鳥取のおすすめ紅葉名所15選！絶景の見頃の時期や穴場スポットも解説！

鳥取県というとどんなイメージがあるでしょうか。日本海に面して海の幸が楽しめる場所、ゲゲゲの鬼太郎で有名な水木しげる、鳥取砂丘に21世紀梨など旅行先としても人気の場所です。そんな鳥取県は実は紅葉名所が多いことでも有名です。

鳥取県には中国地方の最高峰である大山があるため自然の木々に囲まれています。寒暖差もあることから、美しい紅葉の絶景を見ることができます。ドライブにもぴったりな有名な紅葉名所のほか、人混みを気にせず楽しめる穴場など様々な場所を詳しくご紹介していきます。

紅葉は、その場所によって見頃の時期があります。せっかく行くなら一番綺麗なときに見に行きたいですよね。各紅葉スポットの見頃の時期や、ライトアップなどのイベント情報についても詳しくお伝えしていきます。車で行く方にはドライブコースにもおすすめです。

それでは早速、鳥取県にあるおすすめの紅葉名所を15選ご紹介していきます。たくさんの山や川に囲まれた大自然のある鳥取県には紅葉の名所がたくさんあります。

有名な定番人気の名所から、あまり知られていない穴場まで様々な紅葉名所をご紹介していきます。ぜひ気になるところがあれば実際に足を運んでみてくださいね。美しい山々を見ながらドライブにもおすすめです。

大山（だいせん）は、鳥取県ではとても有名な山で、標高は1,729ｍで中国地方の最高峰として知られています。日本百景にも選ばれる鳥取県を代表する山なので、地元の人たちにも愛されているパワースポットで、多くの観光客が訪れています。夏は登山、冬はスキーを楽しめる人気の観光地です。広域に渡るのでドライブコースとしてもおすすめです。

大山は１年を通して美しい景色を楽しめますが、紅葉の時期は特に人々を魅了します。見頃はだいたい10月半ばから11月初旬となります。山麓には大山寺もあり、山頂からは雲の上から見る360度パノラマの絶景が広がります。毎年10月23日からは大山秋色週間として和傘灯りなどライトアップイベントが開催されています。

船上山（せんじょうさん）は、大山山系の１つで山岳仏教の聖地としても知られています。見た目の美しさが人気で、険しい断崖が続いています。約100万年前に形成されたという屏風岩の断崖がある「千丈のぞき」や、雄滝と雌滝から成る千丈滝は落差109mもの大きな滝はインパクトがありSNS映えします。

日本紅葉100選にも選ばれた紅葉の名所でもあり、滝や屏風岩の断崖と一緒に紅葉を見ることができるので絶景です。見頃は10月中旬から11月中旬となります。バス停から少し遠いのでドライブで立ち寄ることをおすすめします。

日本の滝百選にも選ばれた迫力のある滝を見ることができる名所です。扇ノ山から袋川に水しぶきを上げながら40mの落差を下る滝は、マイナスイオンたっぷりで癒されます。滝を見ているだけでも綺麗なのですが、紅葉の時期に見るとさらに木々と滝とのコラボレーションが絶景なのでおすすめです。

昔から修業の滝としても身を清める滝として有名なので、パワースポットとしてもおすすめです。紅葉の見頃の時期は10月下旬～11月中旬です。観光に便利な鳥取駅から車だと近いのでドライブコースにもおすすめです。

芦津渓谷（あしづけいこく）は、岡山県の県境の智頭にある渓谷で、澄んだ水と山を見ることができます。キャンプなどにも利用できるのでトイレもあり、子連れ家族でも楽しめます。三滝ダム周辺には遊歩道や食事ができる休憩所があるのでゆっくりと紅葉を眺めながら静かな時間を過ごすことができます。

紅葉と天然ブナやスギなどの広葉樹が綺麗で自然ならではの絶景を見ることができます。紅葉の見頃の時期は10月下旬から11月上旬です。森林セラピーのツアーも人気なので自然に癒されることができるのでおすすめです。駅から離れているのでドライブコースにもおすすめです。

三徳山（みとくさん）は福徳、智徳、寿徳の３つの徳を授かるというのが名前の由来です。三徳山の三佛寺(さんぶつじ)は、国宝にもなっている日本一危険な「投入堂（なげいれどう）」が有名です。

修行僧のために開山され、断崖絶壁にあるためか登るのは大変ですが、その縁側から見る紅葉は他の場所では見ることができない美しい景色を望めます。本堂から投入堂までは往復120分ほどです。なかなか登る人が少ないため絶景の割に穴場としておすすめです。見頃の時期は10月中旬から11月上旬です。

小鹿渓（おじかけい）は小鹿川の上流にある渓谷で、ハイキングコースの名所としても人気です。国指定名勝としても有名で、遊歩道があるので足元に気を取られずにゆっくりと紅葉を見て歩くことができる穴場なので写真を撮る方にもおすすめです。

遊歩道の入り口には小鹿渓もみじの里展望公園があり、まさに紅葉の時期は綺麗な景色を見ることができる穴場です。紅葉が渓谷の雄川、雌川に映る姿も美しいのでおすすめです。見頃の時期は11月上旬から中旬です。帰りは三朝温泉へドライブして癒されることができます。

鹿野城跡公園（しかのじょうせきこうえん）は、戦国武将の亀井茲矩公の居住跡として有名な名所です。山頂までの道中には、隠居場所として住まれていた西の丸御殿跡や天主台跡を見ることができ、歴史を感じられる穴場スポットです。

38000もの石垣が立派で、春は桜の名所としても有名です。紅葉も綺麗で、見頃の時期は11月中旬から12月上旬です。気軽にハイキングできる穴場としておすすめです。鳥取駅周辺の観光とドライブにもぴったりです。夜はライトアップも楽しめます。

諏訪神社（すわじんじゃ）は、長野県の諏訪大社より分霊され勧請された神社で、十六神の御祭神が祀れられています。軍の神、鎮火の神として後醍醐天皇も参拝に訪れていた由緒ある神社です。観光と紅葉が一緒に楽しめる穴場です。

社紋でもあるもみじやカエデの木がたくさんあることから紅葉の名所としても有名で、色とりどりの紅葉と神社が幻想的な雰囲気です。紅葉の終わりごろには参道に紅葉のカーペットのような絶景を見ることができ、美しいと写真家にも人気です。見頃の時期は11月上旬から下旬です。

鍵掛峠（かぎかけとうげ）は、奥大山にある見晴らしの良い絶景スポットとして人気です。七色の紅葉を見ることができることで有名で、毎年何万人もの観光客が訪れるおすすめの紅葉名所です。

紅葉の見頃の時期は10月下旬から11月中旬で、次期によって変化する絶景に何度も足を運ぶ人もいるほどです。大規模の崩落によりできた川と断崖の作り出すスケールの大きな絶景はなかなか見ることができないため必見です。紅葉を見ながらドライブコースにもおすすめです。

石霞渓（せっかけい）は、奥日野県立自然公園の景勝地として有名な名所です。変わった形の珍しい石がたくさんあり、紅葉と奇石との風景が情緒を感じられます。南北12km続く大渓谷をゆっくりと散策することができます。

ゴツゴツと迫力のある南石霞渓と、なだらかな北石霞渓に分かれていてキシツツジやもみじとの水山画が美しく様々な表情を見ることができると人気です。通天橋付近にある獅子岩、天狗岩、屛風岩などもおすすめポイントです。紅葉の見頃の時期は11月上旬から下旬です。駐車場がありませんので人も少なく穴場です。

709年からの歴史を誇る真言宗のお寺で、県指定天然記念物として有名な名所です。境内には後醍醐天皇が自ら手植されたといわれる歴史のあるイチョウが美しい黄色に色づいています。紅葉の時期は、お寺と色とりどりの木々とが合わさって絶景を見ることができるため人気です。

紅葉の時期には紅葉まつりも行われ、コンサートなどが開かれて、夜には灯篭のあかりが情緒のある雰囲気で紅葉を楽しむことができます。紅葉の見頃の時期は11月上旬から中旬です。紅葉まつりは11月中旬の開催となります。

氷ノ山（ひょうのさん）は、兵庫県と鳥取県の県境にある山で、氷ノ山後山那岐国定公園の中心にあり標高1510mと、中国地方で第二位の高さを誇ることで有名です。山頂からは見渡す限りの絶景で、紅葉の時期はさらにカラフルでおすすめです。

登山コースとしても人気で、鳥取県側からのコースは氷ノ越コース、仙谷コース、三ノ丸コースの３つがあります。貴重なブナや、キャラボクなどの木々を見ることができます。山麓でキャンプをしたり冬はスキーを楽しめる場所としても多くの人が訪れます。紅葉の見頃の時期は10月中旬から10月下旬です。

鳥取東照宮（とっとりとうしょうぐう）は、江戸時代に創建された歴史のある神社で、平成23年までは樗谿神社（おうちだにじんじゃ）と呼ばれていました。主神には東照大権現が祀られており国の重要文化財にも指定されています。立派な鳥居から進むと神門と唐門があり、石畳の参道を進むと本殿が見えてきます。

毎年秋には楽市楽座という秋祭りが盛大に行われ、紅葉の美しい景色と飲食店や音楽などのイベントを楽しむことができます。夜にはライトアップもされるのでおすすめです。境内には池があり、夏はホタルの名所としても有名です。鳥取砂丘から車で20分ほどなので、ドライブ観光にもおすすめです。樗谿公園にも近いので子連れにも人気です。

板井原集落（いたいばらしゅうらく）は、昔のままの山村集落をそのまま残してある貴重な場所として伝統的建造物群保存地区に指定されています。江戸時代から続く古民家が保存されているためタイムスリップしたような観光を楽しむことができます。

古民家を利用して100年前のかまどめしの食事ができるレトロな雰囲気の喫茶店などでゆっくり過ごすことができます。この集落内にある向山神社が紅葉の絶景を見ることができる穴場としておすすめです。平家の隠れ家でもあったといわれるこの集落にひっそりとある神社で自然のままの紅葉を見ることができます。見頃の時期は10月下旬から11月上旬です。

旧日野上小学校(きゅうひのかみしょうがっこう)は、校舎の真ん中に樹齢100年の大きな迫力のある銀杏の木があるのが有名です。紅葉の時期には真っ黄色になった銀杏の絶景を見ることができます。

日南町では人気観光地となっていますが、まだまだ知られていない穴場なので、もみじなど以外の紅葉を楽しみたい方にもおすすめです。例年夜にはライトアップも楽しめます。日南町をドライブしてめぐるコースにもおすすめです。

いかがでしたか。鳥取県にはたくさんのおすすめ紅葉名所があります。山が多く自然の木々が織りなす美しい景色を見ることができる紅葉名所は、地元の人にも観光客にもおすすめです。限られた時期しか見ることができない貴重な絶景をぜひ見に行ってみてはいかがでしょうか。