島根県西部にある益田市、ここに空の玄関「萩・石見空港」があります。1993年開港以来、現在、ANAが萩・石見空港と羽田東京間を1日2往復、夏季限定で大阪伊丹便を1往復運航しています。益田市や津和野町がある島根県西部、萩市がある山口県北部を利用圏としており、関東以北から萩・津和野などへの旅行に来る人には便利な場所にあります。

空港ターミナルビルそばには空港を見下ろす「風の丘広場」があり、空港全体がよく見えます。フライトまで時間がある方にはおすすめのスポットです。さらに、空港内には魅力的なショップが入っています。

萩・石見空港ターミナルビル2階には売店「エアポートショップ萩・石見」やレストラン「キッチン そらら」があって、お土産ものも取り揃えています。出発までの時間をこちらでゆっくり過ごすことができます。

今回の記事では、空港の概要を踏まえて、レストランやお土産情報も紹介していきます。萩・石見空港を訪れる際には、ぜひ参考にしてみてください。

1993年に開港されたまだ比較的新しい「萩・石見空港」ですが、日本海に面していて眺めも良く、山口県や島根県の観光地へのアクセスも良いと評判です。便数は少ないですが、利用者は多いのが特徴です。また「萩・石見空港」のターミナルには、エアポートショップ」やレストランがあり、人気のご当地商品を取り扱っていてお土産にも最適です。

レストランでは、地元の食材を使ったおすすめメニューもあり、旅の最後に楽しいひと時が過ごせます。また、景色も良いので出発までの時間をくつろぐこともできます。

萩・石見空港では、羽田東京国際空港と島根間をANAが1日2往復しています。フライトの日程が既に決まっている場合は75日前までに航空券を予約をすれば、最大通常の運賃よりも約28000円ほど安くなります。

28日前までの予約でも約10000円は安くなります。こうした割引制度があるので利用しないのは、もったいないです。早目に予定を決めて是非利用して下さい。

萩・石見空港では夏季限定で大阪便も出航しています。8月1日からお盆の帰省ラッシュに合わせて、ANAが1日1往復しています。関西方面の方には好評です。

島根県西部で盛んな伝統芸能・石見神楽は、神社で神様に奉納する伝統芸能です。地元の町の伝統文化のピーアールの一つとして萩・石見空港では、石見神楽を披露しています。

金糸銀糸を織り込んだ豪華な衣装で昂揚感のあるアップテンポなお囃子や迫力のある舞が人々を魅了します。なお、石見神楽が見られるのは、毎月第2、第4土曜日の725便（10時15分着※）の到着便です。

空港ターミナル2階にある唯一のレストラン「キッチン そらら」は、眺めも良く食事やお茶をしながら出発までのひと時を過ごすことができます。おすすめはやはり窓側の席で離発着する飛行機を見ることができます。

こちらのレストランではチケット制になっているので、入店した際に券売機でお好きなメニューの食券を購入して下さい。和食を中心に、そばやうどん、ラーメンをはじめ洋食からスイーツまであります。

「萩・石見空港」でお土産として買っておきたい商品を紹介します。どれも人気の商品で旅の思い出のおすそ分けにはぴったりです。チェックしてみて下さい。

萩・石見空港を代表する限定のお土産として欠かせないのが、空港東側で飼われているミツバチから収穫したはちみつ使用の「萩・石見空港はちみつラスクとタルト」です。日本で初めて空港で養蜂されたはちみつから作った、ユニークなラスクとして有名です。はちみつを使用したお菓子はラクスとタルトがあります。

さっぱりとした、はちみつの甘さがおすすめです。金額ははちみつタルト6個入り648円、10個入り1080円で、はちみつラスク7個入り648円、12個入り1080円となっています。

「源氏巻」は、小京都津和野のお菓子で、こしあんをカステラ生地で優しく包んだ商品です。控えめな甘さがお茶にもよくあいます。金額は、1本270円、3本包み810円、6本包み1620円となっています。

「ゆずっこ」は、爽やかなハチミツと柚子の香りでさっぱりとした後味のドリンクで地元の人気特産品です。冷やしてそのまま飲んでもよし、焼酎で割ってサワーもおすすめです。金額は1本110円です。10本セット1506円で販売されています。

「鶏卵饅頭」は益田市を代表するお菓子で、甘さ控えめの白あん入り焼きまんじゅうは昔ながらの変わらない味が子供からお年寄りまで人気の商品です。こちらは10個入り648円、20個入り1480円です。

「つがに」と言えば、益田を流れる高津川で漁れる名産品で、地元では産卵のため川を下る時期だけ獲れる活きのいいつがにを茹でて食べます。このつがにの甘みがあり濃厚なエキスがたっぷりつまったラーメンは、島根の旅の思い出やお土産にも最適です。「つがにラーメン」2個入りで540円で販売されています。

ざら茶は、カワラケツメイを使用した、ほんのり甘い香りで飲みやすいノンカフェインのお茶です。空港で扱っているざら茶は、島根県津和野町の「香味園上領茶舗」さんのふる里の味と香りを代表する「ざら茶」です。

茶葉タイプとティーバックタイプがありますが、初めて飲む方なら手軽にいただけるティーバックがおすすめです。ティーバック20個入り594円、茶葉70gが248円、180gで594円dです。

地元益田市にある松永牧場の牛でできた美味しいカレーが「まつなが牛カレー」です。自然に恵まれ育んだ原材料にこだわる旨さが凝縮されたレトルトカレーはお土産にもおすすめです。1個714円となっています。

浜田のライフセーバーが、日本海のアワビ・サザエが好んで食べる海藻カジメを使用して、丹精込めて炊き上げた藻塩をベースにコクのあるまろやかな「浜守の塩ぽん」「塩だれ」を作りました。パスタやサラダなど様々な料理にも合う「浜守の塩ぽん・塩だれ」は、料理好きな方へのお土産にいかがですか。浜守の塩ぽん659円、塩だれ555円で販売されています。

地元の農産物を使ったクラフトビールの製造、販売を手掛ける江津市の石見麦酒では、わずか9坪のブルワリーで、石見の素材をふんだんに使ったビールが造られています。「ハニードラフト282」は、萩・石見空港のミツバチのはちみつを利用して造られたビールで、フルーティーで爽やかな苦みとスッキリとしたのど越しが特徴のビールです。

長い間地元で愛される村田蒲鉾店の焼き抜き蒲鉾は絶品と評判です。萩近郊で獲れる素材の旨みと歯ごたえが自慢です。この美味しい蒲鉾を是非お土産にいかがですか。小板(110g)1本293円、大板(160g)1本486円、大板3本セット1566円、大板5本セット2553円です。

魚のすり身に赤とうがらしを練り込んだ、ピリ辛が絶品で、少し焙って、マヨネーズをつけて食べるのが地元では一般的な食べ方です。お弁当やお酒のつまみにもおすすめです。10枚入り752円、5枚入り694円があります。

温かいご飯には嬉しい一品。これがあれば子供はご飯をおかわりすること間違いなしの人気ナンバーワン商品です。324円とお手頃価格も嬉しい限りです。

山陰の玄関口で移動にもべんりな「萩・石見空港」のは、見どころやお土産、食事と魅力がいっぱいあります。気になるアクセス情報や駐車場についてまとめておきます。

萩・石見空港からの移動は、車かバスになりますが、お得な乗り合いタクシーは空港から、津和野・浜田・萩方面に行かれる方はおすすめです。また、レンタカーを借りて観光をするなら空港1階に受付カウンターがあります。トヨタレンタカー・タイムズカー・ニッポンレンタカー・オリックスカーレンタルを取り扱っています

また、路線バスを利用すれば空港から最寄りの浜田駅までは約10分ほどで着きます。お急ぎでなければバスの方がお得です。

駐車場は空港ターミナル正面にあります。料金は無料で24時間いつでも駐車場できます。駐車台数は286台まで可能です。

観光途中でお土産を買い忘れても「萩・石見空港」なら安心です。売店「エアポートショップ萩・石見」には、さまざまなお土産、空港限定商品もあります。お腹が空いたら、レストラン「キッチン そらら」なら見晴らしも良く、美味しい食事もできて出発前のひとときをゆっくり過ごせます。