JR広島駅構内の商業施設「ekie」の中には、食料品エリアやイートインコーナーなど様々な店舗が軒を連ねています。その一角に「ビールスタンド重富ekie」はあります。本格的なビールが飲める人気のビールスタンドです。

広島駅の新幹線改札から直行できるため、店舗には毎日、多くの観光客やビジネスマンでにぎわっています。生ビールを求めて200～300人が訪れるという広島の有名店です。その人気はテレビでも取り上げられました。

2019年にオープンした商業施設「ekie」ですが、「ビールスタンド重富」は屈指の人気店となり、広島の経済にも大きく貢献しています。人気のメニューなど、ビールスタンド重富の人気の秘密をご紹介します。

「ビールスタンド重富」は商業施設「ekie」に2019年の店舗のオープンから人気店となり、その人気ぶりはテレビでも紹介されました。本格的なビールの味がおいしのはもちろんですが、お店の特徴も人気の所以となっています。

ビールへこだわりをみせるメニュー表や注文の方法、営業時間など他のお店とは一線を画す、こだわりが詰まっています。

ここからは「ビールスタンド重富」が人気となった理由と魅力をご紹介していきます。本店はわずか3坪しかない小さな店舗ですが、テレビで取り上げられたりなどして、人気は広島のみならず全国へ広がっています。

ビールスタンド重富本店は、地元の酒屋である「重富酒店」に並列したビールスタンドです。わずか3坪の小さなビールスタンドですが、通常の居酒屋とは異なるメニューや営業時間など、オリジナルの方法で店舗を経営しています。

こだわりの強い店作りは評判を呼び、ビールのおいしさ、値段のリーズナブルさで多くのファンを獲得していくことになります。

ビールスタンド重富の人気の秘密は、メニューにビールしかないことです。通常のお店であれば、他のお酒やおつまみなどを販売していますが、こちらの店舗では、出すものはビールのみとなっています。

ビールへのこだわりと、おいしさへの自信がビールのみの販売を実現し、その狙いは見事に的中します。平日の午後にもかかわらず多くの人が店舗に訪れて、こだわりのビールを楽しんでいます。

ビールスタンド重富では、1人ビールが2杯までと上限が決まっています。なぜビールが2杯までと決まっているのでしょうか。

その理由は、たった3坪のお店のため10名も入れば満員になってしまうため、上限を設けたそうです。2つ目の理由は、地域の飲食店を活性化させる狙いがあるそうです。自慢のビールで多くのお客さんを引きつけて、近隣の飲食店にも足を運んでもらい、いろんなお店で楽しんでもらいたいとのことです。

ビールスタンド重富本店では、営業時間がわずか2時間のみです。その理由は、自分のお店でうまいビールを注げばそれを求めてお客さんが集まる、という見本を他のお店にも示すことだと、店主の重富さんは思ったそうです。

周辺の飲食店にも、うまいビールを注ぎたいと思わせることで、お互いが切磋琢磨して地域経済を盛り上げる役目を果たしていきたいとの思いが営業時間の短さに繋がっています。先ほどのビール1人2杯までと同様に、ビールで地域経済を活性化させたい、重富さんの熱い思いが人気店へと登り詰めさせていきました。

ここからは、ビールスタンド重富のこだわりのメニューをご紹介します。ビールのおいしさを追求した注ぎ方や、それぞれの特徴を詳しくお伝えしていきます。1種類のビールを複数の味わいに変化させる、魔法の秘密とは何でしょうか。

オーナーの重富さんは、ビール注ぎの名人として知られており、注ぎ方で味に変化を加える技術はテレビでも紹介されました。昭和と平成のビールサーバーを使い分け、注ぎ方を変えることによってビールの味に変化をもたらしています。では、注ぎ方の紹介をしていきます。

まず最初に紹介する、ビールの注ぎ方は「一度注ぎ」です。勢いよく注ぐことで炭酸を飛ばします。飛ばすと泡が粗めになり、飲んでみるとビールの香りが立ち昇り、一気に飲み干したくなる軽やかさが特徴です。

次に紹介するビールの注ぎ方は「二度注ぎ」です。二度目の注ぎでは1回目でできた自然な泡を、二度目で柔らかい泡に入れ替えます。見た目は一度注ぎとあまり変わりませんが、飲むと明らかな違いが生まれます。

泡がクリーミーに変化するので、口当たりがマイルドになると思いきや、辛口と言われるような炭酸の感じが味に表現されます。細かいクリーミーな泡が炭酸を閉じ込めるフタの役割となり、シュワッと口の中で炭酸が広がります。

次に紹介するビールの注ぎ方は「三度注ぎ」です。炭酸が苦手な方向けの注ぎ方で、味はマイルドなビールになります。たっぷりと泡立てたビールがホップの香りと合わさり、まろやかな旨みが引き出されていきます。

注ぎ始めから終わるまで、約5分ほどかかってしまいますが、待った甲斐があったと思わせてくれるビールとなっています。

次に紹介するビールの注ぎ方は「シャープ注ぎ」です。いわゆるポピュラーな注ぎ方で最初の一杯目にオーダーする方が多い注ぎ方です。クリーミータップで作る泡と、苦みと炭酸を逃さずに閉じ込めたビールは、キリッとシャープな味わいとなり楽しむことができます。

次に紹介する注ぎ方は「マイルド注ぎ」です。三度注ぎの苦みのある泡を、なめらかな泡ですべてこぼすところから始まります。

苦みや炭酸は抑えられ、なめらかな口当たりが特徴です。麦芽の風味がほかの注ぎ方に比べると強く感じられます。一度注ぎとは別物といえるおいしさで、同じビールとは思えないくらいの変化がかあります。

次に紹介する注ぎ方は「ミルコ」と「ひろしまミルコ」です。この2つは「ビールスタンド重富ekie店」限定の商品となっています。「ミルコ」は、見た目も鮮やかな泡を楽しむビールです。泡だけなので飲むというよりは「食べる」に近い新感覚のビールです。

「ひろしまミルコ」は、スイーツやデザートに近い感覚が味わえるビールです。こちらも泡を楽しむ一品で、おしゃれな見た目も楽しめるビールです。

ここからは、ビールスタンド重富の店舗情報をお伝えしていきます。テレビなどの情報で知って、行きたいけど実際の場所がどこにあるのか気になります。足を運ぶ際の住所や店舗の基本情報などをお伝えしますので、確認していただき訪れてみてください。

「ビールスタンド重富」は、広島市中区に店舗を構えています。店舗の看板には「重富酒店」とあり、一見、ビールスタンドには見えませんが、こちらの店内でおいしいビールを飲むことができます。すぐ隣には酒屋が並列しています。

営業時間は1日たったの2時間で、メニューはビールのみ、店内はわずか3坪しかないため10名ほどしか入れない小さな店舗ですが、テレビでも紹介され、毎日行列ができる人気ぶりです。

「ビールスタンド重富ekie」は、「ビールスタンド重富」の2号店として、広島駅に2019年にオープンした商業施設「ekie」の中に店舗を構えました。場所がら、サラリーマンや観光客の方たちが多く訪れる人気店です。

ビールスタンド重富は、オーナーの重富さんの熟練の技術によって完成された究極のビールです。その技術とこだわりはテレビでも紹介され人気は全国へと飛び火しました。こだわりの詰まったおいしいビールがリーズナブルに提供されていますので、ぜひビールスタンド重富へ訪れてみてください。