2019年10月18日公開
2020年03月17日更新
旭川の名店居酒屋「独酌 三四郎」!孤独のグルメで紹介された人気店とは?
旅の楽しみの一つはグルメでしょう。旭川へ行ったら外せない人気の居酒屋が「独酌三四郎」です。ミシュランガイドに掲載され、ドラマ「孤独のグルメ」にも取り上げられた、女将のおもてなしが素敵な人気居酒屋です。旭川の三四郎を、メニューや営業時間を含めご紹介します。

目次
旭川の居酒屋「独酌 三四郎」とは
今日は孤独のグルメの聖地
— グルメ青山 (@aoyamadoll) September 30, 2019
旭川独酌三四郎飲み! pic.twitter.com/PRypJicspO
旭川に居酒屋は多くありますが、地元はもとより今や北海道でも一番有名な居酒屋の一つでしょう。JR旭川駅から徒歩10分ほどの、繁華街のはずれにある「独酌三四郎」は、その名の通り1人で行ってもくつろげる居酒屋です。
三四郎は決して大きなお店ではなく、20数人も入れば満席になるような居酒屋なのですが、女将の接客やお料理・お酒など何とも言えない魅力があります。人を惹きつけてやまない、独酌三四郎の良いところを探っていきましょう。
老舗の人気居酒屋
というわけで孤独のグルメ旭川出張編に登場した旭川の「独酌 三四郎」さんにいってきました。大変堪能致しました。今回は夏の終わりでしたが五郎さんのように冬に訪れるとさらに美味しいものを楽しめるのではないかとおもいました。 pic.twitter.com/hvJH8VlAl5
— 澤野檸檬【LS】 (@sawanolemon) August 25, 2018
独酌三四郎が旭川で開業したのは1946年(昭和21年)で、70年以上続く老舗の居酒屋です。地元旭川で長く愛されてきた人気のお店で、現在は2代目の店主と女将で切り盛りしています。三四郎を訪れると歴史あることが良く分かるでしょう。
三四郎は地元では人気店だったのですが、口コミで「旭川に独酌三四郎あり」という話が広がっていき、旅行や出張で旭川を訪れる方たちにも人気のお店として認知されていきました。
ミシュランガイド北海道版に掲載
2007年から日本版も出版されるようになった「ミシュランガイド」ですが、2012年に待望の北海道版が発売されました。星の獲得には至らなかったのですが、独酌三四郎もミシュランガイドに掲載されました。これによってさらに多くの人に知られるようになりました。
ドラマ「孤独のグルメ」でも登場
テレビ東京の人気グルメドラマ「孤独のグルメ」2016年お正月スペシャルで、主人公・井之頭五郎が旭川出張のおり立ち寄るお店で、三四郎が登場しました。孤独のグルメは当時すでにSeason5となって、人気シリーズとなっていたこともあり、大きな反響がありました。
ネットや口コミだけとは違い、孤独のグルメのような人気ドラマで五郎さんが美味しそうに食べる、三四郎のメニューの数々はインパクトが大きいうえ、店の雰囲気もよく伝わったのでしょう。

旭川の居酒屋「独酌 三四郎」が人気の理由
今夜の宴は旭川の「独酌 三四郎」♪
— アツ (@gatsuwr250rxyz) September 24, 2019
何もかも美味しい(//∇//)
さすが地元で人気のお店でしたm(_ _)m pic.twitter.com/w36innZ5I4
ミシュランガイドや、孤独のグルメへの登場で有名になった三四郎ですが、人気の理由はそんなことだけではなく、当然メニューの一つ一つが美味しいから、さらにお酒の品ぞろえや雰囲気など、多くの魅力があるからです。
そんな独酌三四郎の人気と魅力の理由をご紹介していきます。最初のきっかけはミシュランや孤独のグルメであっても、ここでお店の魅力を知って行くと違った感じ方ができるでしょう。
理由①美味しい料理
独酌三四郎@旭川
— ハたケ@疲れた男 (@tukareta_man) June 28, 2016
旭川でも屈指の名店。俺も生涯の居酒屋でtop5に入る。お店の雰囲気から料理のクオリティまでかなり高いとこでまとまってるのにそんなに高くない(安くもないけどw) pic.twitter.com/hPZs9dDiaL
三四郎人気の理由で一番なのが、料理が美味しいことでしょう。酒を飲めない人でも納得の料理が提供されます。メニューに目を通すと、それほど多くの種類があるわけではないのですが、どれも美味しく、再び訪れて今回食べられなかった料理を食べたくなるでしょう。
理由②日本酒の品揃え
炭火でお燗だって。気になって夏に燗酒。にしんに間違いない。#ぞうさんの旅レポ #にしん #お燗 #日本酒 #炭火 #旭川 #独酌三四郎 #一人飲み pic.twitter.com/Ykf8fnN9wH
— 料理研究家 ぞうさん (@zosankitchen) August 25, 2017
ドリンクメニューを見ると、ビールはサッポロ、ウィスキーは角サン、焼酎やソフトドリンクの種類も少ないのですが、日本酒の品ぞろえはビックリするくらい充実しています。そう三四郎は料理と一緒に日本酒を楽しむ居酒屋なのです。
三四郎の女将である西岡美子さんは「利き酒師」の資格を持つ、日本酒のプロなのです。日本酒選びに悩んだら、無理せず料理に合う日本酒を女将に聞きましょう。
理由③居心地の良さ
独酌三四郎。年季が入った店内。渋いです。北の幸、北の酒をしこたま愉しむ。#独酌三四郎 #旭川 pic.twitter.com/HZ1mVFgLeD
— たびたぬ (@tabitanu) September 21, 2019
三四郎が多くの方に人気の理由の一つが、そこにいる時に感じる居心地の良さでしょう。一般的に居酒屋など飲食店に一人で行くことを躊躇する方は多いと思いますが、三四郎は「独酌」の字が示す通り、一人で訪れても包み込んでくれるような居心地の良さを感じます。
理由④手書きの箸袋
佇まいも酒も肴も、もてなしもやはり素晴らしい酒場。独酌三四郎。ただ外の吹き荒びが半端ない。南極レベル。
— 路地裏の人 (@koki_yamamoto03) February 4, 2019
ま、それも乙。と思える。 pic.twitter.com/ujtkYvSCB8
三四郎を訪れ、席についたとき当たり前のように、箸置きと箸袋に入れられた箸が目の前にあります。ところがよく目を凝らすと、その箸袋には筆による手書きの文字が書いてあります。女将の手による手書きの箸袋。ここからすでに「おもてなし」が始まっているのです。
この箸袋に書いてある言葉なのですが、行くたびに違う言葉になっています。何度も訪れているお客さんの中には、その箸袋をコレクションしている方もいるそうです。ミシュランにも三四郎の「おもてなし」は伝わったのでしょうか。
理由⑤素敵な女将さん
私だって念願の「三四郎」でおかみに銘酒「風のささやき」注いでもらったもんね。旭川、ほんとうに素敵なまちでした。 pic.twitter.com/74LwenXC
— momoko masuda (@bacchante_momo) January 3, 2012
独酌三四郎の魅力を語るうえで欠かせないのが、訪れた際に最初に出迎えてくれる「素敵な女将さん」の存在です。常連さんでも一見さんでも分け隔てなく接してくれ、メニューで悩んでいても丁寧に教えてくれます。
同業のプロの中には、この女将に会うため三四郎にやってくる方もいるほどです。また女将自身が「利き酒師」で日本酒への造詣が深く、お勧めの日本酒とそれに合う食事を聞くのも良いでしょう。

旭川の居酒屋「独酌 三四郎」のおすすめメニュー
再訪したい酒場、旭川「独酌 三四郎」
— 横浜ほろ酔い角打ち酒場同好会 (@mouda015) November 19, 2017
今では予約必須のお店。五年前に伺った時には、偶然入れた!
和紙と薄木に書かれているメニュー表は年季入り過ぎていて渋い!!
まぁ、食べ物は意外と普通なのですが、炭火で焼いてくれたホッケが美味かったなぁ。。。 pic.twitter.com/EHdkON138H
独酌三四郎へ訪れた際、何を注文してよいのか迷ったなら「これ」というお勧めのメニューを紹介します。先ほども触れたように、店の看板女将に聞いて注文するのも良いかもしれません。
あらかじめ知っておいて欲しいのです、三四郎のメニューは基本的にお酒を楽しむための「肴」の色合いが濃いので、夕食を食べに行くといった用向きとは合わないかもしれません。
おすすめ①新子焼き
写真は旭川新名物 新子焼き。他店で食べた物より遙かに柔らかく何より秘伝のタレが美味い。このタレがきいたハーフ鰻丼は〆にお勧め。薄暗く雰囲気十分な食べログ居酒屋ランキング堂々1位の人気店。【独酌 三四郎/2条通5】 pic.twitter.com/HveTUjcHOO
— *旭川グルメレポ*【公式】 (@jack_2t) December 11, 2015
孤独のグルメを見た方なら分かるでしょうが、初めて「新子焼き」と言われてもピンとこないでしょう。新子焼きとは若鳥の半身焼きのことで、旭川市民のソールフードです。旭川ではクリスマスには七面鳥やフライドチキンではなく、新子焼きの家庭も多いようです。
お店ごとに違った味があるのですが、三四郎の新子焼きは甘辛のタレがからまった、食べごたえのある一品です。せっかく旭川へ行き、そして三四郎へ行ったのなら、ぜひ押さえておきたいメニューです。お値段は1皿950円です。

おすすめ②旬の盆
『孤独のグルメお正月スペシャル~真冬の北海道・旭川出張編』で五郎が行った旭川の居酒屋『独酌 三四郎』へ。
— さとき (@stkisr) August 16, 2018
お通しの酢豆、お盆に小鉢が9品乗った"おかみ旬の盆"、アスパラをつまみに熱燗を堪能。
昭和21年創業の店内は趣きがあって和むわ〜。
ここは寄って良かった! pic.twitter.com/NujIzg0No2
三四郎へ行き、日本酒を思う存分楽しむなら「おかみ旬の盆」は外せません。お造りと8種類のおばんざいがセットになっています。お酒を楽しみたい方は旬の盆を注文して、足りなければ他のメニューを注文するのがおすすめです。お値段は1,600円です。
おすすめ③きのこ汁
旭川の独酌三四郎さんのメニューが経木なのがいいよね!きのこ汁とかいろいろを頼む! pic.twitter.com/0TClIOQxA9
— つっちぃー@11月まで充電期間 (@MTss0063) December 22, 2018
これも孤独にグルメで登場したメニューですが、旭川からまだ北にある愛別町産のキノコがたっぷりと入った汁です。あんかけ風のとろみのある汁で、とくに寒い時期など体の芯から温まります。飲んだ最後の締めに注文するのも良いでしょう。お値段は500円です。
おすすめ④卵焼き
旭川行ったときに孤独のグルメに登場した三四郎さんにも行ってきたよ。
— さくら🌸 (@sakura_sig2) May 14, 2019
お酒もお刺身も肉もとにかく全部美味しくて五郎さんの気持ちになれた(*´꒳`*) pic.twitter.com/RhstukzVpA
居酒屋で見かけるとホッとするメニューの一つ卵焼き。この卵焼きもおすすめメニューの一つです。熱々焼き立てが出てくるわけではないのですが、孤独のグルメで五郎さんも言っていた通り、ワサビをつけて頂くとほんのり甘さが際立ちます。お値段は500円です。
おすすめ⑤タレごはん
イケザえもん五郎、孤独のグルメに登場した旭川の「独酌 三四郎」にて舌鼓 pic.twitter.com/gxRKmUsWr1
— イケザえもん (@ikezaemon01) July 3, 2017
先ほどお勧めした「新子焼き」なんですが、そのタレは絶対にご飯に合うと誰もが思います。それを叶えてくれるのが「タレごはん」です。ライス(200円)を注文し自分でタレごはんにするのも良いのですが、ライスをお替りするとタレごはんにして提供してくれます。
孤独のグルメで、大のライス好きの五郎さんが絶賛したタレごはんですが、女将さんにお願いするとタレだけではなく、刻み大葉も混ぜた絶品の三四郎タレごはんを頂けます。
旭川の居酒屋「独酌 三四郎」の関連情報
旭川、五郎さんツアー二軒目。今日の講演会で講師をされていた方がたまたま来ていて、まさかのまさかの再会。自家製塩辛、自家製ニシン漬け、新子やきを注文。お酒は旭川の高砂酒造の風のささやき。名物のお通しの酢大豆、たまらない。#独酌三四郎 #旭川#ロビメシ #ロビ飲み#孤独のグルメ pic.twitter.com/DC9Kq9Eis9
— ロビンソン加藤 (@robinsonkatoo) November 11, 2017
ミシュランガイドや孤独のグルメにも登場し、旭川イチ有名な居酒屋となった独酌三四郎です。その独酌三四郎へのアクセスや営業している時間など、行ってみたい方にとって大事な情報を紹介します。
旭川の居酒屋「独酌 三四郎」へのアクセス
昭和21年創業の旭川にある酒場「独酌 三四郎」
— 横浜ほろ酔い角打ち酒場同好会 (@mouda015) September 29, 2018
観光客多い時期だと予約無しでは入れないが、この時期なのですんなりと入店と、言っても今は満席!
居心地良すぎて、今日は梯子したく無い。 pic.twitter.com/lOmIyjsSmg
独酌三四郎へ行くためには旭川に行かなければなりません、当たり前ですが。旭川へ行くには何通りか方法がありますが、電車やバス、または車で行くことになると思います。ただ旭川に到着後、時間的にすぐ三四郎に向かうことはないと思います。
独酌三四郎の所在地は、市の中心部と言って良い場所なので、ここでは主なアクセス方法について紹介します。
電車の場合
電車で行く場合、JR旭川駅で下車します。北口から方向としては左斜め方向、方角としては北北西へ歩いていくと、徒歩9分ほどで独酌三四郎へ到着します。旭川駅以外だとかなり遠くなるので、必ず旭川駅を起点にしましょう。
バスの場合
バスで移動の場合ですが、大きく分けて2種類になると思います。都市間バスで移動の場合は、先ほどと同じく旭川駅が起点となるので、徒歩9分ほどで独酌三四郎へ到着できます。
市内でバスを使う場合路線が多くあるのですが、下車する停留所でいうと「2条昭和通」が一番近く、下車して徒歩2分で到着します。それ意外ですと「4条昭和通」「1条4丁目」がそれぞれ、下車後徒歩4分で三四郎へ着きます。
営業時間は?
そんなこんなで旭川観光してきた連休
— けもあき (@KEMO_AKI) March 20, 2016
孤独のグルメSPでゴロちゃんが訪れてた店に行って…看板だけ見て帰ってきた(営業時間外)
「独酌 三四郎」 pic.twitter.com/0GLig4pRmm
独酌三四郎の営業時間ですが、17時00分から23時00分までとなっています。人気の有名店なのですが、意外と営業時間は長くなく、昼間の時間も営業していません。なおラストオーダーは22時となってますので、〆で三四郎へ行こうという場合、時間に注意しましょう。
「独酌 三四郎」の基本情報
【名称】 | 独酌 三四郎 |
【住所・電話番号】 | 北海道旭川市2条通5丁目左7号 ・ 0166-22-6751 |
【営業時間】 | 17:00~23:00(LO22:00) |
【休業日】 | 日・祝日、年末・年始 |
【参考HP】 | https://rtrp.jp/spots/13cf0960-083f-45f9-93fa-a16266b03fa9/ |
【備考】 | カード可、電子マネー不可、店内完全禁煙 |

旭川の居酒屋「独酌 三四郎」で至福のひととき
独酌三四郎の魅力は伝わったでしょうか。長い歴史に裏打ちされた「美味しい料理」と「おもてなし」。独りで行っても、お仲間と行っても、独酌三四郎では至福のひとときを過ごすことが出来るでしょう。
おすすめ関連記事


