「金子みすゞ記念館」で偉大な童謡詩人を学ぶ!料金やお土産情報など解説!

山口県にある博物館という事で今回は長門市仙崎にあるミュージアム金子みすゞ記念館のご紹介です。童謡詩人として有名である金子みすゞさんの生家に位置する子供から大人まで人気を集める金子みすゞ記念館の料金やお土産情報など徹底解説させて頂きます。

「金子みすゞ記念館」で偉大な童謡詩人を学ぶ!料金やお土産情報など解説!のイメージ

目次

  1. 1「金子みすゞ記念館 」は詩人"金子みすゞ"を偲ぶ記念館
  2. 2「金子みすゞ」ってどんな人?
  3. 3「金子みすゞ記念館」の見所について
  4. 4「金子みすゞ記念館」のお土産情報
  5. 5「金子みすゞ記念館」のアクセス&駐車場
  6. 6「金子みすゞ記念館」で彼女の世界観に触れよう!

「金子みすゞ記念館 」は詩人"金子みすゞ"を偲ぶ記念館

金子みすゞという詩人を皆さんはご存知でしょうか、大正の末期から昭和の初期にかけ500以上の詩を綴ってこられた詩人です。今回は中国地方山口県の長門市仙崎に位置する金子みすゞ記念館の詳細をご紹介させて頂きます。

金子みすゞ記念館の料金やお土産の情報について、営業時間やアクセスなどの基本情報についても含めて詳細をご紹介します。金子みすゞさんの詩が大好きな方も今まで全く知らなかったという方にもぜひ見て頂きたい内容ですのでお楽しみください。

生誕100周年を記念して生家跡に開設

山口県の長門市仙崎は金子みすゞさん生誕の地ということで有名な場所です。その場所に金子みすゞ記念館は開設されました、開設されたのは金子みすゞさんの生誕100周年を記念する年です。

詩人として有名である金子みすゞさんの詩は作成された際には、そのような意図はなかったかもしれませんが後に曲をつけて童謡として世間にも広く伝わることとなりました。魅力あふれる金子みすゞさんの詩や生涯についてを知ることが出来る記念館のご紹介です。

「金子みすゞ」ってどんな人?

金子みすゞさんをご存知な方にもご存知ない方にも、まずは金子みすゞさんがどのような方であったかという事の詳細からご説明させて頂こうと思います。“みんなちがって、みんないい”というフレーズを聴いたことがある方はいらっしゃいますでしょうか。

“みんなちがって、みんないい”のフレーズは金子みすゞさんの「私と小鳥と鈴と」の詩の中に出てくるフレーズだったのです。詩人としてはこの世を去られたのちに改めて皆が知る人となられ、脚光を浴びた経緯も含めてお伝えてしていきたいと思います。

大正末期から昭和初期に活躍した童謡詩人

金子みすゞさんは大正末期から昭和初期に活躍した童謡詩人です。20歳の頃から童謡を書き始め、童謡詩人として童話童謡雑誌に掲載されていたようです。20歳の頃から童謡詩人として活躍されており、400余りの詩を作成されたようです。

その童謡詩人として活躍されていた内容に関してとこの世を去られたことについてを下記にもう少し詳しく記載していこうと思います。ぜひ金子みすゞさんの事を知って金子みすゞ記念館へも足を運んで頂きたいと思います。

20歳から詩を書き始める

前述のように金子みすゞさんは20歳の頃から童謡詩人として活躍されました。金子みすゞ記念館が建設された長門市仙崎に生誕し、成績も優秀な方であり読書が好きで誰にでも優しい方であったそうです。

その金子みすゞさんは20歳から詩を書き始めておられ、大正時代の末頃に鈴木三重吉氏が創刊されていた赤い鳥という童話と童謡の児童雑誌などにも掲載されていました。

26歳の若さでこの世を去る

20歳の頃にまさに彗星のごとく童謡詩人として現れたと記されています。しかしながら、26歳という若さでこの世を去ったということはあまり多く知られていることではありませんでした。

20歳に彗星のごとく現れた童謡詩人は26歳という若さでこの世を去り、その間に童謡の詩を沢山書き綴り、老若男女問わずを魅了したくましく生きる力や強さとなる詩を残されていったのです。

綴った詩は512編!

20歳から26歳までの間に書き綴った詩はなんと512編だったといわれています。すべてが生前に世に発表されていたわけではなく、著作の大半が生前未発表であった詩であるともいわれています。また、弓削田健介氏など作曲家や歌手などの手で作曲されてもいます。

生前の書き綴られた詩はもともと曲をつけられるということが想定されなかった詩であるにも関わらず曲がつけられ、小中学生のクラス合唱曲などにも活用されているということは金子みすゞさんの詩の素晴らしさであると思います。

死後は長い間忘れられていた!

26歳でこの世を去った金子みすゞさんですが童謡詩人として彗星のごとく現れ生前に世に出された詩は100余りだったようで、その詩が引き続き童謡詩としてずっと楽しまれていたかという違っていたようで、忘れられていた時期もあったようです。

金子みすゞさんの死後に詩集が改めて発掘されて世に出たのは1984年となりました。金子みすゞさんは1930年に亡くなられているため、54年という長い時間を経た後に発掘されたということになります。

矢崎節夫らの努力により再び脚光を浴びる

金子みすゞさんが死去されてから詩集が改めて発掘され世に出たのが1984年となったのですが、その発掘に尽力されていたのが、金子みすゞ記念館の館長である矢崎節夫氏であり、ご自身も童謡を発表。絵本や童話を執筆されています。

金子みすゞさんの全作品を発掘され、金子みすゞ全集を編纂しました。そして、1993年には童謡詩人金子みすゞの生涯を執筆されたのです。金子みすゞさんの没後にもみすゞさんの詩を拝見出来たのは、まさに矢崎節夫氏のおかげです。

「金子みすゞ記念館」の見所について

金子みすゞさんについての生前や死後の尽力者であり、金子みすゞ記念館の館長である矢崎節夫氏についてをご紹介させて頂きましたが、ここからは金子みすゞ記念館の見所についてやお土産情報や料金などを含める基本情報やアクセスについてもご紹介いたします。

まずはその中の金子みすゞ記念館の見所についてを個別にご紹介させて頂こうと思います。みすゞの部屋や常設展示室、みすゞギャラリーと手のひらのページというそれぞれの見所についてをご紹介させて頂きます。

見所①みすゞの部屋

金子みすゞ記念館のまず第一の見所は金子みすゞさんの生家のお部屋であるみすゞの部屋です。記念館の2階に位置し、お天気の良い日には陽が美しく入ってくる素晴らしいお部屋です。

部屋の内部には入室が許可されていませんが、美しく保つためには今後もぜひそのように保存して頂きたいと思ってしまう程です。4畳半のお部屋は昔ながらの風情があり金子みすゞさんの生涯を思いながら眺めると感慨深い場所となっています。
 

見所②常設展示室

金子みすゞ記念館の本館に位置する次にご紹介させて頂く見所は、金子みすゞ常設展示室となっています。こちらの常設展示室は金子みすゞさんのファンであればとても嬉しい場所である内容が沢山あります。

遺稿集や着物などの遺品が展示されており、生家である金子みすゞ記念館にて金子みすゞさんをしっかりと体感することが出来るという点でもこちらの記念館が時間も忘れてしまいそうな魅力的な場所だといえそうです。

見所③みすゞギャラリー

次にご紹介させて頂く金子みすゞ記念館の本館にある常設展示室横に位置するみすゞギャラリーも見所たっぷりの内容となっており、金子みすゞさんの詩を実際に体感するという言葉がぴったりの仕掛けがあります。

音と光で、金子みすゞさんの詩を感じる事が出来、金子みすゞ記念館でしか体感出来ない内容もありますし、時々記念館以外でもギャラリー出展される内容もあるので情報をキャッチしておけばあなたの町でも体感できるかもしれません。

見所④手のひらのページ

最後にご紹介させて頂く内容は前述のみすずギャラリーにある手のひらに詩が映し出されるという楽しい工夫がなされた手のひらのページという内容です。特定の場所で手のひらをかざすとみすゞさんの筆跡で詩が映し出されます。

老若男女が楽しむことが展示内容であり、子供達の中にはその手の平に映った詩を持って帰ろうとした子供もいるようで、さすが童謡詩人の金子みすゞさんの世界をしっかり現わして頂ける場所だと思います。

「金子みすゞ記念館」のお土産情報

金子みすゞ記念館の見所や金子みすゞさんについの詳細を記載してきましたが、金子みすゞ記念館の楽しさは金子みすゞさんの詩と共にしっかりと生家や町並みの雰囲気を楽しみながらその地でうまれた詩を体感できることでもあると思います。

時間を忘れて観光し、記念館を巡った後にはご自身にも今回は一緒に金子みすゞ記念館へ行けなかった方へのお土産としても利用して頂きたい、金子みすゞ記念館のお土産情報をお伝えします。

本館のミュージアムショップで購入できる!

金子みすゞ記念館のお土産は本館にあるミュージアムショップ内で購入をすることが出来ます。詩集なども含め様々なお土産があるので、ぜひ時間をゆっくりとかけて生家である金子みすゞ記念館でお土産を購入してみてはいかがでしょう。

購入が出来るお土産ではありませんが、記念館には燕が巣をつくるようで金子みすゞさんの詩にある燕の母さんの詩を感じながら、記念館で燕の巣を見ることを楽しむ方々も多いようです。時間が合えば燕の巣を楽しむという体感できるお土産も頂けそうです。

ポストカードや一筆箋が記念にぴったり

金子みすゞ記念館のみならず、どちらのミュージアムショップでも大人気であるポストカードや一筆箋は勿論金子みすゞ記念館でも人気のお土産となっています。詩をお土産として持ち帰るというようなカードもあるので必見です。

家に飾るもよし、大切な方へのお手紙などにも利用が出来るため、様々なシーンで活躍することがあるので、ポストカードや一筆箋はお土産や記念にぴったりの商品ではないかと思います。

詩を歌にしたCDや絵本や詩集も!

金子みすゞ記念館のミュージアムショップでは金子みすゞさんの詩集はもちろんのこと、詩を歌にしたCDや絵本なども販売されています。料金をみながらご予算を確認し家に帰っても金子みすゞさんの詩を体感して頂きたいと思うお土産です。

金子みすゞさんの詩は前述のとおり、曲を想定した詩のつくりになっていないにも関わらず、素晴らしい歌やピアノの音色に合わせた朗読なども美しいのでぜひ音でも体感して頂きたいと思います。

「金子みすゞ記念館」のアクセス&駐車場

金子みすゞ記念館の見所や金子みすゞさんについてをご紹介させて頂きましたので、ここからは料金やアクセス方法、営業時間や駐車場の情報なども含めた基本情報をご紹介させて頂こうと思います。

山口県に観光で行くのだけれどどこを巡れば良いか解らないという方や、車で行こうか交通公共機関を利用しようか迷っているという方にもぜひこちらの基本情報を参考に巡って頂きたいと思います。

アクセス情報

まずはアクセス情報をご紹介させて頂きます、車でのアクセス方法は中国自動車道美祢ICより国道435号から316号へ、その後191号を通ると長門市仙崎へ到着します。美祢ICからは大体45分程度で到着します。

次に公共交通機関を利用した場合のアクセス方法は 大阪・広島方面からの場合は新幹線厚狭駅から長門市駅まで出て、仙崎駅到着となります。九州方面からの場合下関駅から長門市駅を経て仙崎駅到着となり、仙崎駅からは徒歩5分程度です。

駐車場は?

駐車場は金子みすゞ記念館に停めることが出来る駐車場があります。料金は無料となっていますので駐車場に関しても安心して足を運ぶことが出来そうです。ただ、10台の駐車場であるので時期や時間によっては注意が必要です。

また、マイクロバスなどを利用する団体の方への駐車場は金子みすゞ記念館に用意出来ていないため、道の駅センザキッチンに有る大型の駐車場をご利用頂きたいということです。

「金子みすゞ記念館」の基本情報

名称 金子みすゞ記念館
住所 山口県長門市仙崎錦町1308
営業時間 9:00-17:00
定休日 12月29日-1月1日
料金 一般/350円
小中高校生/150円
※団体料金(20名以上)
一般/300円
小中高校生/100円
駐車場 10台有
URL 公式サイト

「金子みすゞ記念館」で彼女の世界観に触れよう!

金子みすゞ記念館の情報を今回はご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。金子みすゞさんの詩を体感するのには、生家である記念館に立ち寄り町並みを楽しみながら詩集を広げるという楽しみ方が良いのではないかと思います。

海が近くにあり自然と詩とを同時に楽しみながらどのような気持ちで金子みすゞさんが詩を書いたのかと思いを馳せながら楽しむという味わい方も非常に素晴らしいと思いますので、ぜひ足を運んで頂きたいと思います。

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この記事のライター
seikoro
旅行や自然が大好きです。最近はBassを弾いて国内、海外でliveをさせて頂けているのでそんな中での旅情報も盛り込...

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