【日本三大夜景】摩耶山「掬星台」は絶景&夜景の景勝地!アクセスや周辺観光地を解説

日本三大夜景の一つ、神戸の夜景が見える摩耶山は六甲山地の中央に位置し夜景スポットとして有名です。また周辺には天上寺をはじめとした観光スポットも存在しており、多くの人が訪れています。ここでは摩耶山、天上寺周辺の観光地やそのアクセス方法について解説していきます。

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目次

  1. 1摩耶山の掬星台は関西一のビュースポット
  2. 2摩耶山・掬星台のおすすめの楽しみ方4選
  3. 3摩耶山・掬星台周辺のおすすめスポット3選
  4. 4摩耶山・掬星台のアクセスを解説!
  5. 5摩耶山・掬星台は昼も夜も楽しめるスポット!

摩耶山の掬星台は関西一のビュースポット

大阪、京都と並ぶ京阪神の中心都市「神戸」は大都市の顔を見せる一方、神戸港や旧居留地や北野異人館街など異国情緒あふれる港町としても知られています。
夜景の美しさは「1,000万ドルの夜景」とも評され、函館、長崎と並ぶ日本三大夜景の一つとしても知られています。

その夜景を眺める絶好の場所が、「摩耶山(まやさん)」にある展望台「掬星台」です。掬星台へは三ノ宮からバス、「まやビューライン」のケーブルカーとロープウェイを乗り継いで行くことができ、手軽に訪れることができます。

また、摩耶山の展望台「掬星台」まで通じる道路も整備されており、自動車でも簡単に訪れることができます。さらには六甲山方面からもシャトルバスが運行されておりアクセスも便利で、摩耶山は関西を代表するビュースポットであることを物語っています。

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掬星台の読み方と由来

「掬星台」の読みは、「きくせいだい」と読みます。標高702mに位置する摩耶山にある展望台で、その絶景の通り「手で星を掬(すく)える"ほどの絶景の夜景が遠くまで広がっている」ことから、その名がつけられました。

この「掬星台」から見る神戸の夜景は、夜景観光コンベンション・ビューローにおいて3年に一度認定される日本新三大夜景に「夜景サミット2015in神戸」で、長崎、札幌とともに選出されました。

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掬星台周辺には観光地もたくさん!

摩耶山掬星台周辺には数多くの観光スポットが点在しています。ここでは、そのなかでも掬星台での楽しみ方を含め、数あるスポットの中から筆者おススメの選りすぐりの場所も詳しくご紹介していきます。

摩耶山・掬星台のおすすめの楽しみ方4選

昼も夜も絶景が楽しめる「摩耶山 掬星台」。ここからは、掬星台の魅力について、展望台から見る「昼の絶景」「1,000万ドルの夜景」、アクセスに便利な「まやビューライン」、「登山&トレッキング」の4つの魅力について説明していきます。

楽しみ方① 昼は「大阪まで見渡せる絶景」を堪能

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人気の神戸の夜景スポット「掬星台」の展望台からの眺めは、眼下にダイナミックな神戸の街並みが広がり、晴れた日には遠く大阪湾、更には紀伊半島まで見渡せる様子は、昼間に訪れてもその絶景に思わず息をのむほどです。

また、ロープウェイの「星の駅」にある「摩耶ビューテラス702」の「CAFE702」は、軽食や喫茶を楽しみながらガラス越しに大パノラマを眺めることができ、休憩や天候の急変時にも対応できる場所です。

楽しみ方② 夜は「1000万ドルの夜景」にうっとり

空が青から徐々に紫色に染まり始める頃、神戸の港に明かりが灯り始め、さらに神戸の街にも一つ二つと明かりが灯り、空も紫から漆黒に変わると一気に街中の灯りが輝きを放ち始めます。

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函館、長崎と同じく海に面した景観は、海と陸地との境界が灯りでハッキリと分かれ、その煌びやかな絶景を演出してくれます。眼下に広がる「1,000万ドル」の夜景を展望台から眺めれば、ロマチックなムードに包まれ時が経つのも忘れてしまうほどです。

摩耶山にある展望台「掬星台」の最寄り駅の摩耶ロープウェイ「星の駅」に併設されている「摩耶ビューテラス702」は、週末(金土日)及び祝日、夏季及び冬季の指定期間は時間を20時まで延長して営業しているので、「CAFE702」「屋外テラス」でそれぞれ食事やバーベキューを楽しみながら、夜景を満喫することができます。

楽しみ方③ ロープウェイに乗ろう!「まやビューライン」

絶景スポットである摩耶山の展望台「掬星台」へのアクセスには「まやビューライン」と名付けられた摩耶山の麓から山上まで通じているケーブルカーとロープウェイを乗り継いで行く方法が手軽でおススメです。

掬星台を目指すにはまず、「近畿の駅百選」に選ばれた「摩耶ケーブル駅」からケーブルカーに乗車します。摩耶山の自然美あふれる中を5分ほど登ると「虹の駅」に到着です。そこから歩いて2分ほどのところにあるロープウェイの乗車駅「虹の駅」から絶景が徐々に広がりを見せる空中散歩が始まります。

ロープウェイから徐々に眼下に広がっていくパノラマを眺めながら5分ほどで掬星台の最寄り駅「星の駅」に到着します。ここには軽食などがとれる「摩耶ビューテラス702」があり、掬星台へ向かう中継点として賑わいを見せています。ケーブル、ロープウェイともに通常は20分間隔で運転されていますが乗客が多いときは増発して運転を行っています。

楽しみ方④ いい汗かこう!登山&ハイキング

標高702mの掬星台(摩耶山山上)へのアクセスは「まやビューライン」を使用するほかに、整備された登山道が複数存在します。健脚の方は、摩耶山の自然を肌で感じながら自分の足で登るのも楽しみの一つです。

なかでもススメなのが、掬星台までの最短ルートで階段もあってしっかりと整備された一般向けの「上野道」登山道です。道標通りに神戸の街を眼下に見下ろして進んでいくと天上寺の山門へと到着します。

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途中、ベンチや倒木もあり休憩しながら歩を進めることができます。さて、天上寺の山門から幹囲8mもある「大杉大明神」「多宝塔跡」「三角点」を通り過ぎると、いよいよ掬星台へ到着です。時間にして約1時間半~2時間の行程です。

登山の達成感に浸りながら展望台から大パノラマを堪能した後は、「まやビューライン」のロープウェイとケーブルカーを乗り継いで下山するのも良いし、また自然の息吹を感じながら来た道を引き返すのも良いでしょう。もちろん、夜景を目的に登山した方は必然的に「まやビューライン」での下山となります。

また、登山で疲れた体を癒すには「摩耶ビューテラス702」の「CAFE702」や屋外の「バーベキューテラス」を利用して、食事や喫茶、バーベキューなどを楽しむのも良いでしょう。体力が回復したら、周辺スポットを巡りながら下山です。

摩耶山・掬星台周辺のおすすめスポット3選

摩耶山・掬星台周辺には家族連れや、カップル、友達同士などが楽しめる多くの観光スポットを抱えています。その中から比較的近距離にある、ポピュラーなおススメの観光スポット3カ所を紹介していきます。

おすすめスポット① 摩耶ビューテラス702

「摩耶ビューテラス702」は掬星台にあるゲストハウス的なスペースで、「まやビューライン」の摩耶ロープウェイ「星の駅」に併設されています。2階にある「CAFE702」では、眼下に大パノラマを見下ろしながら軽食や喫茶が楽しめ、私設の図書館も併設されています。

摩耶ビューテラス屋外の「バーベキューテラス」は開放的な空間から絶景を眺めながらバーベキューが楽しめる施設です。セットメニューのほかコンロのレンタルのみも可能なので、好きな食材を持ち込んでのバーベキューも楽しめます。セットメニューを頼めば予約時間に合わせてすべて準備してくれるので手間いらずで気軽に楽しめるようになっています。

食事にも喫茶にも利用でき、また図書館もある「摩耶ビューテラス02」は、天候の急変時の一時待機や休憩場所としても利用価値がある施設です。そしてなにより、屋内外とも開放的な空間で神戸の大パノラマが望めるスポットとして、訪れる人たちから人気を集めています。

また、「摩耶ビューテラス702」には摩耶山でアウトドアを楽しみたい方にとって、アウトドアグッズの販売やレンタルもできる「monte702」があります。気が向いたら手ぶらで来てもすぐアウトドアが楽しめるという、とても嬉しいサービスとなっています。

「摩耶ビューテラス702」の基本情報

 名 称  摩耶ビューテラス
住 所 兵庫県神戸市灘区摩耶山町2-2
電話番号 078-806-3051
URL 公式HP
営業時間 11:00~17:00
(金土日祝および夏期7/20~8/31 は20:00まで
       冬期11/1~3/19は金土日祝19:00まで)
定休日 火曜日(祝日の場合は翌水曜、夏期7/20~8/31は無休)
アクセス 「まやビューライン」ロープウェイ「星の駅」下車

おすすめスポット② 摩耶山天上寺

摩耶山の麓からケーブルカー、ロープウェイと乗り継ぎ「星の駅」で下車して徒歩10分ほどのところにある「摩耶山 天上寺」は二音で最初に安産腹帯を授けたお寺として知られおり、孝徳天皇勅願により642年(大化2年)にインドの高僧「法道仙人」によって開創された古刹です。

ご本尊は、お釈迦様が42歳の時に造られたといわれる一寸八分(約3.2cm)ほどの「十一面観音」で、厄除招福の秘仏とされています。また、お釈迦様の生母「摩耶夫人」尊像は安産・子授けにご利益があるとされ、広く女性から信仰を集めているお寺です。

境内は金堂をはじめ、天竺堂、鐘楼、摩耶夫人尊像が祀られている日本唯一の「摩耶夫人堂」など多くの見どころがあります。参拝の後は枯山水庭園「摩耶天空の庭」、明石海峡や淡路島、天気が良ければ小豆島まで見渡せるという大絶景が広がる「天空の大舞台」から見る景色は、おススメの場所です。

「摩耶山天上寺」の基本情報

 名 称  摩耶山 天上寺
住 所 兵庫県神戸市灘区摩耶山町2-12 
電 話  078-861-2684
URL 公式HP
拝観時間 9:00~17:00 
アクセス 「まやビューライン」ロープウェイ「星の駅」から徒歩約10分/
自動車:六甲ドライブウェイを六甲山牧場方面へ進み、
    六甲山牧場から約7分
駐車場 天上寺前駐車場(1回500円)を利用

おすすめスポット③ 摩耶自然観察園

「掬星台」に隣接した「摩耶自然観察園」は、自然林を生かした散策路が整備され四季折々の植物群を観察できるスポットです。特に6月のアジサイは美しいと評判で多くの人の目を楽しませてくれています。

「摩耶自然観察園」の基本情報

 名 称  摩耶山自然観察園
住 所 兵庫県神戸市灘区摩耶山町2-12 
電 話 078-371-5937
URL http://www.kobe-mori.jp/mayanomori_hp/2midokoro.htm
営業時間 入退園自由
アクセス 「まやビューライン」ロープウェイ「星の駅」から徒歩約5分/
阪神高速摩耶出入り口から約40分、天上寺駐車場から徒歩約10分
駐車場 あり/天上寺前駐車場利用(1回500円)

摩耶山・掬星台のアクセスを解説!

「1,000万ドルの夜景」が広がる展望台「摩耶山 掬星台」へのアクセスについては、自動車、公共交通機関の利用が挙げられます。ここではそれぞれについて詳細にわたり説明していきます。

車で行く場合のアクセス

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車でのアクセスは、神戸市灘区の表六甲ドライブウェイから西六甲ドライブウェイ、奥摩耶ドライブウェイを通って約12km、所要時間は約20分です。

三宮からだと約20km、所要時間は約40分。摩耶山の「掬星台駐車場」から摩耶山掬星台まで約1km、徒歩で約15分です。

「まやビューライン」から眺める夜景も絶景ですが、プライベートな時間を大切にしたい方や自動車の運転が好きな方は、右に左に徐々に景色が広がっていく景色を目にしながらのドライブは最高です。ただし、自動車で訪れる場合は駐車場から少々歩くようになります。

駐車場は?

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自動車で「掬星台」を訪れる場合、最寄りの駐車場は「掬星台」から約600mほど手前にある「天上寺前駐車場」を利用するようになります。料金は1回500円。24時間営業なので夜景見物にも利用できます。「掬星台」までは徒歩で約9分ほどです。

公共交通機関を利用するときのアクセス

次に公共交通機関を使って「掬星台」へ向かう方法について探っていきましょう。方法は二つあって、三ノ宮駅または新神戸駅からバス、ケーブル、ロープウェイを乗り継ぐ「まやビューライン」を経由するコースと、六甲ケーブルを利用する方法があります。ここでは、ぞれぞれの方法について詳しく説明していきましょう。

三宮駅&新神戸駅から

まずはJR三ノ宮駅からのアクセスです。まずは三ノ宮駅(中央口)から神戸市バスの路線バス18系統に乗車し、「摩耶ケーブル下」まで所要時間約20分ほどです。そこから人気の「まやビューライン」で掬星台へ向かいます。

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JR山陽新幹線新神戸駅からは南口を出て徒歩で約3分ほどの布引バス停から神戸市バス2系統のバスに乗車し約12分ほどで観音寺バス停に到着。さらに徒歩約2分ほどの観音寺北バス停から神戸市バス102系統に乗車し約3分で摩耶ケーブル下バス停で下車し「まやビューライン」で掬星台へ向かいます。

掬星台へ向かうには、摩耶ケーブル下バス停から徒歩で移動し「摩耶ケーブル駅」からケーブルカーに乗車。約5分でロープウェイの乗換駅「虹の駅」に到着。1~2分歩いてロープウェイに乗車。ここからは神戸の街を眼下に見ながら約5分で掬星台の最寄り駅「星の駅」に到着します。料金はバスが片道各210円、「まやビューライン」が往復1,540円です。

六甲ケーブル「六甲山上駅」から

もうひとつの掬星台へのアクセス方法として六甲ケーブルを利用する方法があります。阪急・JR・阪神の各駅から神戸市バスで六甲ケーブル下駅へ向かいます。ここから「クラシック」「レトロ」の両タイプの車両が運転されている六甲ケーブルに乗車して約10分で六甲山上駅に着きます。

六甲山上駅からは、更に「六甲摩耶スカイシャトルバス」に乗車して20分ほどで掬星台の最寄り駅「摩耶ロープウェイ山上駅(星の駅)」に到着します。料金は六甲ケーブルが片道660円(往復1,100円)、シャトルバスが片道490円となっています。また、各方面から企画乗車券も発売されているので目的に応じて使用するのも良いでしょう。

摩耶山「掬星台」の基本情報

 名 称  摩耶山 掬星台
住 所 兵庫県神戸市灘区摩耶山町2-12 
URL 公式HP
拝観時間 10:00~17:40 
アクセス 「まやビューライン」ロープウェイ「星の駅」から徒歩約10分/
六甲摩耶シャトルバス「摩耶ロープウェイ山上駅」
駐車場 あり

摩耶山・掬星台は昼も夜も楽しめるスポット!

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遠く大阪湾や紀伊半島までを望める昼間の大パノラマ、夜は日本三大夜景ひとつ「神戸の夜景」が満喫できる摩山の展望台「掬星台」は、家族連れ、カップル、友達同士で気軽に訪れることのできる絶景スポットです。

周辺には、食事を楽しみながら景色を眺められる「摩耶ビューテラス702」をはじめ、古刹「摩耶山 天上寺」季節の植物が楽しめる「摩耶自然観察路」などがあり、昼も夜も楽しめるスポットとなっています。

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この記事のライター
kachiboshi
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