宮島でしゃもじが有名なのはなぜ?由来は?お土産や手作り体験も紹介!

世界遺産でもある人気観光地宮島。その宮島ではしゃもじがプレゼントや贈り物として定番のお土産となっています。なぜ宮島ではしゃもじが有名なのか。今回は宮島でしゃもじがなぜ有名になったかの由来や、キーホルダーなどの人気お土産品をご紹介します。

宮島でしゃもじが有名なのはなぜ?由来は?お土産や手作り体験も紹介!のイメージ

目次

  1. 1宮島で「しゃもじ」が有名な理由や歴史を解説!
  2. 2宮島「しゃもじ」なぜ有名に?由来は?
  3. 3宮島「しゃもじ」の展示スポット
  4. 4宮島「しゃもじ」の手作り体験や文字入れのお店
  5. 5宮島「しゃもじ」の人気のお土産&値段
  6. 6「宮島」で可愛いしゃもじ土産を購入!

宮島で「しゃもじ」が有名な理由や歴史を解説!

広島県の人気観光地「宮島」はしゃもじがなぜ有名なのかご存知でしょうか。しゃもじは遡ること縄文時代から存在し、現在では宮島の定番お土産として知られています。

宮島にはしゃもじの文字入れができる工房や、フルオーダーできる場所もあります。今回はなぜしゃもじは宮島の名産品なのか、しゃもじの手作り体験ができる場所やキーホルダーなどの人気お土産についてご紹介します。

お土産情報や手作り体験スポットも!

木製しゃもじの生産が日本一の宮島。木製特有の木のぬくもりのあるしゃもじは長く使うほど味が出て愛着がわきます。宮島のしゃもじは一つ一つ手作りで、使いやすさを追求するこだわりがあります。

宮島にはそのしゃもじの文字入れや手作り体験スポットがあります。宮島に来た記念に作るのもいいですし、誰かにオリジナルしゃもじを作ってプレゼントするのもおすすめです。

宮島「しゃもじ」なぜ有名に?由来は?

宮島のしゃもじはなぜこんなに有名になったのか。その由来についてご紹介します。しゃもじの歴史やなぜ縁起物として広まるようになったルーツについても解説します。現在ではしゃもじは福をすくいとる縁起物として、宮島の人気お土産品となっています。

「しゃもじ」は縄文時代から存在

しゃもじはなぜ宮島の名産品になったのでしょうか。しゃもじは遡ること縄文時代から存在していました。1800年頃、宮島の誓真という僧侶が弁財天の夢を見ました。その弁財天が持つ琵琶から杓子を思いついたことが由来と言われています。

その後誓真は神木から杓子を作り、島民に広まって行きました。神木でつくる杓子は弁財天の福を招くと言われ、昔から縁起のいいものとされています。

しゃもじの名称の由来

なぜ杓子がしゃもじと呼ばれるようになったのか。その由来は始めは杓子と呼ばれていましたが、時代がたつにつれて、しゃもじと呼ばれるようになりました。現在でも宮島のしゃもじは宮島杓子と呼ばれているそうです。

修行僧が宮島土産として販売

さきほど解説した誓真という僧侶が作った杓子ですが、これを島民に広め、宮島の工芸品として売ってみてはどうかと提案します。そこからお土産品として販売され、現在には宮島のお土産品として浸透しました。

弁財天の琵琶がモチーフ

宮島のしゃもじは修行僧が見た夢の弁財天が持つ琵琶という楽器がモチーフとなっています。その丸い曲線からしゃもじを思いついたと言われています。

このしゃもじを島民に広め、お土産品として売り出したところ、大変好評。そこからしゃもじ作りが盛んになっていったそうです。現在では宮島しゃもじは敵を召し取る、縁起物として宮島の名産品の1つとなりました。

縁起物として広まった理由

宮島のしゃもじはなぜ縁起物として広まったのでしょうか。その由来はしゃもじはご飯をすくいとることから福をひろうと言われています。また、敵を召し取る(飯とる)とも言われ、必勝祈願のご利益があるとされています。

そのことからしゃもじは実用的なものだけでなく、お守りとして家に置いておくためのしゃもじも作られ、とても人気があります。ご利益は様々で勝負運、学業成就、合格祈願、商売繁盛などの文字入れがされたしゃもじがあります。しゃもじに文字入れもできるので、お土産にも喜ばれます。

広島の結婚式でもしゃもじが登場!

広島では結婚式のファーストバイトでしゃもじを使うそうです。福を呼ぶしゃもじでファーストバイトをし合うことが定番となっています。宮島にはファーストバイトで使用できるしゃもじ「誓いの杓子」を販売しているお店もあります。文字入れなどもできるので、ぜひオリジナルのしゃもじを作ってみてはいかがでしょうか。

元旦の厳島神社ではしゃもじの授与が!

元旦の厳島神社ではその年の干支が焼印されたしゃもじが配られます。厳島神社からいただけるしゃもじはご利益がありそうですね。毎年かなり混雑するそうなのでしっかり防寒対策をお忘れなく。

宮島「しゃもじ」の展示スポット

宮島のしゃもじの人気展示スポットをご紹介します。宮島には世界一大きいしゃもじ「大杓子」や豊国神社にある大きいしゃもじなどが人気の展示スポットとなっています。宮島に来たらぜひおさえておきたい必見スポットです。

宮島の世界一大きい杓子

宮島表参道商店街には世界一大きい杓子が展示されています。この世界一大きい杓子は宮島の写真スポットとしても人気。長さは7.7m、幅2.7m、重さは2.5トンの大きいしゃもじです。樹齢270年のケヤキが使われており、宮島杓子の技術を残したいという願いからこの大きいしゃくしが作られました。

2021年4月展示再開予定

この大きい杓子は1983年に約3年かけて作られました。しかし、あまりの大きいサイズに展示できる場所がなく、14年間倉庫に眠っていました。そして1996年に宮島が世界遺産に登録されたタイミングを機に現在の場所に展示されるようになりました。現在は残念ながら展示が中止されており、平成33年4月に展示が再開されます。

豊国神社千畳閣にも展示

宮島では豊国神社にも大きいしゃもじが展示されています。豊国神社は豊臣秀吉が建て始めたのですが、途中で亡くなり、未完成になっていることが由来とされています。そのためか天井や壁が無いところもあり、風が通り涼めるスポットです。豊国神社にも大きいしゃもじがあるので、ぜひ立ち寄ってみて下さい。

宮島のスタバにはしゃもじアートが!

宮島にあるスターバックス厳島表参道店にはしゃもじでうろこを表現したアートがあります。そのしゃもじの数は730枚もあるそうです。店内の席は海と厳島神社の大鳥居が眺められる絶景ポイント。宮島に来たらぜひ訪れてほしい場所の1つです。

名称 スターバックス厳島表参道店
住所 〒739-0588 広島県 廿日市市 宮島町459-2
営業時間 9:00~20:00
定休日 不定休
アクセス 廿日市インターチェンジより 約7.6km
URL 公式サイト

宮島「しゃもじ」の手作り体験や文字入れのお店

宮島にはしゃもじの手作り体験ができるお店があります。文字入れや写真入れもできるので、自分のお気に入りの一点を作ることができます。カップルでお互いの名前や記念の日付を入れたり、赤ちゃんの名前をしゃもじに文字入れをして出産祝いのプレゼントにするのもおすすめ。文字入れをしてオリジナルのしゃもじを作ってみてはいかがでしょうか。

①宮島伝統産業会館

始めにご紹介する体験施設は宮島伝統産業会館です。こちらでは杓子づくり体験の他に、宮島彫りやもみじ饅頭の手焼きなど、宮島の伝統工芸品に触れることができます。杓子づくり体験の値段は400円でお子様でもできるので、家族で楽しむことができます。

名称 宮島伝統産業会館
住所 広島県廿日市市宮島町1165-9
営業時間 要問合せ
定休日 要問合せ
料金 杓子体験400円
アクセス 宮島桟橋から徒歩1分
駐車場 無し
URL 公式サイト

②宮島手づくり工房

お次にご紹介するのは焼印体験や着付け体験ができる宮島手づくり工房です。こちらでは宮島ならではの体験ができる工房。お気に入りの写真を入れて、キーホルダーやびわしゃもじなど、一点もののオリジナルしゃもじを作る体験ができます。

また、しゃもじに焼印をする体験や平安衣装の着付けもできます。写絵体験の値段は600円からで、しゃもじの焼印体験は400円から行うことができます。

名称 宮島手づくり工房
住所 広島県廿日市市宮島町566-1
営業時間 9:00~17:30
定休日 あり
料金 写し絵600円、焼印体験400円~、着付け体験1000円
アクセス 宮島桟橋より徒歩約5分
駐車場 無し
URL 公式サイト

③杓子の家

3カ所目は杓子の家です。キーホルダーの杓子は値段が500円からとお手頃価格で、文字入れも無料で行ってくれます。安いお値段なので、まとめてお土産や贈り物にするのもおすすめ。また、こちらではフルオーダーでしゃもじを作ることもできます。文字入れをして値段は約10000円ほど。

杓子の家では結婚式のファーストバイトで使用される誓いのしゃもじも販売しています。お互いの名前や日付の文字入れもできて、値段は5000円からです。

名称 杓子の家
住所 広島県廿日市市宮島町488
営業時間 10:00~16:30
定休日 水曜日
料金 ストラップ500円~、誓いのしゃもじ6000円~
アクセス 宮島参拝遊覧船から徒歩10分
駐車場 無し
URL 公式サイト

④宮島工芸製作所

4カ所目は宮島工芸製作所です。日本産のサクラを使用し、一つ一つ丁寧に作っています。種類も多く、看板しゃもじは長さ36cmの12号から約150cmの50号まで。値段は1000円~160000円。家内安全や必勝などの文字入れもできます。

調理用用のヘラやしゃもじは安い値段で700円からとなっています。バター用やフライパン用と用途に分けたサイズがあるので、お土産に喜ばれます。

名称 宮島工芸製作所
住所 広島県廿日市市宮島町617
営業時間 8:00~17:00
定休日 日曜日
料金 1000円前後
アクセス 宮島参拝遊覧船から徒歩10分
駐車場 なし
URL 公式サイト

宮島「しゃもじ」の人気のお土産&値段

宮島のしゃもじに関連した人気のお土産と値段をご紹介します。最近では携帯やかばんにつけられるキーホルダーのしゃもじが人気。キーホルダーは値段も安いので、贈り物や記念に購入する方にぴったり。宮島に行った際はぜひおさえておきたいお土産なので、お土産選びの参考にしてみて下さい。

①しゃもじのストラップ&キーホルダー

宮島のしゃもじの人気お土産1つ目はしゃもじストラップとキーホルダーです。キーホルダーの値段はだいたい400円から700円ほどで安いお値段で購入することができます。

キーホルダーは交通安全や合格祈願のもの、メッセージが入ったデザインなど様々な種類のキーホルダーがあります。しゃもじのキーホルダーはお手頃価格で購入できるので修学旅行のお土産に大人気です。

②しゃもじの郵便はがき

お次にご紹介する宮島のしゃもじの人気お土産は郵便はがきです。実際に120円の切手をはって郵便として出すことができます。宮島の消印がつくので記念に自分や家族、大切な人に送ってみてはいかがでしょうか。

③しゃもじのカープ応援グッズ

お次にご紹介する宮島のしゃもじの人気お土産はしゃもじのカープ応援グッズです。敵を召し取る(飯をとる)という語呂合わせが由来となり、しゃもじがゲン担ぎとなっています。そのため広島ではスポーツ観戦の際にしゃもじが使われているそうです。カープファンの方へのお土産に最適です。

④壁掛け用しゃもじ

お次にご紹介する人気お土産は壁掛け用のしゃもじです。こちらのしゃもじはお守りのように飾っておくしゃもじになります。商売繁盛や長寿などご利益に合わせて、お土産として渡すと喜ばれること間違いなし。有名な厳島神社で祈祷する方も多いそうです。

⑤お米用しゃもじ

実用的なお米用しゃもじも宮島のお土産として人気があります。宮島のしゃもじは一つ一つ職人の手によって作られているので、使いやすさ抜群。5年、10年と長く使えるところも魅力の一つです。

宮島の木製のしゃもじは米粒がたくさんついてしまわないように、コーティングがされていません。また、洗った後はしっかり乾燥させないとカビの原因にもなってしまうので、お気をつけ下さい。

⑥杓子せんべい

最後にご紹介する宮島の人気お土産は杓子せんべいです。宮島の定番のお土産と言っていいほど、ほとんどのお土産屋さんで販売されています。杓子せんべいの値段は、枚数や店舗によって異なっています。例えば、藤い屋ですと、16枚入りで880円。24枚入りで1,320円です。

由来はその昔、誓真という僧が弁財天の夢を見て、琵琶の曲線から杓子を考えました。それからは杓子でご飯を食べれば運を招くと伝えられるようになりました。杓子せんべいは小麦粉、卵、砂糖を使用して、風味や旨みが口の中で広がるよう焼き上げています。

「宮島」で可愛いしゃもじ土産を購入!

ご紹介した宮島のしゃもじはいかがでしたか?なぜ宮島ではしゃもじが有名なのか。様々な由来の言い伝えやご利益など、歴史と深く関わっていることが分かりましたね。宮島では文字入れができるしゃもじやキーホルダー型のしゃもじがお土産や贈り物に大人気です。世界一大きい杓子も展示されているので、こちらもぜひご覧になってみて下さい。

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akane

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