島根「龍源寺間歩」で石見銀山の坑道を探検!内部の見所を徹底ガイド!

島根県にある龍源寺間歩は石見銀山にある坑道で、島根県では龍源寺間歩が唯一常時公開されているということで観光スポットとなっています。夏は涼しく冬は暖かいという点も嬉しい龍源寺間歩の坑道を徹底ガイドさせて頂きますので探検してみてはいかがでしょうか。

島根「龍源寺間歩」で石見銀山の坑道を探検!内部の見所を徹底ガイド!のイメージ

目次

  1. 1島根の「龍源寺間歩」を調査!
  2. 2「龍源寺間歩」はどんなところ?
  3. 3「龍源寺間歩」内部の見どころは?
  4. 4「龍源寺間歩」をワンコインガイドで見学!
  5. 5島根の「龍源寺間歩」のアクセス&駐車場情報
  6. 6島根の「龍源寺間歩」へ行ってみよう!

島根の「龍源寺間歩」を調査!

中国地方は島根県に位置する石見銀山にある龍源寺間歩をご存知でしょうか。龍源寺間歩はりゅうげんじまぶと読み、間歩とは鉱山の堀口のことなのですが現在では坑道と呼ばれています。明治以前には間歩と呼ばれていたようです。

今回はその鉱山の堀口である龍源寺間歩のご紹介をさせて頂きます。内部を観光する所要時間や駐車場の料金なども含めた基本情報についての坑道の見どころを満載にガイド致します。

石見銀山の坑道の見どころをガイド!

龍源寺間歩とは石見銀山にある鉱山の堀口で、現在は坑道と呼ばれている場所です。鉱山の堀口を観光出来るということや通り抜けが出来るコースであることでかなり人気の高い観光スポットです。

その石見銀山に位置する龍源寺間歩についてを徹底ガイドさせて頂きますので、島根県に位置する石見銀山の龍源寺間歩観光をされる際の参考にして頂けると嬉しく思います。

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「龍源寺間歩」はどんなところ?

中国地方の島根県にある石見銀山の坑道で龍源寺間歩とはいったいどのような場所なのでしょうか。見どころや駐車場や料金についても後ほど詳しくガイドさせて頂こうと思うのですがまずは、概要の説明からはしめましょう。

見学はいつ出来るのか、いつ頃に掘られた坑道であるのか、内部見学の所要時間と料金はおいくらなのかというところからまずご説明させて頂こうと思います。この石見銀山の龍源寺間歩がなぜ人気が高いのかという人気の秘訣も含めてご紹介させて頂きます。

世界遺産の石見銀山の間歩

2007年に石見銀山遺跡とその文化的景観は世界文化遺産に第31回世界遺産委員会で登録されました。石見銀山遺跡とその文化的景観として登録されたというだけあり、銀鉱山跡と鉱山町,港と港町,街道,という3つの分類となっているようです。

今回ご紹介させて頂く石見銀山の龍源寺間歩は銀鉱山跡ということになりますが、世界文化遺産である銀鉱山跡の中でもこちらの龍源寺間歩が唯一常時公開をされている世界遺産ということもありそちらも人気の高い秘訣となっているようです。

年間を通して見学できる唯一の間歩

石見銀山の龍源寺間歩は唯一常時公開をされているということでも人気が高いのですが、更に人気が高い秘訣は年間を通して見学できる唯一の間歩であるということでもあるかと思います。春夏秋冬と風情の違った坑道を体感出来ます。

年間を通じて見学が出来、春夏秋冬と違った雰囲気を体感できる龍源寺間歩ですが、面白いことに夏は涼しく過ごしやすい場所となっており、冬はあたたかいという見学をする際にも嬉しいスポットとなっているようです。

江戸時代中期に掘られた坑道

石見銀山の龍源寺間歩が開発されたのは江戸時代中頃ということがいわれています。江戸時代の中頃に開発されたものであるのに関わらず大坑道であるということも観光の人気で、全長は約600m程あります。

江戸時代中期に掘られている坑道である見どころの一つに壁面を見て歩くということがあります。というのも江戸時代中期に掘られている坑道であるためすべてが手作業で掘られているということになるのです。

内部見学の所要時間と料金は?

気になる石見銀山の龍源寺間歩の内部見学にかかる所要時間ですが、約600mの全長であるということで凄く長い時間かかってしまうのではないかと不安になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。銀山公園から出発し龍源寺間歩見学を含めると往復2時間程度です。

料金は大人410円子供210円となっているのですが、イオンのWAON電子カードをお持ちであれば利用されると世界遺産の保全活動の貢献が出来ることや、大人料金が300円になるということでもおすすめのお支払方法です。

「龍源寺間歩」内部の見どころは?

島根県大田市に位置する石見銀山龍源寺間歩をご紹介させて頂いていますが、気になる内部の見どころはどのような内容になっているのでしょうか。夏は涼しく冬は少し温かく過ごすことが出来る龍源寺間歩内部についてをご紹介します。

世界遺産として登録され、観光にも人気となっている龍源寺間歩の内部は一体どのようなつくりになっているのか、内部の見どころはどんなものなのか外観も含めてお伝えしていきましょう。

入り口上部の16本の丸太

龍源寺間歩の入り口は丸太で支えられており、しっかりと支えられている雰囲気です。入り口上部にある丸太の数は16本あり、まずこの16本というのはお釈迦様の弟子であり優れている16人のことをいうとされる16羅漢にちなんだ数です。

次に、左右にある丸太に関しては仏教のなかで供養尊敬を受けるに値するといわれる500人の意味をもつ五百羅漢にちなんで建てられたとされており、坑夫が無事に戻れるように願いが込められているということです。

手彫りのノミの跡までしっかりと見られる

龍源寺間歩は江戸時代中期に掘られている坑道であるのですが、その頃に利用されていた坑道は現在観光も出来るサイズとは全く違い、もっと小さなサイズであったようです。その違いが内部をじっくり見ると解るようになっています。

全世界の銀の生産量の約3分の1を誇っていた程、最盛期には銀の生産量があったといわれています、世界的にも有名な銀の生産地であった龍源寺間歩。そのような場所を支えたのは手彫りで掘った坑夫さんがいたからこその手彫りのノミの跡をしっかり体感出来ます。

ノミの手彫りと機械で掘った境目の違いを体感

現在は観光が出来る龍源寺間歩ですが、昔はもっと小さかったということを前述しました。現在は拡大されており、観光も出来る場所となっているのですがその違いを体感することが出来るのも内部を観光するみどころとなっています。

ノミで手彫りをしていた部分は天井を見て頂くと体感できますが、進行方向に向かって左側の部分でありなめらかになっています右側の部分は機械で掘られており直線的になっているので手彫りと機械の違いを体感することが出来ます。

20以上の「ひおい杭」を見学

メインの龍源寺間歩観光ルートを歩くと、立ち入り禁止とされていてライトで照らされている箇所が数か所出てきます。そちらはひおい杭と呼ばれており20以上も存在する坑道となっています。

ひおい杭というのは鉱物の層である鉱脈があるのですが、その鉱脈掘り進んだ坑道なのです。岩石の隙間にある狭く暗く小さい坑道ですので、人ひとりがやっと通れるほどの場所になっていますがそちらの入り口を見学することは可能です。

垂直に掘られた「竪杭」

龍源寺間歩の内部みどころに関して次にご紹介させて頂きたい場所は竪杭でありたてこうと呼びます。竪坑とは坑道には必ずあり坑道に縦へ垂直に向かって掘られています

竪坑は材料や人員の運搬や通気の為に必要とされているもので、龍源寺間歩の竪坑に関しては排水用であった坑道である、下にある永久坑へ降りることが出来る垂直に掘られている竪坑ですのでこちらもみどころです。

栃畑谷新坑で見る「石見銀山絵巻」

石見銀山龍源寺間歩の内部の見どころに関して最後にご紹介させて頂くのは石見銀山絵巻です。石見銀山絵巻は龍源寺間歩内部にはあるのですが、157mの地点で新設されている観光用の坑道の栃畑谷新坑内に展示されています

栃畑谷新坑は116mあり、その中に展示されている石見銀山絵巻は電照板として存在しています。そこで江戸時代中期に掘られた当時の銀山内部の様子を絵巻で知ることが出来るのでじっくり見る事をおすすめします。

「龍源寺間歩」をワンコインガイドで見学!

島根県に位置する龍源寺間歩には嬉しいガイドの方について頂いて、見学をすることも出来ます。自分自身でゆっくりと巡りたいと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、まずはガイドの方について頂き次の見学で自分自身でゆっくりと巡ることをおすすめします。

ここからは嬉しいガイドについての情報をご紹介させて頂きます。所要時間や料金なども含めた龍源寺間歩のガイドとはどのような内容なのでしょうか、ご期待ください。

地元のガイドが「龍源寺間歩」を案内!

世界遺産に登録されている島根県の龍源寺間歩ですが、石見銀山ガイドは非常にクオリティが高く嬉しく内容も充実しているガイドだということで非常に人気が高いのです。

地元の方がしっかりと坑道内部についてや構造についてを含めてご紹介して頂けることや、坑道内部のみならず、龍源寺間歩入口までの道のりも含めたガイドをして頂ける点でもおすすめです。

所要時間と料金は?

クオリティも高く人気が高いガイドの気になる所要時間や料金はどんなものなのでしょうか。今回ご紹介させて頂く龍源寺間歩コースは所要時間は約120分でその内のガイド時間は約90分です。銀山公園が集合場所となっており当日参加も可能です。

もう一点料金はおいくらなのでしょうか、ワンコインということもあってお気づきの方も多いかもしれませんが料金は500円です。ワンコインも嬉しいのですが中学生以下の方は無料ということも非常に嬉しいポイントです。

集合場所の「銀山公園」からスタート!

上記でご紹介させて頂きました龍源寺間歩コースの集合場所は銀山公園ですが、スタート地点もこちらの銀山公園からとなっています。龍源寺間歩の入口までも一緒に案内して頂けることも非常に嬉しいポイントです。

石見銀山観光の定時ワンコインツアーは今回ご紹介の龍源寺間歩コースと大森町並みコースがあり、集合場所も違う場所ですのでコースによっての集合場所はお間違いないようになさってください。龍源寺間歩コースは銀山公園が集合場所です。

島根の「龍源寺間歩」のアクセス&駐車場情報

島根県の石見銀山にある龍源寺間歩は非常におすすめの観光場所で坑道を体感できるスポットでもあります。ここからはそのアクセス情報や駐車場の情報をご紹介させて頂きたいと思います。

アクセス情報や駐車場情報と営業時間や定休日についてもご紹介させて頂きますので、観光へ行く際の参考にして頂けると嬉しいです。天候などの状況によっては変動がある可能性もありますので最終確認は観光場所へご確認下さい。

アクセス情報

島根県の石見銀山龍源寺間歩へのアクセスをご紹介させて頂きます。公共交通機関でのアクセスはJR大田市駅とJR仁万駅の2つの駅から石見銀山方面へと向かう石見交通のバスがあり、JR大田市駅乗車の場合大森・大家線か川本線を利用、JR仁万駅乗車は仁万線です。

車でのアクセスの場合は世界遺産センターか石見銀山公園の駐車場へ駐車し、龍源寺間歩まで徒歩というコースになります。石見銀山公園へのアクセス方法は山陰道仁摩・石見銀山ICより下車後10分の好アクセスです。

駐車場は?

前述のように車でのアクセスの場合は世界遺産センターか石見銀山公園の駐車場への駐車がおすすめですが石見銀山公園駐車場はメインが公園利用の方で、40台の駐車が可能です。世界遺産センターの駐車場は400台の駐車が可能ですのでこちらをおすすめします。

世界遺産センターの駐車場は大型バスの駐車も可能ですので、車で来られる方や団体で観光をされる方にも嬉しい駐車場があり、無料となっています。

営業時間&定休日について

龍源寺間歩の定休日は1月1日で基本的に年間を通してオープンされていますが、時間帯に少し変動があり3/1から11/30までは9:00-17:00の営業時間で、12/1から2/28は 9:00-16:00の営業時間になりますので観光日程で違いがありますのでご注意ください。

世界遺産センターは休館日が毎月最終火曜日で、年末年始もお休みとなっていますし、開館時間が8:30-17:30ですので駐車場をご利用の際や世界遺産センターへ立ち寄る際の参考になさってください。

龍源寺間歩の基本情報

名称 龍源寺間歩
住所 島根県大田市大森町ニ183
料金 大人410円子供210円
営業時間 9:00~17:00
9:00~16:00(12月-2月)
アクセス 山陰自動車道で仁摩石見銀山ICより約10分
駐車場
URL 島根県西部公式観光サイト

島根の「龍源寺間歩」へ行ってみよう!

中国地方は島根県に位置する石見銀山にある龍源寺間歩についてをご紹介させて頂きましたがいかがでしたでしょうか。内部のみどころや料金、ガイドの方についてもご紹介させて頂きましたのでご自身の希望に沿った観光内容を選択ください。

歴史を体感出来、坑道についてを実際に見ることができる世界遺産でもある龍源寺間歩はみどころが沢山ありますので、島根県観光でおすすめをお探しの方は足を運んでみて頂きたいと思います。

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この記事のライター
seikoro
旅行や自然が大好きです。最近はBassを弾いて国内、海外でliveをさせて頂けているのでそんな中での旅情報も盛り込...

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