島根の最恐心霊スポットランキングTOP16！怖い廃墟や噂の真相を解明！

島根には、驚くほど多くの心霊スポットがあることをご存知でしょうか。島根は、八百万の神が集う地であることもあって、多くの霊がそうした神々に救いを求め、この世にしがみつくんだそうです。ここでは、そんな島根の心霊スポットの中でも特に怖いと言われる場所を、16箇所ランキング形式でご紹介します。

島根には、霊が出ると噂の廃墟やトンネルなどの心霊スポットが多く存在しています。実際、心霊体験をしたという報告や、心霊写真を撮影してしまったという体験談も多くネット上で見られ、嘘だと思えないような話も多く存在しています。そうした噂の真相についても、できる限りご紹介していきます。

まず、島根の中でも怖いと噂になっている心霊スポットを16位から7位までまとめてご紹介します。ランキング的には下位ですが、それでも恐ろしい体験談はたくさんありますので、向かう際にはくれぐれも注意してください。

まずは松江市にある「緑山公園」です。こちらの公園には、戦争で亡くなった人たちのための慰霊塔が建てられています。公園内にある公衆トイレで首吊り自殺をした人がいて、その霊の目撃情報が多く見られます。

また、普通に写真撮影をしただけで心霊写真になってしまったり、親子で公園に訪れて子供が憑依されてしまった、という体験談も多く聞かれる心霊スポットでもあります。

「桧山トンネル」は、県道21号線沿いにある東西二つのトンネルのことを指しています。深夜2時になると、トンネルの上にある美月東公園から首なし武士の行列が降りてくると言われていて、実際こちらのトンネルでは武士の霊の目撃体験情報が非常に多いです。

「千人壺」は、石見銀山の中にある処刑された罪人たちの投げ捨て場です。また、かつてここには、罪人だけでなく身寄りがない遺体や病気で亡くなった人、衰弱して使えなくなった労働者たちの遺体も埋められていると言われています。

千人壺では、誰もいないはずなのに視線を感じたり、後ろから謎の足音が聞こえてきたり、いつの間にか体の一部に手形のアザがついていたり、などの体験談が多く寄せられています。ちなみに現在、こちらのスポットは石見銀山の案内図の中からも削除されてしまっています。それほど、恐怖の体験談が多い証拠ではないでしょうか。

「石見銀山」では、かつて強制的に労働させられていた人たちが多くいたことから、先ほどご紹介した千人壺だけでなく、全体的に心霊体験が多い場所でもあります。

また、石見銀山の近くには刑場跡があって、この地で写真撮影をすると、怒った顔の霊が映り込むというのも有名な話です。実際、石見銀山では事故も多かったようで、これらが全て強制労働者たちの祟りだという話もあります。

「枕木山廃ラブホテル」は、廃墟となってしまったラブホテルです。かつて、ホテル内で殺人事件が起き、それをきっかけにお客の足が遠のいてしまったことで経営が傾き、オーナーが自殺してしまったという過去を持っています。

こちらの廃墟で写真撮影をすると、幽霊が映り込むという話はとても有名です。なお、こちらのホテルは内部が相当荒れてしまっているので、もし訪れるのであれば、足元にはくれぐれも注意してください。

くれぐれも好奇心だけで行ってもらいたくないのが「深谷大橋」という橋です。国定公園の中にある橋で、自殺の名所として有名な地です。実際、深谷大橋には自殺防止ネットが高く張られていて、「いのちの電話」の看板も立っているのですが、現時点で日本で三番目に自殺者の多い場所となってしまっています。

こちらの橋から下を覗くと、自殺者の霊が道連れを欲しがって下に引き込むのだと言われています。また、幽霊の目撃体験も多い場所です。心が弱っているときには絶対に行かないよう、注意してください。

「黄泉比良坂」は、神話にも登場してくるあの世とこの世をつなぐ坂道です。かつて、黄泉の国へと向かったイザナギが、変わり果てた姿のイザナミに恐怖して逃げ、ようやく逃げおおせたのがこの黄泉比良坂であると言われています。

鳥居のような形の石柱が立っている場所があるのですが、こちらで写真撮影をすると、非常に高確率で心霊写真が撮影できてしまうという体験談が多くあります。また、夕方のみ、こちらの坂道からあの世に行くことができるという噂もあります。

「狂犬トンネル」は、正式名「旧七類トンネル」というトンネルで、現在は新しい七類トンネルが作られたため、閉鎖されている場所です。こちらでは、特に昔から何か事故や事件があったというような話はないのですが、それでも赤い服を着ている女性の霊が出る、という噂があり、多くの目撃談が報告されています。

「ホテルシャモニー」は、枕木町にある廃墟で、かつてラブホテルとして使われていた建物です。外観は普通のマンションのように見えてしまうので、通り過ぎないよう注意してください。

こちらの廃墟では、おかっぱ頭の女の子の霊や、白い服を着ている女性の霊が多く目撃されています。また、心霊写真の撮影スポットとしても有名で、近隣の人たちからは「幽霊ホテル」とも言われています。

「津和野城跡」は、津和野盆地にある山城の跡地です。1871年の廃藩置県によって廃城となってから、今日までそのままの姿を保っています。こちらの心霊スポットでは、後ろから武士の足音がついてくる、という噂があり、実際そういった体験談が多くネット上にも見られています。

次に、島根の有名な心霊スポットを6位から4位までご紹介します。こちらの3箇所は、かなり気味の悪い噂が多く、心霊スポットとして地元では知らない人はいない、というほど有名なスポットばかりとなってきています。訪れる際には、くれぐれも霊を連れ帰ってしまわないよう注意してください。

「赤名トンネル」は、広島と島根の県境にあるトンネルです。交通事故が多発し、その際に幽霊も多く目撃されているといういわくつきのトンネルとなっています。トンネル内では、白い服を着ている若い女性の霊や、車の屋根にしがみつく老婆の霊を目撃した、という体験談が多いようです。

事故で亡くなってしまった人が気づかずトンネル内を彷徨っているケースと、誰かを道連れにしようとしているケースがあるようなのですが、いずれにしても非常に危険なので、疲れているときや心が弱っているときなどはこのトンネルを通らないよう、注意が必要です。

「龍頭ヶ滝」は、多くの観光客が訪れる滝としても有名なのですが、実は心霊体験談が多く寄せられている場所でもあります。こちらでは女性の霊が多く目撃されていて、滝に霊が映っている、誰もいないはずなのに女性の声がする…などの噂があります。

特に何か事件があった、というような話はないのですが、滝の裏側に観音様が供えられているということもあり、もしかしたら昔何かこの滝で女性が亡くなった、というような話があるのかもしれません。

「旧日貫トンネル」は、現在は使用されていない旧トンネルです。旧日貫トンネルは、あまり心霊スポットとして有名な場所ではないのですが、非常に恐ろしい目撃情報が多く残されています。このトンネルでは、脇にある石段から女性の霊が覗き込んでいた、というのが最も多く、かなり強い思念で残っている霊なのでは、とも言われています。

トンネルはすでに通り抜けできなくなっているため、中に車で入ることはできなくなっています。旧日貫トンネルを訪れるのであればトンネルの前に車を止め、徒歩で進んでいくようにしていく必要があります。霊を持ち帰ったり、置いて行った車に悪さをされないよう注意してください。

最後に、島根の心霊スポット3位から1位をご紹介します。この3箇所は、いずれも島根の中では甲乙付け難い最恐パワースポットばかりとなります。実際に危ない目に遭っている人も多いようなので、軽い気持ちで訪れないようにしてください。

出雲市にある「かもめ荘」は、全国的にも名の知られる心霊スポットです。国道431号線から県道29号線に入って進んでいくと、海側にかもめ荘への入り口を見つけることができます。かつては保養所として使われていましたが、今ではすっかり廃墟となってしまっています。

この廃墟は、過去に有名霊能者である宜保愛子さんが除霊を行おうとして、あまりの数の多さに危険を感じ、中断したことがあるという話もあります。基本的に最も危険なのは地下室なのですが、普段開いていないはずの「開かずの扉」が開いているときは本当に危険なので、すぐに逃げることをおすすめします。

また、ラップ音が絶えず鳴っていたり、写真撮影をすると必ずと言って良いほど奇妙な写真ばかりが撮影されてしまうことでも有名です。間違いなく、島根の最恐心霊スポットの一つとして数えられます。

出雲市にある「猪目洞窟」は、発見されるまで実に1000年以上、死者が住む国としてひっそりと存在していた洞窟です。昭和23年に行われた漁港の拡張工事によって偶然発見されたこの洞窟は、多くの白骨が発見され、その後の調査で弥生・古墳時代の墓所であることが判明しました。

また、この洞窟は出雲の風土記にも記載があり、「人が立ち入ってはいけない場所」「猪目洞窟に入る夢を見た人は死に至る」という風に記されていたそうです。島根の有名な神社である出雲大社から見ても、この猪目洞窟は鬼門の方角にあるということもあり、良くないものがいるという噂が絶えません。

この場所に近づくだけで気分が悪くなったり、中には吐き気に絶えられず嘔吐してしまったという体験談が多くある、非常に危険な心霊スポットとなります。特に霊感が強い人でなくても同様の症状が出てくるそうなので、安易な気持ちで訪れないようにしましょう。

浜田市にある「石見畳ケ浦」は、島根の数ある心霊スポットの中でも随一の最恐スポットです。潮の流れの関係から、この地には非常に多くの水死体が流れ着いてきます。また、それと関係があるのかどうかは不明ですが、異常なほど海難事故・入水自殺が多い地でもあります。

こういったことから石見畳ケ浦自体、非常に危険な地帯となっていて、心霊写真の撮影報告が非常に多く挙げられています。さらに、この石見畳ケ浦に向かうためには「賽の河原」という洞窟が存在しています。この洞窟が、石見畳ケ浦周辺では最も怖いスポットで有名で、多くの人が石見畳ケ浦に行き着く前に、この洞窟の怖さに驚いて引き返してしまいます。

石見畳ケ浦手前の賽の河原では、「誰もいないはずなのに子供の声がする」「洞窟内で写真撮影をすると必ずいないはずの子供が映り込む」「洞窟内で子供の笑い声がする」という体験談が後を絶ちません。こちらのスポットに向かう時には、くれぐれも注意してください。

いかがだったでしょうか。島根は元々非常に霊的なパワーが高い地域ですから、それに呼応するように、恐ろしい心霊スポットが多く存在するのも納得が行きます。霊感のない人でも恐ろしい体験をしていたり、何気なく写真撮影したものが心霊写真になってしまうことも多いそうです。

島根の心霊スポットを訪れる際には、くれぐれも注意して、心が弱っているときや疲れてしまっているときには足を向けないようにしてください。