【島根】川本町のおすすめ観光スポット10選!水運で栄えた宿場町!

かつては水運で栄えた宿場町とされていた川本町。今回はそのおすすめの観光スポット10選をご紹介します。自然と名所が見事にコラボした川本町。温泉の名所や自然が生み出す美しい場所、そんな自然との共生が息づいている川本町ならではの観光スポットをお伝えしていきます。

【島根】川本町のおすすめ観光スポット10選!水運で栄えた宿場町!のイメージ

目次

  1. 1川本町の観光スポットが話題!秘境の魅力を探しに行こう
  2. 2川本町のおすすめ観光スポット10選!
  3. 3川本町のおすすめ観光スポットで伝統と自然に癒されよう

川本町の観光スポットが話題!秘境の魅力を探しに行こう

古くから水辺の宿場町として栄えている川本町。現在もその伝統美などを受け継いだ姿をわたしたちに見せてくれています。自然の名所や湧き出る温泉、宿場町と自然とが合体した見事な演奏を奏でている川本町は観光地として有名で、毎年多くの人達が全国各地からやってきます。

また、川本町には、この地域石見地方に古くから伝わる伝統芸能石見神楽や、悪夢を食べるといわれている宝重山長江寺の宝物「獏頭の玉枕」などたくさんの見所があります。今回はそんな川本町についての観光情報をたっぷりとお伝えしていきますので、ぜひ、ご覧ください。

豊かな自然のなかに佇む伝統美

水辺の町川本町、海と山、その豊かな自然が織りなす町並みは、古くから宿場町として栄えてきました。その宿場町から生まれた伝統芸能や文化は現在でも引き継がれており、訪れる観光客の五感を楽しませてくれています。

そんな川本町の観光地、いったいどのような観光地が人気なのか、これから川本町ならではのおすすめの観光スポットを10選ご紹介していきます。

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川本町のおすすめ観光スポット10選!

さっそく、これから川本町のおすすめ観光スポットを順を追ってお伝えしていきます。自然の名所や温泉、寺院や神社、自然が織りなす芸術作品、宿場町として古くから栄え、そして生まれた伝統文化など、川本町でしか味わえることができない観光スポット10選、ご覧ください。

①湯谷温泉 弥山荘

最初の川本町おすすめの観光スポットは温泉。「湯谷温泉 弥山荘」です。ここは源泉かけ流しの温泉。ここでは温泉を楽しめるだけではなく、吹奏楽のコンサ-トや夏場はビアガ-デンなどのイベントを定期的に開催しており、温泉につかりながら余興も楽しめるという贅沢な時間を過ごせます。

また、お料理もお風呂も季節に合わせた取り組みがなされており、何度訪れても飽きさせない、そんな工夫がなされています。弥山荘のおもてなしの心を感じますね。ぜひ、一度そのおもてなしを味わいに訪れてみてください。

湯谷温泉 弥山荘の基本情報

住所 湯谷温泉 弥山荘
営業時間 【温泉】10:00~20:00
【レストラン】[昼]11:00~14:00
       [夜]17:00〜19:00 
※夜は土日祝のみ
定休日 月曜日(祝日の場合は翌日)
料金 一般(中学生以上)550円、小学生350円、
65歳以上・障がい者手帳をお持ちの方500円
アクセス (1)浜田自動車道「瑞穂IC」から車で40分
(2)JR三江線「石見川本」駅から車で13分
駐車場 有り、無料(50台)
URL 公式

②宝重山 長江寺

つづいての川本町のおすすめ観光スポットは「長江寺」。川本町のあるこの一帯を長く治めていた小笠原氏の菩提寺になっていて、古くは鎌倉時代の将軍家足利家から「悪夢を食べる」といわれている「獏頭の玉枕」を送られ、それ以降このお寺の宝物としてシンボル的な存在となり人気を呼んでいます。

悪夢を食べる」といわれている「獏頭の玉枕」がある「長江寺」、悪夢に悩まされてしまっていたとしたら、「長江寺」に訪れて、その悪夢を食べてもらいましょう。

宝重山 長江寺の基本情報

住所 宝重山 長江寺
営業時間 参拝自由
定休日 なし
料金 無料
アクセス (1)JR山陰本線仁万駅から車で約40分    
(2)【浜田自動車道】大朝ICから車で約50分
駐車場 有り、無料(10台)
URL 公式

③丸山城跡

天気が良い日は雲海が見える場所にある丸山城跡がつづいてご紹介するおすすめの観光名所。川本町の西の端にある標高482mの山の頂上にある山城でしたが、今では山頂に本丸、二の丸、城門の跡などの石組みが残っているだけになっています。

豊臣秀吉の山城廃止の令が出るまで、この川本町一体のシンボル的存在のお城でした。築城までに3年、珍しい「総攻め落とし」という仕掛けもあったとのことです。今は跡になってしまっていますが、当時の情景が思い浮かぶようです。

丸山城跡の基本情報

住所 丸山城跡
アクセス (1)JR三江線「石見川本」駅から車で20分
URL 公式(川本町役場)

④米食い岩

つづいてご紹介する川本町の名所は、川本町の山腹にあり川本町全体を見下ろす形でそびえている「米食い岩」になります。

この大きなお米が口を開けているような「米食い岩」、その名前の由来は諸説ありますが、この川本町一体に伝わる民話の中にその詳細が述べられている仮説が有力のようです。どんなお話なのでしょうか。ぜひ、この地に訪れて聞いてみたいですね。

米食い岩の基本情報

住所 米食い岩
URL 公式(川本町役場)

⑤石州瓦

つづいてご紹介するのは地域団体商標として登録されている石州瓦。独自の赤褐色をした色合いの屋根が軒並み見られるその眺めは外国の地にいる錯覚を覚えますが、実はこの石州瓦は韓国から伝わってきたようです。

そういわれると、韓国ではこういった屋根瓦を使った街並みをよく見ます。実はその由来に、かつて室町時代から江戸時代にかけて百済(現在の韓国の釜山辺り)から帰化した帰化人が、この石州瓦を持ち込み広めていったとされているようです。納得ですね。

石州瓦の基本情報

住所 石州瓦工業組合
URL 公式

⑥金比羅公園

つづいてご紹介する川本町の観光スポットは、桜の名所としても全国的に有名な「金比羅公園」です。満開時にはこの「金比羅公園」とその付近の山一帯がピンク色にそまって、まるでおとぎの国に訪れたような気分になれます。車などで展望広場まで行けますので、ソメイヨシノなどの桜が競演するその様子を展望広場から眺めてみるのも良いでしょう。

金比羅公園の基本情報

住所 金比羅公園
URL 公式(川本町役場)

⑦弓々峰八幡宮

この神社のご祭神は、第15代天皇の応神天皇になります。石見神楽で有名な川本町、当時から現代まで、この境内での神楽は開催され、その伝統芸能は無事に継承されているようですね。

また、かつて戦国時代後期から江戸時代にかけてこの辺り一帯は「石見銀山」の玄関口、そしてその宿場町として栄えていました。あの有名なジブリ映画の「もののけ姫」、この中で女性たちがたたら場で働いているシーンにも出ていた天秤ふいごを発明した人が、この川本町に居たという記録の碑が残されているようです。

弓々峰八幡宮の基本情報

住所 弓々峰八幡宮
アクセス JR三江線「石見川本」駅から徒歩7分
駐車場 なし
URL 公式

⑧南佐木 正蓮寺

つづいてご紹介する川本町の観光名所は「正蓮寺」というお寺です。「正蓮寺」にあるこの楼門は、石見三大門の一つと呼ばれ有形文化財に指定されています。この門を始めとして「正蓮寺」の建造物自体が珍しい造りになっており、一見の価値ある文化財産です。ぜひ、訪れてその価値を体感してみてください。

南佐木 正蓮寺の基本情報

住所 南佐木 正蓮寺
営業時間 参拝自由
定休日 なし
料金 無料
アクセス JR三江線「石見川本」駅から車で30分
駐車場 なし
URL 公式

⑨臨流山 仙岩寺

つづいての川本町の観光名所は「臨流山 仙岩寺」。安土桃山時代に山の中腹に建立されたこのお寺、200段ある石段を登って辿り着いた境内から眺めるその景色は絶景で、訪れる多くの人達の目を楽しませてくれています。

当時このお寺を作った人達の労力を思うと、このお寺がいかに信仰熱い思いに支えられていたのか知ることができますね。一度訪れてその思いを感じ取ってみたいものです。

臨流山 仙岩寺の基本情報

住所 臨流山 仙岩寺
アクセス JR三江線「石見川本」駅から徒歩20分
URL 公式

⑩道の駅 インフォメーションセンターかわもと

最後にご紹介する川本町の名所は「道の駅 インフォメーションセンターかわもと」。川本町の内外の農家や加工食品の団体が販売している、この地ならではのお土産が人気で多くの観光客を呼んでいます。

特に川本町の特産品「えごま」は大人気で、訪れる多くの人達がお土産にと買って行きます。「えごま」は身体に良くてダイエットにも最適、ぜひ、手に取ってみたいものです。また、「長江寺」の「獏頭の玉枕」にちなんだお土産、自然素材を生かしたバクグッズが癒されるとして人気のようです。

道の駅 インフォメーションセンターかわもとの基本情報

住所 道の駅 インフォメーションセンターかわもと
営業時間 8:00~19:00
定休日 レストラン:毎週月曜日
売店:元旦
アクセス 浜田自動車道・大朝ICから国道261号を江津方面へ約28km(約30分)
駐車場 有り、無料大型:5台 普通車:42(身障者用3)台
URL 公式

川本町のおすすめ観光スポットで伝統と自然に癒されよう

水運の町川本町。かつてここは「石見銀山」たたらの宿場町として栄えていました。石鉄を踏み、水運を利用して商売をするかつての日本人たちの姿が浮かぶようです。また、当時から行われていた伝統芸能である石見神楽は、その当時の面影を残しつつ現代に引き継がれています。

自然との共存を上手く利用して栄えている川本町、日本人はそんな暮らし方がとても上手でした。機械の時代といわれている現代、この川本町のように自然と共存共生して栄えていることを思い返しながら、この地に訪れてみるのも良いですね。

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この記事のライター
田中さちこ
ようこそ(^^)/わたしが文字でつむいだトラベルームへ。 お読みいただいている方が、「わぁ、懐かしい~、また...

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