岩手・野田村の「苫屋」は手紙でしか予約不可?不思議な宿の詳細とは!
日本の伝統的古民家を訪れたことはありますか?岩手県野田村の「苫屋」は、座敷わらしが住んでいそうな美しい古民家で、ご夫婦がカフェ・宿泊施設を経営しています。葉書・手紙でしか予約ができない「苫屋」では、都会の喧騒から離れた特別な時間を過ごすことができます。
岩手「苫屋」が不思議な魅力で話題に!
岩手県九戸郡野田村大字野田 苫屋 pic.twitter.com/2KjuzYSOWQ
— flealick (@flealick_tweets) March 23, 2016
岩手県野田村に「苫屋」というカフェ・宿泊施設があります。インターネットも電話もなく、予約は葉書・手紙のみという「苫屋」ですが、独特の魅力が話題を呼び、密かな人気スポットとなっています。座敷わらしに出会えという噂もあるこの古民家に一度宿泊すれば、あなたも「苫屋」のファンになること間違いなしです!
南部曲がり家を改築した民宿
岩手県陸中野田村にある苫屋という宿は江戸時代に建てられた家を修築して宿にした日本の文化遺産。
— きんくま (@maikelu39) March 7, 2016
そこに泊まってきました。
囲炉裏でご飯食べたりとても貴重な体験ができました。
是非皆さんも泊まってみてはいかがでしょう(^^) pic.twitter.com/M9NUOpPdr5
「苫屋」の家屋は、日本の伝統的古民家を改築した民宿です。「苫屋」は、「南部曲がり屋」という建築様式で建てられており、母屋と馬屋がL字型につながっていることが特徴です。茅葺き屋根や囲炉裏も健在で、外観・内装共に一目で深い感動を覚えます。
旅行好きのご夫婦が経営
ハガキでしか予約できない宿
— ヨーコ(123☆45)THE Wありがとうございました! (@45YK) March 21, 2018
岩手県野田村「苫屋」
野田村へ行くと必ず寄る場所。
囲炉裏焙煎の珈琲が飲めたり♡
無農薬不耕起栽培のお野菜を使ったお料理絶品!!!
このあと、野田村村長「オダユウジ」さんも出演するみたい。笑#Jチャンネル #テレビ朝日 #野田村 pic.twitter.com/u1Lkta7HMZ
「苫屋」のオーナーは、旅行好きのご夫婦。もともとはバックパッカーで、世界の僻地を巡っていたのだとか。世界の僻地、日本の僻地を巡り巡るうち、この岩手野田村の「アジア民族造形館」に出会ったことがきっかけで「苫屋」を経営するに至ったそうです。
ご夫婦が野田村に定住するきっかけとなった「アジア民族造形館」は「苫屋」から車で数分です。「苫屋」にご宿泊の際は、こちらにもぜひ足を運んでみてはいかがでしょう。きっとご夫婦との会話もはずむはずです!
野田村「苫屋」とはどんな場所?
岩手県野田村にある南部曲り家を改修した民宿&カフェ
— 甚平アイス店/吹奏楽コンクール応援 (@JinbeiSan0118) February 19, 2017
苫屋さん
こちらは、なんと電話の無いお宿で、予約は往復はがき✉
予約が無い場合は、飛び入りの宿泊が出来る可能性も有りますが、予約はかなり先まで有るそうです
〒028-8201 岩手県九戸郡野田村大字野田5-22
苫屋(とまや)宛 pic.twitter.com/5sBK76A01k
「苫屋」は岩手県野田村の山中にあります。JR盛岡駅から「苫屋」までは車で2~3時間はかかる場所にあり、インターネットや携帯電話は圏外です。山道を登って車を降りると、辺りはタイムスリップしたかのような風景が広がっており、「苫屋」の茅葺き屋根が迎えてくれます。
手紙かはがきで予約をする人気の宿
「苫屋」に電話はなく、携帯電話やインターネットも圏外のため使えません。それでも、宿泊希望の旅行者が後を絶たない人気の宿です。デジタル家電から一歩身を引き筆を取る、その時から「苫屋」やの旅行は始まります。
往復はがきか返信用切手を用意!
「苫屋」に宿泊を希望する場合は、はがきか手紙で予約をとります。はがきの場合は往復はがきで、手紙の場合は返信用切手を添えて「苫屋」の住所に送りましょう。
宿泊日はいくつか候補日を提示を!
現在「苫屋」は人気の宿で、訪問・宿泊を希望する人が多くいます。宿主は、希望者ひとりひとりに対してはがき・手紙で返信しますので、なるべくスムーズに予約ができるよう、宿泊日程は複数の希望日を提示しましょう。
食事はオーナーが宿泊客毎に考える
昔使っていたカメラがひょっこり出てきた。13年前、辺境ひとり旅をしていた若い頃。1枚目は岩手の苫屋。5月、東北の遅い春。他は同じく岩手のタイマグラ、フィールドノート。野山や畑でとった山菜でご馳走を作った。写真を見ると即味を思い出せる!子供たちを連れて行きたいなぁ。 pic.twitter.com/bYBlDjvs6i
— きょうの140字ごはん (@140words_recipe) October 20, 2018
「苫屋」に宿泊の際のお食事は、宿泊客毎にオーナーが作って下さいます。自家製の無農薬野菜たっぷりの御膳、そして囲炉裏の火でじっくり焼いた魚やお餅・お芋などが並びます。「苫屋」ならではの、「ゆっくり・じっくり」栽培・調理された贅沢な食事、贅沢な時間を味わって下さい!
アレルギーがある場合は事前に
食事についてアレルギーをお持ちの場合は、予約の際に手紙でお伝えしておきましょう。考慮して下さいます。豊富ななメニューの一品一品が大切に栽培され、時間をかけて調理されます。お食事は残さず、気持ちよくいただきたいところです。
カフェ&ランチの営業も!
おはようございます♪
— りりぃ (@lily_5211) August 23, 2018
昨日は野田村の山奥にある曲がりやのカフェ&宿屋『苫屋』に行ってきました。ここでは私の携帯は圏外。日頃の喧騒を離れ、静かにゆっくり流れていく時間の中でオーナー夫妻と沢山話しをしたら、楽しくて帰りたくなくなりました( *´艸`)
#苫屋 #野田村 #おいでよ岩手 pic.twitter.com/a3jMdnbtzM
「苫屋」では、宿泊の他にカフェ・ランチの営業もしています。「苫屋」の囲炉裏端でお食事をしたいけれど、なかなか予約が取れない…という場合にはカフェを利用してみましょう!じっくりと淹れられたコーヒーとケーキ、たっぷりの自家製野菜を使ったランチは絶品です。
カフェ&ランチの営業時間
古民家カフェの苫屋さんにお邪魔しました!写真はほんの一部ですが気が向いたらそのうちインスタに載せようと思います☕️#岩手#iiiwate pic.twitter.com/zFJUGkIqd3
— koki (@koki_0223_) July 9, 2019
「苫屋」のカフェ営業時間は9:00~17:00です。カフェ・ランチをご利用の場合は予約は不要です。また、9:00~17:00の営業時間内であれば、特に時間の指定なく滞在することができます。なお「苫屋」の定休日は毎週月曜日ですのでご注意ください。
岩手「苫屋」の不思議な魅力
ただいまー!!旅いったん終了。
— とも (@asoukamo1234) August 9, 2017
岩手大きい。行きたいところあり過ぎて周りきれず…とりあえず苫屋はまたいく。絶対行く。#おいでよ岩手 #苫屋 #曲り家 #野田 #久慈 #九戸郡 #パワースポット pic.twitter.com/sopLH6L82Q
「苫屋」は、スマホの電波も届かず電話もない、最寄駅からもやや遠く、どちらかと言えば不便な場所にあります。しかし、ゆっくり時間をかけて作られた食事や、年季の入った建物の雰囲気、ご夫婦や他のお客様との会話…などなどプライスレスな魅力が豊富で、毎年たくさんの人々が遠方からも訪れます。
魅力①囲炉裏を囲む美味しい食事
岩手で泊まった宿は、電話がないため手紙でしか予約が取れないという縄文的宿なの「苫屋」さん。
— 縄文ZINE (@jomonzine) July 18, 2017
囲炉裏の前で食べる食事は最高でした。 pic.twitter.com/3txIMa2a8Q
「苫屋」大きな魅力は、なんといっても囲炉裏を囲んでの食事でしょう。御膳に丁寧に盛り付けられたお食事に舌鼓を打ちながら、囲炉裏でゆっくりじっくり焼けていくお魚やお餅を見ている時間がなんとも贅沢です。初めて来たのに懐かしい、「食事」を心ゆくまで静かに楽しむ…そんなひと時を味わえます。
宿泊客やオーナーと話が出来る!
#苫屋 #Caffe #民宿 #野田村 携帯の電波もテレビもありません。電話もないので宿泊予約は手紙。#1日3組限定 #昭和にタイムスリップ #平成最後に来たかった場所 #家族の様に迎えてくれる 世界各国を旅してきたご婦人。学ぶ事が多かったです。 pic.twitter.com/qvNcoSvDYv
— 八戸蕎麦巡り (@hachinohe_soba8) April 3, 2019
「苫屋」の囲炉裏端では、お食事をしながら他の宿泊客やオーナーとの会話を楽しむことができます。世界を旅したオーナーご夫婦からどんなお話が聞けるのか、わくわくしますね!たまたま居合わせたお客さんとゆっくり食事をしながら、旅の話、美味しいものの話などができるのも「旅の思い出」として嬉しいですね。
魅力②様々な体験をさせてもらえる事も!
「苫屋」に宿泊したお客さんの中には、野菜の収穫体験や本格的なソーセージ作りをさせてもらえた!という声もあります。ソーセージは囲炉裏の裏に吊るしてスモークソーセージとしていただくこともできます。タイミングが良ければ「苫屋」ならではの特別な体験ができますよ!
魅力③座敷わらしに会えるとの噂も!
岩手県野田村 苫屋の座敷わらし
— バ七七 (@pyyeah) December 29, 2015
部屋にオーブ出現!他にも一晩中天井をバンバンあちこち叩いて遊んでいました、時間はやはり丑三つ時でした、音は朝方まで続きました、音に慣れていつの間にか寝てました、女将さん曰くなかなか会えないのだとか・・ pic.twitter.com/Iyrw3nT7L4
「苫屋」ではなんと、座敷わらしの姿を見たという噂があるのです!「苫屋」に宿泊したお客さんの中には、座敷わらしをチラッと見た、夜中にパタパタと走る音を聞いた…などなど不思議な体験をしたといういう方もいらっしゃいます。
座敷わらしには、見たものに幸運が訪れる、家に富をもたらすといった言い伝えがあります。あなたも、運が良ければ、「苫屋」の座敷わらしに会えるかも!?
魅力④ほっと落ち着く客室
ちなみに苫屋はこんなとこです!
— 中野宏宣 (@nakano7203) September 29, 2014
アコースティックのstartは19:00からです!
宜しくお願い致します!! pic.twitter.com/88MLWysPbU
「苫屋」の客室は古民家独特の、ほっと落ち着く空間です。年季の入った木の柱や畳があたたかく迎えたくれます。囲炉裏端でお腹をいっぱいにし、会話を楽しんだ後は、この「和」の客室でゆっくりと旅の疲れを癒すことができます。
なお、「苫屋」は古民家といっても、リフォームされておりますので客室に不便はありません。3つある客室はきちんと仕切られており、トイレも水洗式です。
野田村「苫屋」の施設詳細情報
野田村の苫屋さんにてスイーツを….と思ったらお休みでした。下調べが肝心ですね。 pic.twitter.com/QN3FZosiHr
— らぼ。 (@romeobossa) August 17, 2015
「苫屋」に宿泊予約を取る手段ははがきか手紙ということもあり、事前にきちんと住所を知っておきたいところです。また、カフェ利用にあたっても、山道を登ってたどり着いたら「定休日だった!」ということのないよう、営業日や営業時間をチェックしておきましょう。
冬場は冬季休業期間があったり、暖房費として宿泊代が少し高くなっていたりと、要注意ポイントもあります。プライスレスな「苫屋」での体験を得るために、事前準備・チェックもしっかりしておきましょう。
「苫屋」の詳細情報
名称 | 苫屋(とまや) |
住所 | 岩手県九戸郡野田村大字野田5-22 |
電話 | なし |
参考ホームページ | http://www.noda-kanko.com/kankou/stay/tomaya.html |
営業時間 | カフェ・ランチ: 9:00~18:00 定休日: 月曜日 冬季休業: 12月末~ 2月末日 |
宿泊料金(一泊二食) | 6,000円 6,500円(11月~4月中旬) |
バスタオル代は別途
「苫屋」に宿泊の際は、入浴後にバスタオルを借りる場合は別途300円かかりますので注意しましょう。バスタオルは忘れずに持参するか、小銭を用意しておくとスムーズです。なお、浴衣を利用する場合は別途600円です。
時期によっては暖房費も
宿泊先をご紹介。野田村の苫屋さをです。役場から、うねうね凍結道路を車で20分。村営バスの運転手さんすごい(*_*) pic.twitter.com/tI17Jdi4
— 笹円香 (@sasasam153) February 20, 2013
「苫屋」の宿泊料金は、夏場と冬場で異なることにも注意しましょう。冬場にご宿泊希望の場合は、暖房費がプラスされ6500円となります。岩手県の寒い地域にある宿泊施設ですので、防寒対策はご自身でもしっかりしていきましょう。
苫屋までのアクセス詳細
八戸駅(新幹線停車駅)でJR八戸線・久慈行に乗り換え、久慈駅で下車します。そこから三陸鉄道北リアス線を利用して陸中野田駅で下車、そこから車で約9.4kmです。駅からバスもありますが本数が少ないので、陸中野駅周辺でレンタカーを予約しておくか、タクシーを利用するのがよいでしょう。
魅力溢れる不思議な宿「苫屋」
電話もメールもなし。宿泊予約はハガキで。囲炉裏を囲みお酒を飲み満天の星空の下語る一夜。朝にはその残り火で40分かけて炒ったコーヒー。岩手は野田村の「苫屋」での宿泊はほとんどファンタジー!こんな超・民宿を大特集した11月号本日発売です! pic.twitter.com/2UvOOEnOIW
— Yumi Deguchi (@DeguchiEiC) October 1, 2015
「苫屋」には便利な現代社会で忘れ去られてしまった、たくさんの魅力が残っています。丁寧なお食事を時間をかけていただき、会話を通して人と人の繋がりを感じる…。本当に座敷わらしに会えそうなあたたかさを持つ古い良き日本の古民家「苫屋」は、一生に一度は是非訪れたい場所です。