恐怖のパワースポット「平将門の首塚」とは？ご利益や怨霊伝説を調査！

平安時代を築いた武将「平将門（たいらのまさかど）」、騒乱の世を生き延び、壮絶な最期を遂げた稀代の名称を祀った東京都指定旧跡があります。その名も「平将門の首塚」です。平将門の首塚は、様々な祟りを世に出す反面、ご利益があるパワースポットとしても人気があります。

平将門の首塚は、近年まで祟りがある東京都屈指の危険な心霊スポットとして、肝試しや怪談話しのネタにされてきましたが、名将平将門はビジネス運や勝負運などご利益があるパワースポットとして話題を呼んでいます。

平将門は、壮絶な最期を遂げ、まだ世に未練を残した怨念の霊が地上をさまよっているとされ、怨霊の危険がある場所として警戒されています。興味半分で平将門の首塚に足を踏み入れた方の中には、「肩が重くなった」、「偏頭痛がする」、「奇妙な声が聞こえた」など報告例が多数上がっています。

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平将門の首塚は、その名の通り平将門の首が地下に眠っている場所として祀られています。京都で打ち首になった平将門の生首は、故郷の地に落ちてきたという伝説があり、東京都千代田区にある平将門の首塚以外にも、平将門の首塚が存在する場所が複数あります。

さて、平将門の首塚は一体どのようにしてできたのでしょうか。最恐の怨霊がある心霊スポットでもあり、最強のご利益が譲受されるパワースポット、平将門の首塚の歴史を一緒に振り返っていきましょう。

平将門の首塚は、平将門本人の生首が眠っている場所として、神社を建立し平将門を祀っています。かつては古墳であったとされていますが、平将門に法名を贈って板碑を建立したことで、神田明神という神社が建立されました。

平将門の首塚は、怨霊がある危険な心霊スポットとして、東京屈指の肝試し場所として君臨しています。何故そのような伝説が広まったのかといいますと、平将門の首塚を掘り起こそうとして当事者や関係者が事故等で不審な死を遂げた、付近の邸宅で刃傷沙汰があったという事件が複数発生しました。

これらは、当初偶然の事故とされてきましたが、いつしか平将門の怨霊が招いた災いと噂が持ち上がり、興味本位で近づいてはならない危険な心霊スポットとして名を残すようになりました。高層ビルが立ち並ぶ千代田区でも、平将門の首塚は触れてはならない場所として大切に祀られています。

平将門は、平安時代に一度は天下統一を果たした新皇として、当時の日本を統治してきました。しかし、世は群雄割拠の戦国時代。あっという間に寝首を搔かれて、ついには京都で打ち首になってしまいます。無念のまま生涯を閉じた魂は生首に乗り移り、故郷の地へ舞い上がったという伝説があります。

そして、その魂は憎しみと憎悪が入り混じった怨霊となり、平将門の首に近づく者には容赦なく襲い掛かる危険きわまりない怨霊となってしまいました。現在でも、その怨霊は現実のものとなる場所として神社に祀られています。

平将門の首塚は、怨霊の伝説の他にも数々の伝説を残しています。関東大震災で焼失した大蔵省再建の時に平将門の首塚を取り壊そうとしたと所、建設に携わった関係者全員が不審な死を遂げた、戦後GHQが平将門の首塚を取り壊そうとしたら重機を操作していたオペレーターが死亡したなど、いくつもの危険な伝説を形成しています。

平将門の首塚は、代表的な場所として東京都千代田区にある神田明神という神社と築土神社があります。その他にも平将門出生の地でもある茨城県坂東市、島広山・石井営所跡、石井の井戸、延命院の胴塚など首塚伝説を継承する神社や場所が存在します。

平将門の首塚という危険な心霊スポット、神田明神という神社には一見すると可愛いカエルの置物がかなりの数奉納されています。これは神田神社へのお供え物として奉納されているものですが、一体どんな秘密が隠されているのでしょうか。

平将門は打ち首になり、生首が故郷に帰っていたという伝説がありますが、この伝説になぞらえて故郷に必ず帰るとカエルをかけて願いを込めて奉納されたお供え物です。有名な誘拐事件の若王子事件で家族が神田神社にカエルを奉納した事から話題となりました。

平将門の首塚を祀っている神社には、平将門の生涯を描いている看板や書物が多数残っています。歴史の授業でも平将門は、平安時代を代表する武将として教科書に掲載されていますが、平将門はどのような人物でどのような生き様を描いていたのでしょうか。平将門の人生を振り返りながら、しばし平安時代へ足を運んでみましょう。

平将門は、有名伝記「平家物語」に登場する平姓の由緒正しき子孫です。平良将の子として誕生しました。平将門の出生については明らかになっていませんが、死亡時の年齢が満37歳と推定されているため、903年頃ではないかと言われています。

平将門は、平安時代を代表する豪族と語り継がれていますが、その名を欲しいままにしたある大きな戦争がその名を轟かすきっかけになりました。歴史の教科書でも度々登場する「平将門の乱」です。日本全土を巻き込んだ大きな戦により、平将門は歴史に名を馳せる豪族として君臨していきます。

平将門の乱が起こったきっかけについては諸説あり、未だ解明されていない点が多くあります。領土分配による叔父の平国香氏や平吉兼氏との争い。源護氏の娘を巡った争い、領土争いへの介入など様々ありますが、源護氏と縁者との争いが有力と言われています。

平将門は、豪族と名前を馳せていた事で、同時に多くの武将に命を狙われる事になります。しかし、数ある功績を成しえた猛者達も、平将門の軍勢には全く歯が立ちません。そこで、藤原氏などを中心とする連合軍を結成し、打倒平将門を狙いつつ時を待つ事になります。

数ある武将を討ち倒した功績により、平将門は当時の日本でも最高名誉である新皇の座に君臨する事になります。しかし、連合軍が黙って見ているわけがありません。度重なる戦争は、町を村を焼き払い多くの民衆が路頭に迷ってしまいます。この時は、戦よりも平将門の圧政への不満が噴出していたと言われています。

数で攻めてくる連合軍に対して、平将門は少ない軍兵をやりくりしながら討伐をしていきます。しかし、風向きが変わった瞬間を連合軍は見逃しませんでした。緊急退避中に馬がよろけてしまい、バランスをとろうとした所、連合軍が放った矢が額に命中し絶命してしまいます。これが「承平天慶の乱」と言われています。

平将門は戦争中に死亡した後、平安京に遺体が運ばれ打ち首にされてしまいます。胴体と切り離された頭は一緒になりたい余り、憎悪と無念の霊が合わさって怨霊となっていきます。その矛先は、自身の首を狙う人たちに向けられ、いつしか祟りとなって現代の世に舞い戻ってきました。

当初、祟りとは誰も思っておらず、偶発性が生んだ事故として処理されていました。しかし、誰かの手による事件ではありえない事、平将門の首塚に近寄った時に起こる体の不調など、様々な要因が重なって祟りと呼ばれるようになりました。さて、平将門の首塚が起こした様々な祟りの代表例を振り返っていきましょう。

平将門の首塚は、江戸時代神社ではなく姫路藩雅楽頭酒井家の敷地があったとされています。その邸宅内で、体調不良者の続出など不慮の事態が度々起こるようになり、仙台藩原田宗輔氏による刃傷沙汰が発生してしまいます。

時は変わり大正時代にも平将門の首塚による祟りが起こってしまいます。大正12年に発生した関東大震災で倒壊した大蔵省を建て変えようと、平将門の首塚が敷地に選ばれていきます。しかし、工事中に関係者全員が死亡した他、当時の大蔵大臣が不審死を遂げた事により、大蔵省建設の話はとん挫しました。

大正時代から更に時が変わり、太平洋戦争終結後にも事件が発生してしまいます。当時日本を統治していたGHQの戦災都市復興計画で、平将門の首塚は区画整理の場所として選ばれてしまいます。そして工事中に関係者が次々と事故死や不審死が相次ぎ、計画が中止となってしまいました。

平将門の首塚は、安易な気持ちで絶対に近づいてはいけない危険な心霊スポットとして、心霊マニアを震え上がらせています。近寄った人からは「肩が重くなった」、「頭痛がひどくなりその場を離れた」、「誰かがいるような奇妙な気配がした」、「命の危険を感じた」など体から危険信号を出してしまう恐ろしい心霊スポットになっています。

平将門の首塚は、誰もが恐れる危険な心霊スポットとして不名誉な称号が与えられてしまいました。しかし、近年平将門が成しえた数多くの功績にご利益があると噂が広まり、ご利益を授かれる東京都屈指のパワースポットとしてその名を確立させようとしています。

平将門は、実力だけではなく運も兼ね備えた戦のエキスパートと言われています。現代社会で生き残るには実力だけではなく、運気も重要な要素となっています。さて、平将門は、どのようなご利益を授けてくれるのか、一緒に追いかけてみましょう。

平将門は、戦はもちろんの事、対人スキルにおいて非常に優秀であったとされます。現代社会のビジネスでは、専門分野の知識もそうですが、人との交渉事や折衝事など、対人スキルを制する事がビジネスを制します。平将門のブレインが眠る平将門の首塚は、彼のビジネススキルをご利益にしようと、ビジネスのパワースポットとして人気が高まっています。

平将門は、ここぞという時に大きな決断を即座に下せる勇気ある人物であったとして有名です。ビジネスや恋愛などでは、ここぞという時に一歩を踏み出せるか否かで、命運が大きく変わる事がしばしばあります。平将門の首塚は、彼の勇気を授れるパワースポットとして、多くの方が平将門が眠る場所を訪れています。

平将門は、群雄割拠の平安時代を生き抜いた名将である事から、勝負事の神様として名を馳せています。現代社会における勝負事は、タイミングや運も非常に大きな要素を占めてきます。平将門の首塚は、彼の勝負運を授かるパワースポットとして、多くのビジネスマン達が平将門の首塚を参拝しています。

平将門の首塚というパワースポットで、ぜひ彼のご利益に触れたいという方は多くいらっしゃるでしょう。平将門の首塚は、東京都千代田区大手町にあります。大手町と言えば気象庁や日本経済新聞社、大手都市銀行本店が並ぶ日本のビジネス中心地として有名です。

そして千代田区は、東京都心3区と呼ばれており、日本屈指の電気街秋葉原やTBS本社、皇居や国会議事堂がある永田町が並ぶビジネスと政治の中心地でもあります。従ってアクセスがしやすく東京駅から徒歩で迎えるパワースポットでもありますので、ぜひ平将門の首塚のアクセスを見ていきましょう。

平将門の首塚は、地下鉄東京メトロ都営地下鉄大手町C6a出口を出てすぐの所にあります。隣の社屋は三井物産、道路を挟んだ向かいの建物には、読売巨人軍球団事務所がテナントで入っているビルがあります。お堀の外は皇居となっており、初めて東京に来られた方にも非常にアクセスがしやすい立地になっています。

平将門の首塚まで車でアクセスしたいという方も多いかと思います。東京都内は車も多く公共交通機関が発達していますので、電車やバスが便利ですが、お車で来られた方は大手町カンファレンス駐車場や東京サンケイビル駐車場、コインパーキングなど有料駐車場が充実していますので、そちらを利用しましょう。

平将門の首塚は、皇居と目と鼻の先にある距離ですので、平将門の首塚を参拝した後は迷わず皇居を訪れたくなってしまいます。しかし、皇居を訪れるのはしばらく待ちましょう。平将門の首塚は、皇居の方向に眼が向いているとされているため、平将門の霊が皇居まで憑いていくと言われているためです。

平将門は、有名ゲーム「桃太郎電鉄」に登場するカード「たいらのまさカード」で覚えている方も多いのではないでしょうか。カードでは分からなかった彼の壮絶な人生と無念は、彼の魂に宿り続け、いつしか自分の胴体と共になりたいと願った先は、彼の安住する地を護る危険な心霊スポットとして宿り続けています。

しかし、平将門の首塚は政治とビジネスが混沌とする街東京において、彼の持つ強運と勇気、ブレインをパワースポットとして崇めるようになり、今日も彼が眠る平将門の首塚に祈りを捧げています。

そして、彼の眼は皇居か、はたまた彼の成功の地京都に向けられているのか、平将門は人々を見守り続けています。平将門の身体がいつしか一つになり、平将門の首塚が平将門を祀る神社として建立される日を願いながら、平将門の首塚を参拝に行きましょう。

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