約250店舗が軒を連ねる「函館朝市」。かつては函館市民の台所として親しまれていましたが、今では国内外から多数の観光客が集う、北海道を代表する観光スポットとなっています。やはりお目当ては、新鮮な魚介類。函館名産のイカをはじめ、カニ、ホタテ、イクラ、うになどが手に入るほか、朝から贅沢な海鮮丼や寿司などが食べられる飲食店もたくさん。

その「函館朝市」の一角に「どんぶり横丁」の建物があります。横丁の中には、新鮮な魚介類が味わえる食堂をはじめ、ラーメン店、カニやうになどの海産物を取り扱うみやげ店が合わせて約20店あります。

函館朝市「どんぶり横丁」の中の各食堂の入り口には、色とりどりの海鮮丼の見本がずらりと並んでいて、よりどりみどりといった印象で、思わず悩んでしまいます。市場の中央には無料休憩スペースもあり、修学旅行生や団体客の待ち合わせなどにも利用されています。

丼だけでなく、函館の特産品であるイカを手早くさばいて提供するイカ刺しやイカソーメン、手ごろな価格で味わえる定食などを出す店もあり、観光客はもちろんの事ですが地元の方々にも親しまれています。

函館朝市「どんぶり横丁」の約20店舗の中で、漁師だった店主の審美眼にかなった魚介が揃う店や、目の前で捌かれ踊ったまま丼になっているイカを見れるお店、うに・ほたて・いくらが同時に味わえる丼のあるお店など、間違いなくおいしいものが揃っています。厳選した5店を紹介致します。

北海道の新鮮な魚介にこだわった丼物メニューが50種以上もある「恵比寿屋食堂」。おすすめは、色々食べたい人向けの【海鮮小ぶり丼】や海鮮が5種類乗った五色丼。えび、うに、ほたて、かに、いくらの5種類が乗っています。これで、1,500円はお得です。

どんぶり横丁の海鮮丼といえば、やはり人気店の筆頭だと思います。是非足を運んだ際には食べてみてください。

函館朝市にある「函館ぶっかけ」は、創業30年からここ函館で食堂をしています。毎朝、函館で獲れる新鮮な魚介類を仕入れ、お客様に提供しています。おすすめは【大名盛】です。少し小ぶりですが、その分お値段もリーズナブルです。

「一花亭たびじ」のおすすめは、水槽で泳いでいる函館沖のイカを使用した【活いか踊り丼】これしかありません。海外の日本食サイトなどでも紹介されており、見た目にインパクトがあります。ですが、もちろん味も絶品です。丼の上でもイカが踊り、口の中でもイカの存在をしっかり感じる事が出来ます。

「きくよ食堂 本店」の人気NO.1のおすすめは【元祖函館 巴丼】です。近海で獲れた新鮮なうに・イクラ・ホタテを贅沢に使用し、三色のキレイなコントラストで、ネタがどれも甘く新鮮です。お米も特Aに選定された道産米で、自慢のシャリになっています。

「朝市食堂二番館」は、何と言ってもお値段がリーズナブルです。なんと500円で堪能出来る丼メニューが数種類あります！器は、小ぶりではあるものの価格が500円なので2つ頼んで楽しみ事が出来ます。おすすめは【五目丼】で、5種類の海鮮が乗って500円。イカ刺し丼も500円で楽しめます。

駐車場は第1駐車場と第2駐車場があります。第1駐車場は24時間営業となっています。料金は1時間で250円。総駐車台数は約350台となっています。また、フェリーや空港からはシャトルバスが運行しているので観光の方でもスムーズに「どんぶり横丁」に向かう事が出来ます。JR函館駅からも徒歩1分という好立地になっています。

どんぶり横丁の海鮮丼はいかがでしょうか。紹介したお店以外にも色んなお店もあります。海鮮を味わうついでにお土産を「函館朝市」で買うのもおすすめです。朝食を「どんぶり横丁」で楽しみつつ、「函館朝市」の活気を楽しむのもおすすめとなっています。是非足を運んでください。函館朝市で買えるおすすめのお土産についてはこちらでご確認ください。