透き通る天然水!鳥取「木谷沢渓流」はCMロケでも使用された水の聖地!

今回は鳥取県の奥大山にある癒しスポット「木谷沢渓流」について、その魅力をお伝えしていきます。マイナスイオンたっぷりで神秘的な場所です。一年を通した楽しみ方や有名アーティストが出演したCMのロケ地でもある「木谷沢渓流」の紹介です。

透き通る天然水!鳥取「木谷沢渓流」はCMロケでも使用された水の聖地!のイメージ

目次

  1. 1鳥取の人気スポット「木谷沢渓流」を解説!
  2. 2「木谷沢渓流」の概要や見所
  3. 3「木谷沢渓流」で散策しよう!
  4. 4「木谷沢渓流」のアクセス&駐車場情報
  5. 5「木谷沢渓流」

鳥取の人気スポット「木谷沢渓流」を解説!

こちらでは透き通る天然水で、癒しのスポット「木谷沢渓流」について紹介していきます。四季折々それぞれの楽しみ方や自然を満喫する散策コースをまとめました。また木谷沢渓流には、CMの撮影で宇多田ヒカルさんも訪れています。

水の聖地で有名な「木谷沢渓流」

「木谷沢渓流」は、水の聖地として有名です。その理由は、ここがブナに木がたくさん生えている奥大山という場所で水がとてもきれいなんです。そのためおいしい天然水で知られている「サントリー」の、奥大山ブナの森工場という工場があります。

奥大山は湧水ポイントがいくつかあり、名水王国とも呼ばれています。またブナは西日本最大級で、神の居る山として自然を大事に守ってきました。山岳信仰としてもブナを含めたこの奥大山を大切にしてきたため、「木谷沢渓流」は水の聖地として有名になりました。

「木谷沢渓流」の概要や見所

それでは、奥大山「木谷沢渓流」の概要や見所を見ていきましょう。まず「木谷沢渓流」は鳥取県日野郡江府町に位置しています。日野郡は鳥取県の西部地方で、米子市から中国山地方面へ向かったところです。また日野郡は島根県に隣接しています。

お問い合わせ先は、江府町観光協会(0859-75-6007)になっていますので、気になることがあればそちらに確認してみてください。

年中楽しめる奥大山の癒しスポット

まず奥大山は「水」と「ブナ」で年中楽しむことができる癒しのスポットです。自然に湧き出る天然の水と、古くから大切に守られてきたブナが生み出すマイナスイオンたっぷりの癒しの空間です。水のせせらぎと森林浴で、心と身体が癒される神秘的なスポットです。

春は小鳥たちの鳴き声

それでは奥大山の季節ごとの楽しみ方を紹介していきます。まず春は小鳥たちの鳴き声です。暖かい春の訪れを告げてくれる小鳥たちが、奥大山の木谷沢渓流で優しく鳴き始めます。

水の流れる音、樹木が揺れる音は小鳥たちの鳴き声です。暖かい春の訪れを告げてくれる小鳥たちが、奥大山の木谷沢渓流で優しく鳴き始めます。水の流れる音、樹木・枝葉が揺れる音に合わせて、小鳥たちの鳴き声は自然の合唱です。

夏は青々とした新緑

夏になると青々とした新緑が広がります。季節的にも散策に最適の時期ですね。新緑が薫る木谷沢渓流を楽しむことができます。

自然の緑は本当にきれいですね。歴史を感じる、岩に生えたコケも趣を感じます。気温面だけでなく、体感面でも涼しさを味わうことができる避暑地です。

秋は紅葉

そして秋はなんといっても紅葉です。神秘的な癒しスポットの「木谷沢渓流」では、10月下旬ごろから11月中旬ごろに見ごろを迎えます。一面に広がるブナの木の紅葉がとてもきれいです。水とブナが有名な木谷沢渓流ならではの秋は美しい時期です。

冬は雪景色

秋が過ぎると、白い雪が降り注ぐ奥大山「木谷沢渓流」になります。 奥大山には、木谷沢渓流の奥に「奥大山スキー場」もあります。雪化粧の奥大山「木谷沢渓流」は、夏に見える新緑や秋にきれいに彩る紅葉とはまた違った、白銀の世界で自然の美が感じられます。

ブナの森が広がる自然豊かな場所

このように奥大山「木谷沢渓流」は、ブナの森が広がる自然豊かな場所です。この奥大山周辺は、「木谷沢渓流」を含めて国立公園に指定されています。貴重な自然や生物の多様性を保護していくために、自然公園法で守っています。

木谷沢渓流の神秘的で美しい自然は誰かのものではなく、地球の宝物です。ですので、自然環境に配慮したうえで、木谷沢渓流の散策を楽しみましょう。

水が綺麗で有名

ここは日本海に近く、冬になると雪が降る地域です。地中深くにしみ込んだ雪解け水は、地層や土壌でろ過されます。ここで長い年月をかけて、きれいな水になって地上にまた戻ってきます。

またブナが多く生えていることから、保水力が高いことが特徴です。秋から冬に落葉する落ち葉が、透き通った綺麗な水を生み出しています。これは古くからブナの木を守ってきたからです。

ここで地下水がサントリーの天然水になるまでの流れをまとめます。まず海から蒸発する水が集まり上空で雲になります。そして雲から雨や冬は雪として降ってきます。この水は森に溜まります。森ではふかふかの土の下には、何層もの地層があり、ゆっくりと浸透する間に水はきれいに浄化されていきます。
 

さらにその下の岩盤部分で、天然のミネラルが溶け込みます。これが自然由来のミネラルをたっぷり含んだ地下水です。サントリーが、それぞれの工場(山梨県の白州・熊本県の阿蘇・そして鳥取県の奥大山ブナの森)でこのミネラル豊富な地下水を汲み上げておいしい天然水となっています。この流れには約20年以上もかかるといいます。

自然のミネラルたっぷりな水は、とても優しい軟水です。マイナスイオンも多く含んだ渓流の水は国立公園なので飲むことができませんが、ある場所では飲むことができます。それが次に紹介していくサントリーのブナの森工場です。このサントリーはあの有名アーティスト、宇多田ヒカルさんも関係しています。

宇多田ヒカル出演のCM

ここでいよいよ人気アーティスト「宇多田ヒカルさん」と奥大山「木谷沢渓流」の関係についてです。

コーポレートメッセージに「水と生きる サントリー」を掲げているサントリーが、豊かできれいな水を求めて、奥大山にブナの森工場を2008年に建てました。天然水を大切にしているサントリーがこの奥大山を選んだことは、奥大山の認知度を高めました。

さらにサントリーは、CMにこの奥大山の美しい自然を撮影地としても使いました。そしてそのCMのキャストに有名アーティストの宇多田ヒカルさんを起用しました。CMにあわせて宇多田ヒカルさんはCMソングの新曲を発表しています。

標高1709mある大山です。美しい自然環境と冬の時期の降雪量に豊富な水量に恵まれて、理想の水のふるさととしてサントリーが山梨県の白州・熊本県の阿蘇の次に選んだ場所です。この地域に降る雨や雪が地中にしみ込み、大山のふもとにあるサントリーブナの森工場へと天然水が流れていきます。

ここで生まれる天然水は硬度が約20と柔らかい口当たりでかつ、甘さも感じるほどのおいしい水です。自然由来のミネラル分が豊富な水は飲むだけでなく、料理やお茶など様々な使い方があります。このサントリーブナの森工場は、工場見学もできますので木谷沢渓流と併せて、奥大山について学びましょう。

そしてこの素晴らしい「サントリー天然水 奥大山」の宣伝CMで宇多田ヒカルさんが登場しました。奥大山で撮影されたCMは2017年6月16日から全国で放送されていました。

宇多田ヒカルさんは、その後もサントリーのCMに引き続き起用されています。最新のものは5作目で2020年4月19日から全国でオンエア開始でした。宇多田ヒカルさんの新曲も随時発表されています。

5月中旬に行われたCM撮影は水温10度の中、宇多田ヒカルさんは裸足で川に入っていました。また急な山道を登っていき、山頂からは360度のパノラマが広がる絶景は中国地方最高峰の大山です。ここで宇多田ヒカルさんは、「本当に鳥になった気持ち」と大自然を体感されています。

「木谷沢渓流」で散策しよう!

水の聖地、たくさんのブナで癒しスポットの「木谷沢渓流」では森林浴をしながらの散策がおすすめです。

奥大山ガイドクルーによるツアー

初心者の方でも安心して美しい奥大山で散策を楽しむことができるように、2016年5月にガイドチームが発足されました。このガイドチームは、江府町ガイド養成講座を受講して奥大山検定に合格したメンバーで構成されています。専門家によるコース案内があるので安心です。

木谷沢散策1時間コース

ガイドツアーによる散策には木谷沢渓流散策1時間コースがあります。散策コースの参加には、電話か江府町HPにある専用フォームから予約が必要です。希望日時と人数を伝えますが、ガイドの空き状況によっては当日でも対応できるとのことです。

季節のコースメニューあり

奥大山は一年を通した楽しみ方があるように、木谷沢渓流の散策コースも季節ごとにそれぞれのコースメニューがあります。

夏はバードウォッチング

新緑が薫る夏は、バードウォッチングを楽しみながらの散策コースです。野生の鳥を目的に山の中を歩くことは、また違った景色になります。この奥大山に生息している鳥は、「キビタキ・ヒガラ・アカゲラ」などです。

冬はスノーシュー

まずスノーシューとは、雪の上を歩くために使う道具です。雪の上を歩くとき、やはり普通の靴では足が沈んでしまいなかなか歩くことができません。そこでスノーシューを装着することで雪の上でも、沈まずに歩けるようになります。

板状の部分が体重を分散させて雪に沈まないようになります。また雪と接触する面には、爪がついています。この爪で雪をつかんで歩いていきます。また服装は、スキーやスノーボードに着用するウェアを着用します。

雪をかぶった木々の中を散策していくといつもとは違う世界が広がっています。真っ白に染まった白銀の景色、野生動物の足跡を見つけて遭遇できたら嬉しいですね。

ただこの雪の時期に奥大山に行く際は、防寒対策の服装はもちろん、行くまでの道路などの交通機関にも気を付けましょう。

料金や散策距離

奥大山ガイドクルーによるツアーには「木谷沢散策1時間コース」というルートがあります。料金は1人1時間1000円です。5人で1つのツアーとなり、約1kmの散策コースを歩きます。コースメニューは、上で紹介したように夏はバードウォッチング・秋は紅葉・冬はスノーシューと、季節にあったコースで散策を楽しむことができます。

内容として、木谷沢に集合したらガイド養成講座を受講したクルーが木谷沢散策を案内してくれます。途中でちゃんと休憩と自由時間があります。自由時間ではきれいな景色の写真撮影や奥大山に生息している動物や植物の観察を楽しみましょう。
 

服装や装備

奥大山の散策は険しい道のりではないので、特別な服装や装備は特に必要ありません。ウォーキングに適した服装なら大丈夫です。ただTシャツやサンダルは控え、季節に合わせた服装であることは言うまでもありません。装備としてあるとよいものは、サングラス・日焼け止め・ニット帽・手袋・ネックウォーマーなどです。

「木谷沢渓流」のアクセス&駐車場情報

奥大山「木谷沢渓流」について、特徴や魅力を学んだらあとはアクセスや駐車場についてです。

アクセス情報

まずはアクセス情報です。車の場合、米子自動車道の「江府I.C.」より約15分です。公共交通機関の場合は、JR伯備線江尾駅より御机線のバスに乗ります。「エバーランド奥大山」バス停で下車し、そこから徒歩で約5分です。

駐車場は?

無料の駐車場があるので、安心して車で行くことができます。
また場所がわかりにくい場合は、エバーランド奥大山というスキー場があり、そのスキー場の向かい側です。このエバーランド奥大山スキー場を目的地に向かってください。

「木谷沢渓流」の基本情報

名称 奥大山「木谷沢渓流」
住所 鳥取県日野郡江府町大字御机837-13
アクセス 最寄り駅:JR伯備線江尾駅・御机線乗車後「エバーランド奥大山」下車徒歩約5分
車:米子自動車道・江府I.C.より約15分
料金 奥大山ガイドクルーによる散策ツアーコースは1時間1000円
URL 江府町観光協会
備考 ガイドクルーお散策ツアーコースの参加には予約が必要です。詳しくは上の観光協会HPより

「木谷沢渓流」

奥大山「木谷沢渓流」について、特徴や見所を紹介してきました。古くから大切に守られてきたブナの原生林と水の聖地、奥大山の「木谷沢渓流」です。

春は小鳥たちの合唱・夏は青々とした新緑・秋はブナの紅葉・冬は雪景色の白銀の世界と、四季折々で素晴らしい世界が広がっています。

水をとても大事にしているサントリーが一つの拠点として選んだこと、そのCMでは宇多田ヒカルさんが出演されていること、初心者でも安心のガイドクルーによる散策コースがあることなど、魅力が満載です。

最後に「奥大山」は「おくおおやま」ではなく、「おくだいせん」と読みます。読み方も一味違う奥大山の「木谷沢渓流」で、皆さんも素敵な自然に癒されましょう。そして今後も地球の財産である自然を大切にしていきましょう。

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お茶ヒロ
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