【岡山】市民に愛されてきたグリーンヒルズ津山グラスハウスの現在は

岡山県津山市には、市民に愛されていたグリーンヒルズ津山グラスハウスという施設がありました。1998年に完成し、2011年から2021年3月までは津山市によって運営されていた総ガラス張りのドームが特徴の室内外温水プール施設です。

広大で緑豊かな敷地で心身ともにリラックスできる、グリーンヒルズ津山。その一部としてあったプールエリアが、グリーンヒルズ津山グラスハウスです。

夏場シーズンに盛り上がるプールですが、グリーンヒルズ津山グラスハウスは屋内温水プールで1年中楽しむことができました。今回は地元の方々に愛されたプール施設、グリーンヒルズ津山グラスハウスに注目しました。

盲導犬の受け入れや車いす用のスロープなどバリアフリー。利用料金には、障がい者割引や高齢者割引もありました。屋内型のプールは天候を気にせず遊べました。人気のウォータースライダーは迫力満点のアトラクション。

建物は全面ガラス張りで、屋内でありながら開放感を感じられる施設でした。プールの種類が多くアクティビティが充実していて、小さなお子様連れの家族や友だち、カップルなど誰でも1日中楽しめました。

実際に「子どもが喜んで1日中遊んでいた」や「小さな幼児用のプールは嬉しいし、温水ジャグジーにサウナまであって大人も楽しめた」など、好評の口コミが多く見られました。

まずプールは温水。屋外にはプールの定番である流れるプールがありました。屋外のプールと屋内は繋がっていましたので、簡単に行き来が可能。園内で湧き出た温泉を使ったジャグジー、リラクゼーションやジムなどもありました。

さらに夜になると水中照明でナイトプールとして、昼間とは違った雰囲気で幻想的な空間が楽しめました。

そして令和4年5月、グリーンヒルズ津山グラスハウスは「Globe Sports Dome」に進化しました。グリーンヒルズ津山グラスハウスで特徴的だったガラスドームはそのままで、内部が大きく変化。プールだったところはバスケやバレーができるようになり、ボルダリング、50mのトラックや人工芝エリアなどが誕生しました。

いろいろなアクティビティで、健康増進プログラム施設になっています。株式会社Globeが施設運営の委託契約を締結して、地域の活性化や観光の振興、市の魅力向上を図った事業です。

プールメインのグリーンヒルズ津山グラスハウスから陸上、バスケ、バレーやボルダリングなどより幅広いアクティビティ施設になりました。人生100年時代の中、どれだけ健康で暮らすことができるのか。Globe Sports Domeは、そこに重きを置いた新しいスポットです。

グリーンヒルズ津山グラスハウスはプールが温水のため、夏だけでなく1年中遊べました。屋外に流れるプールや幼児用のプール、サウナも3か所ありました。一般的な遊泳プールだけでないところから、健康増進を考えられた施設。

プールと言えば、やはり人気なのがウォータースライダー。全長90mのスライダーと、急流のワイルドリバーがありました。身長120cm以上という既定のスライダーは、館内をほぼ半周するコース。ワイルドリバーは、岩肌を表現したエリアや熱帯植物の中を滑っていく楽しさでした。

グリーンヒルズ津山グラスハウスの2階には「サンテラス」というレストランがありました。メニューは、カレーやラーメン、定食などです。お昼時はとても賑わっていました。

グリーンヒルズ津山グラスハウスの営業時間は、平日10時から21時。土日祝日が10時から20時。毎週火曜日と12月30日から1月3日までが休日でした。夏休み期間は10時から21時で無休の営業。

続いて利用料金。大人1400円・小学生700円・4歳以上300円・65歳以上800円。また17時からのナイターは、割引がされるため大人800円・小学生400円・4歳以上200円・65歳以上500円で利用可能。

それではグリーンヒルズ津山グラスハウスの公式情報を紹介します。

海がない津山市民にとって、グリーンヒルズ津山グラスハウスのプールはとても貴重な場所で深く愛されていました。1年中楽しめる温水プールということで、市外から訪れる人たちにも大変人気でした。そんな観光スポットをただなくすのではなく、Globe Sports Domeへと生まれ変わりました。

残念なことに、グリーンヒルズ津山グラスハウスの公式ホームページはもうありません。そのためGlobe Sports Domeの公式ホームページを載せておきます。Globe Sports Domeの公式ホームページ

グリーンヒルズ津山グラスハウスから新しくなったGlobe Sports Domeはヨガやダンス、トレーニングなど複合フィットネス施設です。生活の一部としての運動やトレーニングではなく、Globeが生活の一部にという感覚を提供する環境。

アメリカのライフフィットネスのトレーニングマシンが導入されていたり、完全予約制でマンツーマンのプログラムが用意されていたりします。またGlobe Sports Domeの住所は岡山県津山市大田512です。アクセスは、中国自動車道「院庄I.C」または「津山I.C」より約20分。電車の場合は「JR津山駅」よりバスで約15分です。

またGlobe Sports Domeでは子どもたちのための活動も行っています。テーマは「すべての子ども達があいさつ・返事・礼儀など誰にでもできる基本的なことをしっかりできる人間になろう。」ダンス、チア、陸上、STAR ACADEMYなどを通して、競技能力と人間力を向上させて可能性を広げようとしています。

Globe Sports Domeのおすすめポイントとしてカフェがあります。

管理栄養士のもと、健康に生活するための理想的な食事です。使用しているのは地元の津山産の食材がメイン。旬の野菜をバランスよく、アレルギーにも対応しているので安心して食事を楽しむことができます。

カフェは平日のみで、12時から15時の営業。電話番号は0868-32-8832です。

Globe Sports Domeの営業時間は、平日10時から21時と土曜日の10時から18時です。フィットネスのメニューごとや、キッズのダンスなどのクラスによって時間が変わります。

フィットネスは会員になることで、マシンの使い放題やプログラムの自由参加などができるようになります。入会金は5500円。

月会費は、プラチナ22000円・ゴールド11000円・レギュラー8800円・モーニング5500円・保護者4400円・学生5500円です。また予約して1日体験を1500円で利用可能。

利用料金と言えば、気になるのが割引ですね。現状（2022年6月8日現在）、割引についてはGlobe Sports Domeへ直接お問い合わせが必要になっています。保護者割引や家族割引、複数割引などがあるそうです。お問い合わせフォームはこちら

温水プールで1年中楽しめることで市民に愛されてきた、グリーンヒルズ津山グラスハウスについて紹介しました。

屋内型のため、季節だけでなく天候も気にする必要がなく遊べる施設。大人から子どもまで人気のスポットでした。そしてグリーンヒルズ津山グラスハウスは令和4年5月に、Globe Sports Domeに生まれ変わりました。

ヨガやダンス、ジム、トレーニングなどの複合フィットネス施設です。

管理栄養士によるメニューが提供されているカフェもあります。子どもの向けの活動も行っていて、健康と成長を強く意識した環境。まだ新しく生まれ変わったばかりですので、これから魅力が増えていくでしょう。Globe Sports Domeの今後に期待です。

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