砂漠の鳥取砂丘。その鳥取砂丘に雪が降ることを知っている人って案外少ないのではないでしょうか。鳥取県が位置する西日本は比較的温暖で雪の降らない気候のイメ－ジが強いのですが、実は鳥取砂丘は冬に入ると気温がぐんと下がり、雪が降る日本海側気候の豪雪地帯なのです。

今回はそんな意外な豪雪地帯、冬の時期、雪景色が絶景の鳥取砂丘について、その概要やどんな服装や靴を身につけていったら良いか、アクセスや交通情報はどうなのかなど、その情報をお伝えしていきます。

西日本に位置する鳥取砂丘ですが、夏のイメ－ジ、1年中砂漠地帯のようなイメ－ジを持っている人が比較的多いのではないでしょうか。でも実は、冬の時期になると雪が降るという、しかも、豪雪地帯であるという意外な一面を持っているのです。

そんな冬の時期の鳥取砂丘には、冬の時期、雪の時期でしか見られない様々な絶景やイベントがあります。ラクダにまたがり、人気スポットの馬の背に乗って眺める雪景色の絶景はまるで外国にいるような気分を味わえます。冬の時期の鳥取砂丘、どんな雪景色の絶景を臨めるでしょうか。

意外な豪雪地帯、冬の時期の鳥取砂丘。さっそく、その特徴など、絶景の雪景色、人気の絶景ポイントなど、詳細をお伝えしていきます。

一面砂漠なので温暖なイメ－ジのある鳥取砂丘ですが、冬になると雪景色に一変します。鳥取砂丘のある鳥取県は山陰地方で日本海側、その気候は日本海側気候になり、冬の時期になると気温がぐんと下がり雪が降り始めます。

そんな関係から冬の時期の鳥取砂丘は、雪が鳥取砂丘全体を覆って砂漠から一変して雪景色の銀世界へと変わっていきます。

温暖なイメ－ジの西日本にある鳥取県、鳥取砂丘ですが、その場所柄冬の時期になると気温がぐんと下がって、東北地方の日本海側地域と同じように豪雪地帯になります。そんなことから、この鳥取県は豪雪地帯として指定されています。冬の時期、雪の鳥取砂丘に出逢えるのは、そんな理由からだったのですね。

雪景色の中、ラクダに乗って人気スポットの馬の背や海岸沿いを巡って絶景を堪能することは冬の時期のこの場所の風物詩ではありますが、服装や靴などの支度は、冬の東北を観光するような意識で行くと良さそうです。その点は注意していきましょう。

さて、そんな豪雪地帯の鳥取砂丘、雪の降る時期はおおよそ12月中旬から3月上旬にかけてだそうです。雪景色の絶景を見たい場合、この時期を目指してみると良いでしょう。

冬の時期の雪の鳥取砂丘の絶景を見にいきたいといった場合、訪れる際の服装には注意が必要になってきます。比較的温暖な西日本の鳥取砂丘ですが、先にもお伝えしましたが、この地域一帯は日本海側の気候になっています。

東北地方の冬の時期と同じように気温もぐんと下がってかなり寒くなります。豪雪が降るくらいですので氷点下になる日もあることが予想されます。ダウンコートなどの防寒の服装で出掛けることをおすすめします。くれぐれもあたたかい服装で出掛けるようにしてください。

雪の鳥取砂丘の服装は防寒服をおすすめしました。靴に関してもそれに合わせて防寒の靴、特に雪用のブ－ツがおすすめです。平常時の靴などで訪れると足元が冷えることはもちろんのこと、雪に埋まって靴と一緒にびしょ濡れなんてことにもなりかねません。

また、冬のこの時期は気温もぐんと下がりますからかなり寒いです。そういった意味からも、雪の鳥取砂丘に訪れる際の靴の種類に関しては、ぜひ雪用のブ－ツで行くようにしてください。

鳥取砂丘をぐるっと巡りたい場合、かなり広いので徒歩で巡るのは疲れてしまいます。そんな場合、この鳥取砂丘にいるラクダたちの力を借りてみましょう。砂漠に暮らす人たちの頼もしい友ラクダ。ラクダは砂漠で生存しやすいような生態になっています。

ただ、雪の日でも天候によってはラクダに頼れることもありますので、そこは事前に確認しておくと良いですね。ラクダの背に乗り人気スポットの馬の背や海岸沿いを巡る、異次元の世界を体験できそうです。

12月上旬からクリスマスの時期にかけて、この雪の鳥取砂丘では、夜になるとイルミネーションのイベントが開催されています。冬のき－んと冷えた空気に映える雪景色の時期、その雪景色とイルミネーションのコラボレーションを楽しんでみてはいかがでしょうか。

ここからは、とても大切な冬の、そして雪景色の鳥取砂丘における絶景ポイントをご紹介していきます。一面の銀世界から臨める絶景ポイント、その幻想的な絶景を見逃さないよう、そのポイントをお伝えしていきますので、ぜひ、ご参考ください。

先ず最初にご紹介する絶景ポイントは、大自然が生み出す色の醍醐味が味わえる、晴れた日の青い空とそれに映える真っ白な雪景色の砂丘です。その見事なコントラストが目に焼きつきます。一度眺めたらずっと眺めていたくなる絶景です。

冬の時期、雪の鳥取砂丘に訪れる場合、曇りの日もまた違った絶景が楽しめますが、なるべくなら、この快晴の時期を狙って、この青空と真っ白な雪景色のコントラストを体感してみてください。

つづいての絶景ポイントは、まるで馬の背のような形をしている丘で人気のスポット馬の背と、そこから眺めることができる絶景ポイントです。真っ白な馬の背、まるで大きな白馬の背に乗っているような錯覚を覚えます。

鳥取砂丘のハイシ－ズンは夏の時期なのであまりお目にかかる人はいないかと思いますが、鳥取砂丘では秋から春にかけて淡水が現れます。ちょうど雪景色の冬の時期は、その淡水の凍った姿などが見られて絶景です。この場所は砂漠のオアシス、オアシスと呼ばれています。

真っ白な銀世界に凍ったオアシスが、日本とは思えないような、まるで北欧やロシアなど寒い地域の外国に訪れたような気分にさせてくれます。

つづいてのおすすめ絶景ポイントですが、真っ白な砂丘に海とのコラボレーションの絶景です。南極に訪れたかのような錯覚を覚える、そんな見事な絶景ポイントになっています。鳥取砂丘は海に面してなだらかに展開されていますから、どちらかというと、砂浜という感じですね。その砂浜が雪に染まる、なんとも幻想的な砂浜に早変わりです。

砂漠の景色の醍醐味といえば、風によって作られる「風紋」です。当然雪の鳥取砂丘の砂漠にもその「風紋」を見ることができます。薄茶色の砂漠の「風紋」も見事ですが、パウダ－スノ－が降り積もった真っ白な銀世界に現れる「風紋」はとても絵になります。

最後はマジックアワ－に見事に映える雪の鳥取砂丘です。オレンジ色の夕日と真っ白な雪景色の鳥取砂丘の組み合わせは、一度見たら忘れることのできない絶景となります。大切な人と手をつないで眺めるオレンジ色とまっさらな雪の組み合わせ、大切な人との穏やかで心地良い時間が過ごせそうです。

鳥取砂丘まではどういったらよいのでしょうか。特に冬の時期の鳥取砂丘への行き方はそれなりに注意が必要になってきますね。ここからはそんな鳥取砂丘へのアクセスをお伝えしていきます。

鳥取砂丘の最寄り駅はJR鳥取駅になります。そこから車で15分ほどで砂丘に到着です。路線バスも利用できますので、車で行かないといった場合は路線バスを使うと良いでしょう。おおよそ9時台に2本、そこから1時間間隔で18時まで路線バスが出ていますので、時刻表を確認してから利用してください。

駐車場は、無料で利用できる駐車場、鳥取砂丘・砂の美術館展望駐車場がありますので、そこを利用すると良いでしょう。この冬の時期、とくにクリスマスの時期はこの駐車場周辺を利用して様々なイルミネーションイベントが開催されていますので、チェックしてみてください。

いかがでしょうか？冬の時期の、雪の鳥取砂丘。夏のハイシ－ズンの鳥取砂丘とはまた違った魅力がありますね。まるで北欧の外国に訪れたような錯覚さえ覚える雪景色の鳥取砂丘。一度は訪れてみる価値のある観光地です。

青い空と青い海と真っ白な雪景色の鳥取砂丘、オレンジ色と真っ白な雪景色の鳥取砂丘、真っ白な雪景色の鳥取砂丘に映えるイルミネーション、いろいろな視点で楽しめる雪の鳥取砂丘、今年はぜひ一度大切な人たちと訪れて満喫してみましょう。