しまなみ海道で最高の絶景ドライブ！おすすめスポット18選！

しまなみ海道とは、広島県尾道市と愛媛県今治市を結んでいる道路です。瀬戸内海の上を通っている道路なので、海に浮かぶ島々の絶景を眺めながら全長約60kmの道路を通ることができ、ドライブやデートのスポットとしてまさに絶好の場所です。

しまなみ海道を構成する橋にはサイクリングロードも用意されており、こちらは自転車で海峡を横断することができます。自然の風にあたりながら体ごと自然と触れ合えるのでこちらもおすすめです。

瀬戸内海のしまなみ海道にはたくさんの島々が浮かんでいます。瀬戸内しまなみ海道はその中でも向島、因島、生口島、大三島、伯方島、大島を経て愛媛へとつながっています。それぞれの島ならではの大自然が広がるほか、有名なアートスポットもあり、おすすめの絶景ドライブスポットと言えるでしょう。

それではしまなみ海道の中でもおすすめのドライブスポットをご紹介していきます。それぞれのスポットに違った魅力があり、季節や時間帯によって違った顔を見せてくれますので、素敵なドライブスポットとなっています。デートにもおすすめできるスポットばかりです。

亀老山展望公園（きろうさんてんぼうこうえん）は、しまなみ海道で最もおすすめの展望といわれています。山頂から望む来島海峡が四国八十八景に選ばれたことでも有名です。

世界初の三連吊橋と言われる来島海峡大橋の夕日と大自然のコントラストや、夜のライトアップによってもそれぞれ違った絶景が楽しめます。ライトアップされた来島海峡はドライブやデートにも最適です。

しまなみ海道の向島の最高峰に位置する高見山展望台。因島大橋や尾道の風景、瀬戸内海に浮かぶしまなみ海道の島々の自然を観光することができます。晴天の日は四国の風景も眺めることができます。瀬戸内海屈指の絶景ドライブスポットです。もちろんデートにもおすすめです。

耕三寺博物館は、昭和28年に国の登録博物館として開館しました。重要文化財、重要美術品を含む近代日本画、茶道、仏教を公開しています。こちらの耕三寺博物館では、アートの一環として取り組まれている庭園「未来心の丘」があります。ドライブの途中で作品を鑑賞するのもおすすめです。

未来心の丘は、彫刻家の杭谷一東氏に制作を依頼されているもので、白い大理石を題材として製作されているアートスポットです。 庭園全体を成すのは、「光明の塔」をはじめとする小さなアート作品群で、部分としてのアートも見応えがあります。

しまなみ海道を構成する大三島に位置する大山祇（おおやまづみ）神社。全国に1万社ほどある分社、山祇神社と三島神社の総本社といわれています。かつては、源義経をはじめとする多くの武将がこの地を訪れ、武具を奉納していました。

境内には、これらの武具を展示している宝物館が設置されており、中央には樹齢約2600年の大楠の御神木が鎮座しています。昭和26年には国の天然記念物に指定されました。ドライブの途中で立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

JR尾道駅の北側に位置する千光寺山にある公園となっています。山頂の展望台からは尾道や瀬戸内海のしまなみ海道の自然を一望することができるとともに、夜には尾道水道を眺められる絶景スポットとしても有名です。

春は満開の桜やつつじの花が、初夏には藤の花が咲き美しい自然の風景が広がり、ドライブスポットとしておすすめです。お花見デートにいかがでしょうか。行楽シーズンにはドライブではなく、公共交通機関での来園をおすすめします。

しまなみ海道の生口島に位置する、長さ800メートルほどの広いサンセットビーチです。シャワー、更衣室などの設備に加えてシーカヤックの貸し出しやバーベキュー器具の貸し出しなども整っており、海水浴場やキャンプ場としても利用することができます。

ビーチからは「ひょっこりひょうたん島」のモデルともいわれる瓢箪島を眺めることもできます。サンセットの名の示す通り、夕日が映えて美しく、ドライブやデートスポットとしてもおすすめです。

平成16年に開館した現代アートのミュージアムです。サンピエトロ大聖堂の扉を制作したことで有名なジャコモ・マンズー、日本の芸術家である林範親や深井隆のアート作品などを展示しているほか、アメリカで活躍する芸術家のアート作品などを展示しています。

館内にあるオープンテラスからの瀬戸内海のしまなみ海道の絶景もおすすめです。ドライブの途中で立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

しまなみ海道を構成する世界有数の斜張橋である多々羅大橋の絶景を眺められる場所が多々羅しまなみ公園です。新鮮な農作物、水産物を楽しめる特産品センターや農水産物直売所に加えて、レストランがあります。

周辺には、レンタサイクルやキャンプ場、温泉などがあり、観光の拠点としても存在感を放っています。ドライブの休憩にも最適な場所となっています。

伯方島にあるドルフィンファームしまなみは、愛媛県内で唯一で日本最大級を誇る、イルカと触れ合える施設です。イルカと触れ合うだけでなく、一緒に泳ぐこともできるのが魅力の1つです。

しまなみ海道の潮風に吹かれながら、癒しのひと時を過ごされてはいかがでしょうか。なお、オートキャンプ利用者はイルカの見学は無料となります。ドライブがてら、恋人とのデートスポットとしてもおすすめできる場所です。

村上海賊ミュージアムは、お城の形をしている建物が特徴の博物館です。かつて村上水軍博物館と呼ばれていましたが、2020年4月よりこちらの名称に改められました。村上海賊というのは南北朝時代から戦国時代にかけて現在のしまなみ海道付近で活躍していた水軍です。

村上海賊に関する歴史や文化を学べるほか、実際に当時の様子を体験できるコーナーもあります。近くの海では潮流体験をすることも可能です。ドライブの途中で立ち寄ってみてはどうでしょうか。

歴史家の奈良本辰也氏の監修のもとで、昭和58年に建設された因島村上氏に関する資料館です。中世に瀬戸内海で活躍した村上水軍に関する武具や遺品、古文書などが展示されています。本丸は水軍資料館として、二の丸は展示室として一般公開されています。ドライブの合間に中を覗いてみるのもいいかもしれません。

しまなみ海道を構成する大三島にあります、CMでおなじみの「伯方の塩」の製造工場です。工場内は見学が可能な他、売店での伯方の塩ソフトクリームも絶品と評判です。見学の所要時間は30分程度で、お一人様から見学が可能です。

ドライブのついでに工場を見学するのも良いかもしれません。工場に併設されているわくわく体験室では、塩づくり体験のイベントが開催されることもあります。現在は、2021年3月末まで、工場見学および売店が休止されています。

多々羅大橋は、しまなみ海道の生口島と大三島を結ぶ、県境を跨いだ全長1480メートルの斜張橋です。世界屈指の長さを誇る道路橋であり、橋から見える瀬戸内海のしまなみ海道の多島美が絶景です。

サイクリストの聖地とも呼ばれており、初心者や観光客にもやさしいサイクリングのスポットとなっています。多々羅大橋の眺めをじっくり楽しみたい場合は、付近にある道の駅に駐車して楽しみましょう。ドライブスポットとしても最適です。

そのほか、多々羅大橋には名物「多々羅鳴き龍」が聴ける場所があります。多々羅鳴き龍とは、手や道具をつかって音を鳴らすと、その音が龍のごとく上に登っていく感覚を体験できるというものです。

橋の主塔が逆Y字で枝分かれしているために、音波が主塔の内側を繰り返し反射して共鳴していくために起こるといわれています。もし歩道を歩く機会があれば、面白い体験ができますのでぜひ立ち寄ってみてください。

道の駅伯方SCパーク内に平成11年にオープンしたビーチです。シャワー、更衣室、トイレ完備で、リゾート地としての設備も整っています。ビーチにはイルカやクジラと触れ合える「ドルフィンファームしまなみ」も隣接しています。

夕日が沈むころのビーチの絶景は最高なので、デートスポットとしてもおすすめですし、夕日を眺めながら付近をドライブするのも良いでしょう。

しまなみ海道で最大の規模を誇る橋が、この来島海峡大橋です。世界初の三連吊橋で、全長は4kmを超える長さとなっています。自転車道と原付道が整備されており、サイクリングが楽しめるほか、来島海峡の自然の絶景を堪能することができます。

橋下で橋の迫力を感じるのも良いでしょう。タイミングが合えば、瀬戸内海の三急潮として知られる渦潮や、夜間ライトアップされた光景を見ることができます。サイクリングデートやドライブでここを訪れるのもおすすめです。

尾道市との間を尾道大橋、新尾道大橋でつないでいる向島。尾道と向島の間の尾道水道を船が行き交う様は、なんとも情緒があります。「尾道水道が紡いだ中世からの箱庭的都市」として、日本遺産にも関係しています。高見山からの大自然の絶景も素晴らしいです。

造船に加えて農業も島を代表する産業となっていて、島内には洋ランの栽培をしている向島洋らんセンターや、いちじく園の万汐農園、瀬戸内海のみかんを頂ける「高橋みかん狩センター」といった施設があります。

大自然を満喫しながらのんびりデートを楽しみたいならここです。向島だけをドライブするのも良いかもしれません。

千光寺山や西國寺山とともに尾道三山に数えられる山、浄土寺山山頂にある展望台です。ここからは尾道の市街地や尾道水道、向島の造船所を眺めることができ、夕暮れ時の多島美や、町の明かりと尾道水道が織りなすアート作品のような夜景はデートやドライブにもおすすめです。

onomichi U2は、しまなみ海道の起点となる広島県尾道に誕生した、観光の際におすすめの複合施設です。ホテルやレストラン、バー、ベーカリー、ショップなどといった様々なサービスを提供しています。

サイクリストだけでなく観光客にもやさしい施設となっていて、ホテルのチェックインは自転車を持ち込んだまま行うこともできます。毎月の休業日や営業時間は施設によって異なります。詳しくは公式サイトからご覧ください。

しまなみ海道の魅力は伝わりましたでしょうか。瀬戸内海のしまなみ海道に浮かぶ島々の大自然だけでなく、芸術家の方々の手によってつくられたアートやしまなみ海道をつなぐ大きな橋など、たくさんの観光スポットやドライブスポットがあります。

しまなみ海道をドライブする時や、大切なデートの際には、ぜひ参考にして楽しい旅をお過ごしください。