【徹底比較】東京〜福岡間の移動は飛行機と新幹線のどっちがおすすめ？

東京～福岡の移動は、飛行機か新幹線を利用する方が多いのではないでしょうか。どちらも便利な新幹線と飛行機ですが、一体どっちが良いのでしょうか？今回の記事では、飛行機と新幹線両方のメリット・デメリットなどを紹介していくのでぜひチェックして、比較してみてください。

今回の記事では、東京～福岡間の移動において、料金が安い方や時間が短いのはどちらなのかをチェックしていきます。料金重視の方も、便利さ重視の方もどちらが良いかをチェックしていきましょう。また、今回の記事の最後には、番外編として東京～福岡間の夜行バスやフェリーについても紹介しています。こちらも、併せて参考にしてください。

まずは、新幹線で東京～福岡間を移動する時の方法、時間などについて見ていきましょう。安い料金で利用するためのポイントについても紹介しています。

新幹線で東京～福岡まで移動する場合、5時間13分ほどかかる様です。飛行機よりも時間がかかるので、移動時間を短くしたい方には少しデメリットでもあるでしょう。移動している間は睡眠をとるなどの過ごし方もありますが、長時間になるので時間を潰せるものの準備も必要でしょう。

東京～博多の間を新幹線で移動する場合、正規料金ですと普通車自由席が22220円、普通車指定席が23390円、グリーン車が30650円となっています。自由席は若干安い料金で利用出来ますが、事前に席を確保しておけないので当日になって慌てたくない方には指定席の購入をおすすめします。

グリーン車は値段は高いですが、席と席の間隔も広く、ゆったりと過ごせる魅力があります。所要時間が長いので、快適さを求めるならグリーン車も候補に入れてみてはいかがでしょうか。

上記の値段は正規料金ですが、インターネット予約や割引を利用する事で、安い料金で利用する事が可能です。例えば「スマートEXサービス往復割引」を利用すれば、23390円だった普通車指定席でも21780円と少し安い料金で利用する事が可能です。利用前には、割引やサービスが無いか事前に確認しておくようにしましょう。

また、新幹線のメリットとして、コンセント完備の座席がある場合もあります。コンセントがあれば充電器を持っていれば充電切れの心配をしなくて済みますし、仕事や趣味でPC、スマホを使いたい方でも安心してネットを利用する事ができます。

コンセントが付いているのは700系なら、一部車両の最前列と最後列座席の席、N700系、N700系A系ならグリーン車の全てと普通車の窓側、最前列と最後座席の壁に設置されている様です。

続けて、飛行機で東京～福岡間を移動する際の料金・時間などについて見ていきましょう。こちらも安い料金で利用する方法などを紹介しているので、料金重視の方もぜひチェックしてみてください。

飛行機で東京～福岡を移動する場合、所要時間はおよそ1時間40分程となっています。新幹線で移動する場合は5時間以上かかるので、所要時間には大きく差があります。空港までの所要時間を考えても、飛行機の方が早くアクセス出来るという場合は多いでしょう。

料金はタイミングや利用する日によっても変わることがありますが、ANAの予約後でも変更可能な「フレックス」の片道料金の場合、料金は42200円となっています。

新幹線の倍近い料金となるので、とにかく安い料金で、と考えている方にはあまり向かないかもしれません。ただ、ANAの場合「スーパーバリュー」といったものがあり、21日以上前なら安い料金で利用できます。1万円台で利用出来る事もある様なので、利用する日まで間がある場合は一度検索してみるのも良いでしょう。

ANA、JALといった航空会社もありますが、安い料金で飛行機を利用したい方にはLCCの利用がおすすめです。LCCでも色々な会社がありますが、ジェットスターやピーチなど、5000円台というかなり安い料金で移動出来る便もある様です。

キャンペーンや予約するタイミングによってやはり料金は変化していくので、安い料金で移動したいなら色々な会社のサイトを見比べてみるのが確実でしょう。

飛行機を利用する場合でもお得な割引などはあるのですが、直前に航空券を購入すると早めに購入するよりも高い値段になる事が多いです。

どうしてもその地に行く必要がある人は料金が高くても航空券を購入するので、値段もそれほど安い料金になっていない様です。また、LCCの場合ですと、直前になると座席が空いていないこともあります。座席を確実に確保するためにも、前々から飛行機の利用が決まっている方は、早めに料金をチェックし、早期割引で購入権を購入しましょう。

ここまで新幹線、そして飛行機での東京～福岡間の移動について紹介しましたが、どちらが良いかを整理してみていきましょう。重視するポイントによってどちらがおすすめかは異なるので、順番にチェックしてみてください。

安い料金で航空券を購入する事が出来るならば、東京～福岡間の移動はやはり飛行機がおすすめでしょう。先ほど紹介した通りLCCなら5000円台で航空券を購入出来る事も有るので、新幹線よりもかなり安い料金で移動出来る事になります。

先ほど紹介した通り直前になると航空券は高くなる傾向にある(正規料金に近くなる)ので、時間に余裕があるのなら正規料金なら新幹線の方が良いかもしれません。

新幹線などは定時運行が当然のようになっていますが、飛行機は天候の影響などを受けやすいですし、機材トラブルなどで欠航することもあります。

安全にフライトするためにやむを得ないことではあるのですが、仕事やイベントなど、どうしてもその時間までに現地に着く必要がある方は注意が必要かもしれません。機材トラブルはこちらでは避けようがないのですが、台風のシーズンは利用しないようにするなどの対策は可能です。

移動時間中にPCなどで作業したい方には、飛行機よりも新幹線の方が良いでしょう。先ほど紹介した通り新幹線にはコンセントがある場合がありますし、グリーン車ならゆったり快適に作業する事が可能でしょう。

飛行機に乗っている間は基本的に手荷物はしまっておく必要がありますし、色々と作業をしたい方にはあまり向かないかもしれません。また、飛行機によってはWi-Fiを利用出来る場合もありますが、利用出来無い瓶も多くあります。N700A、N700系なら無料Wi-Fiが利用出来るので、ネットを利用したい時でも便利です。

飛行機は確かに所要時間が短いのですが、空港までの距離が遠い場合には新幹線の方が良いこともあります。空港はない都道府県も多いので、空港までのアクセスに時間がかかればそれだけロスになってしまいますし、空港まで車でアクセスした場合、ガソリン代や駐車料金の心配も出てきます。

新幹線が通っていない都道府県もありますが、その場合には特急などを利用して新幹線に乗り継ぎましょう。自宅から空港までの距離が遠い方はかかる料金も考えつつ、新幹線と飛行機のどちらが良いかを比較してみましょう。

出来るだけ夜遅く出発したいといった方には、新幹線よりも飛行機の方がおすすめです。新幹線ですと東京駅発の便は18:51が最終となっていますが、飛行機の場合、スターフライヤーなら22:55発が最終となっています。時間は変更になる事もあるので、事前の確認も忘れずに行うようにしてください。

東京～福岡間は、夜行バスでも移動することができます。夜行バスを利用した際の参考料金、アクセスなどについて紹介していくので、こちらについてもチェックしてみて下さい。

東京～福岡を結ぶ夜行バスは、2020年現在でははかた号のみとなっています。所要時間は14時間以上とかなり長い所要時間になりますが、プレミアムシートならまるでホテルステイの様な快適なプライベート空間になっており、ゆっくり睡眠をとることができます。Wi-Fiや携帯充電器、USBポートなど設備も充実しており、快適に過ごすことが出来そうです。

夜行バスのはかた号を利用する場合、安い日にちで早割を利用するなら、7700円で利用出来る日もあります。最も高い日で割引適用が無い場合ですと16400円とかなり料金に開きがあるので、利用したい日の料金はしっかり確認しておきましょう。

上記はビジネスシートの料金なのですが、プレミアムシートではWEB早割が無いので注意しましょう。料金は最も安い日のD運賃で17300円、高いS運賃の日ですと21500円となります。プレミアムシートは快適にバスの移動時間を過ごせますが、その分値段は高額である様です。

最後に、夜行バスを利用する際の東京＆福岡のバスターミナルへのアクセスについて見ていきましょう。東京・福岡それぞれの乗車地・降車地を紹介するので、順番に見ていきましょう。

東京の夜行バスの乗車地・降車地は新宿駅の南口にある、「新宿高速バスターミナルバスタ新宿」になります。乗り場は4階、降り場は3階にあります。JRに乗って東京駅からバスタ新宿を利用する際、新南改札からアクセスしましょう。JR新宿駅とバスタ新宿とは新南改札で直結しているので、簡単にアクセスしたい方にもおすすめです。

福岡の乗車地は、はかたバスターミナルと西鉄天神高速バスターミナルの2か所があります。西鉄天神高速バスターミナルは乗り場・降り場は両方とも3階となっており、博多バスターミナルの乗り場は3階、降り場は2階となっています。

博多バスターミナルはJR博多駅からすぐ近くですし、西鉄天神高速バスターミナルは地下鉄天神南駅からすぐ近くなので、どちらも電車を利用する際に便利にアクセスできます。

これまで東京～福岡間の飛行機、新幹線、バスでの移動について紹介しましたが、実はフェリーでもアクセス可能です。この航路を結ぶフェリーはどういったものなのか、特徴などについてチェックしておきましょう。

東京～福岡間はフェリーでアクセスできますが、残念ながら直行フェリーはありません。ただ、乗り継ぎ無しで東京～福岡を移動出来るフェリーはあるので、候補に入れてみてはいかがでしょうか。以下で、少し紹介します。

オーシャン東九フェリーなら、東京～福岡を乗り継ぎ無しでアクセスする事ができます。東京から福岡の間に徳島にも寄りますが、降りる必要は無いので直行便感覚で利用出来るのではないでしょうか。

夜に出発して2日後の早朝に到着、という長旅になりますが、車やバイクも一緒に乗船できるので到着先でバイクや自動車に乗りたいといった方には便利かもしれません。

九州へ向かうフェリーを利用したいなら名門大洋フェリーを活用するといった手もあります。名門大洋フェリーは大阪の南港から北九州の新門司港までを運航しているので、大阪までは新幹線などでアクセスする必要がある様です。

大阪南港はUSJの近くにある港で、四国の上を通って新門司港へ向かいます。新門司港から出発する便は夕方に乗って早朝に到着するので、長時間の船旅に自信がないといった方は新幹線と名門大洋フェリーとを併用してアクセスするのも良いでしょう。

阪九フェリーは泉大津と新門司、そして神戸と新門司とを結ぶ航路とがある様です。東京から大阪までアクセスし、大阪を経由してフェリーで九州までアクセスしましょう。スケジュールは夕方に出発して早朝に到着しますが、朝6時頃なので明け方に到着する便は辛い、といった便でも利用しやすいのでしょうか。

阪九フェリーには神戸と新門司を結ぶ航路もあります。船内には福岡・大阪・神戸のお土産が取り揃えられているお土産売り場があり、オリジナルキャラクターである「ふねこ」のオリジナルキャラクターも人気である様です。

こちらも自動車やバイクなどを載せて移動出来るので、自動車で神戸までアクセスし、ここからフェリーに乗るといった事も可能でしょう。

この記事では、東京～福岡間の移動について新幹線、飛行機の両方の所要時間や料金について紹介しました。新幹線・飛行機にはどちらもメリットがあるので、自分の重視するポイントに合わせて選択しましょう。

また、東京～福岡間は夜行バスや、フェリーを利用するといった手もあります。様々な移動手段をチェックして、自分に合った移動手段を見つけてみてください。