地元民が教える！広島の隠れたおすすめ穴場観光スポット17選！

広島には、厳島神社、原爆ドーム、鞆の浦など有名な観光スポットがたくさんあります。広島に何度か観光で行かれた事がある方なら、そのような有名な観光スポットには一度は足を運んでいるのではないでしょうか？

有名な観光スポットは見どころがたくさんあり何度行っても楽しめますが、今回はあえてそのような観光スポットのご紹介ではなく地元の方に教えてもらった穴場の観光スポットをご紹介してまいります。

今回ご紹介する穴場観光スポットは、そこに暮らしているからこそ知っている地元民おすすめのスポットばかり集めてみました。自然を楽しんだり、春夏秋冬の絶景を満喫したり、また広島ならではの食文化を味わったりと楽しみ方は色々です。

何度も広島には行っているという方はいつもと違った広島を、今回が初めての広島という方はオリジナリティある観光プランを計画してみてはいかがでしょうか？ぜひ、広島の穴場スポット17選参考にしてみて下さい。

それでは、広島のおすすめ穴場観光スポット17選一気にご紹介してまいりましょう。秋の紅葉、冬限定の絶景、また夏の海水浴などおすすめスポットがたくさん登場します。今度のお休みには、ご家族、友人、カップルでお出掛けしてみてはいかがでしょうか？

まず最初にご紹介する穴場スポットは“大聖院（だいしょういん）”です。宮島と言えば多くの観光客は厳島神社をメインに観光されることでしょう。しかし地元の人は、大聖院に参拝する人も多いといいます。大聖院は厳島神社から山の方に向かって6分ほど歩いた高台にあります。

境内の摩尼殿の最上階からは、宮島の町並みや瀬戸内海の絶景を楽しむことが可能。秋には美しい紅葉スポットとしても人気です。

また、大聖院はパワースポットとしても知られています。一番奥の大師堂には「一願大師」が祀られおり、1つだけ願いを叶えてくれるとか。「一願大師」以外にも見どころがたくさんあるので、厳島神社を参拝した後は大聖院まで足を伸ばしてみてはいかがでしょうか？

続いてご紹介する穴場スポットは“多宝塔（たほうとう）”です。多宝塔は、厳島神社の西側の小高い丘の上にある1523年に建立された二重の塔です。春には桜の名所として地元民には知られており、瀬戸内海の美しい海と厳島神社の大鳥居を背景に眺める桜は絶景そのもの。桜の満開の時期でも、観光客があまりいないためおすすめ穴場スポットです。

”荒胡子神社（あらえびすじんじゃ）”もまた、宮島内にある穴場の観光スポットです。荒胡子神社は、1441年に建てられたと言われ、現在は国の重要文化財にも指定されています。

朱色の社殿は大きな修繕をすることもなく、室町時代から美しい姿を維持しているとか。道を挟んで向こう岸には厳島神社、そして背後には千畳閣の五重塔がそびえ立ち絶景を満喫することが出来ます。

呉市の御手洗地区にある“歴史の見える丘公園遊歩道”。公園からは瀬戸内海に浮かぶ島々の絶景を楽しむことが出来、晴れた日には四国の方まで見渡すことが出来ます。

また、公園までの遊歩道は、みかん畑が連なり四季折々の自然も満喫することが出来るとか。歴史の見える丘公園遊歩道は春夏秋冬と1年を通しておすすめですが、冬の時期は空気が澄んでいるためさらに美しいとのことです。また夏は日陰が少ないため、暑さ対策は必要です。

弘法大師が修業を行ったと言われている野呂山にある“かぶと岩展望台”。野呂山は瀬戸内海国立公園にも指定されており、春夏秋冬と自然を満喫することが出来ます。

そんな野呂山のあるかぶと岩展望台からの眺めは、瀬戸内海の美しい島々、しまなみ海道、またその先には四国という絶景が広がっています。周辺には、オートキャンプ場、ビジターセンター、レストハウスなどもあるので、ゆっくりと時間をかけて散策してみてはいかがでしょうか？

“トムミルクファーム”は、東広島市豊栄町にある牧場です。自然豊かな牧場で、小さい子供さんがいるご家族にはおすすめの穴場スポット。牧場内では牛、ヤギ、ブタなど可愛らしい動物達と触れ合うことが出来できたり、予約してバター作りや乳搾り体験をすることも可能です。

敷地内にあるファーマーズマーケットでは、新鮮なミルクを使用したジェラート、ミルクプリン、生キャラメルなども販売しており一息つくにはぴったりです。お腹が空いたらみるくカレーやみるくラーメンなど牧場オリジナルのランチはいかがでしょうか？冬の時期は積雪することもあるので、訪れる際は道路情報や営業時間など確認しておくことをおすすめします。

広島市内の北西に位置する自然豊かな三滝山の中腹にある“三滝寺”。古くから三滝観音として親しまれています。三滝寺の名前の由来にもなっているのですが、境内には3つの滝が流れています。この水は平和記念式典の献水にも使用されているとか。

三滝寺は秋になると紅葉スポットしても有名です。境内の木々が赤茶黄に色づき、絶景を満喫することが出来ます。平日は参拝客も少ないので、紅葉を楽しむには穴場のスポット。秋に広島に行く予定がある方は、ぜひ三滝寺まで足を伸ばしてみてはいかがでしょうか？

“三原市すなみ海浜公園”は、三原市の市街地から車で約20分ほどの場所にあります。夏には海水浴が楽しめると、家族連れなどには人気のスポット。

また、三原市すなみ海浜公園は駐車場、バリアフリーのスロープ、周囲にはレストランなどもあるので海水浴以外にもドライブの休憩場所、瀬戸内海の絶景を楽しみながらのジョギングやウォーキングスポットとして春夏秋冬と1年を通してもおすすめです。

自然の中でゆっくりとしたい方におすすめの穴場スポットが“テングシデ群落”。テングシデ群落は、世界でもここだけという珍しい形のテングシデを楽しむことが出来ます。テングシデ群落には大小100本程のテングシデが群生しており、特に初夏の頃には青々とした葉が茂り森林浴にもぴったりです。

テングシデは枝がくねくね曲がっているのが特徴ですが、その形をよく見るとハート型に見えるのものが8つあるとか。その8つを見つけてみてはいかがでしょうか？何か良いことが起こるかもしれません。テングシデ群落は、冬の時期には積雪する場合もあります。除雪などはされないため、冬の時期訪れる場合はスノーシューなどの準備が必要です。

広島方面からしまなみ海道を渡る最初の島が“向島（むかいしま）”。向島は、尾道市内からも車で約16分ほどで行ける自然豊かな島です。しまなみ海道が出来たことで、観光やサイクリングコースとしても人気があります。島内にはおしゃれなカフェや雑貨屋さんもたくさんでき、散策するにはおすすめの穴場スポット。

島全体がゆったりとした時間が流れているのでぎゅうぎゅうにプランを立てるのではなく、プラン無しで行ってみるのもおすすめです。向島には海水浴場もあるので夏には大変賑わっていますが、秋や冬にはまた風情ある絶景を楽しむことが出来ます。1年を通して楽しめる向島に、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか？

厳島神社の東側に島内でも最も大きな木造建築物“豊国神社”があります。豊国神社は1587年に豊臣秀吉が建立した大経堂ですが、豊臣秀吉が亡くなってしまった後工事は中断となり未だ未完成と言われています。中は畳857枚分の大きな広間があることから千畳閣とも呼ばれているとか。

豊国神社の中に入ると未完成ながら立派な作りで、豊臣秀吉が完成させていればどのような豪華な建物になっていたのかと思いを馳せらすことでしょう。高台にあり風通しも良いので、夏にはぴったり穴場スポットです。厳島神社観光と一緒に観光プランに入れてみてはいかがでしょか？

子供達に人気の穴場スポットは宮島にある“宮島水族館”。宮島水族館は大きな水族館ではありませんが、瀬戸内海に生息している生き物を中心に350種類、13,000点以上の生き物が展示されています。ライブプールではアシカのライブショーが開催されたり、カワウソプールでは最近話題のコツメカワウソの愛らしい姿を間近で見ることが可能です。

また、館内にあるレストランでは、瀬戸内海の絶景を見ながら食事を取ることも出来ます。人気メニュー「みやじマリン丼」は、広島の名産である牡蠣、穴子、じゃこが入って食べごたえたっぷり。子供達に大人気のお子様ランチもおすすめです。ぜひ、ご家族、カップル、友達と一緒に可愛い動物達に癒やされに宮島水族館に立ち寄ってみてはいかがでしょうか？

広島市内から車で約1時間ほど走った場所に、山水画の中に迷い込んだような絶景を楽しめる穴場スポットがあります。それが国の特別名勝にも指定されている“三段峡”です。三段峡は、三段峡の玄関口から聖湖までの全長約16kmの渓谷。

四季折々の自然を満喫することが出来ますが、特に春から夏にかけての新緑、そして秋の紅葉は言葉に出来ないほどの自然の美を楽しむ事が出来ます。

三段峡には、2つの人力の渡し船があります。渡し船に乗って、優雅に進む渓谷は至福のひと時を味わうことが出来ます。また、アクティビティ派には、夏の時期限定のカヤックやSUPもおすすめ。川の底までみられる透明感抜群の川遊びは、その夏の最高の思い出となることでしょう。

次におすすめする広島の穴場的観光スポットは“吉水園”です。吉水園は、1781年に佐々木八右衛門正任という人が作った庭園で、時を経た現在でも地元の人に親しまれています。吉水園は自然豊かでとても美しい庭園で、広島県の天然記念物「モリアオガエル」が生息していることでも有名。

吉水園は四季折々の自然が楽しめますが、残念ながら吉水園は1年に2回6月と11月の指定された日しか一般公開されていません。その時期広島に行かれる予定がある方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか？特に11月は秋の紅葉シーズン。池の周辺に赤茶黄色と色づく風情溢れ紅葉が見頃となります。

天候に関係なく楽しめるおすすめ穴場スポット“おたふくソース Wood Eggお好み焼き館”。おたふくソース Wood Eggお好み焼き館では、お好み焼きの歴史を学んだり、お好み焼きを実際に焼く体験をすることが出来ます。また、広島のお好み焼きになくてはならないオタフクソースがボトルに詰められ出荷されるまでの工程を見学することも可能。

広島にはお好み焼き屋さんはたくさんありますが、美味しい作り方を教わりながら自分で焼いた熱々のお好み焼き食べるのも楽しいものです。寒い冬には一段と美味しく感じるお好み焼き。ぜひ、寒い冬の観光プランに加えてみてはいかがでしょうか？

冬の穴場スポット“霧の海展望台”。霧の海展望台は標高490ｍの位置にあり、1年を通して三次市内を見渡すことが出来る絶景ポイントです。特に、秋から冬の終わり頃までの早朝に深い霧に包まれ事があり、神秘的な絶景が見られると知る人ぞ知る人気のスポットです。

ただし、いつでも雲海が見られる訳ではありません。見られる条件として10月から3月までの風のない晴れた日で、放射冷却現象が起こっている早朝と言われています。神秘的な雲海を見たい方は、朝早起きして挑戦してみて下さい。寒さ対策はお忘れなく。

最後にご紹介する広島の穴場観光スポットは“帝釈峡（たいしゃくきょう）”です。帝釈峡は、広島市内から車で約2時間程の場所にある全長18kmの峡谷です。その美しさは国の名勝にも指定され、一度は訪れてみたい広島屈指の観光スポットです。

帝釈峡では自然を散策する以外にも、絶景を満喫できるクルージングや様々なアクティビティも可能。周辺にはゆっくりと寛げるホテルや旅館もあるので、日帰りと言わず宿泊してじっくりと観光してみてはいかがでしょうか？

広島の穴場観光スポットを17選ご紹介しました。気になる穴場スポットはあったでしょうか？広島は、海、山、町、グルメなど観光するにはおすすめのスポットがたくさんあります。

人気の観光地を巡るのも良いですが、何度が広島を訪れた方はいつもと違った場所に出向いてみてはいかがでしょうか？きっと新しい発見があり、もっともっと広島を好きになる事でしょう。