2020年11月20日公開
2020年11月20日更新
宮島最古のパワスポ寺院「大聖院」の見所とは?御朱印やお守り情報も!
宮島最古の寺院「大聖院」は、広島随一のパワースポットとしても知られています。拝観料が無料とは思えないほど、見どころたっぷりの「大聖院」は宮島の隠れた人気スポットです。大聖院の魅力をはじめ、御朱印やお守り情報などもたっぷりとご紹介します。
目次
宮島最古のパワースポット寺院「大聖院」
広島の宮島にある大聖院とっても綺麗だった!
— ワカ🆕 (@X4peIsjOPLAJ8Xu) September 17, 2020
この中だけ空気が違う感じがした… pic.twitter.com/WPVzAkiJuw
日本国内外から多くの観光客が訪れる宮島には、広島屈指のパワースポット「大聖院」があります。厳島神社のイメージが強い宮島ですが、知る人ぞ知る隠れた観光地として注目を集めています。拝観料が無料ということもあり、気軽に足を運べるのも魅力です。宮島観光の際に、ぜひとも訪れたい「大聖院」の魅力をたっぷりとご紹介していきます。
御朱印&お守り情報や写経体験など徹底紹介!
広島県宮島の大聖院です✨真言宗のお寺で、パワースポットです‼ #宮島 #大聖院 #パワースポット #御朱印 pic.twitter.com/CQZcPcmyvf
— サバトラ (@nene2828ai11) April 28, 2018
大聖院では御朱印を拝受することができ、オリジナルの御朱印帳も用意されています。社務所には御朱印帳の他に、豊富な種類のお守りや大聖院限定のオリジナル品なども並んでいます。
また、写経体験や坐禅体験などの貴重な体験も魅力です。ここでは、大聖院でいただけるお守りや写経体験などの情報や拝観料などの詳細もご紹介しますのでチェックしてみてください。
「大聖院」の概要や歴史について解説
「大聖院」は、宮島で最も古い歴史を持つ由緒正しき寺院として知られています。長い年月の間、多くの人たちに親しまれてきた大聖院には日本の偉人や著名人たちも訪れています。ここでは、「大聖院」の概要と歴史について解説していきます。
1200年の歴史を持つ真言宗御室派の大本山
大聖院入口あたりは紅葉が始まってました(´・ω・`) #イマソラ pic.twitter.com/PAd28DA30Q
— ただめ/無料賃(ただちん) (@TADAME1) October 17, 2020
大聖院は平安時代初期に開基し、1200年を超える歴史を持つ格式の高いお寺です。真言宗御室派の大本山であり、江戸時代には厳島神社の運営を行う役割を果たしていました。大聖院には三鬼大権現をはじめ、七福神やお大師様などたくさんの仏さまをお祀りしています。
大聖院は真言宗のお寺ですが、境内ではミカエル像やチベット仏教に関する仏具なども見ることができます。お寺にあるミカエル像はあまり見ることの出来ない珍しいものなので、ぜひ忘れずに見てみてください。
ご利益スポットが境内に点在!
たくさん聞いてもらいたいことがある。
— ?????? (@bianca_iamme) October 18, 2020
あれや…これや…#広島 #宮島 #大聖院 #愚痴聞き pic.twitter.com/wPGTMrwNm0
大聖院の境内にはパワースポットと呼ばれる由縁となった、ご利益のあるスポットが至る所にあります。拝観料が無料でありながら、たくさんのご利益も授かれる貴重なパワースポットです。
パワースポットのなかには、1つだけ願いごとが叶うとされる「一願大師」や豊臣秀吉が護身仏としていた「波切不動明王」、三大天使の1人「大天使ミカエル像」などご利益をあやかりたいパワースポットが満載です。宮島観光の目的地に「大聖院」を加えて、パワースポット巡りをしてみてはいかがでしょう。
大聖院の歴史について
宮島で最も古い寺院とされる大聖院は、鳥羽天皇の勅願道場として創建された歴史があります。そのため、京都の仁和寺や歴代皇室との結びつきが深いのが特徴です。
戦国時代には、豊臣秀吉が大聖院で歌会や茶会を開いたとされる歴史も残っており、日本初の内角総理大臣である伊藤博文などの歴史に名を残す人たちからの信仰もあったとされています。明治維新で神仏分離が行われるまでは、十二坊の末寺を有する厳島神社の総本坊でもありました。
空海(弘法大師)が開いた寺院
大聖院は空海が開いたお寺。予備知識ゼロで偶然たどりついたのだけど…。心が洗われる空間でした。 pic.twitter.com/s3uAyCpKyY
— ぱち子👗🎶 (@_koeda__) July 21, 2015
大聖院を開基したのは、平安時代初期に活躍した真言宗の開祖である弘法大師空海とされています。大聖院の本坊で最古の建物である「大師堂」に祀られていて、空海が弥山で修行していた際に焚いた「きえずの火」が霊火堂に残されています。平安時代から消えずに灯り続けている火は、広島平和記念公園の「ともしびの火」のもと火としても有名です。
明治天皇など歴史の偉人たちも訪れた名所
豊臣秀吉・伊藤博文・明治天皇らも訪れたという宮島の名刹大聖院。 pic.twitter.com/rEAy6PcQrR
— りんこ@人生面白き事ばかりなり (@_rinrin_rinko) November 26, 2017
古い歴史を持つ大聖院には、数々の偉人たちも訪れていることで知られています。戦国武将豊臣秀吉が、朝鮮出兵に際して護身仏として波切不動明王を奉納した歴史は有名です。明治時代には、宮島へ訪れた明治天皇が大聖院まで行幸された歴史も残っています。大聖院の観音堂内には、その当時の様子を描いた「明治天皇行幸図」が飾られています。
伊藤博文は「三鬼大権現」への信仰心も強かった
大聖院には弥山山上にある弥山本堂や大日堂、三鬼堂なども含まれています。三鬼堂は弥山の守護神「三鬼大権現」を祀っていて、大聖院で最も多くの参拝客が訪れる場所です。長い石段を登った先にある弥山山上からは伊藤博文が絶賛した絶景を望むことができ、彼は「三鬼大権現」への信仰も強かったとされています。
弥山へは登山ルートが設けられていますが、2000段にも及ぶ石段の山道となっています。秋には美しい紅葉の景色が広がるので、弥山山頂までの登山を楽しむのもおすすめです。
「大聖院」のパワースポット&見所を解説
神聖な雰囲気の広がる大聖院にはパワースポットをはじめ、ユニークなお地蔵様やミカエル像などの見どころが満載です。拝観料が無料とは思えないほど充実したお寺ですので、時間をかけてゆっくり散策するのがおすすめです。ここからは、宮島の隠れた観光スポットとして注目を集めている「大聖院」の魅力をたっぷりとご紹介していきます。
階段の「摩尼車」で功徳をもらえる!
マニ車 まだまだあったよ 大聖院 pic.twitter.com/5q439dFedq
— る~りん (@greenwood3156) March 1, 2016
大聖院の見所&パワースポット1ヶ所目は、功徳をいただける「摩尼車」です。チベット仏教の仏具である摩尼車ですが、大聖院には2種類の摩尼車があります。大聖院の入口である仁王門からの階段に設置された摩尼車は「大般若経筒」と呼ばれ、三蔵法師がインドから持ち帰ったとされています。筒を回すことで無量の福が得られるという、なんとも贅沢なパワースポットです。
2つ目も摩尼車は、三鬼大権現をお祀りする摩尼殿へと続く階段に設置されています。緑色をした筒に金文字でお経が書かれていて、大般若経筒よりも大きいのが特徴です。摩尼車を1回まわすごとに、お経を1回唱えたのと同じ功徳を得ることができます。どちらも手すりに取り付けられているので、階段を登りながら何回も回してたくさんのご利益をいただいてください。
迫力のある「仁王像」
大聖院の仁王像は強そう。そろそろ夜明けの時間だねえ🌃 pic.twitter.com/ri1efraqkY
— チョコマル (@Choco_maru) December 31, 2019
大聖院の見所&パワースポット2ヶ所目は、弥山山上の仁王門に安置されている「仁王像」です。「仁王像」は門の左右に2体置かれていて、迫力満点の大きさと表情が特徴です。暗い時間帯に見ると思わず後ずさりしてしまうほど、インパクト大の仁王像は見る価値ありのスポットです。
一つだけ願いが叶う「一願大師」!
宮島の一願大師様。大聖院の奥にあり、願い事をひとつだけ叶えてくれると言われるご利益スポット😌あなたも訪れてみては。#大聖院#一願大師 pic.twitter.com/sdMEQI2tLK
— 武内 智弘 宮島の思い出づくりアドバイザー (@taketomo241) August 10, 2016
大聖院の見所&パワースポット3ヶ所目は、本坊で最も古い大師堂の裏に設けられた「一願大師」です。文字通り、願い事をひとつだけお願いすると叶えてくれるというパワースポットです。一願大師の周りには、参拝しに訪れた人たちが願いを込めたたくさんの絵馬がかけられています。
絵馬には合格祈願や安産祈願など、お願いごとに合わせた絵馬が用意されています。境内の奥まった場所にあるため、一願大師まで足を運ばずに帰ってしまう人も多くいます。ですが、大聖院のなかでも強いエネルギーの集まるパワースポットですので、忘れずにお参りしてください。ひとつだけ願いが叶う「一願大師」へ、皆さんは何をお願いしますか。
「編照窟」はお遍路くらいのパワーあり!
宮島大聖院 遍照窟 四国八十八ヶ所の本ぞんが安置されたお砂踏み道場。 pic.twitter.com/fG7rKUd8Sg
— まゆみ(カミュ) (@tuttima) October 5, 2020
大聖院の見所&パワースポット4ヶ所目は、インスタ映えスポットとしても有名な「編照窟」です。大師堂の下にあるパワースポットで、まるで異世界へ足を踏み入れたような空間が広がっています。「お遍路参り」で知られる四国88ヶ所の本尊が安置されていて、仏像の前には各寺院から集めた砂が埋められています。
本尊の前に立って順序通りにお参りすることでお遍路参りと同じご利益が得られる究極のパワースポットです。四国88ヶ所を回ると、約1ヶ月から2ヶ月の期間が必要で費用もかかります。
ですが、大聖院の「編照窟」を参拝することで、四国へ行かなくていい上に、日数もかからず拝観料も無料です。幻想的な景色と不思議なパワーが広がる「編照窟」へ足を運んでください。
喜怒哀楽の表情がある「五百羅漢像」
宮島の大聖院の五百羅漢様。
— 武内 智弘 宮島の思い出づくりアドバイザー (@taketomo241) August 28, 2016
大聖院へ行くと、ここの階段を上って参拝にいきます✨様々な表情を見ていると、なんだか落ち着く😌#大聖院 pic.twitter.com/COk2GWpuEJ
大聖院の見所&パワースポット5ヶ所目は、喜怒哀楽の様々な表情を見せてくれる「五百羅漢像」です。大聖院の門から境内へと続く石段に沿って、悟りを開いた500体の羅漢が安置されているスポットです。たくさんの羅漢像が並んでいて、そのどれもが違った表情をしているのが特徴です。
優しい表情から怒った表情まで、喜怒哀楽様々な羅漢像を見ることができます。自分の顔に似ている羅漢像を見つけると、願い事が叶うとも言われています。毎年違った毛糸の帽子を被っているのも見どころです。ぜひ、階段を登りながら羅漢像の表情をひとつひとつ観察して、自分にそっくりな顔をした羅漢像を見つけてみてください。
「ねがい玉」で運試し!
大聖院でねがい玉というのを投げたよ!壺のなかに入ったらいいんだけど、うまくいかなかった。惜しかったんだけどな~
— siuil a run-シュラル (@siuilarun_) December 2, 2016
この招き猫癒される pic.twitter.com/nabnRWbNfq
大聖院の見所&パワースポット6ヶ所目は、五百羅漢像をみながら階段を登っていくと見えてくる「ねがい玉」です。願いを込めたねがい玉をて壺に向かって投げ、見事に玉が入ると願いが叶うご利益スポットです。壺までは距離があるため、なかなか難易度の高いスポットですが、チャレンジしてみるのもおすすめです。
また、ねがい玉の隣には鐘楼堂があり、立派な鐘が安置されています。鐘は1人1回つくことができるので、ねがい玉チャレンジをした後は素敵な鐘の音を響かせてください。
レトロな電話機がある「休憩所」
宮島の大聖院にあったエモい公衆電話 pic.twitter.com/n41lkbbqgl
— isokazesan (@isokazesan) May 4, 2019
大聖院の見所&パワースポット7ヶ所目は、インスタ映え間違いなしのレトロな電話機のある「休憩所」です。階段を登った先にある御成門を通ると左手に受付があり、その奥にトイレの併設された休憩所があります。その休憩所にあるレトロな電話機が、SNSなどで注目を集めています。昭和の家庭に置かれていた電話機に、懐かしさを感じる人も多いでしょう。
電話機だけでなく、置かれているベンチや木造の建物が、よりノスタルジーな雰囲気を醸し出しています。レトロな電話機の隣には、大聖院オリジナルの長寿羅漢茶が無料で提供されています。ノスタルジックな気分を味わいながら、ゆっくりお茶を楽しむのもおすすめです。
本堂の勅願堂の「波切不動明王」
宮島の大聖院の波切不動明王様。勅願堂の中に祀られています。豊臣秀吉が朝鮮出兵の際に、会場安全の祈りを込めた事から波切不動明王と呼ばれています。#宮島 #観光 #旅行 #大聖院 pic.twitter.com/dGrLlmvtBw
— 武内 智弘 宮島の思い出づくりアドバイザー (@taketomo241) February 15, 2016
大聖院の見所&パワースポット8ヶ所目は、戦国武将に関連した最強パワースポット「波切不動明王」です。鳥羽天皇の勅願道場として創建された「勅場堂」に安置されている本尊です。「波切不動明王」は、豊臣秀吉が朝鮮出兵の際に必勝と海上安全を祈願した本尊として知られています。
日本の偉人が護身仏とした本尊だけあって、荘厳かつ強力なエネルギーを感じられるスポットとなっています。波切不動明王の周りには、人々の諸願成就を祈念した千体不動も並んでいます。豊臣秀吉は九州へ向かう途中に宮島へ寄り、茶会や歌会を催した歴史もあり、大聖院との関わりが見られるのも魅力です。
摩尼殿の「三鬼大権現」
三鬼大権現 pic.twitter.com/yJYdJfTokN
— NT/fiv|再充電中 (@ntfiv) June 18, 2016
大聖院の見所&パワースポット9ヶ所目は、境内の摩尼殿に祀られている「三鬼大権現」です。「三鬼大権現」は文字通り鬼の神様で、「追帳鬼神・時眉鬼神・魔羅鬼神」の三鬼神です。弥山の山上にある三鬼堂でも三鬼大権現をお祀りしていますが、摩尼殿は「三鬼大権現」の御祈祷所となっています。
日本初の内閣総理大臣である伊藤博文が熱心に信仰していたことでも有名で、三鬼堂には伊藤博文直筆の扁額があります。三鬼大権現には様々なご利益があるとされていて、摩尼殿へ御祈祷に訪れる人も少なくありません。
包丁供養が行われる「包丁塚」
毎年、3月8日は、広島県の調理師会の皆さんと、宮島にある【大聖院】さんにて、包丁供養です。
— 日本料理・川長、兄やン・山本雄一郎 (@longlongriver) March 8, 2018
使えなくなったり、めげた包丁とかを、供養し、包丁式を行い、包丁塚に納めます。 pic.twitter.com/njLaQvuIay
大聖院の見所&パワースポット10ヶ所目は、摩尼殿の隣に設けられている「包丁塚」です。古い包丁を供養する儀式が執り行われる場所で、隣には石碑が建てられています。使えなくなった包丁を包丁塚へと納める儀式は「包丁式」と呼ばれ、毎年3月8日に行われています。
毎年、包丁の恩恵に感謝して供養するために、広島県各地から調理に関わる人たちが多く訪れます。包丁供養を行っている寺院は全国でも珍しいので、ぜひ訪れておきたいスポットです。
なぜお寺に?「大天使ミカエル像」
大聖院
— しぃちゃん** (@arumu200509) May 11, 2020
お寺なのにミカエル像がある。 pic.twitter.com/TMsQzF8lkQ
大聖院の見所&パワースポット11ヶ所目は、足を止めずにはいられない「大天使ミカエル像」です。ミカエル像を目にした人の多くが、お寺なのになぜミカエル像があるのかと疑問に思うでしょう。
大天使ミカエルは、強大なパワーと数々の伝説を持つ偉大な天使の1人です。様々な絵画や彫刻のモチーフになっていますが、「モン・サン=ミシェル」のミカエル像は有名です。
そのモン・サン=ミッシェル市と広島県廿日市市が観光友好都市提携を結んだことをきっかけに、「大天使ミカエル像」が大聖院へと迎え入れられました。ミカエルに関する伝説もあり、大天使ミカエル像はパワースポットとしても有名です。大聖院の境内に突如現れる「大天使ミカエル像」から、たくさんのエネルギーを頂いてください。
「水掛地蔵」で安産や延命祈願!
大聖院の新緑シリーズから。水かけ地蔵様もとい、水かけ不動明王。新緑の風景とマッチしてます^_^今日も良い一日を。#宮島 #みやじま #新緑 #大聖院 #もみじ pic.twitter.com/2WBXsI20Oo
— 武内 智弘 宮島の思い出づくりアドバイザー (@taketomo241) May 12, 2015
大聖院の見所&パワースポット12ヶ所目は、阿弥陀堂の裏に安置されている「水掛地蔵」です。水かけ不動明王を中心に、お地蔵様が安置されているパワースポットです。
仏さまにお水をかけながらお参りするようになっていて、それぞれのお地蔵さまからご利益を得ることができます。延命や安産、子育などのご利益があり、多くの方が参拝されていますのでぜひ訪れてみてください。
キャラクター地蔵や変わった地蔵もあって楽しめる!
宮島大聖院の面白地蔵さんたち#大聖院 #宮島 #空海 #五百羅漢 #お地蔵さん # pic.twitter.com/PjnYAPcMUa
— つばめ交通株式会社 Tsubame Kotsu Co Ltd (@TsubameKotsu) June 28, 2020
大聖院には水掛地蔵のほかにも、数え切れないほどたくさんのお地蔵さまが安置されています。キャラクター地蔵から変わった地蔵まで、個性豊かなお地蔵さまが楽しめるのも大聖院の魅力です。ユニークなお地蔵さまのなかには、SNSなどでも話題の「見ざる・聞かざる・言わざる地蔵」や耳に手をあてている「愚痴聞き地蔵」などがあります。
また、金色に輝く「三面大黒天」や厄払いにご利益がある「十二支地蔵」など、パワースポットとしても有名なお地蔵さまもいます。子どもに人気のキャラクター地蔵もいるので、子ども連れの方にもおすすめです。大聖院は拝観料が無料なので、1日かけて地蔵めぐりをしながらお気に入りのお地蔵さまを見つけてみてはいかがしょう。
観音堂の「地下戒壇巡り」もおすすめ!
大聖院さんで戒壇廻りさせて頂きました。結構好きなので(笑) pic.twitter.com/QwPwAsapwM
— 風来 玲@推しへの愛が溢れ中(笑) (@elysiumiyabi) September 8, 2019
大聖院の見所&パワースポット13ヶ所目は、観音堂の「地下戒壇巡り」です。階段を降りた先の真っ暗な地下を壁をつたいながら進んでいき、お参りするスポットです。暗闇のなかで自分自身を省みて、積み重ねた罪障を取り除くための修行場とされています。
地下は「真の闇」と称されるほど何も見えない真っ暗闇ですので、暗闇が苦手な方や閉所恐怖症の人などは注意してください。
釈迦涅槃像・仏足跡・御心鏡なども要チェック!
大聖院の見どころやパワースポットを解説してきましたが、境内には紹介しきれていないスポットがたくさんあります。横になられた姿が特徴的な「釈迦涅槃像」やお釈迦さまの足跡を形どった「仏足跡」、本当の姿をうつす「御心鏡」など、まだまだ気になる見どころが満載です。
まるでテーマパークのような魅力たっぷりの大聖院ですが、拝観料が無料とは驚きです。家族みんなで訪れても、拝観料がかからないのはお財布にも嬉しい魅力です。伊藤博文も絶賛した弥山山上からの絶景もおすすめなので、ぜひ宮島の景色を望みに弥山の頂上まで足を運んでみてください。
「大聖院」の座禅&写経体験でパワーチャージ!
宮島最古の寺院「大聖院」は、拝観料がかからない観光にぴったりのスポットです。境内にある様々な像や御堂などの見どころだけでなく、座禅や写経などお寺ならではの体験もすることができます。ここからは、パワーチャージにぴったりな大聖院の体験についてご紹介していきます。
①座禅体験
大聖院さんの雰囲気が良かったので思わず瞑想してしまいました。
— みせん丸 (@misenmaru) March 11, 2015
大聖院では坐禅体験が出来るそうです。要予約、お一人500円 0829-44-0111#宮島 pic.twitter.com/4VkntNZYKB
大聖院でできる体験1つ目は、宮島観光ツアーでも人気の「座禅体験」です。「座禅」は姿勢を正して座り、呼吸や心を整えて精神を統一する禅の基本的な修行です。緊張感のあるなかで修行体験でき、精神鍛錬もできるとして注目を集めている体験でもあります。
体験中に姿勢が崩れたりすると僧路に肩を打たれることもありますが、これもまた座禅体験ならではの貴重な体験です。座禅体験は毎日9時から14時の間で受け入れていて、所要時間は約30分から40分となっています。体験予約は電話かメールで事前に受け付けており、料金は1人500円です。
②写経体験と写仏体験
厳島神社、素晴らしかったです。ようやく行きたい場所に行けました😊 大聖院で写経して奉納してきました。心が清められる✨ pic.twitter.com/2X8VznMK0U
— 紫苑 (@shionnn_1127) May 13, 2019
大聖院でできる体験2つ目は、心をリフレッシュさせたい方におすすめの「写経体験」です。「写経」とは、文字通りお経を一字一句書き写すことです。古くは、経典を全国に広めたり、学僧が学ぶために写経が行われていました。現代では、写経を趣味にしたり、お寺の写経体験に参加する人も増えています。
現代の写経に用いられるのは「般若心経」が一般的で、素晴らしいお経を一字一句大切に書き写していきます。写経は雑念を取り払い、心を落ち着ける効果や頭をすっきりさせてくれる魅力があります。
写経体験は毎日9時から14時の間で受け入れていて、所要時間は約60分から120分となっています。写経体験の予約は電話かメールで事前に受け付けており、料金は1人1,000円です。
③阿字観瞑想体験
プラユキ師瞑想会
— 川島真@抜苦与楽 (@makotokawashima) May 19, 2019
in 広島宮島の大聖院♪ pic.twitter.com/b5OCKZdyyF
大聖院でできる体験3つ目は、弘法大師空海が開いた寺院ならではの「阿字観瞑想体験」です。大聖院の座禅は、瞑想法の1つである「阿字観瞑想」です。この「阿字観」は弘法大師空海が伝えたものとされていて、密教瞑想法とも呼ばれています。じっと座って息や心を整える座禅体験とは異なり、初めから最後まで指導者の説明を聞きながら進められていきます。
究極の瞑想法とも言われている貴重な体験ができるなので、大聖院へ訪れた際はぜひ参加してみてください。阿字観瞑想体験は毎日9時から14時の間で受け入れていて、所要時間は約30分から40分となっています。体験予約は電話かメールで事前に受け付けており、料金は1人500円です。
④念珠作り体験
大聖院でできる体験4つ目は、お土産にもぴったりの「念珠作り体験」です。日本人にとって親しみがあり、伝統的なお守りとしても知られる腕輪数珠を作れる体験です。好みの数珠を1つずつ選びながら、自分だけのオリジナル念珠を作ることができます。
お守りとして身に着けることができるので、大聖院の思い出にもぴったりです。念珠作り体験は毎日9時から14時の間で受け入れていて、所要時間は1時間です。体験予約は電話かメールで事前に受け付けており、料金は1人2,000円です。
精進料理も味わえる!
#大聖院 #大聖院朔日参り #宮島 #廿日市 #広島 #breakfast #朝食 #精進料理 from https://t.co/BXXt8sLLwJ pic.twitter.com/mq3ooNDM5F
— 結城 あゆむ@広島ミックスあゆむバー (@yuki_ayumu) February 29, 2020
大聖院では、座禅体験や写経体験のほかに精進料理も味わえます。宮島最古の寺院で、日本古来から伝わる伝統的な食事を楽しむことができます。40名まで収容可能な食事所なので、団体旅行や家族で訪れるのもおすすめです。大聖院の広い境内を散策する途中に、美味しい精進料理を堪能してみませんか。
営業時間や申し込み方法は?
精進料理が食べられる営業時間は、11時から14時となっています。年中無休で営業していますが、年末年始や節分など不定休もあります。精進料理の予約は電話かメールで事前に受け付けており、料金は3,000円です。4名以上で申し込む際には、3日前までに事前予約が必要です。
「大聖院」の御朱印&御朱印帳を紹介
パワースポット巡りや貴重な体験ができる魅力たっぷりの大聖院では、御朱印も拝受することができます。厳島神社で御朱印を頂く人は多いと思いますが、宮島最古のお寺である大聖院の御朱印も見逃せません。ここからは、大聖院の御朱印や御朱印帳をご紹介していきます。
頂ける御朱印は1種類のみ!
大聖院でいただいた御朱印 pic.twitter.com/S0adtJaTdh
— まいちゃんの御朱印の旅 (@LoveryoMaichan) September 26, 2017
大聖院で拝受できる御朱印は1種類のみとなっています。御朱印の中央に大きく「波切ふ道明王」の文字が書かれていて、「明治天皇御行在遺跡」のスタンプも押されています。
シンプルな御朱印でありながら、力強さが感じられるデザインとなっています。大聖院の御朱印は、御成門を通って左手にある受付の「巡拝用品授与所」と書かれた場所で頂くことができます。
受付時間や値段は?
御朱印を頂ける時間は、社務所の営業時間である午前8時から午後5時までとなっています。お守りの授与と同じ営業時間となっていて、お正月などは時間が変更になることもあります。御朱印の値段は300円です。大聖院は拝観料が必要ないため、チケットなどが手元に残りません。なので、参拝の記念に御朱印を拝受されるのがおすすめです。
オリジナル御朱印帳もおすすめ!
新しい御朱印帳(名古屋近郊を廻るバージョン)は二年前に訪れた宮島の大聖院のもの。善光寺東海別院はこれに書いて頂いた。 pic.twitter.com/4SDU3lT9NG
— $kenshow$ (@gosyuinangya) April 12, 2015
御朱印を拝受される際は、一緒にオリジナルの御朱印帳を購入するのもおすすめです。美しい桜の木がデザインされた華やかな御朱印帳や、重要文化財の不動明王が描かれた威厳のある御朱印帳など数種類の御朱印帳が用意されています。御朱印と同様、拝観料がかからない大聖院の思い出に御朱印帳を購入してみませんか。
「大聖院」のお守りや授与品情報
御朱印を頂ける受付には、豊富なお守りやオリジナルの授与品も並んでいます。大聖院でしか手にすることのできない貴重な授与品や、人気のお守りもあります。ここでは、「大聖院」のお守りや授与品情報をご紹介します。
「守り砂」が定番で人気!
大聖院にある守り砂を買ってきました!私は紙のタイプ。 pic.twitter.com/DWFAmrlBwI
— かいり (@kairi_elly) August 26, 2018
数あるお守りの中でも、大聖院で定番のお守りが「守り砂」です。宮島に古くから言い伝えられている伝説を元にしていて、大聖院で1番人気のお守りです。守り砂には、持ち歩ける紙タイプのものや部屋に置ける瓶タイプのものがあります。宮島で最も古い大聖院の「守り砂」をお守りにいかがですか。
キーホルダーの様々なご利益のお守りも豊富!
宮島の大聖院で見つけたお守り。
— 灯油@場面緘黙 (@Ikeda_no__) March 6, 2018
お話が上手になれますように。ヘッダーにしました。 pic.twitter.com/hunHGHC3il
大聖院には「守り砂」のほかにも、豊富な種類のお守りを取り揃えています。キーホルダータイプのお守りには、交通安全や受験合格、安産祈願など様々なご利益のものがあります。
また、大聖院のシンボルでもある不道明王を模したお守りや、オームがデザインされたユニークなお守りなど、オリジナルのお守りも魅力です。ぜひ、数ある中から自分の好みや願いに合ったお守りを見つけてください。
オリジナルの薬草入り授与品も取り扱っている
大聖院の、温かい健康茶頂くだけでも宮島に来たかいがあるっていうか。静かで落ち着けるしね。 pic.twitter.com/XdCUmzV38E
— むかいかわず@単行本制作中 (@kawazu1167) December 15, 2016
大聖院の受付所では、オリジナル授与品も取り扱っています。その1つが、約16種類もの薬草が入ったお茶として有名な「長寿羅漢茶」です。境内にある休憩所では誰でも自由に飲めるように置かれているので、気に入った方は購入されてみるのもおすすめです。
写真集・本もある!
薬草が入ったオリジナル授与品「長寿羅漢茶」の他にも、大書院の三鬼大権現をモチーフにした「薬膳三鬼大権現うどん」や「三鬼さん(昆布入りお茶)」などもあります。また、弥山の美しい景色を写真に収めた「弥山写真集」や「フランス本」など、大書院ならではのオリジナル授与品も用意されています。
「大聖院」のアクセス&駐車場情報
1200年の歴史がある「大聖院」には、偉人たちが信仰していた仏像や個性豊かななお地蔵さま、ミカエル像など見どころがたくさんあります。
魅力が満載のパワースポットでありながら、拝観料が無料ということもあり、知る人ぞ知る宮島の人気スポットとして注目されています。ここでは、「大聖院」へのアクセス方法や駐車場、拝観料などの基本情報をご紹介します。
アクセス情報
大聖院は、広島県の人気観光地である宮島にあるお寺です。そのため大聖院へ訪れるには、まず宮島へ向かう必要があります。本州から宮島までは「宮島口桟橋」や「JR宮島口駅」から、フェリーに乗って約10分でアクセスできます。
車も乗り入れ可能なフェリーもあるので、車で訪れたい方も安心です。フェリーが到着した宮島桟橋からは、徒歩か車でのアクセスとなります。徒歩でのアクセスは約30分、車では約8分で到着です。
駐車場は?
大聖院の境内には、駐車場が完備されています。駐車場の敷地はそれほど広くないですが、数台は駐車可能です。宮島には、大聖院の他にも厳島神社や表参道商店街など観光スポットがたくさんあるので、徒歩で散策しながら大聖院までアクセスするのもおすすめです。
「大聖院」の基本情報
住所 | 広島県廿日市市宮島町210番地 |
開門時間 | 8:00~17:00 |
定休日 | なし |
拝観料 | 無料 |
アクセス | 宮島桟橋より徒歩約30分 |
駐車場 | あり |
URL | 公式HP |
「大聖院」でパワスポ巡りやご利益チャージの旅!
宮島の大聖院
— 圭吾 (@keigo951007) May 30, 2020
めっちゃパワーもらえた気がする。#カメラ初心者 #宮島 pic.twitter.com/qtnydBVsyy
宮島の隠れた観光スポット「大聖院」の見どころや拝観料などの詳細情報をたっぷりとご紹介してきました。古い歴史を持つ由緒正しきお寺でありながら、ユニークなお地蔵さまやミカエル像など一風変わった見どころも満載です。ぜひ、大聖院の境内に数多くあるパワースポットを巡って、たくさんのご利益をチャージしてください。