秋田の名湯「玉川温泉」は日本一の湧出量と強酸性!天然岩盤浴も最高!

玉川温泉は秋田県の田沢湖にある温泉で日本一の湧出量と強酸性で知られている。その豊富な湯量と優れた効能が人々からの人気を博している。また、秋田玉川温泉は岩盤浴発祥の地や、紅葉の名スポットとしても知られている。秋田県に訪れる際はぜひ一度、行ってみてはどうだろうか。

秋田の名湯「玉川温泉」は日本一の湧出量と強酸性!天然岩盤浴も最高!のイメージ

目次

  1. 1秋田県の玉川温泉とは
  2. 2秋田の玉川温泉は日本有数の湯治宿
  3. 3秋田玉川温泉の入浴方法
  4. 4温泉だけでなく秋田の自然に癒される
  5. 5秋田玉川温泉の施設詳細情報
  6. 6秋田の玉川温泉は癒しの湯

秋田県の玉川温泉とは

玉川温泉は秋田県田沢湖にある湯治温泉だ。秋田玉川温泉は他の温泉とは異なり、療養・静養を目的としている。日帰りでも利用できるが、ここには2つのタイプの宿舎が用意されており、一方では自炊ができるような造りが施されている。

また、秋田の玉川温泉は、有数の湯治温泉としても知られている。日本一の湧出量や強酸性と謳い、その豊富な湯量と優れた効能で多くの人々を魅了している。

2つの日本一を誇る名湯

二つの日本一で広く知られて、人々から高い人気を得ているあ玉川温泉。それは<日本一の湧出量><日本一の酸性>である。秋ごろには紅葉の名スポットとしても人気で、日帰りでもいけるため必見だ。

1ヶ所からの湧出量

秋田玉川温泉は日本一の1ヶ所からの湧出量を誇っており、大噴と呼ばれる源泉湧出口から毎分9000リットルもの量の源泉かけ流し湯が沸き出ている。この量は、国内屈指の自噴湧出量を誇る草津温泉の約9倍にもあたると言われている。

さらに、秋田玉川温泉には癌治療に有効と言われている北投石があり、数多くの人々を魅了している。北投石は日本でもここにしかない、とても貴重なもので、それは世界遺産にもなるほどだ。また、玉川温泉は日帰りでも利用できるため、長期休みが取れない方も利用することが出来る。

pH1.2の強酸性

秋田玉川温泉はpH1.2という日本一の強酸性の温泉水(98℃)を誇っている。強酸性のある温泉(酸性泉)は高い殺菌作用をもち、その殺菌作用は傷にのみならずアトピー性皮膚炎をはじめとした皮膚病にも良く効くと言われている。

酸性泉とは水素イオンが多く含まれている温泉を指しており、これらの強度はpH値でこのように分類される。pH2.9以下/酸性pH3〜5.9/弱酸性pH6〜7.4/中性、pH7.5〜8.4/弱アルカリ性pH8.5以上/アルカリ性

これらの中でも、「酸性泉」と「強酸性泉」に分けられ、pH2〜4が「酸性泉」pH2以下のものは「強酸性泉」と区別されている。

この強酸性泉が楽しめることで有名なのが、秋田県の玉川温泉である。包丁を一晩つけておくと溶けて無くなってしまうと言われるほど、強烈な酸性泉だという。

酸性泉に入浴する際は、溶けてしまうこともあるため貴金属類に注意が必要である。特にネックレスやイヤリング、ピアス等のアクセサリーなどは十分注意が必要だ。

酸性泉の臭いの特徴について。酸性泉は独特の刺激臭がある。強い臭いではなく、薄らとかある程度なため臭いのせいで入浴が困難になることはあまり考えられない。

味については、酸性泉のためもちろん少し酸味がある。刺激的な酸味を感じ、胃がただれる可能性があるため、飲むことはおすすめできない。また、酸性泉のお湯はほとんどが無色透明であるが、ごく稀に黄色味がかかっている場合がある。

秋田県は11月になると紅葉が見ごろを迎えるため、また違った楽しみ方ができるだろう。ゆったりと長期宿泊で体を休めたり、日帰りで秋田県の紅葉を楽しむこともできる良いスポットである。

秋田の玉川温泉は日本有数の湯治宿

秋田玉川温泉は日本有数の湯治宿としても広く知られている。湯治とは、温泉地に長期滞在をし病気や怪我の療養を行う行為である。最近では、週末や連休などを利用し、"プチ湯治"をする若い世代が増えているという。

湯治温泉とも言われる玉川温泉は、数多くの効能を持っているため、体調不良で悩まされている方は特におすすめだ。長期滞在のほうがより高い効果を期待できるが、まずは日帰りでも利用してみてはいかがだろうか。

玉川温泉の効能

秋田玉川温泉では、温泉療法を5つの総合作用として考えている。①泉質刺激による療法、②気候刺激による療法、③入浴による物理療法、④地熱にやる温熱治療、⑤お客様同士による精神的ケア、この5つである。

また、湯治に浸かることで得られる、具体的な玉川温泉の効能・効果は大きく9つに分けられいて、数多くの病気や怪我に有効である。

1.神経系等の疾患
入浴初期の3〜7日ごろは、副腎皮質機能の低下により、一時的に症状の悪化がみられるが、徐々に効果が現れ、副腎皮質機能が活発化し症状の改善・治癒が見込まれるという。これらは、副腎皮質機能が活発化することにより、ステロイドホルモンの分泌を高められ、自力治癒の能力が高まるためと言われている。

2.血圧等循環器系統の疾患
玉川温泉には、高血圧を正常値に近づけ、正常血圧にはあまり影響及ぼさず、低血圧は逆にあげると言った循環器系に好ましい調整作用がある。血中のコレステロールを増やす効果、また血管に対する動脈硬化を抑制する効果がある

3.脊髄性、脳性小児麻痺に対する機能
脊髄小児麻痺においては筋機能の増強が確認されているが、これらは45日間以上の長期治癒が前提と考えられている。脳性小児麻痺においては、様々な症状の好転がみられ効果があることが明らかになっている。なお、これらの治癒には、整形外科医、内・小児科医、精神・神経科医、温泉療法医の協力が必要可決とされている。

4.貧血病、白血球減少症に対する機能
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造血足の刺激し、その機能を活発化させる働きがあることがわかっている。そのた白血球数、赤血球数、血色素の増加や持続が見込まれている。放射線を扱う現場で業務をされている方にとっては良い保養、療養泉になると考えられている。

5.皮膚病に対する機能
慢性の皮膚病(白癖病、慢性湿疹、腫症)に対して効果が期待できる。また水虫7〜10日間で完治した事例がある。

6.生体の免疫力、抗菌力の増強、健康増進に対する効果
初期は3〜5日目頃に一時的な症状中が症状の悪化が見られることもあるが、持続的に続けることで、10日目頃には1.5〜2倍になることもある。身体の防衛力増強や治癒力の増進が見込まれる。

7.肝機能の活発化に対する機能
5日以上の温泉浴を続けていくうちにビタミンB2が増加し肝臓の代謝が活発化するとみられている。

8.疲労回復に対する機能
断続的に温泉浴をすることで、体の脳疲労が回復し、体調が良くなることが立証されている。ただし、温泉浴のしすぎは逆効果を得ることがあるので注意が必要だ。

9.細胞の活発化と若返りに対する機能
細胞機能の活発化により、老人の皮膚があたかも若い女性の手の甲になるような作用を起こし、結果的には体調を良くし、若返らせる働きがあることが判明した。これは玉川温泉でも、特に注目すべき効果でもあるだろう。

飲泉も効果大

湯治とは温泉水に浸かることだけでなく、温泉水を飲むことで得られる効果もある。温泉水は大きく2つに分けられていて、暖かい温泉水と冷たい温泉水がある。

暖かい温泉水
胃粘膜の血管を拡張し、吸収を促進し日の活動を活発化させるため慢性下痢症、慢性胃炎などに効果があると言われている。また新陳代謝が活発化させる作用があるため糖尿病にも効果があると言われている。

冷たい温泉水
胃腸の運動や分泌を高めるため便通などに効果があるほか、貧血病にはより高い効果があると認められている。

源泉をそのまま飲むのは危険

ここで注意が必要なのが温泉水をそのまま飲んではいけないと言うことだ。あ玉川温泉は強酸性を持つ温泉として知られているそのため、そのまま温泉水を飲んでしまうと、胃の不快感や軽い痛み、または吐き気など、急性胃炎の症状を起こしてしまうのだ。

濃度の高い飲んだほうがいいと言うわけではなく、ある程度の濃度のものを飲むとより高い効果が得られるのだろう。

看護師常駐の相談室

なんと、あ玉川温泉には宿舎の中に看護師常駐の湯治相談室がある。長年病で苦しんでいる方や、何か身体の調子が悪い時はいつでもこの相談室を利用できる。

この相談室は無料で利用することができるため宿泊する際はぜひ利用してみたいものだ。このシステムも湯治温泉ならではと言えるのではないだろうか。

2つの宿泊部門で長期滞在での湯治もサポート

あ玉川温泉は日帰りの利用もできるが、長期滞在することで、より湯治温泉としての効果を得ることができる。そのため、玉川温泉では『湯治のふるさと』をコンセプトに2つの宿泊スタイルを用意していて、自然を感じながらリラックスして宿泊できるように工夫されている。

旅館部

旅館部は、食事付きの宿泊部門として用意されている。食事は1泊2食付となっていて、夕食はカフェテリアスタイル、朝食はバイキングスタイルで用意されている。

部屋の種類は4つの種類に分けられていて、どの宿泊部屋にもテレビ、冷蔵庫、トイレが完備されている。リラックスして宿泊できる施設になっている。

自炊部

自炊部は、基本的に部屋のみを提供する宿泊スタイルになっている。食事については含まれていないため、宿泊者自ら料理を作る仕組みになっている。このような宿泊スタイルは、あまり他の宿泊施設では見かけないため、珍しいのではないだろうか。

もともと宿泊施設に用意されている電子レンジ、ガスコンロを利用し食材などを持参することで、それぞれの好みの好きな料理を作ることができる。温泉浴だけではなく、工夫された宿泊スタイルで楽しめるのも、玉川温泉の特徴だ。

秋田玉川温泉の入浴方法

玉川温泉には湯治温泉ならではの、入浴の6つの心得と言うものがある。1,入浴前にはかけ湯を行うこと2,到着日の入浴は1〜2回、翌日以降は1日2〜3回を目安に入浴すること3,一回3〜5分、入浴した後は休憩をとり、最後に再度入浴すること4,湯上りの際はかけ湯をして上がること5,入浴後は水分を補給し横になって休息すること6,無理をせず体調に合わせて湯治すること

まずは源泉50%から

まず、温泉浴する前にしっかりとかけ湯を行う。この時、心臓から遠い足元から順に行うと良い。今後源泉50%の浴槽にゆっくりと浸かる。体を慣らすためにに強酸性の低いものから順に入っていく。

強酸性のお湯のため、3〜5分つかる程度で殺菌作用や免疫力の向上が期待できる。しかし、この時点で肌に刺激を感じた方は弱酸性の湯につかることをお勧めする。

ぬる湯とあつ湯を選べる

源泉50%の浴槽は、「ぬるま湯」が40度以下、「あつ湯」が44度以下で設定されている。どちらとも同じ源泉50%のため、好みの温度に合わせて入浴が可能である。

蒸気湯・箱蒸し

これらは温泉浴や岩盤浴とは異なる、蒸し風呂である。この蒸し風呂は50〜60度に設定されていて、箱の中に入り汗を流すことで、新陳代謝の活発化が期待される。

新陳代謝が上がることで汗しやすくなり、痩せやすくなるためダイエット効果も期待できるだろう。長い間、温泉浴ができない方でも、ぜひ一度蒸し風呂を利用してみてはいかがだろうか。

蒸気浴は気管支炎や喘息にも効果あり

蒸し風呂から出る蒸気を口から吸い込むことで、気管支炎や喘息にも効果があると言われている。蒸し風呂に入りながら、ゆっくり深呼吸することで、新陳代謝の向上とともに、病も改善できる優れた風呂である。

3つの注意点

湯治温泉は酸性のお湯であるため、もちろん他の温泉とは異なる。では、湯治温泉に浸かる際どのような事に気を付けるべきなのか。ここでは3つの注意点を紹介する。

湯船で肌をこすらない

湯船で顔洗ったり、湯に浸かっている間に体を擦ったりしてはいけない。なぜなら、炎症が起きてしまう場合があるからである。特に肌が弱い人は注意が必要だ。

無意識に肌を擦ってしまわないようにしなければならない。子供には特に注意が必要だろう。しっかりと目を配るように心がけよう。

アクセサリーは必ず外して入浴

あ玉川温泉は強い酸性の湯であるため、金属類のアクセサリーは変色してしまう恐れがある。そのため温泉浴する際は、必ずアクセサリー類を外してから入浴する必要がある。

指輪やブレスレット、ピアスやネックレスなど、特に女性は気を配らなければならないだろう。誤って入ってしまい、せっかくの良い思い出が台無しにならないように気をつけよう。

入浴後は必ずかけ湯をして温泉成分を流す

入浴後は必ずお湯で温泉成分をしっかり洗い流すことが大切だ。入浴後、そのまま体を拭いてしまうと、温泉成分が体に付着してしまい、しばらくヒリヒリとした状態が続いてしまう恐れがあるためである。効果を持続させるために、と温泉成分を残したままにしないで、しっかりと洗い流すようにしよう。

温泉だけでなく秋田の自然に癒される

あ玉川温泉では、温泉だけではなく天然岩盤浴など、秋田の自然を見ることもできる。紅葉の季節にはとても美しい紅葉が見ることができ、冬季に入ると雪が積もる。そのようなシーズンには、デートや紅葉巡りのため、日帰りでもが利用できる。

天然の岩盤浴を楽しむ

あ玉川温泉では、日本で唯一の「天然岩盤浴」を体験することができる、これは周辺に地熱を持つ岩場ががあるためだ。また、天然岩盤浴ができる岩盤地帯では、野外または設営されているテントを利用することができる。野外で岩盤浴を利用する場合は、岩盤の上にござを敷き寝転がる。体温30〜40分程度の目安としてやると良い。

ここの岩盤浴は、北投石という貴重な石の成分によって癌治療ができると言われている。そのため、日帰りで、北投石の効果を求め毎日のように通う人も少なくないという。長期滞在ができない人も、日帰りで岩盤浴だけいってみてはいかがだろうか。

ゴザは売店でも購入可能

屋内の天然岩盤浴を利用する際は、ゴザが必要である。このゴザは店の入り口近くにある売店で(約950円)購入が可能である。

また、温泉や売店近くには入り口にゴザ置き場があり、そこも利用できるため、日帰りでよく来る場合にはには便利だろう。だが、盗難や取り間違い防止のため、名前を書いておく必要がある。

朝晩は冷えるので上着を忘れずに

玉川温泉から岩盤浴ができる岩場までは外を通り、徒歩で移動する。朝晩は冷え込むため上着が必須となる。また、冬場は積雪が多いため長靴や軍手などもあると良いだろう。

しかし、外気が冷たい中で体の芯から温まるのは、とても気持ちが良いだろう。風邪をひかないよう、しっかりと対策をし岩盤浴を楽しもう。

荷物が多くなるのでリュックが便利

持ち物としては、バスタオルまたはタオルケット・水・帽子・着替えのTシャツや下着・ゴザは必須となる。ゴザは手に持って移動することになるため、リュックでの移動が便利だ。

岩場はゴツゴツとしたいて足場が悪く、さらに冬場になると積雪があるため注意が必要だ。メガネなどは煙で曇ってしまい視界が悪くなるため、その点も注意が必要だろう。しっかりと安全に天然の岩盤浴を楽しんでもらいたい。

玉川温泉自然研究路

その周辺には温泉自然研究路ものがある。これらは全長約1キロ、片道やく30分のコースになっていて、様々な火山現象を間近で見られることで知られている。

スタート地点から煙が立ち込めていて、硫黄の香りもあり、異世界のような空間を感じることができる。また、近くの駐車場は1回100円で利用できるため日帰りにも便利である。

噴気孔に付着している硫黄や、勢い良く吹き上がる蒸気、源泉が沸騰している様子が見られ、この蒸気には、喘息などを改善する効果がある。様々な現象を楽しみながら蒸気を吸収することもできるため、ぜひ一度体験してみてはいかがだろうか。

硫黄の結晶を見ることができる

強酸性の温泉水を持つ玉川温泉では、噴気孔に硫黄の結晶を見ることができる。黄色く色付いており、どこか幻想的とも思える。これも、強酸性泉を持つ玉川温泉ならではの特徴だろう。

圧巻の大噴

あ玉川温泉の自然研究路では、多量の湯けむりを浴びることができる。その中には温泉成分が含まれており、皮膚病や肺の病、喘息などに効果が期待できる。

秋田県の自然を楽しみながら、健康にもなれる、とってもお得な自然研究路は冬季の間は封鎖されてしまう。しかし、封鎖されてしまう前には、紅葉のシーズンとなっており、散策しながら紅葉を楽しむこともできるだろう。

希少鉱物「北投石」

北投石(ほくとうせき)とは、台湾の北投温泉で最初に発見された天然鉱物のことを言う。北投石は放射線のラジウムを大量に含んでいる。

北投石は、世界でも台湾の台北市北投区と、日本のあき玉川温泉の二箇所でしか発見されていいため、大変貴重な岩盤石であり、日本では特別天然記念物に指定されている。そのため、北投石を見つけ持ち帰ってしまうと罪に問われる可能性があるため、注意が必要だ。

温泉が悪性腫瘍に効果があると言われているのは、北投石が由来である。北投石から出る放射線により、癌が自然治癒されると言われている。

玉川温泉大橋の紅葉は10月中旬以降

玉川温泉は秋田県の紅葉の名所としても知られている。玉川温泉だけでなく、そこに行くまでの道路や、玉川温泉大橋から見られる紅葉は絶景である。9月下旬から10月下旬にかけて色づき始め、10月下旬から11月上旬までが見頃と言われている。

家族で紅葉を楽しんだり、友人や恋人と秋田県の紅葉スポットを巡ってみてはいかがだろうか。また、紅葉巡りに来た際に、日帰りで玉川温泉に癒されてみてはいかがだろうか。

秋田玉川温泉の施設詳細情報

秋田玉川温泉へのアクセス方法や、おすすめの時期などについて説明する。玉川温泉には、冬季休業の期間や、紅葉が見ごろの期間などがある。また、休業中にも玉川温泉と同様の効果を得られる姉妹温泉もあるため、一年中、日本一の強酸性温泉を楽しむことが出来る。

時期により、アクセス方法が異なるため、各シーズンでのアクセス方法や、電車やバス、車など様々なアクセス方法もご紹介していく。

営業期間に注意

あき玉川温泉は毎年、冬季に休館期間を設けている。時期としては、11月下旬ごろから4月半ば頃までだ。また玉川温泉までの道路も、冬季になると閉鎖されるところがあるため注意が必要だ。

一方で、姉妹館である「新玉川温泉」は冬季も休業せずに営業をしている。玉川温泉が休業している間も新玉川温泉を利用すれば、一年中、日本一の強酸性温泉の効果を得ることが出来る。

冬季は姉妹館「新玉川温泉」へ

新玉川温泉は、玉川温泉と同じくの湯治温泉である。姉妹館であるため、同様の源泉から湯を引いていて、全く同じ湯治効果を得ることができる。

また、新玉川温泉は湯治温泉としてだけではなく、レジャー、観光地としても利用しやすいよう、バリアフリーに特化した造りになっている。そのため、高齢の方と滞在する場合は、新玉川温泉のほうが使いやすい造りになっているためおススメだ。

もちろん、日帰りでの利用もできるため、少し疲れを取りたい時や安らぎを求めるときには、ぜひ新玉川温泉にも訪れると良いだろう。新玉川温泉でも、紅葉シーズンには美しい紅葉を見ることができ、冬のシーズンには積雪も楽しむことができる。温泉にプラスして、紅葉や雪と言った自然を楽しめるのも醍醐味だ。

アクセス方法は、玉川温泉とほぼ同様であり、最寄りのバス停まで路線バスを利用して行くことができる。冬季中も路線バスは利用できるため、アクセスは便利である。

アクセスの詳細

冬季アクセスの場合、玉川温泉は冬季間(12月~4月中旬)は道路が封鎖しているため、新玉川温泉が路線バスの最終バス停となっていて、玉川温泉までの運行はしていない。しかし、雪上車による送迎サービスがあるため、新玉川温泉のバス停から雪上車で玉川温泉まで行くことができる。

冬季に車で行く際は、田尻湖駅近くの新玉川温泉駐車場を利用し、最寄りのバス停(営林署角)から路線バスに乗ることができる。

夏季アクセスについては、玉川温泉行の路線バスが利用できる。5月ごろに遊歩道の雪が解け、通行可能であれば、歩きでのアクセスも可能である。(約15分)しかし、歩きでのアクセスの際は、落石に注意が必要である。また、街頭の設置がないため、夜間の通行は危険である。

玉川温泉の詳細情報

【名称】 玉川温泉
【住所】 秋田県仙北市田沢湖玉川字渋黒沢
【アクセス】 [最寄り駅]田沢湖駅・鹿角花輪駅ー路線バス、タクシー
【料金】 [泊料金(2名1室利用時大人1名)]自炊部4,578円〜、旅館部8,385円〜
[日帰り入浴時間]8:00〜17:00 (最終受付16:30)
                           大人800円、小学生400円、幼児100円
*タオル200円、バスタオル200円(貸し出し)
【公式HP】 https://www.tamagawa-onsen.jp/
【備考】 冬季休業あり

秋田の玉川温泉は癒しの湯

秋田県玉川温泉が、なぜ日本有数の温泉施設なのかがわかっただろう。ただの湯治温泉ではなく、貴重な北投石を含んでいたり、秋田県の紅葉や天然岩盤浴を楽しめるレジャーにも最適な空間である。体も心も温められる、あき玉川温泉にぜひ一度行ってみてはいかがだろうか。

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