島根のおすすめ美術館&博物館15選！大自然と共にアートを味わう旅に！

島根には有名な美術館や博物館がたくさんあります。大自然の中に佇む美術館や博物館が多いので、ゆっくりと自然の中で有名なアート作品を楽しむことができます。島根でおすすめの美術館や博物館をご案内しましょう。

島根県はアート好きな方におすすめで、数多くの美術館や博物館があります。他では味わえないような自然の中にある美術館や博物館はゆっくりと落ち着いた気分にさせてくれること間違いなし。

たまにはゆっくりと美術館や博物館でアートに触れてみてはいかがでしょうか？アート好きな方におすすめの美術館や博物館をご案内します。

まずは島根でおすすめの美術館をご紹介しましょう。島根には素敵な美術館がたくさんありますので、中でも特に人気の美術館をご案内します。素敵な作品をゆっくりと眺めている時間は心が休まります。島根を訪れた際には是非おすすめの美術館に足を運んでみてください。

足立美術館は近代日本画の作品をメインにした美術館で、島根県で有名な美術館。13000坪もある庭園は純日本風の作りで、自然が活かされています。館内からは池庭、苔庭、枯山水庭や白砂青松庭などを楽しむことができる風情あふれる美術館です。

四季折々の風景を楽しむことができる庭園は訪れる人を魅了し、アメリカの日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」では12年連続で日本一に選ばれています。日本一の横山大観コレクションは有名作品です。手入れが行き届いた庭園や横山大観の作品はアート好きなら必見！

島根県立美術館は「水との調和」をコンセプトにした美術館で、宍道湖畔にあります。国内外の有名な絵画が常設展示されていて、絵画以外に版画や彫刻、写真や工芸なども展示されています。山陰最大規模を誇り、各分野の優れた作品が収蔵されています。常設展示は1ヶ月から3ヶ月に1回展示替えを行っています。

島根県立美術館では何と言っても夕日が美しい美術館として有名で、ガラス張りのロビーからは真っ赤な夕日を眺めることができます。「日本の夕陽百景」にも指定されている美術館です。2階の展望テラスからは宍道湖を一望することができるので、作品を見終わった後には絶景をお楽しみください。

島根県立石見美術館は石見美術館といわみ芸術劇場が一体になっている美術館です。年代や分野にとらわれあい、古美術から現代美術までを幅広く展示しているので、多くの有名な作品を見ることができます。

石州瓦の建物が目印で、とても素敵な建物。こちらでは芸術、音楽、演劇が集結しているので、身近に芸術を感じることができます。森鴎外の有名な作品も展示されていたり、森鴎外と交友があった作家の作品も展示されているので是非ご覧ください。

興雲閣は松江市によって建てられたもので、松江市工芸品が展示されています。明治35年に着工し、明治36年に完成しました。装飾、彫刻をたくさん使用し、華麗に仕上げられています。明治40年にはのちの大正天皇の山陰道行啓にあたり、5月22日から25日までは御旅館となり、迎賓館として使用されました。

昭和44年に島根県指定有形文化財に指定され、昭和48年からは松江郷土館として活用されています。平成23年3月に閉館し、平成25年から平成27年にかけて保存修理のための工事を行いました。

杜塾美術館はかつて津和野藩の筆頭庄屋だった屋敷を改装した美術館で、当時の雰囲気をそのまま感じることができる美術館です。館内には様々な作品が展示されていて、心が落ち着く空間が広がります。

津和野出身で洋画家や詩人として活躍した中尾彰とその夫人の作品が展示されています。スペインの宮廷画家、ゴヤの版画「闘牛士」シリーズも展示されているので是非ご覧ください。美術館の周囲は風情あふれる庭園が広がり、庭園も見どころの1つとなっています。素晴らしい日本家屋と美術作品の展示を堪能してください。

田部美術館では茶道関係のものが展示されています。山林王として有名な田部家が25代にわたって収集したコレクションが展示されています。建物は鉄板ぶきの特殊な造りで、鉄のサビた色合いが活かされています。

貴重な作品が展示されていて、瀬戸の茶入れの「京わらべ」や青井戸茶碗などは珍しいので、じっくりと見学してみてください。

加納美術館は1996年に創られた美術館で、郷土出身の画家である加納莞蕾の作品が展示されています。加納莞蕾の長男の加納溥基によって創られました。加納莞蕾は独立美術で作品を発表し活躍していましたが、戦争を体験し、戦後には平和を希求する画家として知られていました。

加納莞蕾の絵画や書、平和運動の資料などの他に、茶の湯の名碗や、郷土出身の作家の作品なども収蔵されています。様々な企画展も開催されているので是非足を運んでみてください。

安野光雅美術館は和風建築の素敵な美術館で、赤い石見瓦と漆喰の白壁がとても目を引きます。館内全体がまるで芸術作品のような雰囲気で、訪れる人を魅了しています。館内には2箇所展示室があります。

昭和初期の木造の教室を再現して作られた「昔の教室」や、世界の絵本を楽しむことができる「図書室」もあります。有名な安野光雅氏の自宅兼アトリエを再現したものもあり、いたるところで安野氏の遊び心を感じることができることでしょう。

島根には美術館以外に博物館もたくさんあります。中でも特におすすめの博物館をご紹介しましょう。博物館では素敵なアート作品に触れることができたり、とても贅沢な時間を過ごすことができます。島根を訪れた際には是非博物館にも足を運んでみてください。

仁摩サンドミュージアムは世界最大の砂時計があることで有名な砂の博物館です。1991年にオープンして、砂と時と環境をテーマにしています。常設展示では世界の砂や砂のオブジェが展示されていて、砂絵づくりも体験することができるので子供たちに大人気。

総ガラス張りの大小6基のピラミッドは見どころの1つ。ピラミッドの中央には世界最大の一年計砂時計「砂暦」が展示されています。高さ5.2メートル、直径1メートルの巨大なガラス容器に入った砂時計は迫力満点。2階にはお土産も販売されているので、旅のお土産にいかがでしょうか？

島根県立古代出雲歴史博物館は神話の世界が蘇る博物館で、古代出雲を色々な角度から見ることができます。展示室はテーマ別に分かれていて、古代出雲を色々な面から紹介しています。復元模型や出雲国風土記の資料を使って当時の文化や暮らしをわかりやすく解説しています。

青銅器や銅剣の復刻模型は圧巻の風景。鉄とガラスを使用したシンプルな外観が特徴的で、まさに古代と現代が融合されたような雰囲気です。展望テラスからの眺めは圧巻で、出雲大社の神苑や本殿の千木を眺めることができます。

松江歴史館は松江の歴史と抹茶や和菓子を楽しむことができる博物館です。武家屋敷風の外観が特徴的で、基本展示室では松江城と城下町、松江藩の歴史や文化、人々の暮らしなどが常設展示されています。

年に数回、様々な企画展も開催されるので是非チェックしてみてください。館内にある「喫茶きはる」では和菓子作りの実演を見ることができて、抹茶と一緒に日本庭園を眺めながらいただくことができます。千利休が関わった茶室や松江藩家老屋敷の長屋など見どころ満載です。

小泉八雲記念館は小泉八雲の記念館で、八雲の思考の特色や生涯などを紹介している記念館。小泉八雲は「怪談」「知られぬ日本の面影」など数多くの著作によって、日本の文化を世界に紹介した人で知られています。

直筆の原稿や初版本、遺愛品などが展示されていて、小泉八雲に触れることができます。2階にはライブラリーもあり、小泉八雲の作品を見ることができます。

奥出雲たたらと刀剣館は製鉄を学ぶことができる博物館です。奥出雲町では古代から現代までたたら製鉄が続いています。たたらでしか作ることができない日本刀の材料である「玉鋼」を紹介している博物館。

ヤマタノオロチのモニュメントが出迎えてくれます。奥出雲町の刀匠が作った素晴らしい日本刀も展示されているので是非ご覧ください。別棟には日本刀鍛錬場があり、日本刀の鍛錬実演をしています。

奥出雲多根自然博物館は泊まれる博物館で、ナイトミュージアムとして人気があります。様々なアート作品は圧巻で、入館するとまず、巨大なアロサウルスの全身骨格に驚かれることでしょう。大画面で3次元のCG映像やナイトミュージアムも開催され、子供から大人まで楽しむことができます。

上の階は宿泊施設になっているので、宿泊することができます。宿泊者限定の「ドキドキ・ナイトミュージアム」は大人気。メガネの三城の創業者、多根良尾氏の構想を下にして創られた自然史博物館。様々なアートに触れることができるユニークな博物館に是非足を運んでみてください。

森鴎外記念館は世界で初めての森鴎外の専門的な記念館で、森鴎外の旧宅を展示物の一部として使用しています。森鴎外の旧宅の南側に隣接した記念館では森鴎外の遺品や貴重な資料が展示されています。

1階は受付、事務室、展示室となっていて、2階には会議室、収蔵俸、学芸員室があります。写真パネルや映像、森鴎外の遺品などが展示されていて、森鴎外について紹介されています。

島根でおすすめの美術館や博物館をご紹介しました。島根には様々な美術館や博物館があるので、島根を訪れた際にはじっくりとアート巡りをされるのがおすすめ。素敵な作品に出会ったり、自然の中の美術館や博物館を訪れると心が落ち着くこと間違いなしです。有名な作品に触れて有意義な時間を過ごしてみませんか？