広島のおすすめ日本酒ランキングTOP20！有名な銘柄や味の特徴も解説！

広島には、日本を代表する酒処の「西条」や歴史の深い酒蔵のある「呉」など、日本酒造りが盛んな地域が多くあります。広島県産の上質なお米にこだわった日本酒や昔ながらの製法で作られる地酒など、日本酒好きにはたまらないラインナップも魅力です。

広島の日本酒には、世界の品評会で高い評価を得ている有名な銘柄が多数あります。なかでも、高級日本酒の代名詞である「貴醸酒」を日本で初めてつくった榎酒造の「華鳩」は、広島のお土産に喜ばれる商品の1つです。広島を訪れたら味わっておきたい地酒やお土産に最適なものなど、広島でおすすめの日本酒ランキングTOP20をご紹介していきます。

日本酒造りに適したエリアが多い広島には、美味しい日本酒がたくさんあります。酒蔵のある地域によって酒造りの製法が異なっていたり、甘口や辛口などの味わいにも特徴がみられます。ここからは、広島のおすすめ日本酒ランキング第20位から第4位までをご紹介していきます。

「賀茂金秀」は、明治に創業した老舗の金光酒造を代表する銘柄です。日本酒造りに使用するお米からこだわり、広島県産のお米を８割使用したお酒造りで有名です。定番のラインナップから、季節限定で販売されるレアな商品まで販売しています。

フランスで開催されている日本酒品評会で2020年に金賞を受賞した「賀茂金秀 純米大吟醸」は、広島のお土産にも人気の高い商品です。キレのある味わいが特徴の辛口の商品や、バランスのとれた飲みやすい商品まで揃っています。

「本州一」は、広島市安芸区にある梅田酒造場の代表銘柄です。酒蔵の裏手にある岩滝山から流れてくる水を汲み上げ、日本酒の原料となるお米にもこだわってお酒造りに取り組んでいます。

本州一を代表する有名な「本州一 純米大吟醸」は、大吟醸ならではのフルーティーとやや甘口の味わいが特徴的な人気商品です。酒造りに適した広島県産の千本錦を酒米に使用した日本酒をはじめ、日本酒好きな人への贈り物に最適な辛口の日本酒もあります。

「白鴻」は、食事に合う日本酒造りを目指す盛川酒造の代表的な銘柄です。料理と一緒に日常生活で気軽に楽しめ、キレのある味わいを特徴とする日本酒です。日本酒造りに欠かせない水にこだわり、極軟水を使用した伝統的な「軟水醸造法」を採用しています。

極軟水ならではの味わいが魅力の「白鴻 辛口純米酒」は、超辛口でありながらなめらかな口当たりが楽しめます。日本酒以外のラインナップが豊富な点も特徴で、梅を日本酒で漬け込んだ「白鴻 艶肌梅酒」は女性や日本酒初心者の方に人気です。

「誠鏡」は、広島県竹原市にある中尾醸造が醸造する有名銘柄です。中尾醸造は明治4年の創業以来、地元に根付いた蔵元として愛されてきた老舗の酒蔵です。レアな品種である地元産の酒米にこだわり、地元農家と契約して竹原で栽培される「雄町」を使用した日本酒造りに取り組んでいます。

雄町を使用した「誠鏡 純米雄町」は、お米の良さを最大限に生かしたファンの多い人気商品です。広島県産の有名な新千本を酒米に使用した「誠鏡 超辛口」や定番の「誠鏡 純米超辛口」など、キレのある味わいが特徴の辛口の日本酒が豊富に用意されています。

「竹鶴」は、江戸時代から続く老舗の竹鶴酒造で醸造される日本酒です。ニッカウイスキーの創業者竹鶴政孝氏の生家としても有名で、酒造りに対する情熱と歴史が詰まった蔵元です。

料理との相性が良く、飲みやすが特徴的な「清酒竹鶴 純米」は、竹鶴を初めて飲む方におすすめです。カラフルな色合いのラベルが特徴的な小笹屋シリーズは、貴重な酒米を使用したレアな商品となっています。

「旭鳳」は昔ながらの伝統を守りながら、新しいことへの挑戦もやめない歴史ある旭鳳酒造の日本酒です。日本のみならず、世界でも高い評価を得ていて、海外からの観光客も多い酒蔵見学は大人気です。

旭鳳酒造の7代目がプロデュースした新しい「純米吟醸 生原酒 -泰平-TAIHEI」は、季節限定のレアな日本酒として注目を集めています。すっきりとした爽やかな味わいが特徴の「旭鳳 爽快 うすにごり」は、夏におすすめの1本です。

「醉心」は、数ある品評会で受賞歴のある醉心山根本店の日本酒です。伝統の「超軟水仕込み」を採用し、日本酒造りに最適な酒米を使用して日本酒造りに取り組んでいます。

上品な味わいが特徴の「純米吟醸 醉心稲穂」や、お土産におすすめの「純米大吟醸生地 名誉醉心」など豊富なラインナップが魅力です。正統派の辛口のから、フルーティーな香りが特徴のやや甘口の日本酒も揃っています。

賀茂鶴酒造の「賀茂鶴」は、広島の日本酒を代表する有名な銘柄です。蔵元には展示コーナーやプレミアムバー、直売所が用意されていて、広島の人気観光スポットとしても知られています。

特別なお祝い事におすすめの「大吟醸 特製ゴールド賀茂鶴」は、賀茂鶴酒造を代表する豊潤な味わいが特徴の人気商品です。お米の旨味が感じられる甘口の「純米酒にごり酒」や、蔵元限定のレアな「純米酒 雄町」など豊富なラインナップがあります。

「華鳩」は、榎酒造が醸造する広島の高級日本酒として有名な銘柄です。迎賓館などで出される貴醸酒を全国で初めて作った蔵元で、世界中にファンのいる人気の人本酒です。

貴醸酒にはなかなか手に入らないレアな日本酒も多く、創業120年を記念して発売された30年以上熟成の「華鳩 貴醸酒30年熟成大古酒」は高級日本酒として有名です。ワイン好きな方向けの甘口の日本酒やスパークリング酒も用意されているので、女性や甘口が好みの方にもおすすめの銘柄です。

「天寶一」は、広島県福山市で唯一の酒蔵が造る日本酒です。日本の食文化に合う日本酒造りをコンセプトに、料理を際立たせる究極の食中酒を作っています。広島県産の八反錦を使用した「特別純米 八反錦」や、キレのある辛口の味わいが特徴の「超辛純米 千本錦」は人気の定番商品です。

季節を感じさせるデザインの描かれたラベルが特徴的な、季節限定で販売されるレアな日本酒もあります。ほんのりといちごの香りがする春限定の「こいおまち純米酒 華風車」や、暑い夏におすすめの爽快な味わいが楽しめる「SPICY 夏潤」など、魅力的なラインナップとなっています。

「龍勢」は広島県竹原市にある藤井酒造が、創業以来大切に守り続けてきた代表銘柄です。日本酒造りの原点である純米酒のみを造ることにこだわり、製造する酒すべてが米と米麹だけで醸造されています。

山田錦を100%使用した「龍勢 黒ラベル 大吟醸」は、品評会での受賞歴もある龍勢を代表する人気商品です。独自にブレンドした季節限定の「番外品 -其ノ壱-」と「番外品 -其ノ弐-」は、日本酒のファンの間でもあまり知られていないレアな商品です。毎年変化する配合比率は門外不出で、レアな日本酒を求める方におすすめです。

「八幡川」は、200年以上の歴史を持つ蔵元八幡川酒造の代表銘柄です。広島市の住宅街にありながら、極楽寺山から湧き出る清らかな水を使用した酒造りが特徴です。昔ながらの製法で醸造された「八幡川 純米大吟醸」は、広島県産の千本錦を酒米に使用した人気の商品です。甘口の日本酒が好きな方には、季節限定で醸造される「にごり酒」がおすすめです。

「一代弥山」は、ウイスキーや焼酎などのお酒も販売している中国醸造の日本酒です。広島県産のお米にこだわり、お米本来の味わいとフルーティなー香りが特徴の日本酒造りに取り組んでいます。

シャンパンのような味わいが楽しめることで有名な「一代弥山 スパークリング」は、和食に合う辛口の日本酒として人気の商品です。限定流通のレアな日本酒も販売していて、全国の日本酒通の人たちから高い評価を得ています。

「雨後の月」は、広島県呉市にある明治8年創業の相原酒造を代表する銘柄です。時間をかけて丁寧に日本酒造りに励み、醸造する全ての日本酒を大吟醸造りで作っています。

日本酒初心者におすすめの「雨後の月 特別純米 山田錦」は、様々な料理と合う優しい口当たりが特徴の日本酒です。季節限定の商品が多いことでも有名で、中でも「BLACK MOON 純米吟醸」はあまり出会うことのできないレアな商品です。

誠鏡で有名な中尾醸造が造る「幻」は、従来の日本酒の形を覆すリンゴ酵母を使用した銘柄です。販売当初から高級な日本酒であった幻シリーズにはレアな商品も多く、広島のお土産にぴったりの日本酒です。

「純米大吟醸 まぼろし赤箱」は、リンゴ酵母ならではのフルーティーな香りが楽しめる日本酒です。幻が誕生した当時の製法を守って作られた「純米大吟醸原酒 まぼろし黒箱」は、中尾醸造の最高峰とも称される限定商品となっています。

「宝剣」は、酒造りへのストイックな姿勢が生み出す宝剣酒造の代表銘柄です。キレのある辛口の日本酒や、食事と一緒に楽しめる日本酒造りに取り組んでいます。「宝剣といえば辛口」と評判で、なかでも「宝剣 純米 辛口」は定番の人気商品です。辛口の日本酒が好きな方への広島土産には、宝剣酒造の「宝剣」がおすすめです。

「白牡丹」は、広島にある酒蔵の中でも歴史の長い白牡丹酒造の日本酒です。長い歴史の中で多くの人たちに親しまれてきた白牡丹は、甘口の味わいが特徴的な日本酒です。日本酒造りに適した地で、品質の高いお米と井戸から汲み上げる良質な水を使用した究極の日本酒造りに取り組んでいます。

たくさんの種類の日本酒を販売していて、広島県で1番のシェアを誇る「広島の酒」や梅酒、甘酒なども手がけています。「白牡丹 吟醸純米」は、白牡丹の特徴である甘口の味わいが楽しめる人気商品です。甘口が好みの方は、1度は飲んでおきたい広島の日本酒です。

広島のおすすめ日本酒ランキング第20位から第4位までご紹介してきました。キレのある味わいが特徴の辛口酒や、豊潤な香りが魅力の甘口酒など幅広い種類の日本酒があります。ここからは、広島のおすすめ日本酒TOP３をご紹介していきます。

「宝寿」は、龍勢を醸造する藤井酒造が作るもう1つの銘柄です。昭和天皇ご生誕時の新聞の見出しから付けたとされる「宝寿」は、縁起の良い銘柄として贈り物やお土産に最適です。

山田錦を100%使用した「宝寿 純米大吟醸」や広島県産の雄町100％の「宝寿 酒の道 特別純米」など、高品質な純米酒がそろっています。純米酒が好きな方には、藤井酒造の「宝寿」や「龍勢」がおすすめです。

「西條鶴」は、お客様に口福と幸福をお届けするをテーマに酒造りを行う西條鶴酒造の日本酒です。広島県産の酒米である雄町を使用した日本酒や、やや甘口から辛口の商品まで幅広いラインナップが魅力です。

長い時間をかけて丁寧に仕込んだ「西條鶴 純米大吟醸原酒神髄」は、世界に認められた銘酒として有名です。広島で1番の日本酒との呼び声も高く、やや辛口の味わいは日本酒を飲み慣れた方への贈り物にもおすすめです。

「亀齢」は、西の酒都として知られる西条地区の亀齢酒造を代表する銘柄です。甘口の日本酒を醸造する酒蔵が多い西条地区にありながら、辛口の日本酒造りに励んでいます。広島の辛口酒を代表する全国的にも有名な蔵元です。

定番の「亀齢 辛口純米 八拾」は、辛口でありながらも軽い飲み口が人気の商品です。リーズナブルな価格も魅力の1つで、普段飲みに適した日本酒が多く揃っています。広島を代表する辛口酒を、ぜひ1度味わってみてください。

広島でおすすめの日本酒ランキングTOP20をご紹介してきました。日本を代表する酒処である広島には、美味しい日本酒がたくさんあります。広島の日本酒を飲み比べて味わうのも、1つの楽しみ方です。ぜひ、今回ご紹介した広島のおすすめ日本酒を楽しく味わってみてください。