大久野島へフェリーでアクセスする方法！料金&時間や混雑情報を解説！

広島には多くの観光スポットがありますが、その中でうさぎ好きな方にぜひおすすめしたいスポットである、大久野島を知っていますか？今回の記事では、広島の注目の観光スポットである大久野島について、フェリーでアクセスする方法を解説していきます。大久野島がどういった島であるかについても紹介しているので、お出かけの際の参考にして下さい。

今回の記事では、大久野島へフェリーで向かう際の、乗り場や料金、時間や混雑状況などを詳しく紹介していきます。欠航の場合の注意点や駐車場などについても紹介していくので、大久野島へのフェリーについてチェックしていきましょう。

フェリーについて見ていく前に、大久野島とはどういった場所であるかを見ていきましょう。大久野島の魅力だけでなく、どういった歴史があるのかについても紹介しています。

大久野島はうさぎ島の名前で知られており、1000羽ほどのうさぎに出会う事が出来るそうです。うさぎはみんな野うさぎで、芝生の上でのんびりしていたり、ひょっこりと現れるうさぎに癒されたり、とさまざまなうさぎの魅力に触れることができます。

自然の中でゆったりと過ごすうさぎはとても可愛く、うさぎ好きの方にはたまらないスポットとなっています。

1000羽ものうさぎがいる大久野島ですが、不思議なことにどうしてうさぎがこんなに増えたのかについては分かっていないのだそうです。いくつか説があり、イギリス人のカップルが持ち込んだという説や小学校のうさぎを島にはなった説、更には実験のためにうさぎをはなったのではないか、など様々な内容のものがありますが、どれも定かではない様です。

現在では多くのうさぎに癒されるスポットとなっている大久野島ですが、過去には毒ガスを作っていた地である、といった悲しい歴史を持つ場所でもあります。かつては毒ガスを作っていた事から「地図から消された島」と呼ばれていたそうで、大量の毒ガスがこの島で造られていた様です。

島内にはこのことを後世に残すため、「毒ガス資料館」といった施設もあります。毒ガスを作っていた頃の資料などが展示されているので、こちらにも訪れて、平和について考えてみるのも良いですね。

ここからは、大久野島へのフェリーでアクセスする方法について順番に見ていきます。この見出し内では愛媛側からフェリーでアクセスする方法について紹介しているので、愛媛側の方はこちらをチェックしてください。車でアクセスしたい方に向けて、駐車場情報などについても紹介していきます。

愛媛側からフェリーに乗る場合には、大三島の盛港が乗り場となっています。乗り場の盛港までは車でもアクセスできますし、しまなみ海道を通って自転車でもアクセス可能となっています。自転車で盛港に向かう場合、美しい景色を楽しみながらアクセス出来るといった魅力もある様です。

上記は、盛港の乗り場からフェリーに乗った際の、フェリーの時刻表となります。上記の他にも盛港発のフェリーがあるのですが、大久野島に寄港するフェリーの便は上記のみなので注意してください。なお、17:00発のフェリーは2～10月の間のみの運行となっています。大久野の欄に記載されている時間は出港時刻となるので、乗船時間は15分以内となります。

盛港発のフェリーに乗船した場合のフェリーの料金は、上記の通りとなっています。片道運賃と往復運賃とがありますが、往復割引は無い様です。なお、15名以上の場合は団体料金が適用され、大人が280円、学生が220円、こどもが150円となっています。

盛港から大久野島へ向かうフェリーではバイクや車を乗船させることも可能ですが、大久野島では車両の通行は禁止となっています。大久野島に持ち込んだ車は駐車スペースに駐車することになるので、あまり持ち込むメリットは無いかもしれません。

盛港までの道は一本のみとなっており、港にある駐車場も大きくはないのでゴールデンウイークや夏休みなどの大型連休時ですと、すぐに道路が混雑してしまう様です。チケットを購入するのに行列が出来た、という声もあるので、混雑を避けて大久野島に行きたい方は、なるべく大型連休などの混雑しそうな期間は避けた方が良いでしょう。

最後に、盛港へのアクセスや、駐車場情報などについて見ていきましょう。盛港へは、車や自転車などでアクセス可能となっています。車で乗り場までアクセスする場合には大三島ICまで高速道路で向かい、そこから10分ほどで到着します。

また、自転車で向かう場合には、大三島橋を降りた後、自転車で30分ほどで到着します。また、無料の駐車場も有り、90台分以上の収容台数がある様です。

大久野島へは、愛媛側だけでなく広島側からもアクセス可能となっています。ここからは広島側から大久野島へフェリーでアクセスする方法について紹介するので、広島側の方はこちらをチェックしてください。こちらについても、車でアクセスしたい方に向けて駐車場情報なども記載しています。

広島側から大久野島へアクセスする場合、フェリー乗り場は忠海港となっています。こちらは駅からも近い所にあるので、電車で近くまでアクセスしたい方にも利用しやすい乗り場となっています。

忠海港から先ほど紹介した盛港までは、フェリーでアクセスする事が出来ます。忠海港から大久野島へ向かう島へ向かうフェリーにそのまま乗船していると盛島に着くので、盛港にアクセスしたい場合も大久野島へ向かう場合と、同じフェリーでアクセス可能です。

忠海港から大久野島へアクセスする場合の時刻表は、上記の通りとなります。こちらも上記の時間以外にも船が出港しているのですが、大久野島へは寄港しないので間違わないように注意しましょう。こちらの乗船時間も、15分以内となっておりそれほど長い時間ではありません。

忠海港から乗船する場合も、盛港から乗船する場合と同じ料金となっています。こちらも15名以上なら団体料金が適用され、おとなは280円、学生は220円、こどもが150円となっています。

忠海港からアクセスする場合も、盛港から乗船した場合と同じく車の乗船は可能となっています。ただ、先ほど紹介した通り大久野島では車に乗って運転することは出来ません。また、フェリーの繁忙期には、大久野島への車両乗船が制限されることもある様です。

忠海港の混雑状況ですが、こちらも大型連休となるとかなり混雑する状況となっている様です。周辺の駐車場も含めて満車になってしまう事もあるので、混雑する時期を避けてアクセスするか、早めの時間にアクセスするなどの対策が必要かもしれませんね。

忠海港へのアクセスは、JR呉線を利用するのがおすすめです。忠海駅で下車すれば忠海港へは徒歩5分ほどでアクセス出来るので、徒歩時間を短くしたい方でもアクセスしやすいでしょう。車の場合には、河内ICから車で35分ほどとなっています。また、忠海港には無料駐車場も有り、収容台数も200台ほどあるそうです。

大久野島へは、高速船でアクセスする事もできます。高速船を利用する場合には3つの港からアクセス可能なので、順番に乗船時間や料金などをチェックしていきましょう。

忠海港からは、休暇村客船に乗ってアクセスする事が可能です。こちらのフェリーでは車を乗船させることは出来ないそうなので、もし大久野島まで車を乗せていきたい場合には注意してください。

休暇村客船に乗船した場合も、乗船時間は約15分ほどで到着します。こちらはフェリーとは違い、忠海港と大久野島の往復のみを行っている船である様です。料金はフェリーと同じとなっています。

三原港からは、ラビットラインとも呼ばれる三原大久野島高速船でアクセスする事ができます。こちらは土日祝日のみの運行となっており、1日5便運航しています。平日に利用したい場合には、他の方法でアクセスするようにしましょう。

三原大久野島高速船で大久野島にアクセスする場合には、三原港～須波港が13分、須波港～大久野島が17分でトータル30分ほどとなっています。料金は、大人1600円、小人800円となっています。また、往復割引もあり、こちらは大人2600円、子供1300円と少しお得な料金で利用する事ができます。

竹原大久野島高速船を利用すれば、竹原港からも大久野島にアクセス可能です。こちらは2019年に新しく就航した航路となっており、「うさぎの想い出」と可愛い名前がついています。竹原港の隣にあるたけはら海の駅でチケットの他、ウサギの関連グッズも取り扱っているのでこちらもぜひチェックしてみてください。

また、うさぎの想い出ではうさぎの餌を購入する事もできます。島内ではうさぎの餌は販売されていないので、うさぎにあげたい方は船内で購入しておきましょう。なお、竹原港には駐車場もあるので、車でアクセスしたい場合でも安心です。

竹原大久野島高速船を利用した際の乗船時間は約25分ほど、料金は大人片道800円、子供片道400円となっています。往復は大人1600円、子供800円となっており、往復割引は無い様です。

大久野島へアクセスするにはフェリーに乗船する必要がありますが、フェリーが天候などで欠航した場合、どうすればよいのでしょうか？こちらの見出しでは利用予定のフェリーが欠航になってしまった場合でも慌てないためにも、欠航時の対応や注意点などについて見ていきましょう。

フェリーが欠航した場合、まずは宿泊先へキャンセルや、予約変更の確認を行いましょう。また、旅行前についても、フェリー欠航時にキャンセル料などが発生するか、確認しておいた方が安心です。

フェリーが欠航してしまった際には、フェリーの会社から欠航証明書をもらいましょう。欠航証明書はその名の通り欠航を証明するものとなり、保障などを受ける際に証拠となる重要なものです。欠航証明書のもらい方についても、事前にチェックしておいた方が安心でしょう。

フェリーの欠航しやすいタイミングは、濃霧が起きやすいシーズン、そして秋の台風シーズンなどです。ツイッターなどでは欠航情報が出ていることもありますし、天候が荒れやすい時期などはこまめに欠航情報などについてチェックしておいた方が良いでしょう。

今回の記事では、大久野島へのフェリーについて、乗り場や駐車場、混雑状況などについて紹介しました。大久野島へはフェリーで向かう必要があり、広島側、愛媛側のそれぞれからアクセスする事が出来ます。

フェリーだけでなく高速船でもアクセス可能なので、こちらについてもチェックしておきましょう。船に乗って、大久野島へうさぎに会いに行ってみませんか？