
盤石橋
— 腹よわボーイ (@nori7770) March 10, 2023
防長三奇橋の一つに数えられる盤石橋は、大内氏終焉の地である大寧寺の境内にある。国内に2例しか見られない2径間桁橋の石刎橋で、文化財的価値が高く評価されている。
しかし山口県には石刎橋が非常に多い。かつて技術の高い石工集団の存在があったことが伺える。 pic.twitter.com/wOJiQPxhGD
大小様々な石を組み合わせて橋梁と橋脚がつくられており、その姿は圧巻。静かな境内の中でひときわ大きな存在感を表しています。複雑な建築構造やその素晴らしい造形美から、山口県の防長三奇橋のひとつとされています。大寧寺を訪れた際には、必見の観光スポットです。
盤石橋の基本情報
【名称】 | 盤石橋 |
【住所】 | 山口県長門市深川湯本 |
【URL】 | 公式サイト |
【お問い合わせ先】 | 0837-25-3469 |
【見学時間】 | 自由 |
【アクセス】 | [車]中国自動車道 美祢ICから国道316号経由約30分 [電車]JR美弥線 長門湯本駅から徒歩15分 [バス]JR長門湯本駅から下関行き 大寧寺下車 徒歩すぐ |
【駐車場】 | あり |
⑤萩焼深川古窯跡群
萩焼深川古窯跡群(はぎやきふかわこようせきぐん)は、山口県の長門市にある窯跡です。熱が効率良く渡る登り窯でドーム型の天井が残っている窯跡もあり、窯業研究の資料としてとても貴重な古窯跡群であり、昭和56年に山口県史跡に指定されました。
萩焼の歴史が見れる
慶長5年(1600)、当時藩主であった毛利輝元(もうり てるもと)が、朝鮮の陶工 李勺光(りしゃっこう)に御用窯を作らせたのが始まりです。江戸時代末期には窯元も増え、窯の数も増えたと言われており、大正時代まで使用されていました。
この藩窯「窯薪山御用焼物所」(かままきやまごようやきものしょ)で始まった柔らかな風合いが特徴の萩焼は、長年にわたってその技術と作風が受け継がれ、今では日本を代表する陶芸の一つとなっています。
萩焼深川古窯跡群の基本情報
【名称】 | 萩焼深川古窯跡群(はぎやきふかわこようせきぐん) |
【住所】 | 山口県長門市深川湯本字三ノ瀬、東三ノ瀬、西三ノ瀬 東三ノ瀬、西三ノ瀬 |
【URL】 | 長門市WEB |
【お問い合わせ先】 | 0837-23-1264(長門市教育委員会 文化財保護室) |
【アクセス】 | [車]JR長門湯本駅から8分 [徒歩]JR長門湯本駅から38分 |
【駐車場】 | なし |
恩湯のアクセス&入浴料情報
長門湯本駅
— イルカル (@irukaru1130) December 3, 2021
温泉街からは少し離れてるけど中国地方特有の赤い瓦屋根の駅舎で雰囲気いいな pic.twitter.com/QSCzSZsSLm
ここからは、恩湯のアクセス情報や営業時間、料金などの施設情報についてご紹介します。
アクセス情報
車をご利用の場合は、下関方面からは、中国自動車道 美弥ICを降りて国道316号線経由約30分、広島方面からは、山陽自動車道 美弥ICを降りて国道316号線経由約30分で到着します。
電車をご利用の場合は、JR山陽本線 新山口駅~JR厚狭駅下車 JR美弥線に乗り換えてJR長門湯本駅下車 徒歩10分程度です。
🍊新山口駅のバス乗り場(23日撮影)。
— Ueda Shinnosuke🐧 (@shinchoen) June 26, 2019
🚍昨年から新山口駅と長門市(湯本温泉&センザキッチン)を結ぶ乗合タクシーが運行されていて、奥に見えるジャンボタクシーがまさにそれ。長門湯本方面への足として、意外と利用客がいるようです🙂 pic.twitter.com/BY6UpEG3xX
路線バスをご利用の場合は、JR長門市駅からサンデン交通バス下関行きに乗車し、長門湯本温泉下車 徒歩約3分です。
JR新山口駅からは、長門市(長門湯本温泉・長門市駅・道の駅センザキッチン)間の直行便バス(定員9名のジャンボタクシー)が一日2往復運行されています。料金は大人2,000円、小人(小学生以下)1,000円で、利用客も多いようです。
料金は?
恩湯に入るには、まず入浴券を購入します。一般の入浴券は、大人800円、子ども(4~12才)400円で3才以下無料です。一度限りの入浴券なので、一度建物の外に出てしまうと、再入館はできません。
一日のうちに何回も恩湯を利用したい方は、一日入浴券がおすすめです。大人950円、子ども(4~12才)500円で、当日なら何回でも再入場ができます。温泉街を歩いた後に、もう一度恩湯に入ってから帰ることもできますね。
駐車場は?
恩湯には専用駐車場はありませんので、国道316号沿いに新設された市営の長門湯本温泉駐車場を利用することになります。
平日 | 土・日・祝日 | |
駐車料金 | 最初の1時間100円 以降1時間ごと100円 最大料金1,000円 (入庫24時間以内) |
最初の1時間200円 以降30分ごと100円 最大料金1,000円 (入庫24時間以内) |
駐車場からは、風情のある竹林の階段を降りると恩湯が見えてきますが、階段が厳しい方は国道316号線沿いを南に進み、右手前方向に曲がったら川沿いに歩いていくと8分程で恩湯に到着します。
恩湯の基本情報
【名称】 | 恩湯(おんとう) |
【住所】 | 山口県長門市深川湯本2265 |
【URL】 | 公式サイト |
【お問い合わせ先】 | 0837-25-4100 |
【営業時間】 | 10:00 ~ 22:00 |
【定休日】 | 毎月第3火曜日(祝日の場合は変更あり) |
【利用料金】 | ・入浴券(再入館不可) 大人800円 子ども(4~12才)400円 3才以下無料 ・一日入浴券(当日限り再入館可) 大人950円 子ども(4~12才)500円 3才以下無料 |
【アクセス】 | [車]中国自動車道 美弥ICより約30分 [電車]JR美祢線 長門湯本駅下車 徒歩約10分 [バス]長門湯本温泉駐車場下車 徒歩約3分 |
【駐車場】 | 長門湯本温泉駐車場(国道316号線沿い) |
【入浴用品情報】 | シャンプー・リンス・ボディソープ・ドライヤーは備え付けあり ロゴ入りタオル(200円)バスタオル(550円)ウォッシュタオル(100円)シャワーキャップ(50円)スキンケアセット(550円)などの販売あり |
神授の湯「恩湯」ですべすべのお肌を手に入れよう!
今回は長門湯本温泉にある「恩湯」について、ご紹介してきました。温泉の泉質や効能はさることながら、源泉を間近で見ることができたり、神から授かった神授として古くから歴史のある温泉は、他にはなかなかありません。
温泉好きの方も、そうではない方も、一度は恩湯を体験してみることをおすすめします。