東京から鳥取の行き方徹底解説!格安で行ける交通手段は?

鳥取県は中国地方北東部にあり、北に日本海、南には山々が広がる自然豊かな県です。県庁所在地の鳥取市をはじめ、中部の倉吉市、西部の米子市、境港市などを中心に各地区に東京とはまた違った魅力の溢れる観光スポットがあります。そんな鳥取への東京からの行き方をご紹介します。

東京から鳥取の行き方徹底解説!格安で行ける交通手段は?のイメージ

目次

  1. 1東京から鳥取までの行き方は?
  2. 2①東京から鳥取まで飛行機での行き方
  3. 3②東京から鳥取までバスでの行き方
  4. 4③東京から鳥取まで新幹線での行き方
  5. 5長距離移動を快適に過ごすグッズ
  6. 6鳥取旅行を楽しもう!

東京から鳥取までの行き方は?

東京都から鳥取県までおよそ500㎞離れています。交通手段としては飛行機・新幹線・バスまたは自家用車で向かう方法があります。東京からの色々な行き方を比較して、自分に合った移動方法で鳥取までの旅行を満喫してください。

鳥取県は中国地方の北東部に位置し、東西120㎞南北20~50㎞の細長い形をしています。鳥取砂丘が観光地として有名ですが、他にも魅力的なスポットが沢山あります。鳥取砂丘は鳥取県の東部に位置し、温泉郷もあります。

東部には鳥取温泉、岩井温泉、吉岡温泉、浜村温泉、鹿野温泉の5つの温泉郷があり、そのうち鳥取温泉は鳥取駅からも近くアクセスが良いのも魅力です。

鳥取県の中部には倉吉白壁土蔵群をはじめ燕趙園や三徳山三佛寺投入堂などの観光地があります。中部地区にも温泉郷があり、はわい温泉、東郷温泉、三朝温泉、関金温泉の4つの温泉郷となっています。

各温泉地には風情溢れる温泉旅館が多くありますので、宿泊はもちろん日帰り温泉で東京からの長旅の疲れを癒すのもおすすめです。

【格安なのはどれ?】各交通機関の比較

東京から鳥取までの交通機関の比較をしていきたいと思います。長距離ですので、価格はもちろん移動時間や乗り換えなども参考に移動手段を検討してみてください。

価格は飛行機>新幹線>バスとなり、移動時間は反対にバス>新幹線>飛行機となります。しかし、飛行機には早割があり安くなったり、バスは寝ているうちに到着するというメリットもありますので、旅行の目的や何を重視するかで最適な行き方は異なります。

鳥取も行きたい場所によって各交通機関のアクセスの違いが出てくると思いますので、県内の交通機関もチェックしながら見ていきたいと思います。

鳥取県では電車やディーゼル列車のことを「汽車(蒸気機関車)」と呼ぶ習慣があるそうです。実際に鳥取では蒸気機関車は運行していないのでご注意ください。

①東京から鳥取まで飛行機での行き方

東京の出発は羽田空港からとなります。到着は鳥取砂丘コナン空港と米子鬼太郎空港の2か所選択可能です。現在はANAのみ運航しており、1日にそれぞれ片道4本ほど飛んでいます。約1時間30分のフライトで東京都から鳥取県に行くことができます。

価格は片道約35000円程ですが、早割を駆使すれば10000円台になることもあるので事前に旅行の予定が決まっている場合には早割を利用されるのもおすすめです。ただ、早割の多くは予約が変更不可なので注意が必要です。

鳥取空港は名探偵コナンの作者青山剛昌さんが鳥取の出身ということで、2015年に「鳥取砂丘コナン空港」となりました。空港にはコナンのキャラクター達がいたるところに登場し、空港自体が観光地になっています。

飛行機がおすすめな人

飛行機がおすすめな方は、移動に時間を割かれたくない方や単純に飛行機が好きな方です。飛行機は多くの場合目的地に最も早く着く交通手段といえます。また、当日料金は他の交通機関に比べて割高ではあるものの、早割の利用やLCCの参入などにより価格は抑えられてきています。

飛行機から見える景色も新幹線やバス移動とはまた違う魅力でもあります。空から見る空港や陸地の様子、間近で見るの雲の様子などは飛行機の醍醐味ともいえます。

飛行機は実はファミリー向けの移動手段でもあります。飛行機は客室乗務員が終始そばに居てくれます。そのため、子供がぐずった時もきめ細やかなサービスを提供してくれます。絵本や手作りおもちゃなどもあるので安心して乗ることができます。

赤ちゃん連れの方は授乳できる席があったり優先的に飛行機に搭乗できたりとサービスが豊富ですのでぜひ利用してみてください。

飛行機は予約する際に座席の指定が可能です。それぞれの座席の特徴をご紹介します。まずは窓側と通路側ですが、窓側は上空からの景色を眺められたり、隣の人が席を立つ際に席を立たずに済むというメリットがあります。反対に通路側は席を自由に立つことができます。

国内線の場合フライト時間が短いので席を立つ回数も少ないと思いますので、景色を見たいかどうかで選んでも良いかもしれません。

続いて、飛行機の前方と後方の特徴です。前方はエンジンより前なので比較的静かであること、飛行機の出入口が近く早く降りられるという特徴があります。後方は比較的空いていることが多いので隣同士で座りやすいというメリットがあります。

早く降りたい方は前方がおすすめですが、ゆっくり身の回りを整えてから降機したい方は後方だと周りの目を気にせず準備できるのでおすすめです。

メリット

飛行機のメリットは他の交通機関に比べて移動時間が短いことです。東京から鳥取砂丘コナン空港まで約1時間15分。空港から鳥取駅まではバスで約20分です。JRを利用する場合は「鳥取大学前」が最寄り駅ですが、徒歩で20分ほどかかるのでバスの利用がおすすめです。

東京から米子鬼太郎空港へも約1時間20分で到着します。空港から米子駅へは連絡バスが出ています(約25分)。またJRには米子空港駅がありますので、JRの利用もおすすめです。注意点は米子駅から鳥取駅まで特急で約1時間程かかるということです。目的地を確認して到着空港を選んでください。

デメリット

飛行機のデメリットは他の交通機関に比べて割高な運賃にあります。早割を利用する方法もありますが、予約の変更が不可の場合が多いので、予定を変更する可能性がある方に早割は不向きです。

乗り遅れたら次の便が確保できない点にも注意が必要です。バスや新幹線と違い、空港は市街地からやや離れていることが多いので余裕を持って家を出発する必要があります。

②東京から鳥取までバスでの行き方

東京都から鳥取県まで、最安値で行けるのが高速バスの利用です。曜日や時期によっては、東京ー鳥取が片道10000円以下で行くことが可能です。時間は約11時間~12時間かかりますが、夜にバスに乗り朝には到着するので効率的な行き方でもあります。

東京の発着地点はバスタ新宿・東京駅などで、鳥取の発着地点は米子駅や鳥取駅となっています。おおよそ20時前後に東京発のバスに乗車し、到着は米子駅に7時頃となっています。運行するバス会社や時期によって時刻や料金は異なりますのでよくご確認ください。

米子駅の周辺には早朝から営業しているカフェもありますので、バスで到着後カフェに行ってゆったり朝食を満喫できます。また米子駅にはお土産屋さんもありますので、旅行中に買えなかったお土産は米子駅で手に入れましょう。

バスがおすすめな人

高速バスがおすすめの方は移動手段にこだわらない、移動にお金を使いたくない方です。バスの場合、外の景色や乗車するバスを見て楽しむということは少ないと思います。移動よりも旅行中の食事やお土産、宿泊にお金をかけたい方にも格安で行けるバスはおすすめです。

また、仕事終わりにそのまま旅行に出発したい方にも出発時刻の遅いバスでの移動はおすすめです。到着後温泉に入ってゆったりしても良いですね。

メリット

夜行バスのメリットは格安の運賃にあります。曜日や時期による差はありますが、10000円以下で東京から鳥取まで行けるのが魅力です。また、寝ている間に目的地に到着するという点もメリットであり、効率的な移動方法といえます。

夜行バスは狭いというイメージがあると思いますが、最近では3列シートやリラックスシートなどが登場し、ゆったりしたスペースを確保することが可能です。
 

多くのバスにはトイレが完備されています。充電可能なUSBポートやコンセント、仕切りカーテンなどもありますので意外に快適に過ごせるかもしれません。運行バスによってはスリッパやドリンクなどのアメニティが用意されていることもあります。

バスの座席は隣に異性が来ないよう配慮されているので安心して乗車できます。

デメリット

夜行バスのデメリットは移動時間の長さと窮屈さにあります。先ほど紹介したようにバスの快適さは上がってきていますが、長時間振動する車内にいるとどうしても疲れてしまいます。旅行を楽しみたいのに疲れて楽しめないとなるともったいないですね。

サービスエリアでの休憩は外に出て身体をほぐすのに最適ですが、眠ったタイミングで到着して何度も起きてしまうこともあります。席によっては隣の人が立つ度に起きなくてはいけない、逆に隣の人が寝ているので外に出たいのに出られないということもありそうです。

長時間の移動と狭い車内は家族連れや子供と一緒の移動には不向きです。友達同士の旅行もおしゃべりは周りの方の迷惑になりますので、移動中も会話を楽しみたい方はバスの利用は避けた方が良いかもしれません。

夜行バスは夜に走りますのでほとんど渋滞などの影響はありませんが、雪などの天候や事故による交通規制による影響は受けます。到着時間がはっきりしないのもバスのデメリットといえます。

到着時間が朝早いことにも注意が必要です。東京とは異なり駅周辺に早朝から営業しているお店は少なく、観光地やお店の営業時間まで時間を持て余すこともあります。行きたい場所やその時間に開いているお店をリサーチしておくことが重要です。

料金が魅力の夜行バスですが、旅行の目的や誰と行くかなど状況によっては不向きな場合もあります。値段だけで決めてしまうと後悔するかもしれないのがバス特徴です。

③東京から鳥取まで新幹線での行き方

新幹線で行く場合は東京駅から鳥取駅までは新幹線(博多行もしくは岡山行)に乗車、姫路か岡山で特急スーパーはくと(いなば)に乗り換える行き方となり、米子駅へは同様に新幹線に乗車し、岡山駅で特急やくもに乗り換えます。

鳥取には新幹線の駅がないため、途中で特急に乗り換える必要があります。料金は約20000円程で移動時間は約4時間30分~5時間ですが、出発時刻によっては待ち時間が長いこともあるので時刻を確認して計画を立てる必要があります。

新幹線がおすすめな人

新幹線がおすすめの方は鉄道好きの方や、移動も旅行のひとつとして楽しみたい方です。東京から鳥取までの新幹線はのぞみやひかりとなります。新幹線はのんびりと過ごすことができるので家族や友人とおしゃべりを楽しみながら移動することができます。

駅弁も新幹線ならではの楽しみです。鳥取駅では「かに寿し」や「ゲゲゲの鬼太郎丼」「いかすみ弁当黒めし」が購入できます。

新幹線も飛行機と同様に指定席の場合座席の指定が可能です。窓側と通路側の特徴は飛行機と同様ですが、飛行機と違い駅に着く度に人の出入りがありますので、最前列や最後列の出入口近くでは気になってゆっくりできないかもしれません。

しかし、最前列や最後列だと前を広く使えたりリクライニングを後ろを気にせず倒せたりというメリットもあります。

メリット

新幹線のメリットは、その本数の多さにあります。思い立った時に出発することも可能ですし、1本逃してもしばらく待てば次の列車に乗ることが可能です。目的地の最寄り駅へそのまま移動できるというアクセスの良さも魅力です。

注意点として、東京の列車は本数が多いですが、鳥取県内の列車は1時間に2,3本、または2時間に1本なので現地での移動では列車の時刻も気にするようにしましょう。

新幹線から乗り換える特急も一つの醍醐味です。特急スーパーはくとは青いボディが特徴で、2008年にグッドデザイン賞を受賞しています。車内設備にもこだわっており、洗面台には因州中井窯、カーテンには倉吉絣を使用するなど山陰の文化を取り入れています。

岡山と鳥取を結ぶ特急スーパーいなばは、車体に鳥取県の花「二十世紀梨の花」があしらわれています。2両編成で車内設備も最小限となっています。

特急やくもは伯備線経由で岡山と山陰地方を結ぶ列車です。やくもは2022年に運転開始50周年を迎え、記念にクリーム色と赤色の「国鉄色」をした特急やくもが新車両が導入される2024年春以降まで運行される予定です。

様々な車両に出会えるのも列車の旅の魅力です。

デメリット

新幹線のデメリットは、運賃が安くないことと移動時間がかかることです。飛行機やバスのように突出して運賃と時間には魅力がありません。

荷物が預けられないこともデメリットです。飛行機やバスではキャリーバッグなどを預けて身軽に乗車することが可能でしたが、新幹線の移動に関しては常に荷物と一緒です。荷物が多い方やお土産をたくさん買う場合には不便です。

新幹線の車内はゆっくり過ごせますが、小さな子供がいる場合にはぐずったり騒いだりして周りのお客さんに迷惑が掛からないよう気を遣う必要があります。東京から乗り換えの岡山や姫路までは約3時間ほどです。飛行機に比べると長時間となります。

乗り換え後の特急も1時間30分ほど乗車する必要がありますので、荷物は減らしたいけど子供の暇つぶしは必要になるという苦労もあります。

各交通機関、早割やお得な切符など様々ありますので、往復で違う交通機関を利用するなど色々なパターンで旅行の計画を練ってみましょう。東京から鳥取まで、目的や予算、誰と行くのかなど総合的に判断して自分に合った行き方で鳥取の旅を満喫してください。

長距離移動を快適に過ごすグッズ

ここからは、東京から鳥取までの約500㎞の長距離移動を快適に過ごすグッズをご紹介します。長時間乗車する夜行バスでの利用をメインにご紹介しますが、新幹線や飛行機でも役に立つグッズですので荷物に余裕がある方はご検討ください。

①使い捨てスリッパ

夜行バスのような長時間の移動では靴を履いたままだと足がむくんだり、眠りの妨げになります。そこで活躍するのが使い捨てスリッパです。フットレストに足を乗せる際に抵抗がある方や何も履いていないとにおいが気になるという方にもおすすめです。

スリッパ自体は厚みがないので荷物の邪魔になりません。足の締め付けがないだけで楽に過ごすことができます。

②耳栓

周囲の音を聞かずに過ごしたい方には耳栓がおすすめです。バス自体の走行音はもちろん、隣に人がいる場合イヤホンなどの音漏れが気になって眠れないこともありますので、音に敏感な方には必需品です。

飛行機に乗った際に耳が痛くなるのを防ぐ耳栓も販売していますので、飛行機の耳が痛くなるのが苦手な方は飛行機用の耳栓を利用してみてください。耳栓もかさばらず荷物の邪魔にはなりません。

③アイマスク

アイマスクには使い捨てのものと繰り返し使用するものがあります。夜行バスでは周囲の光を遮断して、眠り助けてくれます。また、飛行機や新幹線でも少し仮眠をとりたいときなどに活躍します。

アイマスクは直接肌に触れるものですので、着け心地も選ぶときの大事なポイントです。クッション性のあるものやオーガニック素材のアイマスクがおすすめです。使い捨てタイプでもホットアイマスクなどリラックス効果の高いアイマスクもあります。

見た目のデザインや素材を見ながら選んでください。その他、ネックピローや乾燥を防ぐためのマスクなど快適グッズは様々ですので東京からの長距離移動も快適グッズを駆使して疲れを残さない移動にしましょう。

鳥取旅行を楽しもう!

東京から鳥取まで3通りの行き方をご紹介しました。飛行機、新幹線、バスとそれぞれメリットとデメリットがあります。旅行の目的によって交通機関を使い分けて、充実した鳥取旅行にしてください。

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