【ガイド】初心者必見!しまなみ海道サイクリングはコレを読めば完璧!

しまなみ海道にあるサイクリングロードは、日本で初めての海峡を横断できる自転車用道路で人気があります。海を横断するしまなみ海道でのサイクリングの際に知っておくと便利な情報をまとめました。こちらの記事を読んで是非、しまなみ海道のサイクリングを楽しんでみてください。

【ガイド】初心者必見!しまなみ海道サイクリングはコレを読めば完璧!のイメージ

目次

  1. 1しまなみ海道のサイクリングガイド決定版!
  2. 2しまなみ海道の距離や所要時間
  3. 3しまなみ海道のレンタサイクル情報
  4. 4しまなみ海道のサイクリングルート
  5. 5しまなみ海道の島々の観光の魅力
  6. 6サイクリングのトラブル対応について
  7. 7しまなみ海道のサイクリングで多い疑問を解消!
  8. 8しまなみ海道で最高のサイクリングを楽しもう!

しまなみ海道のサイクリングガイド決定版!

瀬戸内海に浮かぶ島々をつなぐ本州と四国に渡ってかけられているしまなみ海道は、自然の景色と雄大な橋との迫力ある景色が楽しめる人気の観光スポットです。観光だけでなく橋にはサイクリングロードが設けられておりサイクリストの聖地とも呼ばれています。

雄大な景色を見ながらサイクリングを楽しむことができるので、CNNでは世界の7大サイクリングロードにも選ばれています。サイクリストの憧れの場所であるしまなみ海道をサイクリングする際に必要な服装からルートなどの情報をまとめました。是非参考にして初心者の方も、楽しいサイクリングを計画してみてください。

初心者向け情報やおすすめコースも解説

サイクリストの聖地ともよばれているしまなみ海道は、サイクリストの憧れの場所の1つです。そこで、しまなみ海道のサイクリングを楽しむために、特に初心者の方に必要な情報から、自分のペースで走ることができるコースやルートの詳細についてもご紹介します。

しまなみ海道サイクリングの計画を立てる際に参考にして欲しいプランやコース、距離や所要時間からおすすめのルートや料金、さらには必要な服装や装備に加えて万が一のトラブルの際の連絡先まで詳細にまとめています。快適なしまなみ海道のサイクリングに必要な情報ばかりですので、参考にしてみてください。

しまなみ海道の距離や所要時間

瀬戸内海を横断し、本州の広島県尾道市と四国の愛媛県今治市を結ぶしまなみ街道はどんな橋になっているのか気になります。そこでしまなみ海道をサイクリングするための計画を立てるにあたり必要な情報である、しまなみ海道のルートの距離やサイクリングにかかる時間、走行料金についてまとめてみました。

しまなみ海道の全長は約70㎞

広島県の尾道市と愛媛県今治市をつなぐしまなみ海道は、6つの島をそれぞれ6つの橋でつないおり、距離の全長は70㎞です。各橋を渡り、各島を走行する際には一般道路を走行するため、峠道や坂道があるためアップダウンがありますが走りやすいサイクリングロードになっています。

初心者か上級者かのサイクリストのレベルにより所要時間などは異なりますが、初心者でも壮大な景色を眺めながらサイクリングを楽しめるため人気のサイクルスポットになっています。是非、瀬戸内海を見渡しながら心地よい風を感じるサイクリングを楽しんでみてください。

サイクリングの所要時間

距離が約70㎞あるしまなみ海道横断にかかるサイクリングの所要時間は、おおよそ7時間から8時間と言われています。初心者だと約1時間で10㎞進むことを想定していますが、途中で景色を楽しんで写真を撮ったり、食事をしたりしていると距離で換算し予定していた以上に時間がかかってしまいます。夕方になると気温が変わるので服装にも注意が必要です。

そのため1日で横断することもできますが、のんびりとサイクリングを楽しみたい場合には初心者でなくても宿泊を検討するのがおすすめです。また途中船やバスを利用し、時間短縮をしながらしまなみ海道からの瀬戸内海の景色を楽しむルートもおすすめです。スケジュールや体力に合わせ検討してみてください。

初心者は宿泊プランを推奨

しまなみ海道は、1日で走破できない距離ではりませんが途中には坂道や峠道もあり想像以上に体力を消耗することもあります。そのため、サイクリング初心者や子供連れでのサイクリングを検討している場合には、余裕をもって途中の島に宿泊するプランにするのがいいでしょう。その際サイクリング用の服装は2着用意すると便利です。

景色や名物料理を楽しむ島旅としてしまなみ海道サイクリングを予定している場合には、のんびりと2泊宿泊をするプランもおすすめです。初心者も上級者も、のんびりとしまなみ海道からの雄大な景色や観光スポットめぐりを満喫してみてください。

しまなみ海道の自転車通行料金

整ったサイクリングロードが用意されているしまなみ海道ですが、現段階では2022年3月31日まではしまなみサイクリングフリーに指定されており、料金は無料でルートを走行することができます。車の場合は高速料金がかかりますが、自転車だと料金が無料で景色を楽しみながら横断することができます。

料金が無料でサイクリングできることも、しなまみ海道でのサイクリングが人気の理由の1つです。歩行者も料金が無料で横断することができます。車だと一瞬で過ぎ去ってしまう瀬戸内海の絶景を楽しみながら、料金もかからないのでサイクリングを堪能してみてください。

しまなみ海道のレンタサイクル情報

しまなみ海道をサイクリングしてみたいけれど交通手段の都合上自分の自転車を持っていくのが難しい、自転車を所有していない場合に心強いのがレンタサイクルです。サイクリストの聖地であるしまなみ海道で借りることができる公営、民営のレンタルサイクルについて詳しく説明しますので、参考にしてみてください。

しまなみレンタサイクル全13か所!

しまなみ海道がつないでいる、愛媛県側でも広島県側でもしまなみレンタサイクルを利用することができます。しまなみ海道沿線には13箇所のレンタサイクルのターミナルがあり、各ターミナルで自転車を返却できるので途中で乗り捨てをすることもできそれも嬉しいポイントです。

乗り捨てができるレンタルサイクルの場合は絶対に完走しないと帰れないということもないので、安心して色々なルートでしまなみ海道サイクリングにトライすることができます。船やバスと組み合わせることで、行ってみたい島のみサイクリングを楽しむということもできるので、是非検討してみてください。

事前予約が可能

しまなみレンタサイクルでは、繁忙期やイベント開催時以外には自転車を事前に予約することができます。事前予約できる自転車の台数には限りがあるので、しまなみ海道サイクリングを検討して日にち等が決まったらまずは自転車を予約するのがおすすめです。

どこから借りるかで予約の連絡先が異なるので注意が必要です。愛媛県側でレンタルしたい場合(今治から大三島のターミナル利用)は今治市サイクリングターミナル「サンライズ糸山」へ、広島県側でレンタルしたい場合(生口島から尾道のターミナル利用)は「しまなみジャパン」で予約することができます。

しまなみレンタサイクル 事前レンタル予約連絡先

サンライズ糸山 愛媛県今治市砂場町2-8-1 
0898-41-3196
公式HP 
※愛媛県側のターミナル利用の場合
※電話、HPより予約可能
しまなみジャパン 広島県尾道市東御所町11-9
0848-22-3911
公式HP
※広島県側のターミナル利用の場合
※HPより予約不可、電話予約のみ

しまなみレンタサイクルの利用方法

しまなみレンタサイクルは事前に予約をしていれば、待ち時間が少なく自転車を借りることができますが、予約をしていない場合でも当日に借りることができます。人気があるため、当日予約なしのレンタルの場合、行列ができる場合もあるので時間に余裕をもってでかけるのがおすすめです。

またレンタルした自転車を返却できる時間がサイクルターミナルによって異なりますので、事前にチェックしておきましょう。広島側のターミナルは19時までに返却が必要で冬季は18時までとなります。また、愛媛県側のターミナルは一部20時まで返却できる場所もありますが、事前に確認しておくと安心です。

自転車の種類や料金

レンタルできる自転車は種類が豊富で、クロスバイク、シティサイクル、軽快車、ダンデム自転車(二人乗り自転車)、電動アシスト自転車、子供用自転車です。乗る距離やご自身の経験等で選ぶといいでしょう。子供用の自転車もレンタルできるので、子供さんとのサイクリングにもおすすめです。

利用料金は前払いになっており、1日あたり大人料金は1100円、子供料金は300円で借りることができ、別途保証料金として大人1100円、子供500円がかかります。借りたターミナルに自転車を返却すれば保証料金が戻ってきますが、別のターミナルで返却した際には乗り捨てとみなされ保証料金が返却されない仕組みになっています。

ヘルメットの貸出も有

しまなみレンタサイクルでは、自転車用のヘルメットの貸出もしています。自転車1台レンタルするごとに、子供も大人もヘルメットを料金無料で借りることができます。また、子供を乗せて走ることができるチャイルドシート付電動自転車なタンデム自転車利用の場合にも、料金がかからずにヘルメットをレンタルすることができるので安心です。

レンタルサービスのある店舗も!

ここまで紹介していたしまなみレンタサイクルは、自治体が運営する公営のレンタルサイクルですが、各市内には自転車屋でレンタルサイクルができる場所が複数あります。レンタル料金は少し高くなりますが、本格的なロードバイクやクロスバイク、憧れのブランドの自転車など、気になる自転車をレンタルしてトライするチャンスでもあります。

また宿泊をしてしまなみ海道サイクリングをする場合には、宿泊施設でレンタルサイクルを実施しているところもありますので一度宿泊施設に料金も含めて確認しておくと便利です。所有自転車を持ち込むのが難しい場合にも、快適なサイクリングを楽しめるので、レンタルサイクルはとても便利です。

しまなみ海道のサイクリングルート

サイクリストの聖地とも呼ばれるしまなみ海道では、どのようなルートでサイクリングを楽しむことができるのでしょうか。初心者にぴったりの短時間でしまなみ海道の魅力を満喫できるコースから、しまなみ海道を走破する爽快感たっぷりの距離の長い上級コースまで揃っています。ご自分に合ったルートを選んで、楽しんでみてください。

2時間で走る「初心者向けコース」

しまなみ海道の初心者向けコースは、全長約18㎞の広島県側尾道から出発し1つ目の島である「向島(むかいしま)」を一周するコースです。おおよそ2時間で走破することができ、初心者でもしまなみ海道らしい海と山々を感じることができるルートになっています。子供連れのサイクリングにも最適です。

初心者でも短時間で回ることができる距離のルートなので、しまなみ海道サイクリングを楽しんだ後に尾道市内の観光もすることができます。尾道市内には美味しいスイーツのお店も多くあるので、サイクリングのあとの休憩におすすめです。

約30キロを走行「中級コース」

中級者におすすめなのが帰りのフェリーでの移動も含む、尾道からスタートする見どころ満載の距離にして30㎞中級コースです。尾道を出発して向島、因島(いんのしま)を超えて生口島(いくちじま)を目指します。帰りには生口島の瀬戸田港からフェリーを使うルートなので、おおよそ3~4時間ほどで尾道に戻ることができます。

生口島には観光名所が多く、瀬戸田港の近くには耕三寺博物館や平山郁夫美術館などサイクリングのあとにぴったりののんびりとした時間を過ごすことができる施設もあります。距離もほどよい、中級者にぴったりの快適なサイクリングが楽しめると人気のルートです。

しまなみ海道を走破!「上級コース」

長距離走破したい方向けの上級コースは、尾道港から出発し愛媛県の今治市にある中央レンタサイクルターミナルまで走り抜ける全長70㎞のしまなみ海道を制覇するコースです。しまなみ海道が通る6つの島(向島、因島、生口島、大三島、伯方島、大島)を結ぶ6つの橋を通るので、しまなみ海道を満喫することができます。

車で走行するのとは異なる、雄大な景色を眺めながらのサイクリングは爽快です。途中の休憩時間等にもよりますが、全力で走り抜ければ4時間ほど、のんびりとサイクリングをした場合には10時間ほどで走破することができます。距離は長いですが、しまなみ海道サイクリングを堪能したい方におすすめのコースです。

上級者向け「瀬戸内トライアングル」

瀬戸内海を満喫できるサイクリングコースが、上級者向けのコースである「瀬戸内トライアングル」です。今治から出発ししまなみ海道で尾道へ、尾道から川尻まで広島県のさざなみ海道を走り、川尻から岡村までとびしま海道を通り最後にフェリーで今治へ戻る長距離コースです。海沿いは風が強い日も多く、服装も着脱できるものを用意すると快適です。

距離にすると180㎞にもわたるサイクリングコースになっており、上級者でも数日をかけて回るので旅行のスケジュールに余裕があるときにおすすめです。瀬戸内海をちょうど三角形にぐるりと回ることができるので瀬戸内トライアングルと呼ばれており、色々な角度から瀬戸内海の景色を楽しむことができるルートです。

しまなみ海道の島々の観光の魅力

しまなみ海道でつながる6つの島々にサイクリングで駆け抜けるだけではもったいない、観光スポットやおすすめグルメが色々とあります。そこで、サイクリングの際に時間を見つけてトライして欲しい景観抜群の観光スポットや休憩スポットなどについてご紹介します。

サイクリングコースの橋や眺望が絶景

しまなみ海道の橋を渡った後に降り立った島から、今走破してきたサイクリングコースを見上げることができるのもしまなみ海道サイクリングの醍醐味です。また、休憩をしながら橋を見上げたり上から見下ろした景色を島から眺める贅沢な時間を過ごすことができます。

しまなみ海道の周辺は緑豊かで、海も綺麗なので絶景を楽しむことができます。それぞれの島々には、写真撮影におすすめのスポットも豊富にあるので、是非時間に余裕をもって訪問しサイクリングだけでなく景色も是非楽しんでみてください。

アートスポットが多数!

しまなみ海道には美術館や博物館もありますが、島内にオブジェなどが点在しておりアートスポットが豊富にあります。インスタ映えするスポットも多く、写真撮影を楽しみたい方にもぴったりです。青い海と芸術的な作品とのコントラストは見事です。

特に生口島は、「島ごと美術館」と呼ばれるアート作品が島内に17作品展示されています。天気のいい日であれば青い空や海と共に、アート作品を楽しむことができるのでおすすめです。すべて屋外にあり、無料で楽しむことができます。

寺院や神社巡りもおすすめ

しまなみ海道のそれぞれの島々には、伝統や歴史のある寺院や神社が色々とあります。しまなみ海道をサイクリングするなら是非立ち寄りたいのが、因島にある大山神社です。大山神社は自転車神社と呼ばれており、交通の守りの神様がまつられており自転車で参拝できることから人気のスポットです。

他にも大三島は日本最大の海賊と言われている村上海賊の本拠地であったことから、村上海賊が氏神として崇めた大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)があります。樹齢2600年の楠の木はパワースポットとしても人気で、こちらもサイクリングの途中に是非立ち寄りたいスポットになっています。

絶景が待つ公園で休憩を!

しまなみ海道でのサイクリングは整ったサイクリングロードとはいえ、走り慣れていない方には特に休憩することが重要です。その際におすすめしたいのが絶景を楽しむことができる公園です。サイクリングをしながら海は沢山眺めることができるので、違う絶景も楽しみたいですよね。

色々と絶景が楽しめる公園はありますが、中でもおすすめなのが大三島にある大三島藤公園です。季節は4月中旬から5月中旬ごろに限られますが、見事な藤棚を眺めることができ人気のスポットです。海とは違う圧巻の景色を楽しんでみてください。

おしゃれなカフェにも注目

休憩にぴったりなスポットと言えばカフェですが、しまなみ海道にも沢山のおしゃれなカフェがあります。サイクリストの優しい設備の整ったカフェや、絶景を楽しみながらランチやカフェタイムが楽しめるお店などがあり気分で選ぶことができます。

おすすめは大島にある結乃屋MITSUBACHI(ユイノヤ ミツバチ)で、海辺にある民宿も営んでいるカフェです。店内は畳が敷かれており子供連れでも安心ですし、サイクリングで疲れた足を伸ばしてゆっくりと寛ぐことができます。ランチメニューも地元の野菜をたっぷりつかったメニューが豊富で、心も体も癒されます。

絶品料理や名物で腹ごしらえ

しまなみ海道は瀬戸内海の海の幸を使った名物グルメが豊富で、食べ歩きにもぴったりです。カルシウムたっぷりの揚げたてのじゃこ天や島で栽培されたレモンを使ったほどよい酸味のレモンスイーツなど幅広く揃っています。子供でも楽しめるメニューが豊富です。

CMでもおなじみの「伯方の塩」が作られている伯方島では、伯方の塩を使った名物メニューがいろいろあります。甘しょっぱさが癖になる伯方の塩ソフトクリームや、うまみたっぷりのスープを伯方の塩でまとめた伯方の塩ラーメンなどを味わうことができます。

観光のベストシーズンはいつ?

しまなみ海道の観光のベストシーズンは、過ごしやすい春と秋です。花々が咲き乱れる春も海と自然の景色が美しいですし、秋も紅葉が楽しめます。気候の穏やかな季節は、服装も選びやすくサイクリングにも最適なのでおすすめです。

年間を通して比較的暖かな地域なので、観光のベストシーズは秋と春ですが、夏や冬も観光を楽しむことができるので年間を通して観光をするのも、サイクリングをするのにもぴったりです。四季折々の景色を楽しむルートを選んで初心者から上級者までしまなみ海道を満喫してください。

サイクリングのトラブル対応について

しまなみ海道をサイクリングする際に、自転車になんらかのトラブルが発生すること少なくありません。そこで、自転車のタイヤがパンクしてしまった場合や何か異常を感じた場合などのトラブル発生時の対応方法についてまとめました。緊急の際に慌てぬように事前に確認しておきましょう。

しまなみレンタサイクル利用時の連絡先

公営のしまなみレンタサイクルで借りた自転車が故障してしまった場合は、まずは借りた広島県側で借りた場合はしまなみジャパンに、愛媛県側で借りた場合はサンライズ糸島にまずは電話で連絡をいれるようにしましょう。勝手に近くの自転車店で修理などをせず、電話を入れ指示を仰ぎましょう。

トラブルの発生した場所を伝えることで、最寄りのサイクリングターミナルを案内される場合やトラブル発生場所まで別の自転車を届けてくれるなどの対応をしてもらうことができます。まずはレンタル店に連絡して、引き続きサイクリングを楽しみましょう。

トラブル発生時連絡先

サンライズ糸山 0898-41-3196
※愛媛県側のターミナル利用の場合
しまなみジャパン 0848-22-3911
※広島県側のターミナル利用の場合

パンク防止のためきっちり出発時に確認!

レンタサイクルを利用する場合だけでなく、所有の自転車でサイクリングをする際にも出発前に念のためにタイヤを確認しておくことが重要です。万が一タイヤの表面のゴム部分の溝が薄くなっており、下地の白い繊維のような部分が見えているようなことがあれば注意が必要です。

白い繊維のような部分が見えていたらパンクしやすい状況なので、レンタサイクルの場合は係の方に念のため確認してから出発するのがおすすめです。また、所有自転車の場合は、近隣の自転車屋に相談してみるといいでしょう。出発してからのトラブルは予定通りのサイクリングができなくなってしまうことがあるので、事前にチェックしておきましょう。

所有自転車の場合は「しまなみ島走レスキュー」へ!

所有自転車でトラブルを感じた際に、覚えておきたいのがしまなみ島走(とうそう)レスキューです。自分でレスキューポイントに持ち込むこともできますし、依頼をすると人と故障した自転車を合わせてレスキューポイントや病院などまで運んでくれるレスキュータクシーのサービスがあります。

まずはトラブルが起こってしまった場所を確認し、広島県側または愛媛県側どちらかのしまなみ島走レスキューに電話をして、トラブルの状態と場所によっては出張して修理をしてくれる場合もあるので相談してみましょう。所有自転車でしまなみ海道サイクリングをする場合には、事前にホームページ等をチェックしブックマークなどしておくと安心です。

しまなみ島走レスキュー(愛媛県側、広島県側)

URL 広島県側公式
愛媛県側公式

自転車屋さんの修理「レスキューポイント」

ルートの途中でトラブルを起こした場合に自転車を押して歩くことができる状態であれば、近くの自転車屋さんがレスキューポイントとして修理依頼に応じてくれます。有料のサービスですが、サイクリングを続ける場合にはプロの修理を受けておくのが安心です。

まずは、レスキューポイントに電話で状況を伝え、修理について相談してみましょう。最も多いトラブルはパンクなので、修理をしてしまえばまた快適なサイクリングを続けることができます。是非、トラブルの際にはレスキューポイントを利用して、快適なサイクリングを楽しんでください。

サイクルオアシスで工具を利用!

サイクリストの聖地として、多くの人が訪れるしまなみ海道では農家民宿・ガソリンスタンド・小売店・喫茶店などが、サイクリストのために休憩できるスペースを提供しています。そんなサイクルオアシスでは、工具の貸し出しなども行っています。

所有自転車について自分で修理ができる場合で、工具をもってサイクリングをしていなかった場合にはまずサイクルオアシスに向かいましょう。工具を借りて修理をすれば、またサイクリングをスタートさせることができます。サイクルオアシスは、ホームページで案内されていますのでチェックしてみましょう。

しまなみサイクルオアシス

URL 公式HP

しまなみ海道のサイクリングで多い疑問を解消!

しまなみ海道で快適なサイクリングを楽しむために、色々な情報をお伝えしてきました。そのほかにも服装についてや子供連れでのサイクリングなどサイクリストからよく出る疑問についてまとめました。しまなみ海道サイクリングの前に、是非チェックしておきましょう。

サイクリング時の服装や持ち物

街乗りとは異なるため、しまなみ海道をサイクリングする際にはしっかりとした服装や装備が必要です。服装については動きやすい伸縮素材のものがおすすめです。夏場は加えて、吸汗速乾素材で日焼け防止のために長袖の服装がいいでしょう。海からの照り返しもあるので、サングラスも準備しておくと便利です。

また、サイクリングを安全に楽しむためにヘルメットも必ず装着するようにしましょう。自転車用ヘルメットは年々進化しており、軽量で通気性がよいものも増えています。落車、転倒の際に頭をしっかりと守ってくれるので、ヘルメットを装着してサイクリングをすると安心です。服装や装備をしっかりとして、快適にサイクリングを楽しみましょう。

雨の場合に必要なグッズ

しまなみ海道サイクリングを予定していた日が雨であったり、サイクリングの途中で雨が降り出すこともあると思います。サイクリングにおいて傘をさしながらの自転車の運転はバランスを崩しやすく、おすすめできません。雨に備えて携帯用のカッパや雨除けの上着などの服装を用意しておきましょう。

子供連れでサイクリングは可能?

しまなみレンタサイクルでは、台数は少ないですが子供と乗るためのチャイルドシートが装着された自転車を借りることもできますし、自分で自転車をこぐことができる子供さんであれば一緒にサイクリングすることも可能です。子供さんの服装や距離でルートを選ぶことで、子供連れでもサイクリングを楽しむことができるのでおすすめです。

荷物の預かりや配送サービスについて

しまなみ海道でのサイクリングを行う際、大きな荷物を持ってのサイクリングはできないので荷物を預けることができるのか気になります。日帰りで同じ場所に戻ってくる場合には、駅やサイクリングスポットにコインロッカーが用意されているので利用し預けることができます。

佐川急便のサービスである「手ぶらサイクリング」は、出発地の宿泊先から到着予定の宿泊先まで当日中に荷物を配送してくれるサービスや自転車を配送してくれるサービスもあります。提携先の宿泊施設や、料金についてはホームページ等で確認してみてください。身軽にしまなみ海道でのサイクリングを楽しむことができるため、おすすめのサービスです。

佐川急便 手ぶらサイクリング

URL 公式

自転車は歩道も走ってOK?

しまなみ海道にも一般道においても自転車は原則車道の左側を走ることとなっています。しまなみ海道では一般道を走行するルートも多く存在しますが、道が狭い場合などは歩道に自転車通行可の標識がある場所もあります。交通量や道路の状況で臨機応変な対応が必要な場合もありますので、ガイドブックなどを参照して走行ルートについて検討が必要です。

お尻が痛くならないようにする方法は?

長時間のサイクリングの際には、お尻が痛くなることがあります。原因としては、レンタルサイクルや買ったばかりの自転車の場合は、サドルの形状や角度、高さなどが合っていないことがあります。その場合は、ポジショニングを調整することで解消されることがあります。

ポジショニングを調整しても解消されない場合には、サドルにクッション機能のあるジェル入りのサドルカバーをかけたり、服装にマッチすればパッド付のサイクリングパンツを着用することで軽減することができます。初心者の方や久しぶりのサイクリングやレンタルサイクルを利用の場合には、服装に合わせて事前に準備をしておくと安心です。

しまなみ海道で最高のサイクリングを楽しもう!

サイクリストの聖地とも呼ばれるしまなみ海道は、初心者から上級者、子供連れでも楽しめる絶好のサイクリングスポットです。体調や自分のレベルに合わせて距離やルートでコースを選んで、自然の中を駆け抜けるサイクリングをすることができます。

街乗りとは異なるので服装やヘルメットなどの装備をしっかりして、サイクリングをするようにしましょう。雨対策の服装も忘れずに準備しておくのがおすすめです。瀬戸内海の絶景を眺めたり、写真撮影をしながらしまなみ海道サイクリングを満喫してみてください。

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この記事のライター
藤原 明日香
旅と食とお酒を愛する、広島東洋カープファンのライターです。国内旅行は47都道府県制覇!いつも次の旅先を探しています。

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