「温井ダム」で迫力満点の放流を鑑賞!見学時間や美しい紅葉も解説!

広島県にあるアーチ型の温井ダムは日本で2番目の高さを誇り、その中腹から放流される水の迫力と辺りの景観の良さが魅力です。放流時間に見学するだけでなく、サイクリングできる公園や紅葉の名所があり、時にホタルの姿が確認できる温井ダムへお昼の食事持参で遊びに行きませんか

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目次

  1. 1広島「温井ダム」で迫力満点の放流を鑑賞!
  2. 2「温井ダム」はどんな場所?
  3. 3「温井ダム」で迫力ある放流を見学!
  4. 4「温井ダム」の見学は放流だけじゃない!
  5. 5「温井ダム」は1日楽しめるスポット!
  6. 6「温井ダム」のアクセス&駐車場情報
  7. 7「温井ダム」は一年を通して楽しめるスポット!

広島「温井ダム」で迫力満点の放流を鑑賞!

ダムの放水を見た事はあるでしょうか。放水口が開いたかと思うと堰き止められていた水がぶわぁっと一気に放出されるその光景は迫力もあり、見応えのあるものとなっています。

温井ダムのアーチ型の壁面に設置された放水口からの放流は圧巻です。ただし、圧巻の放流がいつでも見られる訳ではない事をご存じでしょうか。毎日放水はされていますが、思っていたのとは違うと行ってがっかりしないように、是非こちらで予習しておきましょう。

放流と見学時間や美しい紅葉・蛍の時期も紹介!

毎日ある放流ですが、見てみたいのはきっと高い場所からの、正確に言えば中位標高からの放流ではないでしょうか。一般的に行われている通常時の放流は下部のものになります。条件が揃ってこその中位放流です。そして、どうせなら景色がいい季節の方がよいですね。

その事を踏まえて、こちらでは放流の時期や観光に行くおすすめの季節、ホタルの出会えるかもしれないスポットなども詳しく解説させて頂きます。身近な場所から来られるのでしたら、お食事できる施設はあまりありませんのでお弁当を持参して、ダム周辺の公園や広場で頂くとよいかと思います。

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「温井ダム」はどんな場所?

温井ダムがあるのは広島県の中央より少し西北に位置する安芸太田町であり、自然に囲まれた場所に設置されています。ダム建設には周辺住民の理解の他、地盤の調査なども必要でした。

そんな経緯もあり予備調査スタートは昭和42年でしたが、着工にこぎつけるまでには十数年かかり、その後も国道やトンネルの整備なども行われ完成したのは平成13年10月となっています。貯水湖となる人口の湖は龍姫湖(りゅうきこ)と呼ばれ、秋になると水面に写る紅葉が目を惹きます。

レンタサイクルでサイクリングできるような場所がらでもありますので、自然が好きでリフレッシュしたい方にはおススメの場所であると言えるでしょう。

「ダム湖百選」に選ばれている広島の観光地!

ダム湖百選とは一般財団法人が運営する水源地環境センターが選定した地域に親しまれ寄り添う素晴らしいダムを指しています。選出には細かな基準が設定されており、景観の良さもその1つです。

その100個の中の1つとして選ばれているのが、この温井ダムです。この後紹介しますが、自然環境の保護にも力を入れており、夏にはホタルが現れる地域としても知られています。

最新最高水準の技術で建設されたアーチ式ダム!

アーチ型ダムとは見て判る通り、弓型に壁が造られたダムの事です。こうする事によって川に垂直に建てるよりも水圧の影響が少なくなり建材であるコンクリートを節約して建てる事ができる画期的な建て方です。

ただし、この形にするには力のかかる両端の岩盤が強くないと決壊してしまう為、安易に造れるものではありません。日本では黒部ダムに次ぎ壁が高く造られておりその後この形のダムはあまり建てられていない事から温井ダムは日本最後のアーチダムと言われています。

高さと長さや総貯水量は?

日本で2番目の堤防の高さを誇る温井ダムの壁の高さは156メートルダムの長さは日本4位の382メートルとなかなかのスケールです。総貯水容量は82000千立方メートルと広島を支える重要なダムと言えます。

ダムカードをもらえる!

ダムカードをご存じでしょうか。ダムカードとはダムの事をより一般の方に知って貰う為に平成19年度より作られ配布されるようになったカードの事です。表面にはダムの写真があり、裏面にはそのダムの容量や特徴などが記されています。

平成29年調べではおよそ公式カードが600種類にも達し、その数は年々増えているとも言われています。それは記念デザインのものなどもある事から1か所に1つではないのもその要因と言えるでしょう。

そして、配布場所については管理事務所以外でも周辺施設であれば配布している場合があります。集めたいと思われた方は『ダムカード 配布場所』で検索してみて下さい。

秋にはダム湖「龍姫湖」の紅葉が綺麗!

温井ダムの貯水池である龍姫湖の周辺は多くの自然が残り、四季の景観は抜群です。その景観が楽しめるよう、周辺にはサイクリングロードや宿泊施設、アスレチックなども設置されています。

そんな龍姫湖の近くで見られるのが紅葉です。紅葉の見頃は11月入ってからの事が多く、水面に映る景色と実際の木々達とのダブル効果で里山の鮮やかな風景を撮ることができます。

「龍姫湖」の名前の由来は?

龍姫湖はダム建設によって出来た人口湖ですが、なぜ龍の姫の名が付いたのかと申しますと、この土地の伝説が深く関わっているようです。江の渕という場所の蛇の物語がそれです。

簡単に纏めますと、温井の土地にそれは美しい女中が働いていました。しかし彼女は夜になると居なくなり、朝に草履を濡らして帰ってくる不思議な女性です。主人が気になって後を追うと彼女は江の渕で水浴びをしていたそうです。

驚き声をかけてしまった主人ですが、時すでに遅しでございます。鶴の恩返しの鶴同様女中は水の中に飛び込み消えてしまいます。追いかけた主人でしたが、底の見えたのは水底に向かう一匹の蛇だけでした。というものです。

姿は蛇でしたが、水神様というと水龍を連想される事から、この伝説を元にダムを守る姫として『龍姫』の名が付いた訳です。

夏にはホタル観賞ができる!

温井ダムでは近隣の自然環境保全にも力を入れている事から水質もいい状態で保たれ、夏には蛍の姿が確認されています。この他にもノウサギやオシドリ、オニヤンマなどダム工事により生態系の破壊は最小限にに抑えられ、多くの生き物との共存も成功している場所となっています。

ちなみにホタルが出やすい場所はツイートの辺りのようです。新聞でも紹介された事があるらしく、その前後は車が多く駐車場が満車になってしまっていた事もあるのだとか。このすぐ近くにある道の駅はホタル観賞の人気スポットでも知られています。6月ごろを目安にホタル観賞にお立ち寄り下さい。

サイクリングにもおすすめ!

温井ダムではダム見学だけでなく、周辺の自然を満喫できるサイクリングコースがありレンタサイクルで心地よい風を感じながらのサイクリングが楽しめます。

サイクリング用の貸し出し自転車は電動式と普通のものがあり、料金は2時間で電動自転車が500円から、通常自転車が300円、子供自転車が200円でレンタルが可能です。詳しくはダム湖畔のサイクリングセンターにお問い合わせ下さい。

龍姫湖のさと
温井サイクリングセンター
問い合わせ電話番号
0826-25-0102

「温井ダム」で迫力ある放流を見学!

温井ダムに限らずダムの見どころの一つと言えば、やはりこの放流です。弁が開いて勢いよく飛び出してくる水を間近に見ると滝とはまた違った迫力があり、言葉を失う事でしょう。そんな放流はいつ頃行われるのか。そして、ベスト時期はいつなのかを解説させていただきます。

放流する理由は?

ダムの役割は大きく分けて貯水、発電、そして洪水調整の3つです。毎日行われているのは発電の為の放水ですが、台風時期や梅雨になるとどっと雨が降る事から下流の川が決壊しない為に、一旦せき止め流れる水の量を管理する必要があります。

これが洪水調整であり、放流する理由です。多過ぎず少な過ぎずをコントロールして川下の住民達を守る為に作られるのがダムであり、その管理はこれまでのデータを元にあらゆる事態を想定して行われています。

コンジットゲートとクレストゲート

専門用語ですので知らない方はなんのこっちゃと思われることでしょう。簡単に言えばこの2つのゲートは放流用の水門の事で設置場所によって名前が異なります。コンジットゲートは堤体の下部に設置されて、割とよく使われます。

一方クレストゲートは上部につけられており、緊急時にしか使われる機会がありません。大雨等でダムの許容量を超えてしまいそうな時等に、それを防ぐ為開けられる事が多いからです。一般的にこの2つのゲートを設置しているダムは多く、温井ダムもその一つです。

春には迫力ある水位低下放流を見学できる!

台風や雨の多い時期に大量の雨が降れば当然水は溜まります。加えて、雪が積もれば雪解け水で増える事もあるでしょう。

では、それらを踏まえてはいつ頃なら見学できるのかと言いますと、春の終わりから夏頃にかけて(長ければ秋まで)という事になります。ただし、その年によっても天候は違いますので、注意が必要です。具体的にはこの後、ご紹介します。

水位低下放流の日程と予定時間

例年の傾向から言わせて頂きますと4月中頃から10月下旬くらいまでが放流をみられる時期という事になっています。ただし、貯水量により放流が必要ないと判断されれば、迫力の放流は行われません。

注目すべきは雨が多い日が続いていてそれなりに水が溜まっている状態かどうかです。放流を見たいのであれば、その辺を注意して天気予報を確認し計画を立てるとよいでしょう。

放流される時間や回数はその年で違います。詳しくはHPやSNS等で確認して下さい。1回であれば13:30、3回ある時は11:00、13:00、15:00が有力ですが、あくまで参考として下さい。

水位低下放流(1回)の放流時間

一回の放流にかけられる時間はおよそ10~15分程度となります。あっという間に終わってしまうので、見逃したくない方は時間前行動が大事となります。

それに加えて、下で見るのであれば濡れてもいい服装でいくか、濡れる覚悟をしておきましょう。動画の時期ですとそこまで濡れる事はないですが、水量の多い時であればびしょ濡れ不可避です。気を付けましょう。

GW期間中は「しわい階段」も解放!

温井ダム直下広場(あるいは下流広場)と呼ばれる下からダムを望める場所に行くには、通常トンネル行のエレベーターに乗るのが上からの最短ルートです。しかし、ゴールデンウィークに限りそれが少し変わってきます。

それはこのしわい階段が解放されるからです。『しわい』とはこの地方の方言で「つらい」という意味であり、ダムの横に備え付けられている急な階段の事を言います。そして、こちらが解放される事により徒歩でも下で行く事が出来るようになります。

ただし、行きは良くとも帰りは名前の通り『しわい』体力勝負の道となります。足腰に自信がある方だけチャレンジして下さい。途中でエスカレーターなんて便利なものは設置されていませんので、しんどくても気合で上まで行く必要があります。

「温井ダム」の見学は放流だけじゃない!

温井ダムの見どころは放水だけではありません。周囲の景色も勿論楽しめますが、上からのみならず下から、あるいは中までも見学する事が出来る施設となっています。放水時間はあっという間ですが、そこまでにも色々見学することができますので、その前後に中を楽しんでみては如何でしょうか。

温井ダムは内部見学も楽しめる!

温井ダムの放流を上から見たなら、今度は下からも見てみたいと思いませんか。さらにはダム内部も資料館の一部となっていますから中に入る事も可能です。展望デッキのある管理事務所3階にも資料室があり模型等でダムの事を知る事ができますが、どうせここまで来たのであれば中も下も見学しておきましょう。

放水見学のあとは「ダム資料館」へ!

壁の上を通って圧倒的な高さとスケールに驚いた後は、ぜひダム管理事務所1階の横にあるエレベーターに乗り込みましょう。こちらは温井トンネルに向かうエレベーターになっており、地下4階に誘ってくれます。到着後はさらに階段を下りてゆけば、そこがダムの資料館となっています。

奥まで続くトンネルの壁面を利用して、ダムが出来るまでをパネル写真等で紹介しています。トンネル通路になりますから横に広がってみる事は出来ませんが、このトンネルを進んでいくとダム下の放流口に出られ下からの景色を望む事ができます。

ただし、ここで注意して欲しいのが服装です。中位からの放水が行われる時期は服の替えがあると助かりますが、中位放水がない時期はだと言って油断してはいけません。それは水辺の地下は気温が下がっているからです。

夏休みシーズンは涼しくてちょうどいいくらいですが、それ以外のシーズンであれば1枚羽織るものがあった方がよいでしょう。

見学料・定休日は?

展望デッキおよび資料室、トンネル共に見学料はかかりません。定休日も基本的には設定されていないようです。ただし、トンネル見学についてはエレベーターの点検などが行われることがあり、下りれない日がございます。確実に見学したいのであれば、事前に公式HPや電話にて確認しておく方がよいでしょう

展望デッキで景色を楽しもう!

順序が逆になってしまいましたが、展望デッキからは龍姫湖周辺の景色を一望できます。冬季であれば、ツイートのような景色が見れる事もあります。秋は紅葉、冬は雪と四季折々の温井の景色が楽しめます。資料室も兼ねていますので、こちらでもある程度の温井ダムの成り立ちを知る事が出来ます。

温井ダムの地下トンネルも見学できる!

先程ご紹介した資料館となっているトンネルの長さは約200メートルもあり、それがそのまま温井ダムの地下トンネルになります。大人が3人並べば少し窮屈な位のトンネルですが、頑丈に造られている事を実際体感できる貴重な場所となっています。

温井ダムを支える岩に触れる!

当初から見学施設とする事を決めいてたかどうかは不明ですが、このトンネルの途中には実際のダムを支える岩肌に触る事が出来るスポットがあります。災害や大雨が続いてもびくともせず大量の水を支える強靭な岩です。これらがあった事によって温井ダムの建設が可能になったとも言えるでしょう。

「温井ダム」は1日楽しめるスポット!

自然に囲まれた場所にある温井ダム周辺にはダム工事の跡地を利用したちょっとした公園やお楽しみスポットがあります。都会とは違った自然と共にあるスポットをご紹介しておきます。

こちらでも紅葉は勿論楽しめます。ホタルについては少し微妙ではありますが、季節の草花や虫も見る事が出来ますので、子供と共にピクニック気分で訪れても良いでしょう。

「ぬくい夢の丘公園」のアスレチック!

ぬくい夢の丘公園には2基の大型遊具があり、イベント用の建物と小さめのグラウンドを完備しています。遊具の大きさや難易度的に見ると、小学生くらいが対象となりそうですが、ダム見学のその後に立ち寄るにはちょうどいいのではないでしょうか。

こちらも入園料などはいらない公園となっています。ランニングなどにもちょうどいい舗装された道もあり、龍姫湖を横目に身体を動かすにはもってこいといった所です。残念ながら食事のできる施設はありませんので、遊びに来る際はお弁当かそれに代わるものを持参しましょう。

少し公園から移動しても構わないのであれば、この後紹介いたします温井スプリングスがオススメです。こちらでは温井ダムカレー(1200円)などのお食事も頂ける宿泊施設となっています。

名称 ぬくい夢の丘公園
住所 安芸太田町大字加計1956-2
電話 0826-22-1501
アクセス ・滝山峡記念庭園のすご横
・温井スプリングスより直線距離で400m
営業時間 9:00~16:00
(温井ダム/ダム資料館・トンネル見学)
定休日 なし
料金 無料
駐車場 あり
URL ぬりえーる.com
備考 管理・問い合わせ先は温井ダム管理事務所

「自然生態公園」にも小さな展望台が!

龍姫湖の中央辺りにある岬が温井ダムにある自然生態公園になります。この半島のような場所には、初めに紹介した貴重な生き物達が生息しています。運が良ければ、出会う事ができるかもしれません。公園とは言いますが、子供が遊べる遊具はこちらにはございません。

紅葉シーズンですと木々も色付き、設置されている木造の展望台からは温井ダムからの景色とはまた違った1枚をカメラに収める事が出来るでしょう。公園内には湖畔の森と呼ばれるキャンプ施設や宿泊施設もありましたが、現在は稼働していないようですのでご注意下さい。

そして、こちらも管轄は温井ダムになるようです。お問い合わせの際は基本情報の温井ダム公式HPを参照下さい。

「温井スプリングス」は温泉&食事を楽しめる!

温井ダムから徒歩15分の場所にある温井スプリングスはダムの見える部屋のある温泉ホテルです。客室もダム同様アーチ型に配置されており、ダム側ですと窓を開けるとすぐ湖を見る事が出来ます。

場所がら放水でびしょ濡れになった方の避難場所としても人気です。温泉だけの利用ですと大人600円、小人400円で入浴が可能です。タオル類の貸し出し(但し有料)もされている事から手ぶらで立ち寄れる痒い所に手が届く施設となっています。

ホタルや紅葉も良いですが、田舎でしか味わえないものと言えば夜空の星ではないでしょう。温井スプリングスからのお星様の景色も素敵です。公園もサイクリングロードも夜になれば星を邪魔する程の街灯はついていませんから客室からでも深夜であればじっくりと星を眺める事ができます。

加えて、このお宿では深山川の川釣りが解禁されると遊漁券が販売されるそうです。釣り好きの方はご利用下さい。さらにプチ情報ではありますがもう一つ、こちらのお宿はアニメ『ライフイズビューティフル』の8話で登場している等なかなか人気のお宿となっています。

名称 温井スプリングス
住所 広島県山県郡安芸太田町大字加計4692-7
電話 0826-22-1200
アクセス ・戸河内ICから車で約23分
・加計スマートICから車で約16分
営業時間 チェックイン 15:00~
チェックアウト 10:00
駐車場 50台
URL 公式HP

「温井ダム」のアクセス&駐車場情報

ダムがある場所という事もあり、都会部から少し離れた場所にあります。自然が多く、秋には紅葉が楽しめてよいのですが、移動手段を持たない方にとっては少し不便な場所となっています。

一応、公共交通機関利用のアクセス方法も記載しておりますが、筆者としましては車やバイクの利用をおススメします。その他、龍姫湖のさとのサイクリングセンターで自転車を借りて立ち寄るのもお天気であれば、訪問の手段になるのではないかと思います。

アクセス情報

車からのアクセス方法については公式HPで詳しく解説されていますので、こちらでは公共交通機関利用の場合のアクセス方法を解説させて頂きます。温井ダムへは現在バスで行く事が可能となっています。

ただし、最寄りのバス停となる『温井スプリングス』行の総企バスは加計戸河内線となり出発地点が『戸河内ICBC』か『上荒神原』となり、途中のバス停に近い駅があまり見当たりません。

一番近いJR駅があき亀山駅となってしまいますので、注意が必要です。可能であれば、自家用車やバイクをおススメします。タクシーの乗り継ぎも可能かと思いますが、料金はそれなりにかかってしまうのではないかと思います。

駐車場は?

温井ダムの駐車場は自家用車やツーリングで訪れる方の為に駐車場は広く設定されています。ただし、大型連休などの人が多く集まる時期ですと、少し混雑が予想されます。ゴールデンウィークやお盆、ホタルシーズンを避ければ、比較的快適に利用できるかと思います。

「温井ダム」の基本情報

名称 温井ダム
住所 広島県山県郡安芸太田町大字加計1956-2
電話 0826-22-1501
アクセス 戸河内ICから車で約20分
加計スマートICから車で約15分
営業時間 9:00~17:00
定休日 基本なし
料金 無料
駐車場 あり
URL 公式HP

「温井ダム」は一年を通して楽しめるスポット!

ダムの建設と共に出来上がった龍姫湖の逸話はどこか素敵なものでした。そこで温井ダムでは毎年10月下旬か11月頭に龍姫湖まつりが開催され、スタンプラリーや龍の舞いなどの催しが行われます。そしてこの時も放水が行われるそうです。

龍姫はこのダムの、そしてこの地域の守り神としても親しまれているようです。そんな姫様が守る温井ダムは見るだけでなく、学びのあるダムと言えます。多くの人の力で造られた大きな壁を、紅葉の季節、あるいはホタルの季節に自然と共にある姿を見に来て下さい。

レンタサイクルを借りて、自然の空気に癒されながらサイクリングするのもとてもおすすめです。夜は流石に危ないですが、ホタルに出会えたらいい思い出になるのではないでしょうか。

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