函館朝市ミニ水族館が登場!見所や「はこだて海の教室」などをご紹介!

日本財団「海と日本プロジェクト」の企画の一つとして、函館の朝市に子どもたちと水族館を作る「函館朝市ミニ水族館」や、子供向けに海に関する知識をつけるための体験教室などを開催しました。海と人と人をつなぐという精神のもとワクワクやひらめきを開催しました。

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目次

  1. 1函館朝市にミニ水族館がオープン
  2. 2函館朝市のミニ水族館の見どころ
  3. 3「はこだて海の教室」について
  4. 4函館朝市のミニ水族館の基本情報
  5. 5 函館朝市のミニ水族館で海と触れ合おう

函館朝市にミニ水族館がオープン

函館朝市にミニ水族館がオープンしました。 観光客で賑わう函館の朝市に「函館朝市ミニ水族館」として様々な魚の生態を見せる水槽をいくつも設置しました。ミニ水族館の水槽の準備は地元の子どもたちが一生懸命行い、将来につなげていくというプロジェクトとして実施されました。

海と日本プロジェクトの一環

日本財団の「海と日本プロジェクト」の一環として始まったこの企画。母なる海の偉大さをしり、様々なことを学ぶということをコンセプトに実施しています。函館朝市ミニ水族館以外にも、海洋ゴミに関するイベントを多く行っております。興味のある方は是非、日本財団の「海と日本プロジェクト」公式HPを御覧ください。

日本財団「海と日本プロジェクト」は、日本各地で様々な取り組みを行っています。また様々な場所での告知活動も行っています。温暖化や、大気汚染、海洋汚染などの影響で海にどのような影響があるのか?是非興味を持っていただければと思います。

函館朝市のミニ水族館の見どころ

函館朝市ミニ水族館の見どころは、授業で習った記憶のある、様々な海の状況を実際に目で見ることができることです。以下でその見どころをご紹介いたします。実施場所については、函館朝市内えきに市場活いか釣堀ひろばです。

4つテーマで函館に近い海の海水魚を展示

函館朝市ミニ水族館では、函館に近い海を再現した展示が見どころです。様々な海流や、海底の状況を再現した展示で、そこに住む様々な海洋生物の展示をしています。では、順にご紹介いたします。

テーマ①あたたかい海の魚たち~対馬暖流水槽~

イシダイ

まず1つ目のミニ水族館水槽展示は、「あたたかい海の魚たち~対馬暖流水槽~」です。対馬暖流は日本海から津軽海峡を通って太平洋に暖水が流れていく部分です。ちょうど函館市に近い海を通る海流です。比較的温かい場所をを好む「メジナ、ホンベラ、イシダイ、マアジ」などが展示されています。

テーマ②つめたい海の魚たち~親潮水槽~

ひらめ

続いて2つ目のミニ水族館水槽展示は、「つめたい海の魚たち〜親潮水槽〜」です。親潮とは、千島列島方面から函館に近い海流に向かってはくる冷たい流れで、海底近くで、じっとしている「クロソイ、エゾメバル、ホッケ、ヒラメ」などが展示されています。

テーマ③砂地でくらす魚たち~砂地水槽~

はぜ

続いて3つ目のミニ水族館水槽展示は、「砂地でくらす魚たち~砂地水槽~」です。その名の通り、サラサラな砂地に生息する魚である「マガレイ、マハゼ、アナゴ、トラザメ」などを展示しています。函館の海に近くには良質な砂地が数多くあり、魚も豊富に生息しています。

テーマ④岩場でくらす魚たち~岩礁水槽~

最後に4つ目のミニ水族館水槽展示は、「岩場でくらす魚たち~岩礁水槽~」です。こちらも名前の通りですが、岩場に生息する魚を展示しています。岩場に隠れる「ニホンカジカ、クロソイ、アイナメ」などを見ることができます。非常に警戒心の強い魚のため、なかなか海で出会うことは難しいので是非こちらで御覧ください。

海の問題について学ぶことのできる展示

函館朝市ミニ水族館は、「函館海の教室実行委員会」が主催しており、水族館以外にも、海洋ゴミや、水産資源の枯渇という問題についても学べるような展示があります。子供にもわかりやすい内容になっていますので是非こちらもご覧になってください。

市場内のお店に水族館風の説明板

函館ミニ水族館をご覧になったあとは、えきに市場内活いか釣堀ひろばの奥へとおすすみください。市場内の鮮魚販売店の店頭に水族館風の説明板が展示されています。海や魚に関する豆知識などがあり、朝市を更に楽しむことができます。

夏休み期間限定のスペシャルイベント

7月15日〜8月15日の約1ヶ月間は、夏休み期間のスペシャルイベントということで、普段のミニ水族館よりも水槽を増やし、その増やした小型水槽を巡ってクイズに答える形式のスタンプラリー、他にも魚のショーとして、イシダイの輪くぐりというちょっとめずらしいショーも実施しました。

ここまでくるとミニ水族館というよりはもはや水族館そのものですね。また、子供も多く集まっていたため、海の生き物を守るためにも海をきれいにしようという、海の授業もおこないました。夏の函館におすすめな観光スポットはこちらで紹介しています。

イベント①小型水槽の設置

夏休みの期間で増設された小型水槽の種類として「朝市お魚幼稚園」「北海道大学水産学部の研究(海水移行したイトウ)」「ぼく&わたしが採集した函館の魚」「魚のカタチ~カレイとヒラメのちがい」「魚の学習行動~イシダイの輪くぐり」という、なかなか学校の授業ではやらない勉強をミニ水族館という形にしました。

イベント②スタンプラリー

スタンプラリーでは、各水槽をめぐり、説明板をよく読んでクイズに答えカラフルなスタンプを押していくという、勉強にも遊びにもなる形で実施しました。説明、実物、クイズという形は非常に勉強になり子どもたちの学びの場としても活躍いたしました。

イベント③イシダイの輪くぐりショー

こちらのイシダイはセンターで飼育されており、人に非常になついており、餌をもらうために「芸」を覚えているという非常に珍しいショーとなっております。魚も環境によって大きく行動を変えるということが実感できます。

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「はこだて海の教室」について

「はこだて海の教室」は、函館という海とは切っても切れないほど海と密着した環境でありながら、実は海水浴場が一つしかないなど、なかなか海に触れられない環境であった子どもたちに、少しでも海に興味を持ち、学んでほしいと言う思いから、「海と日本プロジェクト」として始動しました。

「はこだて海の教室」の目的

「はこだて海の教室」は、周りを海で囲まれた港町、「函館」でありながら実は、子どもたちが海に触れる機会、環境がが少ない、この函館の地で子どもたちがもっと海に興味を持ち、海について学べることができるよう企画されました。

海に関連した子供向け講座を実施

魚の絵

「はこだて海の教室」では、海に関する様々な企画を数多く実施しており、2019年度では、9講座(魚お絵かき講座・ロゴ制作講座・水族館の水槽立ち上げ体験・海の生き物採集・水族館飼育体験・イカ料理体験・海の生き物のレポート作成・お魚プログラミング)実施いたしました。その中の少しだけご紹介いたします。

講座①お魚お絵かき講座

講座のひとつとして「お魚お絵かき講座」を実施。まずは、魚の生態、エラや、ヒレなどの特徴について説明し、ミニ水族館、市場の中の実際の、魚、カニ、いか、エビなどを見ながらその特徴を捉えるお絵描き会を実施しました。

講座②親子で挑戦!海の生き物採集

海岸採集

講座のふたつとして「親子で挑戦!海の生き物採集」を実施。「函館朝市ミニ水族館」の水槽に展示する実際の海洋生物を函館の浅瀬や堤防などで採取しました。親子で参加できるイベントとなっており、いつのまにか子供よりも親のほうが一生懸命になっている様子なども見受けられました。

講座③親子でいか料理教室

講座のみっつとして「親子でいか料理教室」を実施。いかは函館の市の魚にもなるほど函館に近い海では名物になっているため、そのいかを使った料理教室を実施しました。いかの皮の剥き方から、いか刺し、いかの姿焼などたくさんのことをこの授業で学びました。

子供向け講座は事前予約制

予約

子供向けの講座は事前に「函館海の教室実行委員会」への申込みが必要となります。詳細は公式HPにてご確認ください。

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函館朝市のミニ水族館の基本情報

函館朝市のミニ水族館の場所や日程状況などの詳細をお伝えします。さらに今年の夏休みに来ることができなかった、来年は?という方に今後の予定などをご案内いたします。

開催場所は函館朝市えきに市場の活いか釣堀ひろば

場所は、函館駅から徒歩5分ととても近い場所「函館朝市えきに市場 活いか釣堀広場」で実施しています。函館の駅までくれば、もうすぐ近いので周りにいる人に気軽に「函館朝市えきに市場 活いか釣堀広場」の場所を聞いてみてください。

もちろんミニ水族館などのイベント以外にも全国的にも有名な函館の朝市では、様々な魚介類や、海鮮料理を購入することもできます。北の味覚も是非お楽しみください。

開催期間&開催時間

カレンダー

7月15日(月・祝)~12月30日(月)までの期間。休館日は、10月16日(水)、11月20日(水)となっています。

2020年1月以降も継続予定

現在ミニ水族館は、「海と日本プロジェクト」の一環として実施していますが、2020年1月以降は函館朝市えきに市場による継続運営が予定されておりますので、今後、常設展示となる予定です。

夏休みのイベントについても継続していく予定です。夏休み以外にも子供向けの企画は様々あります。プログラミングなど最近話題の技術なども取り入れた体験もあります。是非タイミングを合わせていらっしゃってみてはいかがでしょうか?

料金は全て無料

無料

ミニ水族館を含めたすべての企画が入場料、見学料ともにすべて無料となっております。近所には最大の観光名所函館の夜景を見ることができる函館山もあります。是非観光ついで、更には函館市に近い方も気軽にご来訪ください。

函館朝市のミニ水族館で海と触れ合おう

いかがでしたでしょうか?函館朝市は昔からとても有名ですが、更に様々なプロジェクトを立ち上げて盛り上げております。普段なかなか見聞きできないような体験も多数有ります。是非「函館朝市ミニ水族館」「朝市」への参加をしていただき、「海」「魚」「家族」と大いに触れ合ってみてください。

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この記事のライター
kaz_prog
家族旅行、1人旅行共に旅に行くのが大好きです。少しでも旅行の素晴らしさが伝われば幸いです。

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