旭川の絶品ご当地グルメ「新子焼き」とは?レシピやおすすめ店5選を紹介!

旭川市民で知らない者はいないという市民のソウルフード新子焼き、炭焼きの香ばしさとシンプルさが魅力のひとつで、戦後から親しまれてきた歴史的料理、テレビでも紹介され全国的に注目をあびてる新子焼きのレシピと地元の名店5店をご紹介します。

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目次

  1. 1旭川グルメの「新子焼き」とは
  2. 2旭川「新子焼き」の魅力
  3. 3旭川おすすめご当地グルメ「新子焼き」店5選!
  4. 4「新子焼き」のレシピ
  5. 5「新子焼き」ってどんな食べ物なの?
  6. 6旭川のご当地グルメ「新子焼き」を味わおう!

旭川グルメの「新子焼き」とは

旭川名物新子焼きは、若鶏の手羽だけでなく骨付き半身を素焼きした料理で、旭川に若鳥の半身を提供するお店が20店舗以上もあり、「旭川名物 新子焼きの会」まであるほど旭川市民から支持を受けているご当地グルメで、半身を炭火でじっくりと焼き上げ半身丸々焼き上げるので癖になるほど美味です。

「新子焼き」は旭川のご当地グルメ

北海道出身者や旭川地元出身者から「旭川に旅行に行って新子焼きを食べてないの?」 と驚かれるほど新子焼きは旭川で名物となっている料理で、北海道には多くの有名物産がありますが新子焼きは旭川ならではのご当地グルメです。

又、旭川市では普段から当たり前のように食べられていて、人が集まる時や一杯飲みに行く時などに食べる旭川の有名B級グルメです。

旭川「新子焼き」の魅力

戦後から長きにわたり食されてきた旭川の名物「新子焼き」、旭川以外ではなかなか食べることができない旭川のご当地グルメ、作り方としては半身をそのまま丸ごと焼き一度で色々な部位を楽しむことができるのが「新子焼き」の特徴です。

旭川で知らない人はいない

新子焼きは第二次世界大戦直後に誕生した長い歴史のある料理で、現在も旭川市民は新子焼きの美味しさに魅され日常的に食べている人が多く、旭川市民で新子焼きを知らない者はいないというご当地グルメです。

テレビでも紹介された料理

2019年5月放送の読売テレビ制作「秘密のケンミンSHOWで北海道旭川名物の「新子焼き」が紹介され、普通の焼き鳥とは違い、串にささっていない焼き鳥がシンプルで非常に美味しく旭川でしか食べられないご当地グルメと紹介され、道内だけでなく全国に知名度を広げた料理です。

シンプルな料理

作り方としては鶏の旨みをしっかり押さえジューシーに焼き上げる新子焼き、若鳥を半身のまま炭火でじっくり焼くシンプル料理でタレを付けて召し上がるのが人気ですが、タレも絶品ですが塩もおすすめで食べ比べも一つの楽しみです。

使うのは若鳥のみ

ジャンルは焼鳥ですが新子焼きは単なる焼鳥ではなく、食材は若鶏のみを使用し、作り方としては通常の手羽だけではなく骨付き半身を丸ごと素焼きした料理が「新子焼き」です。

出てくるまで時間がかかる

普段よく目にする手羽先と違い大きさが3倍近くあるので、「新子焼き」は半身丸ごとじっくり美味しく焼き上げる作り方に時間がかかり注文すると30分以上の時間を要します。

新子焼きへのこだわり

生後6週間の若鶏を背中から割り、内臓を中抜き出し新子焼きに使う部位を一体で残す。作り方としては半身にした肉を炭火でじっくりと30分以上黄金色になるまで焼き上げ、皮はパリパリ感を出し、鶏肉ならではの肉汁が染み出てきたらタレをとおし完成です。

店舗によってタレが違う

タレの作り方は基本的に甘辛であっさりした味が多く、若鳥を半身にした肉を炭火で焼いたあとに各店舗特有の秘伝のタレにくぐらせて新子焼きは完成します。各々の焼き方やタレの作り方に対しての味比べに醍醐味があります。

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旭川おすすめご当地グルメ「新子焼き」店5選!

旭川市で美味しいご当地グルメを楽しみたい方のために、旭川内に新子焼きを提供するお店が20店舗以上ある中から厳選し、人気度の高いお店5つをご紹介します。

おすすめ新子焼き店①焼鳥専門 ぎんねこ

「ぎんねこ」の特徴は冷凍していない生肉で作る焼鳥、「ぎんねこ」秘伝の焼き塩と昭和から継ぎ足してきた「ぎんねこ」の伝統ある甘辛タレです。

又、「ぎんねこ」は旭川を代表する新子焼きの人気店で「新子焼きの会」の会長の経営するお店でもあり「ぎんねこ」公式HPでは通販でのお取り寄せも取り扱いしていますのでおすすめです。

焼鳥専門 ぎんねこの基本情報

「ぎんねこ」は昭和25年に創業した60年以上の歴史ある老舗焼き鳥店で、親近感がある「ぎんねこ」は一人でも気兼ねなく入れる昭和レトロな「ぎんねこ」独特の雰囲気で、初めて訪問の「ぎんねこ」になぜか懐かしささえ感じさせる新子焼きの有名店です。

【名称】 焼鳥専門 ぎんねこ 
【住所】 北海道旭川市五条通7右6 5・7小路ふらりーと
【電話番号】 0166-22-4604
【アクセス】 旭川駅から830m
【営業時間】 ¥4,000~¥4,999
【定休日】 月曜日
【料金】 ¥3,000~¥3,999
【公式HP】 http://ginneko.co.jp/
【備考】 持ち帰り有、

おすすめ新子焼き店②らんまん焼鳥

「らんまん焼鳥」は常連さんの隠れ家として親しまれているお店で、店内は昭和の雰囲気が漂う居心地の良い環境で、「時」を超えた空間を楽しめ、代々受け継がれてきたタレが絶品のお店でアットホームな空間でお食事を楽しめます。

新子焼きの食べ方はタレと塩の2種類で、代々受け継がれてきたタレにはコショウがマッチします。又、人気の理由は料理が美味しい事は勿論、1人で切り盛りされている明るい女将さんです。

らんまん焼鳥の基本情報

1946年創業の焼き鳥専門店「らんまん焼鳥」、札幌ドラックストアが「らんまん焼鳥」監修の「新子焼きのたれ」をサツドラ142店舗で独占販売するなど新子焼きの有名店です。

【名称】 らんまん焼鳥
【住所】 北海道旭川市五条通7
【電話番号】 0166-23-7712
【アクセス】 旭川駅から830m
【営業時間】 18:00~23:00
【定休日】 日曜日
【料金】 ¥2,000~¥2,999
【参考情報】 https://tabelog.com/hokkaido/A0104/A010401/1011211/
【備考】 営業時間・定休日は変更となる場合あります

おすすめ新子焼き店⓷鳥ます独酌 三四郎

長きにわたり旭川で愛されてる老舗居酒屋でカウンターがある炉端焼き店、店内は昭和の雰囲気を醸し出し料理の美味しさもお墨付きで、全国各地から「独酌 三四郎」を求めて来店する方も多く、メニューの中でも新子焼きは絶品です。

又、注文を次々に炭火で焼いていく店主と、割烹着姿が粋な女将さん、神棚や年季の入った木板の御品書、箸袋が手書きと味のある昭和レトロを感じさせるおすすめのお店です。

鳥ます独酌 三四郎の基本情報

創業70年の老舗居酒屋「鳥ます独酌 三四郎」、店名にもあるとおり一人で静かにお酒を飲む雰囲気のお店で、テレビ東京「孤独のグルメ」でも紹介された新子焼きの有名店です。

【名称】 鳥ます独酌 三四郎
【住所】 北海道旭川市2条通5丁目左7号
【電話番号】 0166-22-6751
【アクセス】 JR旭川駅より徒歩約10分
【営業時間】 17:00~23:00 
【定休日】 日・祝日・年末・年始
【料金】 ¥5,000~¥5,999
【参考情報】 https://tabelog.com/hokkaido/A0104/A010401/1014057/
【備考】 持ち帰り有

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おすすめ新子焼き店④やき鳥よしや

3代目の阿部芳三さんが経営する「やき鳥よしや」、扉を開けるとそこは昭和の世界、初めて訪れても懐かしさを感じます。「やき鳥よしや」のメニューはシンプルな焼き物のみになり新子焼きは絶品です。

又、普通の焼き鳥も楽しめますが6月中旬~9月初旬の夏期はどじょう料理、12月~3月中旬の冬期はうずらといった季節限定料理も楽しめるお店でおすすめです。

やき鳥よしやの基本情報

創業92年の焼き鳥店の老舗「やき鳥よしや」、戦後は物がない時代で「おでん」を出していたこともあるようです。「やき鳥よしや」は焼き鳥専門で個室もあり座布団を敷いてくれる昭和の大衆感漂う雰囲気の新子焼きの有名店です。

【名称】 やき鳥 よしや
【住所】 北海道旭川市5条通7丁目右6号
【電話番号】 0166-22-1616
【アクセス】 JR旭川駅から徒歩約10分
【営業時間】 15:30〜21:30
【定休日】 日曜日
【料金】 ¥1,000~¥1,999
【参考情報】 https://tabelog.com/hokkaido/A0104/A010401/1014421/
【備考】 持ち帰り有

おすすめ新子焼き店⑤鳥料理 小野木

「鳥料理 小野木」は著名人もよく足を運ぶお店で店構えも立派、店内は老舗の雰囲気が出ており新子焼きは絶品で、焼き鳥以外に「千鳥上げ」「新子焼き」「もつサラダ」「鳥重」「鳥鍋」など鳥の名物メニューも豊富でおすすめです。

又、「鳥料理 小野木」には予約が必要ですが個室もあり、お店全体が純和風造りで「鳥料理 小野木」内にある庭園は非常に美しく見ごたえあり、雰囲気の良さと料理の美味しさに酔いどれます。

鳥料理 小野木の基本情報

大正11年創業の老舗「鳥料理 小野木」、ミシュランガイド北海道にも掲載された人気店で新子焼きの有名店です。

【名称】 鳥料理 小野木
【住所】 北海道旭川市東旭川北一条6-10-27
【電話番号】 0166-36-1146
【アクセス】 東旭川駅から662m
【営業時間】 11:00~22:00
【定休日】 火曜日、第3月曜日
【料金】 ¥1,000~¥1,999
【公式HP】 http://www.onoki.org/
【備考】 お持ち帰り有

「新子焼き」のレシピ

2019年5月放送の読売テレビ制作「秘密のケンミンSHOW」で旭川名物「新子焼き」が紹介され、「独酌 三四郎」の女将さんが新子焼きの作り方を紹介していたのでそのレシピをご紹介します。

レシピ①材料

新子焼きの作り方のレシピとして材料はとてもシンプルで覚えやすく簡単なレシピで、若鶏のモモ肉(大)1枚、しょうゆ900cc、砂糖500グラム、みりん100ccだけです。

材料 詳細
若鶏モモ肉 1枚(大)
しょうゆ  900cc
砂糖    500グラム
みりん  100cc

レシピ②作り方

新子焼きの作り方で、簡単にできる浸けタレの作り方、若鳥が黄金色になる焼き方(作り方)のレシピをご紹介します。

①浸けタレを作る

以下、浸けタレのレシピになります。
【1】鍋にしょうゆを入れ4分の3ぐらいの量になるまで弱火で煮詰めます。
【2】【1】にみりんを加え30分ほど煮詰め、中火で砂糖を加え沸騰直前に火を止めます。
【3】熱をとったら【2】をタッパーに入れます。

②若鳥を焼く

以下、若鳥の焼き方のレシピになります。
【1】炭火又はグリルで若鶏を皮目から焼き焦げ目がついたら裏返しにし両面焼きます。
【2】熱いうちに包丁で一口大に切り、作っておいたタレにつけて完成です。

レシピ⓷余ったタレの応用

余った漬けダレはタッパーに入れ冷凍保存するなどし、豚丼など、各種丼物などにも使えて便利です。是非他の料理にも活用して下さい。

「新子焼き」ってどんな食べ物なの?

旭川のご当地グルメ「新子焼き」、2012年6月まで北海道内でも知名度が低かった新子焼きは、飲食店などで発足された「新子焼きの会」が全国にPRすることで急激に知名度が上がりました。その新子焼きの歴史や名前の由来、新子焼きと焼き鳥の違い、新子焼きの日などを解説します。

新子焼きの歴史

戦後、肉はとても高価なもので中々入手できず、北海道の中でも寒い地域である旭川は「たんぱく源」の摂取と食糧難から逃れるために比較的安い鶏を貴重な食料としていたようです。

それ故、その食糧難が元で鳥の成長をゆっくり待つ事もままならず、若鶏の状態で食べだしたことがきっかけとなり、新子焼きは旭川に誕生し今に受け継がれてるようです。

新子焼きの由来

コハダは成長とともに4回も名前を変える「出世魚」とも呼ばれており、コハダの4cm前後の幼魚をシンコ(新子)と呼びます。その時期が一番高品質な魚で、戦後の復興と庶民的な鶏を使った食べ物なので縁起の良い名前にしようと、「新子焼き」と名付けたようです。

新子焼きと焼き鳥の違い

一般的な焼き鳥は各部位を細切れにし串に刺して焼く焼き鳥で、新子焼きは串に刺さっていない若どりの手羽を含む骨付きの半身を炭火で丸ごと焼いた焼き鳥です。

新子焼きの日とは

記念日制定からまだ日が浅く正式に登録されたのが2014年の秋で、新子焼きの長い歴史から考えるとシンプルすぎかもしれませんが、語呂合わせから4月5日を記念日にしたようです。

旭川のご当地グルメ「新子焼き」を味わおう!

市民のソウルフード旭川名物「新子焼き」、インスタ映えする昭和レトロ感ある各店舗の雰囲気を満喫しながら、美味しいお酒と料理頂くのは嗜好の極み、是非旭川ご当地グルメ「新子焼き」をご友人、ご家族、おひとり様でも味わってみていただきたいです。

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この記事のライター
Jpark
旅行好きで、国内外問わず1年中飛び回っているフリーマンです。

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