出雲大社で頂ける御朱印5種類と御朱印帳まとめ！受付場所&時間も解説！

島根県出雲市にある縁結び・恋愛のパワースポットとして知られる出雲大社。全国から神様が集まる神在祭や大しめ縄でも有名な出雲大社は毎年全国から多くの参拝客が訪れます。今回は出雲大社の御朱印と御朱印帳について解説していきます。出雲大社に参拝した際は、ぜひご利益と一緒に御朱印も記念に頂きましょう。

出雲大社では通常の御朱印帳のほかにも、神在月の時期のみなど限定の御朱印帳も販売されます。また出雲大社の参道には御朱印帳専門店があるので、参拝前にぜひ立ち寄ってみてください。こちらの専門店にはおすすめの人気御朱印帳が多数揃っています。自分のお気に入りの一冊が見つかること間違いなしです。

縁結びの神様として有名な島根県の出雲大社(いずもたいしゃ)の正式名称はいずもおおやしろと読みます。出雲大社と改称されたのは1871年の明治時代とのことで、それ以前は杵築大社(きずきたいしゃ)と呼ばれていたそうです。ご祭神は縁結びの神様とも言われている大国主大神。創建は古事記に記載があるほど古く、日本で最も古い古社の1つです。

出雲大社の本殿は1900年に国の重要文化財に指定され、1952年には国宝に指定されています。御本殿は大社造りと言われる日本最古の建築様式。高さは約24ｍ、屋根の上に長さ8ｍの巨大な千木が交差しています。他にも出雲大社には重要文化財の宝庫ともいわれるほど多くの貴重な品が展示されています。

島根県出雲市にある出雲大社。出雲大社には建物や展示されている工芸品や考古資料などが国の重要文化財に指定されています。ほかにも選択無形民俗文化財、島根県指定文化財、出雲市指定文化財など貴重な文化財が数多く保管されています。出雲大社の重要文化財や参拝方法など、事前にリサーチしてから参拝するとより楽しめます。

出雲大社の境内はとても広く、御本殿にたどり着くまでに4つの鳥居があります。本来、鳥居やしめ縄は神様の領域への入口を示すものなので、くぐる際は一礼をしてくぐるのがマナーです。また、真ん中は神様の通り道とも言われているので、左右どちらかをくぐりましょう。

出雲大社の御祭神は縁結びの神様として崇拝されていた大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)。男女の縁だけでなく、人と人との縁を結んでくれる神様としても有名です。その昔、大国主大神は出雲を繁栄させ、多くの女神と結婚して子供をもうけました。その逸話が大国主大神が縁結びの神様と言われる由来にもなっています。

出雲大社は縁結びで有名な恋愛のパワースポット。恋愛のご利益を求めて、毎年多くの参拝客が訪れるなかで特に女性人気の高いパワースポットです。出雲大社は他にも安産祈願や仕事運、商売繫盛、開運祈願など様々なご利益があることでも知られています。

出雲大社には全部で5種類の御朱印があります。それぞれ受付時間や場所が異なるので、ご注意ください。まず御朱印を頂くには御朱印帳が必要になります。出雲大社で購入するか、事前に御朱印帳を準備していきましょう。出雲大社では1500円ほどのお値段で御朱印帳を販売しています。

始めにご紹介する御朱印は御本殿の御朱印です。御朱印の初穂料の値段は300円。こちらで頂ける御朱印は出雲大社の赤い朱印に参拝と筆書きがされているシンプルな御朱印です。参拝記念にぜひ頂きたい御朱印の1つです。

御本殿の御朱印は御本殿近くの社務所で頂くことができます。御本殿の御朱印の受付時間は時期によって異なるので注意が必要です。3月から10月までが6時～20時で、11月から2月までが6時半～20時までとなっています。

二つ目の御朱印は神楽殿の御朱印です。出雲大社神楽殿の赤い朱印に筆書きで奉拝と書かれています。初歩料の値段は300円。この神楽殿は御祈祷や結婚式などの祭事行事として使用される場所でもあります。

神楽殿の御朱印は御本殿の隣にある大きな注連縄が目印の神楽殿で頂くことができます。神楽殿の御朱印の受付時間は3月から10月までが6時～20時まで、11月から2月までが6時半～20時までとなっています。

お次にご紹介する御朱印は出雲國神仏霊場の御朱印です。出雲國神仏霊場第一番と出雲大社の赤い朱印が押されており、譲と筆書きがされています。出雲國神仏霊場の初穂料の値段は巡礼の証となる護縁珠が付いて500円。出雲國神仏霊場は島根県と鳥取県にある20の神社と寺院の霊場を巡礼することであり、霊場第一番の出雲大社が起点となっています。

出雲國神仏霊場の御朱印が頂ける場所は拝殿と御本殿の間にある社務所でいただくことができます。受付時間は参拝時間と同じになります。

最後にご紹介する御朱印は北島国造館の御朱印。出雲教もしくは天神社の赤い朱印が押された御朱印となっています。初穂料の値段は300円です。北島国造館の御朱印は奉拝、真ん中に出雲教と筆書きがされた御朱印です。

北島国造館の御朱印は出雲教と天神社の朱印が押された2種類の御朱印から選ぶことができます。もちろん両方頂くことも可能。北島国造館の庭園には天神社という神社もあり、静かでのんびりと参拝したい方におすすめです。

北島国造館の御朱印の場所は北島国造館内で、受付時間は8時半～17時までとなっています。北島国造館にある北島国造家四脚門という門は出雲最古の門として、重要文化財の認定を受けています。
 

出雲大社の限定の御朱印帳についてご紹介します。近年では御朱印集めが注目されており、御朱印を目的に参拝に行く方も多いそうです。出雲大社には御朱印帳専門店もあるので、自分のお気に入りの一冊を購入してみてはいかがでしょうか。

出雲大社の御朱印帳が購入できる場所は2か所あります。1カ所目は神楽殿です。巨大なしめ縄がある場所が目印となっています。2カ所目は御守所。お守りを販売しているところなのですぐに見つけやすいです。参道には御朱印帳専門店もあるので、参拝前に立ち寄ってみてください。

出雲大社のオリジナルの御朱印帳は白地と紺地の2種類があります。白の御朱印帳は大社造りの御本殿と大注連縄が描かれたデザイン。紺の御朱印帳は八雲をイメージした雲が金色でデザインされたシンプルで上品な御朱印帳。値段は1200円です。出雲大社でしか購入できないオリジナルの御朱印帳なので、参拝記念にいかがでしょうか。

出雲大社では過去に限定の御朱印帳が販売されています。平成20年に60年ぶりに行われた社殿の修復をするための行事「大遷宮」が行われました。その際の平成大遷宮を記念して限定の御朱印帳が販売されました。白地に赤と金で叶い結びが描かれたデザイン。叶い結びは古来から縁起のいい結びと言われているそうです。

ほかにも古事記編纂1300年記念オリジナル御朱印帳として全部で3種類の藍染めの限定御朱印帳が販売されました。水玉、八雲、縁結びの3種類の御朱印帳は1か月かけて手作業で作られたそうです。

お次にご紹介する御朱印帳は出雲国神仏霊場(いずものくにしんぶつれいじょう)の御朱印帳です。値段は1500円です。出雲大社の他に出雲の神社やお寺を巡り、御朱印と護縁珠を頂くことを出雲国神仏霊場巡りと言います。

この限定御朱印帳は巡拝帳となっており、各地の神社の解説も記載されています。出雲国神仏霊場の御朱印帳は出雲大社の社務所と神楽殿で購入することができます。

お次は出雲大社の北島国造館の御朱印帳。出雲大社の家紋である二重亀甲剣花菱がデザインされた御朱印帳となっていて、桜色と紫色の2種類の御朱印帳があります。値段は2000円。北島国造館の御朱印帳は北島国造館内の社務所で購入することができます。

出雲大社では神在月限定の御朱印帳も販売されます。神在月とは出雲の地域に神様が集まる時期のことを言い、旧暦10月10日となっています。そのため、出雲の地域以外では神様が不在になることから一般的に神無月と呼ばれています。限定御朱印帳の値段は2000円。

この神在月には出雲大社で神迎祭や神在祭などの神事・祭りが一週間かけて行われます。この神在月の時期に参拝する人も多く、全国から多くの参拝客が訪れます。

出雲大社の参道には御朱印帳専門店しるべがあります。こちらでは500種類以上の御朱印帳を販売しており、おすすめのうさぎ柄や和柄など種類豊富にそろっています。場所は出雲杵築屋の2階にあり、営業時間は10時から16時なのでご注意ください。御朱印帳専門店しるべでお気に入りの一冊を探してみてはいかがでしょうか。

しるべには500種類以上の御朱印帳を取り扱っています。おすすめのうさぎの御朱印帳はうさぎの柄だけで23種類もあります。他にも無地や図柄、花柄や動物柄など種類豊富にそろっています。男性向けの黒がベースのシンプルな御朱印帳も販売してます。公式サイトもあるので、ぜひチェックしてみてください。

おすすめの御朱印帳は2種類のデザインがある八雲やうさぎの御朱印帳です。雲と月がモノトーンカラーのものと、月が金箔のデザインになっている八雲はシンプルが好みの方におすすめ。値段は約1500円になります。

うさぎの御朱印帳は23通りの種類があります。出雲大社では大国主大神がその昔、けがをしているうさぎを助けたといううさぎにまつわる神話があり、そのことから境内には様々なうさぎの像があります。ご縁うさぎとも呼ばれています。様々なカラーが背景のご縁うさぎの御朱印帳は特に女性におすすめです。境内でうさぎの像も探してみてください。

出雲大社の基本情報をご紹介します。出雲大社の参拝時間は6時から20時までですが、御朱印の受付時間は異なるので時間に余裕を持って参拝しましょう。出雲大社の駐車場についてですが、大型駐車場が数か所あるので、車でも安心してアクセスすることができます。

出雲大社へは電車やバス、車でアクセスすることができます。最寄り駅は一畑電車鉄の出雲大社前駅。JR出雲市駅から一畑電鉄に乗り換え、電鉄出雲市駅から終点出雲大社前駅へ行きます。所要時間は約30分、値段は片道500円です。JR出雲市駅からバスも出ており、一畑バス大社線「出雲大社連絡所行」で電鉄大社駅で下車後、徒歩5分で到着します。

出雲大社周辺には5か所もの無料駐車場があるので、混雑している日でなければ確実に駐車できます。年末年始やゴールデンウイーク、お盆などは混雑するので、駐車場に入るまでや出庫時に渋滞になることもあるのでご注意ください。出雲大社大駐車場が境内に一番近いのでおすすめです。

ご紹介した出雲大社の御朱印はいかがでしたか？出雲大社には様々な種類の御朱印があり、出雲大社限定の御朱印帳も販売しています。出雲大社に訪れた際は参拝記念にぜひ御朱印を頂きましょう。

また、出雲大社の参拝方法は「二礼四拍手一礼」と一般的な参拝方法とは異なります。二度拝礼、四回柏手、最後に再度拝礼します。事前に調べてから参拝することをおすすめします。御朱印は時期によって御朱印の受付時間が異なるので、ご注意ください。