【廃墟】アフリカケンネルの現在は？過去の埼玉愛犬家連続殺人事件も解説

埼玉県の熊谷市にある廃墟｢アフリカケンネル｣は、当時はたくさんの動物が居たペットショップでした。現在はその姿のまま廃墟として残されていて、心霊現象が起こる心霊スポットとして知られている場所になります。

当記事では、そんなアフリカケンネルに何が起こってしまったのか、場所や当時の出来事を解説していきます。現在の廃墟となったアフリカケンネル姿や場所など詳しく紹介して行くので、どのような場所なのかを見ていきましょう。

アフリカケンネルと言えば、記憶にも新しい｢愛犬家連続殺人事件｣が起こった事件現場になります。その事件はあまりに残忍で異常性が高かったこともあり、サイコパスが引き起こした事件として有名な事件となっています。

そんな埼玉愛犬家殺人事件の概要はどのようなものだったのか。なず殺人事件へと発展してしまったのかを、当時の愛犬家連続殺事件の概要と共に迫っていきます。痛ましいいほどの事件の真相を、掘り下げていきますので見ていきましょう。

廃墟マニアの間でも訪れた人が多い場所として知られているアフリカケンネルですが、まずはどのような廃墟なのかを紹介していきます。心霊スポットとしても名前が上がるほど有名でもありますので、廃墟探索や心霊スポット巡りをする前にチェックしておきましょう。

遺体なき殺人事件とも呼ばれている愛犬家連続殺人事件は、まだ覚えている人も多いのではないでしょうか。1993年に発生した事件になりますが、愛犬家連続殺人事件はマスコミ報道が先行してしまった事件としても有名です。

そんな愛犬家連続殺人事件の舞台となったのがアフリカケンネルになるのですが、被疑者が逮捕された後は廃墟と化していき現在は愛犬家連続殺人事件跡地として残っています。

廃墟スポットとしても人気がある場所ではありますが、アフリカケンネルでは4名の人が殺害されてしまった現場となっています。地元の人も近づかない場所でもあり、さまざまな噂が飛び交う愛犬家連続殺人事件の跡地です。

愛犬家連続殺人事件は、その残虐性からも連日報道されるほどの事件でした。そんな愛妻家連続殺人事件を題材とした映画が｢冷たい熱帯魚｣になります。冷たい熱帯魚は2010年に公開された映画になりますが、その残虐性も再現されたためR18指定の映画となっています。

公開された当初も冷たい熱帯魚は、実際の事件ということで話題になりました。また、冷たい熱帯魚は描写も脚光を浴びている映画の一つになります。

冷たい熱帯魚は園子温監督が手がけた作品になるのですが、金字塔作品としても有名な映画になります。また、冷たい熱帯魚はブルーリボン賞作品賞も受賞していて、連続殺人犯を演じた｢でんでん｣は日本アカデミー賞最優秀助演男優賞も受賞しています。

そんな冷たい熱帯魚ですが、名前の通りに経営しているのは熱帯魚になります。他にもラストは冷たい熱帯魚と実際の事件とでは異なる部分などもあります。そのため、冷たい熱帯魚は愛妻家連続殺人事件の概要を知らなくても楽しめる映画となっています。

もちろん愛妻家連続殺人事件の概要を知っていると、冷たい熱帯魚は倍楽しメル映画となっています。ただ、冷たい熱帯魚は最初に紹介したようにR18指定なのでサイコスリラーとしてグロいシーンもあります。そのため、冷たい熱帯魚の閲覧には気を付けましょう。

まだ、冷たい熱帯魚を見たことが無い人は一度見るのをおすすめします。実際の事件だけに、身近に居そうな恐怖を冷たい熱帯魚は体感できるでしょう。

アフリカケンネルは廃墟と殺人事件が揃っているので、心霊スポットとして有名になるのに時間はかかりませんでした。先述したように犠牲者は4名として発表されているのですが、実際にはもっとたくさんの人を殺害していたと言われてます。

遺体が遺棄された場所は違うところになるのですが、殺害された場所として彷徨う霊がたくさんいると噂されています。そのため、埼玉県でも屈指の心霊スポットの一つとして有名になりました。心霊YouTuberも訪れている廃墟になります。

アフリカケンネルで実際に心霊体験には、実際に人の顔が写ってしまったなどの体験談が多いです。また、心霊系ユーチューバーの中には、実際に物音や声などが入ったとしている人もいますので何かしらの現象が起きる場所と言えるでしょう。

ただ、現存している殺人事件現場として尾ひれが付いている部分も多いです。と言うのも、実際に写ってしまった霊と大量に殺害されたと言われている部分と結び付けている部分もあるとされているからです。

ですが、少なからず4人は殺害された現場になりますので、アフリカケンネルに心霊探索をする場合には亡くなった人がいる事を忘れないようにしましょう。

アフリカケンネルで起きた愛妻家連続殺人事件。映画冷たい熱帯魚の題材にも使われたこともあり、記憶にも新しい事件の一つと言えるでしょう。ですが、映画のイメージが強いため実際の事件とは異なって認識している人も多いです。

そこで、ここからは実際に起こった愛妻家連続殺人事件の概要を紹介していきます。これから、廃墟探索や心霊スポット巡りで廃墟アフリカケンネルに行こうと考えている方は、まずはどんな事件だったのかを知っておくのがおすすめです。

愛妻家連続殺人事件の舞台となって、人々の記憶に残っているアフリカケンネルは関根元と風間博子が経営していたペットショップになります。ですが行っていたのは真っ当な商売ではなく、詐欺行為を繰り返し行っていました。

決闘書付きの高級犬が高値で売れるバブル時代に始めたアフリカケンネルは、当初は稼げる商売として関根元と風間博子は成功を収めていました。ですが、バブルが崩壊してしまうと一変して多額の負債を背負う結果になってしまいます。

そこで、アフリカケンネルで行っていたのは高値で売りつける詐欺行為になります。子犬が産まれた時は引き取るという話も、難癖を付けて値切ったりしていたとされています。

愛犬家連続殺人事件の発端とされている事件は、川崎昭男と言う男性の間で起こったトラブルになります。川崎昭男は産業廃棄物処理会社に勤める役員で、犬の購入でアフリカケンネルに訪れたことで関根元夫婦と知り合いました。

当時新商売をしたいと考えていた川崎昭男は、当時関根元夫婦が行っていた犬の繁殖のビジネスを手伝う形になり犬のつがいを約1000万近くの金額で購入したことから愛犬家連続殺人事件の最初の事件へと繋がっていきます。

この時にアフリカケンネルから購入した犬の価値は数十万程度で、繁殖ができないほどの高齢犬だったのです。そのことからトラブルへと発展しました。

犬の繁殖ビジネスを共に行うことで稼ぐことができると思い購入した犬が、繁殖することができなく価値が無いと分かった時に川崎昭男が求めたのはキャンセルと支払った代金の返金でした。詐欺被害に遭ったのですから、当然の行動とも言えるでしょう。

ですが、この時にはアフリカケンネルは資金難に陥っていました。当時の関根元夫婦は負債が多かったことから返金の料金を用意できるはずもなく殺害を決意しました。

この時に使われたのが硝酸ストリキニーネという動物を安楽死させるためと言って獣医からもらった劇薬です。これをお金を返金すると呼び出した川崎昭男に栄養剤と偽り飲ませて殺害しました。

川崎昭男の殺害時に関根元夫婦と同席していたのが、当時アフリカケンネルで働いていた従業員の山崎永幸です。山崎永幸は、川崎昭男との待ち合わせ場所に関根元と一緒に向かいました。その後、関根元によって山崎永幸は外出させられたとされています。

そのため、殺害そのものを山崎永幸は目撃していません。ですが、山崎永幸が戻った時には川崎昭男は殺害されており｢お前もこうなりたいか?｣と脅迫をされたと言われてます。

山崎永幸には家族があり、子供に危害を加えることなどを示唆されたため従う他に道はなかったの果もしれません。その後、共犯者として度々山崎永幸は利用されることになったと言われています。

関根元が初めに山崎永幸に行わせたのは、証拠隠滅として行わせたのが川崎昭男が乗ってきた車を処分することです。この時に、埼玉から東京まで2台の車で向かい川崎昭男の車は東京駅の八重洲地下駐車場に放置に川崎昭男が失踪し車を乗り捨てたように偽装しました。

この時に、Nシステムによって写真は撮影されていたとされています。そのため、川崎昭男の車を運転していたのは山崎永幸本人だったことが確認されています。

川崎昭男が失踪したように偽装して車を処分していたことからも、関根元が完全犯罪になるように目論んでいたことが見て取れます。そして、当時の関根元が使っていたのが｢ボディを透明にする｣という有名なフレーズになります。

関根元は自分で遺体を細かく分断し、肉片を川へ捨て去り骨や遺留品は全て燃やす方法を取りました。そのため、愛犬家連続殺人事件は遺体なき殺人と呼ばれるようになりました。また灰となった骨などは片品村の国有林に遺棄さ、れ肉片は薄根川に遺棄されています。

ここから愛犬家連続殺人事件の第二の事件に変わります。暴力団幹部は、アフリカケンネルが顧客に対してトラブルが発生した際に立ち会うなどを行うほど関根元と親交が深い関係でした。

最初の被害者である川崎昭男の家族は、失踪について不信感を抱いていたことから関根元を疑っていました。その時に開かれた両者の話し合いの場にも暴力団幹部は同席しており、関根元が殺害したことを察知したと言われてます。

暴力団幹部は、関根元の殺人を察知した結果金銭を要求するようになりました。つまり、口止め料として多額の金銭の請求を行っていたとされてます。もちろん、一度や二度の話ではなくなってしまい、度々要求されるようになりました。

そして、最終的に要求されたのはアフリカケンネルの新犬舎の土地や建物に対する権利書にまで発展しました。それを受けて関根元夫婦は、全ての財産を奪われてしまうと危惧し殺害を決心したと言われてます。

暴力団幹部には常に運転手が付いていて、行動を共にしていました。暴力団幹部の殺害にあたって、運転手を残しておくのは不味いと考えた関根元夫婦は、口封じのために運転手も殺害することを決めました。

愛犬家連続殺事件の中でも、ただ一人巻き添えで殺害されてしまった被害者になります。暴力団幹部と運転手の殺害方法は、川崎昭男の時と同じ手口で遺体の処理も全く同じ方法になります。ただ、第二の事件では、関根元の妻も解体に加わっていたとされてます。

愛犬家連続殺人事件の第三の事件の被害者は、滝口光江という埼玉県に住む主婦になります。彼女の息子がアフリカケンネルで働くことになったので、関根元とは親交を深めていきました。

当時のアフリカケンネルは経営難に陥っていましたので、お金はありませんでした。そこで、アフリカケンネルの株主になるように相談をし出資金を滝口光江から騙し取ることを計画しました。多額の負債に伴い、まとまったお金が必要だったからと考えられてます。

株主の話で滝口光江から出資金を騙し取ることが成功しても、いずれ株主の話は嘘だったとバレてしまいます。そこで、お金を受け取った後に殺害することにし、滝口家の全財産である270万円を受け取った後に硝酸ストリキニーネを飲ませ殺害しました。

山崎永幸は、この時にも関根元に呼び出され遺体を見せられた上で脅迫されたとしています。そのため、山﨑永幸は、遺体の運搬を手伝宇ことになりました。

滝口光江の遺体も、これまでの事件同様に解体されることになります。ですが、ここで関根元が行ったのは解体前に屍姦するという行為でした。この事実は、山崎永幸から語られた内容でもあるため、真実であったのでしょう。

関根元と元妻風間博子が逮捕されたのは、1994年1月5日になります。逮捕に至ったのは前年の1993年12月に山崎永幸が出頭したことがキッカケとなります。当初は、関与を否認していたのですが妻が詐欺罪で逮捕されるに至り出頭しました。

1993年12月13日のこの日に、山崎永幸の供述と案内によって最初の被害者である川崎昭男の遺留品を発見するに至りました。そして山崎永幸の供述により、年が明けた1994年1月5日に死体損傷•遺棄の容疑で逮捕になりました。

1997年7月7日に行われた山崎永幸の初公判から始まり、関根元と風間博子に死刑判決が下るまで約12年の年月がかかりました。これは、遺体が無いことや関根元と風間博子の双方がお互いに罪をなすりつけあったことなども関連しています。

また、山崎永幸も証言を否認したり裁判官や検事を罵倒するなどの行為が行われたとされています。最終的には関根元らは上告したが却下され2009年6月5日に死刑が確定しました。

遺体を消してしまうことで完全犯罪を目論んでいた関根元と風間博子になりますが、遺体を解剖したり燃やして灰にしてしまう行為、殺害に至った経緯からも残虐性は見てとることができます。また、手馴れた様子で解体をする行為は鬼畜そのものと言えるでしょう。

では、殺人事件を起こしたアフリカケンネルの犯人たちはどのような人物だったのでしょうか。子供の頃から残虐性を持っていたのか、犯人像に迫っていきます。

愛犬家連続殺人事件において、一番の鬼畜と言われているのが主犯格になる関根元です。サイコパスな一面を持ちながらも、ユーモラスで明るい一面もあったので親交を深める人も多くいました。

そんな関根元になりますが、子供時代にはホラを吐くことも多く虚言癖があったとされてます。当時のあだ名もホラ吹き元と呼ばれていたそうです。この当時の虚言癖が、のちの詐欺行為に繋がる要素だったと言われてます。

関根元は結婚と離婚を何度も繰り返してきました。一番最初の結婚は19歳と早く、子供も授かり当初は幸せな結婚生活を過ごしていました。ですが、その後浮気をした事で離婚して浮気相手と再婚という生活を何度も繰り返しました。

再婚相手には娘の同級生もいたとされているので、そのことからも言葉巧みに懐に飛び込むのがうまかったのが窺い知ることができるのではないでしょうか。

最終的にアフリカケンネルで愛妻家連続殺人事件を共に起こした風間博子との結婚は、7回目となります。当時、暴力団から付き纏われていたのを助けたことから付き合いが始まり結婚に至りました。

暴力団との揉め事を起こしてしまったり、関根元は一時期埼玉県にいる事ができなくなりました。ですが、一時期離れる事でほとぼりを冷まし戻ってきます。その時に開業してのが惨劇の舞台となるアフリカケンネルになります。

開業したのは1982年になるのですが、当初は順調な経営となっていました。ユーモアがある明るいおじさんのイメージも併せ持つため、顧客の獲得も上手くいくほど順調だったと言われてます。

関根元は暴力団との揉め事を起こしてしまうこともあったのですが、交友関係も持っていました。第二の事件でトラブル間を取り持っていた暴力団幹部もそうですが、最後の結婚となる風間博子が付き纏われていた暴力団も関根元と関係があると言われてます。

｢ボディを透明にする｣という言葉を口にしていた関根元には、独自の殺人哲学を持っていました。何よりも死体を透明にするのが大事としてました。

これは、完全犯罪を目論む一端の行為となります。遺体が発見される事がなかったら、殺人事件として立証する事ができないという考えを持っていたのです。つまり、遺体が発見されない限りは行方不明事件になると考えていたのです。

また、当時の関根元は最初の被害者の川崎昭男が32人目だと言っていたとされてます。歴史に名を残す殺人鬼として楽しそうに語っていたと言われてます。

関根元の元妻とされているのですが、これは1993年に税金対策の一環として偽装離婚を行っていたからになります。そんな風間博子は資産家の娘で、裕福な暮らしをしていました

一度目の結婚は子供にも恵まれ幸せな結婚生活を送っていたとされています。正式な離婚理由については語られていませんが、父親が所有している不動産から収入も得ていたのでお嬢様だったと言えるでしょう。

暴力団からつけまとわられていたのを助けてくれた関根元に、好意を抱くまで時間はかかりませんでした。前の夫との間の子供を連れて再婚を果たすのですが、風間博子はヤキモチ焼の一面も持っていました。

過去の関根元の妻たちにも嫉妬をしていたと言われています。ここで、関根元にのめり込む事がなければ風間博子は資産家の娘として裕福な暮らしを変わらずに続ける事ができたのかもしれません。

アフリカケンネルで働き始める事になった風間博子ですが、金銭感覚が卓越していたこともあり経理としての役割をするようになりました。その結果、アフリカケンネルの金銭の流れは関根元よりも詳しいと言えるでしょう。

そのこともあり、当時の愛妻家連続殺人事件においても金銭が絡んで起こった殺人事件などには関与していたとされています。また、アフリカケンネルは実質上は風間博子が社長という形にもなっています。

夫婦、共犯者として関根元と過ごしていた風間博子になりますが、決して幸せな結婚生活であったとは言えません。特に、風間博子と前夫との間の子供にとっては地獄の生活だったと言えるます。

暴力団とも揉め事を起こしてしまったり、殺人に対して罪悪感を持っていない関根元は家庭内でも暴力を振るうことは度々ありました。それは、風間博子に向けられる場合もありましたが連れ子である子供に向けられることもありました。

暴力により支配されていたのではないかという見解もあったほど、酷いものだったと言われています。

最後に愛犬家連続殺人事件の重要な人物になる山崎永幸になりますが、山崎永幸が関根元と出会ったのはドッグショーの会場でした。出会った当初は、関根元に対して好印象を抱いていました。

関根元が持っているユーモラスな部分に惹かれてしまったのか、はたまた詐欺行為を行っていた関根元の言葉に騙されてしまったのかは不明です。ですが、ここで出会ってしまったことで後に脅迫され共犯者としての道を歩む結果になります。

山崎永幸は関根元に好感を持っていたので、アフリカケンネルにも足を運ぶことが増えました。その結果、山崎永幸はアフリカケンネルの役員として勤めることになります。ですが、一般的に思い浮かべる会社役員とは異なり関根元の運転手などを行ってました。

この時、山崎永幸は離婚をしており群馬県の山奥に一人暮らしをしていました。そして関根元に利用される運命を辿ることになってしまいます。

先述していた被害者たちの遺体の解体現場は、山崎永幸の自宅となります。脅迫やマインドコントロールによって共犯者として仕立て上げられてしまった結果と言えるかもしれません。

遺体なき殺人事件となる愛犬家連続殺人事件になりますが、共犯者でもある一方で唯一身近で見ていた目撃者でもある山崎永幸が事件の詳細を出版しました。

報道では知り得なかった真実として書かれた本は、当時反響を生む作品でもありました。全ては山崎永幸の目線での話になっているので、どこまで真実かはわからないと評価する人もいました。ですが、共犯者だからこそ知り得る話も載っています。

ここまでアフリカケンネルで起こった殺人事件について解説してきましたが、関根元が逮捕後から現在にかけてはどのような状態になっているのでしょうか。心霊スポットとしての現在の姿はどのようになっているのか、入る事ができるのかを紹介していきます。

アフリカケンネルになりますが、現在も変わらずに残っています。実際に関根元が逮捕された当時から約25年という年月が経った現在は、殺人現場として不気味さが増しています。

日中でも不気味な雰囲気が漂うアフリカケンネルになりますが、夜間にはその不気味さは倍増します。その見た目でも、狂気的殺人事件と合わせて捉えると｢不気味｣の一言しか言えないでしょう。

現在も残されているのは、一説には殺人現場だったこともあり解体や撤去に踏み切れずに残されていると言われてます。現在の姿を見たい方は足を運んでみるのもいいでしょう。

現在も残されているアフリカケンネルになりますが、廃墟、殺人現場として特別入り口が封鎖されているわけではありません。そのため敷地内には足を踏み入れることが可能になっています。

ですが、敷地内にある建物の中には鍵がかけられていて入る事ができない場所もあります。また、廃墟となっているので、もちろん中は散乱している場所もありますので入る時には十分な注意が必要になるでしょう。

アフリカケンネルの敷地内には、全部で建物が3つあります。その中には、現在でも入れる場所もあるのですが、当時使用していたものがそのまま残っています。

関根元が書いたと思われる貼り紙や、アルバムなどもそのまま置いてありますし夫婦が使っていたのかもしれない布団などもそのまま残されているので、十数年経った現在でも当時の生活感を見る事ができると言っても過言ではありません。

ペットショップとして営業していたアフリカケンネルになりますが、当時使用されていたゲージもそのままの姿で現在も残されています。それらのゲージが本来の役目として使用されていたのかは定かではありません。

残虐性を持つ関根元が、先述したように妻や子供に暴力を振るっていたのならその行為が動物たちに向くこともあったかもしれません。真実はわからないことでもありますが、売買目的だけで動物たちがいたことを願いたいものです。

アフリカケンネルでは、心霊現象が多発しているという噂もあります。実際に訪れた人の中にも心霊現象に遭遇した人は多いです。そのため、心霊スポット巡りをしている人や肝試しで訪れる人も多い場所になります。

人が亡くなっている場所になりますので、心霊スポットとして現象が起きてもおかしくはありません。先述したように、亡くなった人の霊が出るかもしれませんし廃墟として色々な霊が集まってしまったのかもしれません。

アフリカケンネルに心霊スポットとして行こうと考える人や、廃墟探索を目的として行こうと考える人も多い場所になります。そんなアフリカケンネルの場所が、どこにあるのかはご存知でしょうか。

また、車で向かった場合の駐車場所があるのかも行く前にチェックしたいポイントの一つになります。そこでアクセス方法や駐車場所などについて紹介していきます。

アフリカケンネルは車でも徒歩でも向かう事ができます。最寄り駅は上熊谷駅となり、ここから車でも約10分ほどの場所になります。ただ、アフリカケンネルの周辺には畑道がありますので、注意するようにしましょう。

バスも出ていますので上熊谷から万吉までをバスで移動すると徒歩でも行く事が可能です。また、廃墟となってしまっているがアフリカケンネルで地図も確認する事ができるようになっています。

車でアフリカケンネルに向かった場合の駐車場になりますが、廃墟となっているので実際に使用できる駐車場があるわけではありません。畑道の周辺など交通の邪魔にならない場所に駐車して向かう人も多いです。

また、敷地内の空いているスペースに車を停める人もいるそうです。どちらの駐車方法を選んだ場合にも自己責任になってしまいますし、近隣の住民には決して迷惑をかけないようにしましょう。

アフリカケンネルは実際に起こった殺人現場として、心霊スポット以上の不気味さがある場所になります。そんなアフリカケンネルに負けずと有名な心霊スポットが、関東にはたくさんあります。どこも、廃墟と化している場所でもあり、心霊現象も起きている場所です。

最後に紹介していくのは、そんな心霊廃墟3選になります。心霊スポットとして必ず名前が挙がる場所もありますので、心霊廃墟を探索する時の参考にしてください。

最初に紹介するのは、人体実験が行われていたという噂があるダイアナ研究所。関係者以外立入禁止の看板が出されていますが、中に入り込む人が多い廃墟になります。

実際に人体実験が行われていたかはわからない場所になっているのですが、建物内には怪しげなものが多いことから実しやかに囁かれている内容になります。中には、メモや資料などでも疑わしいものを見つかったとも言われてます。

また、少女の霊を目撃したという人も多い場所で、近隣の人も近くを通るのを避けると言われてます。向かう時には十分に注意しましょう。

最恐心霊スポットとも言われている場所で、アフリカケンネルと同じく殺人事件の現場となっています。ラブホテルとして営業していた時には女性が刺殺される事件が起きていますし、自殺者も多数いたとされています。

そして、メディアでも取り上げられたのが女子高生の絞殺事件になります。大型の冷蔵庫に入れられ放置されていた事件で、逮捕された少年の中には未成年もいたことから有名になりました。その後は女性の霊が彷徨っていると言われてます。

曰くがないが心霊廃墟として有名なのが、4年という短さで廃業してしまった奥多摩ロープウェイになります。鏡に映る女性の霊や白い影など、心霊現象が多発していて声や物音を聞いたという人も多い場所になります。

また、停まっているロープウェイの乗り物には霊が満員電車のようにたくさんいるとも言われています。向かうには足場の悪い道を進んで行かなくてはいけないので、注意していくようにしましょう。

アフリカケンネルを廃墟として見るか、殺人現場として見るか、心霊スポットとして見るかは人によって変わるでしょう。ただ、忘れてはいけないのが実際に少なくとも4人の命が奪われてしまったということになります。

遊び半分で向かった場合には、どんな現象に巻き込まれてしまうかわかりません。アフリカケンネルに足を運んでみる場合には、自己責任になります。どんな状況になっても、安易に近づいた自分自身が招いた結果になるので気を付けましょう。