島根「神魂神社」の本殿は国宝指定の名所!御朱印やご利益をご紹介!

島根県松江市にある国宝「神魂神社(かもすじんじゃ)」は、日本最古の大社造を持つパワースポットとして有名です。スピリチュアルで有名な江原啓之氏も絶賛する神魂神社で、神魂神社の歴史を学びながら、縁結びや商売繁盛のご利益を授かりましょう。

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目次

  1. 1日本最古のスピリチュアルスポット「神魂神社」
  2. 2「神魂神社」の歴史や概要について
  3. 3「神魂神社」の観光ポイント
  4. 4「神魂神社」の御朱印やご利益情報
  5. 5「神魂神社」のアクセスや駐車場情報
  6. 6「神魂神社」で不思議な神秘のパワーを授かる!

日本最古のスピリチュアルスポット「神魂神社」

雄大な自然と、静寂と荒々しさが共存する日本海に面した島根県。国宝や国の重要文化財を多く所有し、山陰地方でも穴場の観光スポットとして人気がある街です。

島根県と言えば、出雲大社を筆頭とした有名な神社やお寺が沢山あり、霊場として修行に励む場も豊富にあります。その力が授かれるのがパワースポットで、島根県は中国地方屈指のパワースポットとして心霊マニアからも注目されています。

そのパワースポットの中でも、怖いくらいに強力なスピリチュアル体験が報告されている神社があります。その神社の名前は「神魂神社(かもすじんじゃ)」と呼び、怖いくらいのスピリチュアル体験をしようと、毎年多くの方が参拝に訪れています。

怖いくらい神秘的で厳かなパワースポット

日本最古の歴史を持つ国宝神魂神社は、古くから様々な気を呼び寄せるパワースポットとして、地元の方に知られていました。そして、怖いくらいに厳かな神魂神社は、やがてスピリチュアル体験をされる方が多くいらっしゃるようになり、神秘的な風景と体験を一度に行うといった事まで起きています。

このスピリチュアル体験ができるパワースポットでもあり国宝にも選ばれている神魂神社の本殿はどういったものなのか、洞穴の秘密や御朱印、お守りなどを見ていき、神魂神社で素敵なスピリチュアル体験をしていきましょう。

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「神魂神社」の歴史や概要について

怖いくらいのスピリチュアルな体験ができる国宝神魂神社は、最古の大社造を持つ神社として有名です。この神魂神社は、どのような歴史を歩んできて、どのような経緯で神魂(かもす)の名前が付いたのか、早速神魂神社にお邪魔して、神魂神社の歴史や魅力、授かれるご利益などをご紹介していきます。

出雲大社よりも古い大社造りの古社

神魂神社の歴史は古く、出雲大社よりもはるか昔に創建されたと言われています。出雲大社は867年の創建ですから、それよりももっと昔という事になります。しかし、当時の文献には神魂神社の記述が掲載されておらず、歴史学習が現在も研究を続けています。

神魂神社に残されている社伝から抜粋すると、日本書記や古事記に登場する神様天穂日命が出雲国に降臨し、神魂神社を創建したと記録があります。神魂神社の文献が初めて登場するのは1208年の鎌倉将軍下文からであり、実は平安時代中期に創建されたのではないかとも言われています。

古代出雲の中心地だった

神魂神社は、はるか昔に古代出雲の中心地として栄えていました。天穂日命の子どもや子孫が神魂神社を25代に渡って守り抜き、宮司として神魂神社に奉仕してきたと言われています。

天穂日命の子孫は出雲国造で、現在の出雲大社の宮司ですが、現在の宮司に代替わりする明治初期まで神魂神社に奉仕をしきた事でも有名です。

本殿は国宝に指定

島根県松江市にある神魂神社は、日本国内に現存している大社造りの建造物の中では最も古い社殿として有名です。1952年3月には日本最古の大社造として認められ、国宝にも認定されました。

さて、国宝に選ばれた神魂神社の社殿はいつ創建されたものなのかが疑問にってきますが、国宝に選ばれる4年前の1948年に本社造の修理をしていた所、柱から墨書が発見されます。

これが1346年頃に書かれたものではないかと言われていましたが、実際の社殿は1583年に創建されたと言われています。室町時代から永きに渡って現存してきた国宝の神魂神社は、古制の保存状態も良好で、建造物ファンや歴史ファンが数多く訪れています。

主祭神は伊弉冉尊

出雲大社などの神社には、祀られている神様、御祭神が眠っています。その神様が様々な気を発してパワースポットやスピリチュアルな体験ができるようになりますが、神魂神社で祀られている御祭神は「伊弉冉尊(いざなみのみこと)」で、古事記や日本書紀に登場する黄泉の主宰神としても有名です。

「伊弉冉尊」は女神であり、「伊弉冊大神(いざなぎのみこと)」という男神も祀られており、伊弉冊大神は配祀となっています。文献では、平安中期以降から御祭神について記されており、平安中期以前の御祭神については不明となっています。現在は研究中で、古い文献に従って記録を辿っています。

神魂(かもす)の由来は?

国宝し指定されているスピリチュアルな神魂神社ですが、神魂を「かもす」とは所見では中々思い浮かびません。さて、なぜそのような社名になったのでしょうか。神魂の名前の由来には、複数の説があり、神坐所(かみいますどころ)から名前を転じて使われた、神縁結(かむむすび)を転じたなど様々な説があります。

霊能者の江原啓之もおすすめ!

国宝に選ばれている神魂神社は、怖いくらいの厳かなパワースポットとして有名です。しかし、スピリチュアルな体験ができるとしても人気があります。その人気に拍車をかけたのが、スピリチュアルで有名な江原啓之氏です。

江原啓之氏が出版している「スピリチュアル・サンクチュアリ江原啓之神紀行2」の出雲編に登場し、著書に中で、高い神気を大切に守り続ける神社として大絶賛しています。最初は怖いと感じても、気の高いパワーが皆様を優しく包み込み、祈りを捧げれば怖い思いも消される事でしょう。

縁結・商工繁栄などさまざまなご利益あり!

厳かで最初は怖いとどうしても感じてしまう神魂神社ですが、高い気から発するパワーで様々なご利益を呼び寄せています。男神と女神を祀っている事から縁結びや安産のご利益が授かれると言われています。

更に厄難退散や商売繁盛などのご利益もあり、海上の安全や交通安全のご利益にも授かれます。最初は怖いと感じても、ご利益を授かる事で怖い思いも薄れていき、真心をこめて参拝する事ができます。

「神魂神社」の観光ポイント

厳かな雰囲気が漂う神魂神社は、怖いと感じる方も大勢いらっしゃいます。しかし、国宝に選ばれている社殿や洞穴など、見るべき場所も多数ある観光スポットの一面もあります。神魂神社で参拝をして、観光スポットである社殿や鉄釜、洞穴などを見ていきましょう。神魂神社の怖いイメージもきっと薄れて素敵な参拝ができます。

本殿・拝殿

様々なご利益が授かれる事で地元の方がおすすめする神魂神社ですが、参拝を済ませたら、まずは本殿や拝殿を見て回りましょう。そこで気が付くのは、出雲大社と共通点が沢山あるという事です。

まず本殿にある階段は、位置が出雲大社本殿と一緒の場所、本殿に向かって右側に取り付けられています。階段を上がった先には板戸がありますが、これも出雲大社と同様の作りになっています。

規模は出雲大社の半分程度となりますが、上から田の文字に見える二間社流造など、出雲大社とそっくりの建築様式で創建されており、興味深い本殿や拝殿となっています。

元々は彩色されていた

神魂神社は、現在は白木造りの社殿に見えますが、実は以前彩色されていた社殿であったというのが分かってきています。それを証明するのが本殿の中にある内陣で、本殿内陣には彩色された壁画が飾られています。彩色された社殿は、時代が移り変わって白木造りの様相を魅せる、歴史が感じ取れる社殿となっています。

伝承のある古い鉄窯

神魂神社は、現在の出雲大社の宮司である出雲国造家が明治初期まで宮司を務めてきました。出雲国造のご先祖様である天穂日命が地上に降臨した事で、神魂神社が創建されたという言い伝えがあります。

天穂日命が地上に降臨する際に乗ってきたのが、神魂神社に祀られている鉄釜です。当時の出雲国の盛んな産業が製鉄であったことから、乗り物を鉄の釜に選択したのではないかと言われています。

毎年12月には釜にまつわる御釜神事が

天穂日命が鉄釜を使って地上に降臨した日が12月と言い伝えがあり、毎年12月13日には神事として鉄釜を祀る御釜神事が執り行われます。出雲文化の中心であった製鉄と、天穂日命が乗ってきた鉄窯を祀る神事には、毎年地元の方や多くの信者が神事に訪れています。

拝殿正面に張られた大注連縄

神魂神社は出雲大社と沢山の共通点がありますが、興味深い点が拝殿にあります。それは、拝殿正面の上側に張られている大注連縄です。これは出雲大社拝殿のシンボルと言われていますが、神魂神社拝殿にも出雲大社と一緒の大注連縄が貼られています。

規模としては神魂神社の方が小ぶりですが、出雲大社と神魂神社の深い関係が見て取れる興味深い大注連縄です。

本殿横の洞穴

神魂神社は、様々なご利益が授かれるパワースポットとして人気がありますが、そのパワースポットの源と噂されているのが洞窟に見える洞穴です。神魂神社の境内に石でできた灯篭がありますが、その灯篭の奥に洞穴があります。奥は暗くて何も見えない洞穴ですが、洞穴の入り口は岩が敷き詰められており、現在は立ち入り禁止となっています。

洞穴の正体は?

神魂神社にある洞穴は、薄暗くて一見怖いと感じる方もいらっしゃいます。神魂神社にある洞穴は、かつて防空壕として使用されており、地元の方々を戦時中の空襲から守ってきました。宮司様のお話では、特別な力はなく、神事も行っていないとの事です。少し怖いと感じてしまう事もありますが、安心して観光に向かいましょう。

「神魂神社」の御朱印やご利益情報

神魂神社の歴史を学んで、参拝してご利益を授かり、観光も楽しみました。ここで神魂神社を参拝した思い出として御朱印やお守りも授かりたい所です。

お守りは、ほとんどの神社やお寺で発行されており、各お寺や神社では交通安全や安産祈願など様々なお守りを購入する事ができます。御朱印は、神社やお寺を参拝したと証明するもので、お寺や神社などの社名や経分などが書かれており、様々なお寺や神社で御朱印を集める御朱印マニアもいます。

せっかく神魂神社を参拝したのであれば、御朱印やお守りをぜひ授かりにいきましょう。必ず参拝を済ませて御朱印を授かりましょう。参拝をせずに御朱印を授かるのはご法度です。

御朱印情報

神魂神社で御朱印を授かるには、まずは拝殿や本殿で参拝をしてから、拝殿右手にある社務所へと向かいます。そこで御朱印を授かる事ができます。御朱印は参拝をしたことへの証明書ですので、必ず参拝を済ませてから社務所へと向かいましょう。

お守りは入手困難?

神社やお寺でご利益を授かれるアイテムと言えばお守りです。早速神魂神社のご利益を授かるためにお守りを購入していきましょう。しかし、神魂神社のお守りはご利益が授かれる様々な種類のお守りがありますが、実は入手困難なお守りと言われています。

なぜお守りが入手困難なのかと言いますと、お守りを販売している社務所がほとんど開いていないからです。運が良ければ社務所が開いてお守りを購入する事が可能ですが、レアなお守りという事もあり社務所が開いた途端、すぐに売り切れてしまうお守りもあります。

オリジナルの御朱印帳はない!

様々な神社で発行される御朱印ですが、御朱印を保管する御朱印帳を発行している神社も多くあります。神魂神社でも御朱印を授かったら、ぜひ御朱印帳が欲しい所ではありますが、神魂神社では御朱印帳の発行はしておりません。クリアファイルなどに保管をするなど、別な方法で大切に保管をしましょう。

「神魂神社」のアクセスや駐車場情報

国宝である神魂神社へ参拝をして、御朱印を授かりパワースポット巡りをしたい方は多くいらっしゃいます。その中でも気になるのがアクセス方法です。お車で来られる方は駐車場の情報も欲しい所です。

そこで、神魂神社へ迷わずに到着できるおすすめのアクセス方法をご紹介していきます。神魂神社へお車で来られた方のために駐車場の情報も併せてご案内していきます。

アクセスの詳細

神魂神社へアクセスするおすすめの交通手段は車かバイクです。JR松江駅から県道21号線に乗り、松江総合公園に向かって車を走らせます。国道432号線と合流する交差点を左に曲がり、しばらく道なりに走ります。岡田山古墳群を右に曲がると神魂神社線へと合流しますので、道なりに進めば神魂神社へ到着します。

電車とバスを利用される方は、JR松江駅からかんべの里行きのバスに乗り、終点のバス停で下車します。看板に従って歩くと約3分ほどで神魂神社へ到着します。

駐車場情報

神魂神社でお車で来られた方は、近くに無料の駐車場を用意しています。神魂神社駐車場の看板がありますので一目で分かります。かなり広めの駐車場ですのでぜひ利用しましょう。くれぐれも路上駐車はしないようにしましょう。

「神魂神社」の基本情報

住所 〒690-0033 島根県松江市大庭町563
電話番号 0852-21-6379
拝観時間 24時間
閉館日 年中無休
拝観料 無料
アクセス JR山陰本線松江駅より車で約15分
駐車場 有り
URL 島根県公式観光サイト

「神魂神社」で不思議な神秘のパワーを授かる!

雄大な自然に囲まれ、様々な気を発するパワースポットの神魂神社。歴史と伝説を継承しながら、出雲大社と深い絆と共に多くの参拝客をお出迎えしています。国宝に選ばれている本殿や鉄釜など観どころたっぷりの神魂神社は、参拝に来て良かったと思えるひと時を味わえるでしょう。

島根県は、出雲大社を中心にした神社やお寺が沢山あり、どのお寺や神社をお参りしても心が洗われる事で有名です。その中でも松江市にある神魂神社は、厳かながらもご利益が授かれる神社でおすすめです。

松江市で観光をするのであれば、松江城や宍道湖、ご当地グルメを味わう前に、旅の安全を祈願してぜひ神魂神社へ参拝しましょう。神秘のパワーを授かれる事で、素敵な旅行になる事間違いなしになります。

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この記事のライター
MrPatariro
サッカー、ライブ大好きで全国を飛び回っています。ついでに旅行と観光、グルメも楽しんでいます。

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