ナガシマスパーランドの人気アトラクション15選！待たずに乗れる乗り物＆乗り放題パスポートも徹底解説！

33000m2という日本一の規模を誇る「ナガシマスパーランド」のアトラクションは、ジャンルも種類も豊富で老若男女問わず人気の高いアミューズメントパークです。広い敷地の中には60種類を超えるアトラクションが取り揃えられていて、何度訪れても楽しさを味わえます。

ナガシマスパーランドのアトラクションは、絶叫マシンからキッズ用のものまで幅広いアトラクションが設置されています。絶叫系が苦手な人でも十分に楽しめるようなものも豊富に揃っており、その豊富な種類が人気の理由でもあります。

絶叫マシン系で有名なのは「白鯨」や「スチールドラゴン2000」、ゆっくりとしたものでは「大観覧車」の名前がよく挙げられます。子供用には「ピーターラビット」や「トーマス」といったキャラクターものや、汽車や象などの子供に人気の高いものが並びます。

今回は各アトラクションの詳細について触れていきます。ナガシマスパーランドは乗り放題のチケットもありますが、100円ずつ綴った単品の乗車券も販売しているので、後者を利用する際はぜひこの記事を参考にしてください。

先ほど名前を挙げた「白鯨」や「スチールドラゴン2000」は人気が高く、2時間待つこともあると言われています。ただ、ナガシマスパーランドには待たずに乗れるアトラクションも数多くあり、夏場の暑い日や待つのに抵抗がある人でも十分に楽しむことができる遊園地です。

また、人気の乗り物については「乗車優先券」というチケットを別料金で購入することができるので、上手く利用するとたくさんのアトラクションを楽しめます。大体1枚500円から1000円ですが、繁忙期には価格が上がるので気を付けてください。

最初にジェットコースター系のアトラクションを5選紹介します。好きな人と苦手な人が両極端に分かれるジェットコースターですが、ぜひナガシマスパーランドではジェットコースターを体験してみてください。

一つの施設の中で5つもジェットコースターがあることも凄いですが、中には世界一と言われ、ギネスにも登録されたアトラクションもあります。少しでも勇気のある人は、ナガシマスパーランドでスリリングな時間を体験してみてください。

白い木製の柱が異様な存在感を放つ「白鯨（はくげい）」は、ナガシマスパーランドの目玉のアトラクションの一つです。

地面に近い低位置からのスタートですが、動き始めて数秒後にゆっくりと高い場所まで運ばれ、最高高さ55m、最高時速107kmの速さで1.5kmを超える走路を走り抜けます。

その骨組みは木材と鋼鉄を組み合わせたハイブリッドで、アジア圏内で初めて制作したのがナガシマスパーランドでした。車両が真横を向いたり最大傾斜80度を降下したりと、複雑なカーブが織りなす道筋は、その美しい見た目と裏腹にスリリングな感覚を生み出します。

身長130cm以上の人が対象で、乗車する場合は2000円分のチケットが必要ですが、アトラクション乗り放題に対応しています。ハイブリッドコースターとして世界的にも有名なアトラクションなので、ぜひその見た目と内容のギャップを楽しんでください。

ナガシマスパーランドの目玉のアトラクションはもう一つあり、世界一長い走路として「スチールドラゴン2000」があります。世界一と謳うだけに海外人気も高く、来日時に行きたい場所としても度々名前が挙げられます。

世界一長い走路は2.4kmを越え、この長さは現在も超えるものはなく、ギネスに登録されたままです。元々は長さだけでなく高さと落差、速度の計4つがギネスに登録されていた過去があるほど、その規模は世界級とされています。

走路の仕組みに目が行きがちですが、スチールドラゴン2000は車両にも工夫があり、足が浮いた状態で車両が動くため、その恐怖度はさらに増します。

通常ジェットコースターに恐怖を感じる人は、手や足元に力を加えて安心感を覚えようとしますが、スチールドラゴン2000はそれを許しません。シートベルトとアームだけを頼りに、およそ3分半の時間を耐え切ってください。

料金は白鯨と同様、単品では2000円分のチケットが必要で、アトラクション乗り放題に含まれます。但し、対象者は年齢10歳以上、且つ身長は140cm以上185cm以下という制限がかかっているので気を付けてください。

日本で初めて制作された4Dスピンの「嵐（あらし）」も絶叫好きには欠かせません。開始直後に始まるスピンは急加速と急減速を繰り返し、その足元はスチールドラゴン2000と同様に踏ん張る場所はありません。

乗車時間はたった1分ですが、その予測不可能な動きを体験した後はしばらく尾を引きます。単品料金は1500円で乗り放題対応可能、身長120cm以上の人が対象のアトラクションです。

次に紹介するジェットコースターは「アクロバット」というアトラクションで、うつぶせの状態できりもみ回転する車両に揺られます。

全長1kmを超える走路の中では、360度の宙返りや水面ギリギリを目前に通るルートがあり、爽快感を覚える人もいれば、恐怖心で目を開けられない人もいるでしょう。

単品料金は1500円で乗り放題チケットに対応していますが、身長制限は135cmから198cmまでと上限があります。また、うつぶせで乗るという性質上、姿勢保つのが困難な方は搭乗を控えてください。

ジェットコースター枠で最後に紹介するアトラクションは「ルーピングスター」です。急降下や回転はもちろんのこと、8の字に動くツイストにワクワクが止まりません。

全長590mと、他のジェットコースターに比べると控えめな規模のため、絶叫好きには物足りず怖くないかもしれません。逆に、ジェットコースターに慣れていない人はルーピングスターから乗り始めて慣らすという方法もおすすめです。

単品料金は700円と、これまでに紹介したアトラクションの半額以下で楽しむことができます。乗り放題にも対応しており、身長制限は130cm以上です。

ここからはジェットコースター以外の絶叫マシンを紹介します。ナガシマスパーランド内では絶叫マシンに区分されるアトラクションが19個もあり、その中でもおすすめのスリル満載なものの詳細について深掘りしていきましょう。

ナガシマスパーランド内でも圧巻の見た目をしている「ジャイアントフリスビー」をご存知でしょうか。振り子時計の振り子のように揺られ、高さ43mまで上げられては落とされる動きを繰り返される搭乗者に、美しい景色を楽しむ余裕はきっとないでしょう。

コロナ禍では長期の運休になっていましたが、現在は稼働しているとのことなので、該当期間に乗れなかった人は改めて挑戦してみてください。

少しずつ高くなりながら、座席は横に360度回転する仕組みになっていて、酔ってしまうという意見も見受けられます。乗り物酔いの可能性がある人は覚悟の上で挑戦しましょう。

単品料金は800円で乗り放題に含まれます。身長制限は130cm以上の人が対象となるので気をつけてください。

一度で2度楽しめるアトラクション「ウルトラツイスター」もおすすめのアトラクションです。ウルトラツイスターのスリルは、搭乗しなくても見ているだけでその恐怖度が移ってくるほどです。

レールは搭乗後すぐに垂直傾き（地面とほぼ直角）、高さ30mまで車両が上昇します。頂点まで上がると息つく暇もなく垂直に降下し、降下後には車両が回転して体が揺さぶられます。

その先には降機場があると思いきや行き止まりになっていて、ほんの少しの小休止の間にレールは背中側に傾き、気づいた頃には後ろ向きに走行開始です。行きに味わった回転を再度後ろ向きで体験し、搭乗口に帰還します。

急降下の恐怖はありますが、短くメリハリがあるアトラクションなので、思っているよりは怖くないかもしれません。単品料金は700円で乗り放題対応、身長制限は120cm以上です。

次に紹介するのは「スペースシャトル」です。その名の通りスペースシャトルの形をした車両に乗り、大きく宙を回転します。

スペースシャトルの怖いところは、一見それほど難易度が高く無さそうに見えますが、一回転するので逆さまの状態になる瞬間があるので焦燥感を覚えるでしょう。

さらに、逆さまの状態は一瞬ではなく、その場で停止する仕組みになっているので、情報を知らない人は故障を疑うかもしません。ちなみに、その性質上、高血圧の人にもおすすめはできません。

ジェットコースターは苦手だけど、ちょっとスリルを味わいたい人にはおすすめです。それほど怖くないレベルなので、手慣らしに体験してみてはいかがでしょうか。

単品料金は500円で乗り放題に対応しています。身長は130cm以上の人が利用可能です。

垂直落下に特化した「フリーフォール」は少しマニアックかもしれません。走行や回転などの余分なものは一切なく、ただただ落下する浮遊感を味わいたい人には打ってつけです。

頂点まで黙々と上り、前に押し出されると直ぐに高さ45mを垂直に落下します。最高時速90kmで風を縦に切る感覚は一瞬で終わりますが、インパクトは大きいです。

単品料金は700円で乗り放題の利用が可能のアトラクションです。身長制限は110cmと比較的緩めなので、幅広く無重力を感じることができます。

最後に紹介するのは、雨具合羽必須の「シュート・ザ・シュート」です。シュート・ザ・シュートはその性質上、搭乗者だけでなく見学者も楽しめるアトラクションで人気が高いです。

シュート・ザ・シュートのメインの部分は水辺に車両が落ちる部分で、水辺に落ちた瞬間に盛大な水飛沫があたり一帯を冷やします。水飛沫が上がる場所には橋がかけられており、夏場は特に涼みたい人で賑わいますが、涼むを越えてずぶ濡れ不可避です。

ジェットコースターの部類ではありますが、他のジェットコースターに比べて揺さぶられるような動作はなく、水辺に落ちるための昇降が一度あるだけで、傾斜も最高40度と難易度は低いです。

なにより水飛沫を楽しもうという雰囲気が強いので、和やかな雰囲気で楽しめる怖くない乗り物の一つです。単品料金は700円で乗り放題に対応しており、身長制限は120cm以上が条件になります。

遊園地に訪れる人みんながみんな、恐怖やスリルを味わいたいわけじゃないですよね。特に家族で訪れる人は子供が乗れるものとなると、怖くない乗り物を選びたくなります。ここでは怖くない乗り物を5つに厳選して紹介します。

最初に紹介する怖くない乗り物は「大観覧車オーロラ」です。直径83mの大きな観覧車からは、伊勢湾や知多半島の美しい景色が一望できるため、激しいアトラクションの合間にぴったりの乗り物です。

夜にはイルミネーションが輝き、フォトスポットとして変化します。単品料金は800円で乗り放題チケットも利用可能です。身長制限は無く、小学生以上であれば搭乗できます。

次に紹介するのは「お化け屋敷」です。ジェットコースターとは違った恐さがありますが、幽霊やお化けというよりは妖怪や都市伝説にスポットを当てているので少しポップな雰囲気も漂うため、怖くない乗り物として紹介します。

終始薄暗い道を進んでいくこのお化け屋敷は、次から次へとカラクリが施されていて常に刺激を感じます。約10分ほどの道のりの中で99体もの妖怪たちが来場者を驚かせにかかります。

単品料金は500円で、乗り物では無いですが乗り放題にも対応しています。制限は特にありませんが、子供は同伴者と一緒に楽しむのがおすすめのようです。入ることをおすすめしているようです。

ナガシマスパーランドには子供向けのアトラクションもたくさんあり、その中でも「くるくるヘリコプター」は見た目が愛らしいアトラクションです。乗り物に搭乗後は8mまで上昇し、柱を中心にゆっくりと回ります。

乗り物の中にはハンドルとボタンがあり、ハンドルは動かすことができて、ボタンを押すと効果音が鳴る仕組みになっています。子供が好む仕組みが組み込まれているので、子供連れの人はぜひ乗ってみてください。

単品料金は子供向けということもあり300円で乗り放題対象です。5歳を超えていることが条件ですが、5歳以下も保護者と一緒であれば搭乗可能です。

大人も子供も一緒に楽しめる「牧場deバンバン」は、3Dのシューティングゲームです。農場が舞台となっている乗り物で、3Dメガネを掛けて搭乗します。手元のシューターでターゲットを狙って撃ち、得点を獲得していくゲームです。

「3D映像」と「動くライド（乗り物）」、「シューティング」の3つの要素が融合されたアトラクションは、国内で2番目に導入されたものです。躍動感のある乗り物と映像は高揚感を誘い、家族全員で楽しむことができるでしょう。

単品料金は800円で、パスポートでも利用可能です。身長は3歳以上且つ身長115cmの人が対象ですが、付き添いがいる場合はその条件に限りません。定員は1台につき4人まで乗車可能です。

最後に紹介するのは、空中ブランコの「ウェーブスウィンガー」です。メルヘンでロマンチックな見た目は、可愛らしくも幻想的な印象を与えます。風を切るほどのスピードで回りますが、爽快感があって怖くない乗り物の一つです。

単品料金は500円で、乗り放題にも対応しています。小学生以上が乗車可能で、こちらは付き添い人が居ても条件を満たさない場合は搭乗できません。80秒間の空中散歩をゆっくりと楽しんでください。

ナガシマスパーランドを利用する際は、単品でチケットを購入するか、複数のチケットがセットになった「パスポート」を購入する必要があります。

せっかく60種類ものアトラクションが用意されているので、たくさん乗り物に乗りたいですよね。多くの乗り物を利用する場合はパスポートがお得な場合があります。

パスポートはたくさんの種類が販売されており、様々なシーンで使い分けられることが特徴です。その中から3種類のパスポートについて詳細を紹介します。

「ナガシマスパーランド パスポート」を購入すると、一日中遊園地を遊び回ることができます。入場券と乗り物乗り放題がセットになったパスポートで、チケットを別で購入するより最大800円もお得です。朝から入園してたっぷりと遊びたい人におすすめするパスポートです。

幼児と一緒に利用する人におすすめなのは「ゆうえんちカンガルーパスポート」です。こちらは0歳から小学校入学前の6歳までの幼児に付き添う大人区分の人専用のパスポートです。

幼児は通常のチケットやパスポートを購入し、付き添いの大人はこちらのパスポートを購入します。そうすると、幼児と付き添える乗り物限定で乗り放題になります。

付き添いとして入場しているので、幼児と一緒に乗ることが条件です。幼児が乗れるものは年齢によりますが大体17種類から27種類あり、さらに身長制限をクリアしていれば年齢に関わらず乗れるアトラクションもあります。

乗り物の制限があるため、通常の乗り放題より制限はかかってしまいますが、幼児を連れているとなかなか自由にアトラクションを楽しむこともできないので、そういった条件を付けて3800円という格安の金額設定としています。

ナガシマスパーランドには年間パスポートの販売も行われています。特徴として2種類の年パスを扱っており、一つは全日利用可能な「全日年間パスポート」、もう一つは平日限定で来場自由な「ウィークデー年間パスポート」です。

年間パスポートは更新や継続することはできず、翌年も年パスを利用したい場合は初めに購入したように新規で購入する必要があります。では、そんな2種類の年間パスポートについて詳細を紹介します。

「全日年間パスポート」はその名の通り、一部を除いた全日が利用日の対象となる年パスです。利用できないのは極一部の日で、花火やハロウィンなどの特別有料イベントや年末のカウントダウン、施設休業日のみで、それ以外は土日祝日関わらず自由に利用できます。

イベントよりもアトラクションを楽しみたい人で、年に4回以上ナガシマスパーランドに訪れている人はこちらのパスポートがお得です。

大人は19500円、小学生は14500円、2歳以上の幼児は9000円ですが、白鯨の5周年を記念して、2月いっぱいまで最大2500円オフのキャンペーンが開催されています。

平日限定の「ウィークデー年間パスポート」は、有料イベントやカウントダウン、休業日以外にも、土日祝日や振替休日には利用できません。それ以外の平日はいつでも利用できるので、平日が定休日の社会人や学生に人気が高いです。

平日に3回以上来場する人におすすめのパスポートで、こちらは白鯨5周年のキャンペーンの対象にはなりません。ただし、大人は13500円、小学生は10200円、2歳以上の幼児が6300円と元から格安の金額設定になっています。

年間パスポートは不正が行われないように書類の提示があります。難しいことは無く、本人の誕生月が分かるパスポートや運転免許証などの公的書類で本人確認を行います。

また、年パスを利用する際に利用者が本人か確認するため、年パスには顔写真を印刷するようになるので、身だしなみのチェックも必須です。写真自体は現地で撮影するので、持参する必要はありません。

アトラクションやお得なチケットのパスポートについて紹介してきましたが、そんなナガシマスパーランドに行くにはどうすれば良いのか、簡単に説明していきます。

車で来場する場合はどの方面から来る場合も「湾岸長島IC」を目指してください。ICの南方面にナガシマスパーランドがあり、ナガシマスパーランドの北側には広い駐車場があります。係員の人が案内してくれるようなので、指示に従ってください。

公共交通機関を利用する場合、名古屋駅で降車すると名古屋駅からナガシマスパーランドに直通のバスを利用いただけます。約50分バスに揺られると到着するので、来場前に体力を温存する意味でも便利です。

直通バスを利用する場合は片道大人1200円、子供は半額の600円が必要になります。往復利用の場合は少しお得になるので、そちらもぜひご利用ください。バスの乗車券とセットのチケットも発売されているので、うまく利用するとさらにお得になります。

他の路線を利用する場合も公式HPで詳しく記載してくれているので、そちらを参考にするとわかりやすいです。

ナガシマスパーランド北側にある広い駐車場には、約15000台が停められるスペースがあるので繁忙期でも安心してご来場いただけます。1日1000円で駐車できるので、時間を気にする必要もありません。

ただし、大型車は2000円になるので気をつけてください。二輪車は200円なので、ツーリングのついでに遊びに行っても負担はかかりません。

遊園地まで徒歩でも行けますが、駐車場前からは遊園地や他の施設を回ってくれるシャトルバスもあるので、そちらもぜひご利用ください。

約60種類ものアトラクションが楽しめるナガシマスパーランドは子供からシニアまで幅広い年齢層が楽しめる遊園地です。日本一だけでなく、世界一でギネス級のアトラクションを体験しに遊びに行ってみてはいかがでしょうか。