岩手・座敷わらし伝説の宿「緑風荘」へ!伝説の由来や温泉&宿泊情報!

岩手県にある座敷わらし伝説の宿「緑風荘」について紹介します。多くの著名人が訪れた緑風荘に現れる座敷わらし伝説や、宿泊施設のアクセスや料金に注目!伝説の由来となった温泉や神社をチェックして、緑風荘の座敷わらしの幸運にあやかりましょう。

岩手・座敷わらし伝説の宿「緑風荘」へ!伝説の由来や温泉&宿泊情報!のイメージ

目次

  1. 1緑風荘とは
  2. 2緑風荘の座敷わらし伝説の由来
  3. 3緑風荘の座敷わらしの遭遇者や目撃談!
  4. 4緑風荘の見どころ
  5. 5緑風荘の宿泊情報とアクセス
  6. 6緑風荘で座敷わらしに会えるかも!

緑風荘とは

緑風荘は岩手県二戸市金田一の温泉郷にある旅館です。座敷わらし伝説の有名なスポットであると同時に、亀麿神社の管理や維持を行っています。座敷わらし伝説を信じる人々が訪れる旅館として、著名人も多く訪れているのです。

岩手県の金田一温泉にある旅館

岩手県の金田一温泉にある緑風荘は旅館として運営されています。設立は1955年で現在は第27代当主が代表者です。日帰り温泉や宿泊が可能で、古くは湯治場として「侍の湯」と呼ばれていました。

座敷わらし伝説で有名!

緑風荘のポイントは座敷わらし伝説があることです。緑風荘には古くから座敷わらしが現れる宿泊スポットとなっており、伝説を信じる人達が訪れます。心霊スポットとはまた違った魅力のある宿泊施設であり、座敷わらしの良い噂にあやかろうとしているのでしょう。

座敷わらしとは

座敷わらしは主に岩手県に伝えられる精霊のような存在です。いわゆる妖怪や幽霊とは異なり、人間に対して悪意を持たない存在といえるでしょう。その名の通り、座敷や蔵に現れると考えられています。

岩手に伝わる子供の精霊

座敷わらしを見ると幸運が訪れるという伝承があり、子供のようないたずらを行うそうです。一部では座敷わらしが家から居なくなると、貧しくなるという噂もあります。そのため、座敷わらしを自分の子供のように大切に扱う人が多いのだとか。

見た目は5、6歳ぐらいのおかっぱ頭が一般的なようです。性別は男女それぞれ目撃談があり、時には二人が住み着くこともあるといわれています。岩手には多くの座敷わらし伝説があり、信仰されている存在です。

緑風荘の座敷わらし伝説の由来

様々な伝承がある座敷わらしですが、緑風荘の場合はどういった伝説があるのでしょう。緑風荘に座敷わらしが現れるようになったのは、神社に祀られた子供が関係しているそうです。緑風荘の座敷わらし伝説の由来を紹介します。

670年前の南北朝時代

緑風荘にまつわる座敷わらしの伝説は、670年前の1300年頃に遡ります。時代は南北朝時代で、足利尊氏や後醍醐天皇が活躍していた頃です。この時代に、南朝方の武将が戦いに敗れ、陸奥国(金田一)に落ち延びました。

6歳の男児で名前は「亀麿」

その武将には6歳と4歳の男の子がおり、兄は亀麿(かめまろ)と言う名前だったそうです。しかし、落ち延びる旅路の途中で亀麿は病で亡くなりました。亀麿は亡くなる時に「末代まで家を守り続ける」ことを約束しています。

緑風荘の守り神として現れる

緑風荘に関わる五日市家は、1600年頃から庄屋として村の代表的な存在だったそうです。その後、1940年頃から村の名手の家に座敷わらしが現れる、という噂が出始めました。そして、1955年に緑風荘が開業すると、そこに座敷わらしが出ると話題になったのです。

緑風荘はこの座敷わらしは、伝承の亀麿であると考えて、亀麿神社をつくり祀るようになりました。御神体は水晶となっており、例大祭が毎年9月28日に行われています。

よく出る部屋は「槐の間」

亀麿と思わしき座敷わらしは、緑風荘の「槐の間」で目撃例が多いのです。槐の間は本館母屋の奥座敷に位置しており、噂を聞きつけた人たちが指定する部屋となっています。新しく新館として作られた別館においても、座敷わらしの目撃談があり、緑風荘は館内のいたるところで座敷わらしが現れるのだとか。

見た人は幸運に恵まれる

座敷わらしの伝説に、「見た人は幸運に恵まれる」というものがあり、現在も多くの人が恩恵にあやかろうとしています。一部では、座敷わらしのほうから人を呼ぶと言われており、自然と緑風荘に引き寄せられる人もいるそうです。

2009年に火事で全焼

緑風荘は座敷わらし伝説のお陰で非常に人気でした。しかし、2009年10月4日に火災が発生し全焼しています。このとき座敷わらしを祀る亀麿神社だけが無事だったそうです。従業員や宿泊客は全員無事でしたが、営業停止状態となっています。

火事の原因はボイラー室が火元と発表されたのです。以前から、24時間入浴できる状態になっており、ボイラー室の異音が指摘されていました。緑風荘は募金や寄付もあり、火事を乗り越えて少しずつ営業を再開していくことになります。

座敷わらしが去ったとの噂も

伝説には、座敷わらしが家から居なくなると衰えるという噂があります。そのため、緑風荘の火事は座敷わらしが去ったことが原因という話があるのです。火事が起きてから、再建が思うように進まなかったのも、座敷わらしが居なくなったせいかもしれません。

2016年6月に再オープン

緑風荘は火事が起きてからすぐに再建を進めたものの、再建計画は資金不足で思うように進みませんでした。募金や寄付、個人投資家や地方銀行から資金を調達し、2016年6月に再オープンとなったのです。現在は以前のように運営されているものの、火事から再建の道のりは容易ではなかったといえるでしょう。

緑風荘の座敷わらしの遭遇者や目撃談!

緑風荘が座敷わらしを大切にし、神社に祀っていることは重要なポイントです。そのお陰か、現在まで火事はあったものの、有名宿泊施設として営業されてきました。現在までの緑風荘における、座敷わらしの遭遇者や目撃談について調査しました。

著名人や有名人も遭遇

一般の人が座敷わらしに会った、というだけではオカルト話かもしれませんが、実は多くの著名人や有名人が目撃談を残しているのです。どのような著名人や有名人が、緑風荘で座敷わらしに遭遇したのでしょうか?

ホンダの創業者やパナソニック創業者など

緑風荘で座敷わらしに遭遇し、その後に大成した人物として有名なのがホンダの創業者である本田宗一郎です。彼はバイクでツーリング中に緑風荘に宿泊し、その後に事業が拡大しています。同時期に活躍したパナソニック創業者の松下幸之助も緑風荘に宿泊し、日本を代表する人物となりました。

その他では京セラの創業者で実業家の稲盛和夫、第19代内閣総理大臣の原敬、第37代内閣総理大臣の米内光政、第67代内閣総理大臣の福田赳夫も宿泊しています。

作家やミュージシャンも

芸術分野では作家の金田一京助が度々宿泊しており、五日市家とも交流があったそうです。作家の遠藤周作は岩手旅行の際に緑風荘に宿泊、その時に座敷わらしに遭遇して、エッセイ「忘れがたい場所がある」や「ボクは好奇心のかたまり」に記しています。

「忍ぶ川」で有名な作家の三浦哲郎も緑風荘に宿泊したことが、作品を生み出すきっかけになったそうです。他にもミュージシャンのゆずの岩沢厚治も緑風荘に宿泊し、メジャーデビューに繋がったと言われています。

座敷わらし目撃談

岩手県にある緑風荘に宿泊した人が大成する、というのはユニークな伝説といえるでしょう。実際に座敷わらしを目撃した人たちは、どういった風に見えていたのでしょうか?座敷わらしの目撃談について紹介します。

写真でオーブにうつる

心霊スポットで写真を撮影すると、霊が「オーブ」として写るという噂があります。オーブというのは、青白い水晶のようなものが写る現象です。このオーブが霊の写った瞬間だと考えられており、緑風荘の部屋でも確認されています。

物が動いたり音が鳴る

霊が自分の存在を知らすために物を動かしたり、音を鳴らしたりします。ポルターガイストやラップ音と言われるのが近い現象です。緑風荘では漫画家のつのだじろうが色紙に描いた、亀麿が瞬きしたという噂もあります。

姿が現れる

緑風荘では亀麿の姿を見た、という目撃談も多いです。小さな男の子が部屋や廊下を走り回っている音が聞こえたり、遊んで欲しいと声をかけてくることもあるのだとか。いたずらっ子なようで、宿泊者が驚いているのを見るのが好きなのでしょう。

悪意のある存在ではないので、怖いのが苦手な人には辛いでしょうが座敷わらしの姿を見たい人が多いのです。座敷わらしは気に入った人の前に姿を現すと言われており、別の場所にいるときでも会いに来てくれることがあります。

緑風荘の見どころ

昔からの伝承が受け継がれている緑風荘ですが、宿泊施設としての魅力に注目しましょう。全焼を経て、再建された緑風荘は以前に近い形となっており、座敷わらしが現れると言われた部屋も復活しています。緑風荘をチェックしましょう。

再現された槐の間

さすが座敷わらしが名物というだけあって、緑風荘はとても賑わっているそうです。館内には座敷わらしに関するグッズやメッセージを確認できるでしょう。そして、座敷わらしが出ると言われる「槐の間」も再現されています。

現在の槐の間は宿泊スペースではなく、自由に閲覧できる場所なのです。一人で覗くのが怖い人は、他の人が居る時間帯に訪れると良いでしょう。少し暗くなってから覗くと雰囲気が出るかもしれません。

木彫りの亀麿像

槐の間はロビー横にあり、二間続きの和室になっています。ユニークなのは、室内宿泊者の座敷わらしに関する体験談を記すノートがある点です。また、座敷わらしが写ったと思わしきアルバムまで置かれているのだとか。

床の間には木彫りの亀麿像が置かれています。以前はたくさんのお供え物が置かれていたそうですが、現在は禁止となっています。木彫りの亀麿像の後ろには、座敷わらしの掛け軸も飾られているのです。

ねぶた絵師の八嶋龍仙氏作

床の間の亀麿像は、弘前市のねぷた絵師・八嶋龍仙氏が製作したものです。この像は、全焼した緑風荘の母屋の梁を用いて作られています。火事以前の緑風荘を引き継いだ大切な像といえるでしょう。

亀麿神社

母屋の裏手には座敷わらしを祀った「亀麿神社」があります。左手に稲荷神社、右手が亀麿神社となっています。緑風荘が火事になった時、母屋から二人の座敷わらしと思われる姿が社に逃げ込む姿を目撃した、という声が複数存在します。

旅館の中庭にある亀麿のモニュメント

亀麿神社は小さな神社ですが、亀麿の存在を感じることができるモニュメントとして注目されています。あえて夜中に覗く人も多いそうです。緑風荘は全焼しましたが、亀麿神社は火事のときも無事だった、というのも興味深い点でしょう。

フロントで買える「願い和紙」

亀麿神社に参拝する時におすすめなのが「願い和紙」です。フロントで販売されており、願い事を書いて亀麿神社に奉納しましょう。おみくじのように境内に結びつけるだけなので、願い事を他人に見られることはありません。

宿泊者限定で頂ける御朱印

近年、御朱印帳が大ブームとなっていますが、緑風荘でも御朱印をいただけます。当日午後8時までにフロントで申し込むと、翌朝に御朱印を記帳してもらえるのです。もし、御朱印帳を忘れても、和紙に書いたものを渡してもらえるので気軽に相談してみましょう。

緑風荘の宿泊情報とアクセス

緑風荘の宿泊料金やアクセスについて紹介します。岩手県に旅行に行くなら、緑風荘に訪れるのがおすすめです。宿泊料金やアクセスをチェックして、座敷わらし伝説を体験してみましょう。

緑風荘の宿泊情報

緑風荘は公式サイトで空室を確認することが出来ます。人気の旅館ということもあり、予約が埋まりやすいので注意しましょう。緑風荘に興味を持ったら、早めに予約を入れるのがおすすめです。

源泉掛け流しの温泉

館内はきれいでゆったりとした時間が流れる宿泊施設です。東京から新幹線と在来線で3時間ほどでアクセスできる場所となっており、時間にゆとりを持って訪ねると良いでしょう。館内の温泉は、源泉掛け流しとなっており、日頃の疲れを取ることができます。

格安料金で日帰り入浴も可能!

岩手旅行で時間に余裕がある、緑風荘の予約が埋まっているけど槐の間を覗いてみたい、という人は日帰り入浴を利用しましょう。緑風荘は日帰り入浴の料金が大人500円となっているの、気軽に利用することができます。

お部屋は和洋室と和室

旅館の部屋は和洋室と和室があり、素泊まり料金は11,000円からになっています。2食付きのスタンダードプランは17,600円からなど、宿泊料金は複数用意されています。旅館でのんびりと岩手旅行を楽しむもよし、素泊まりで料金を抑えるのも良いでしょう。

お土産処では座敷わらしグッズが買える

旅行といえばお土産を買って帰るのが楽しみという人も多いでしょう。緑風荘では座敷わらしにちなんだお土産が多数販売されています。ストラップは料金1,100円ほどで販売されているので手頃な価格です。亀麿をイメージした、ちび麿グッズがおすすめです。

緑風荘へのアクセス

宿泊料金と合わせで大事なのが、緑風荘へのアクセスの仕方です。東京からアクセスするか、盛岡や八戸から訪れてみましょう。料金はかかりますが、在来線を使わずにタクシーを使うのも選択肢の一つです。

IGRいわて銀河鉄道「金田一温泉駅」から送迎車

IGRいわて銀河鉄道「金田一温泉駅」から送迎車が出ているので、こちらを利用するのがベストです。徒歩でアクセスする場合は約20分で駅から緑風荘に着きます。タクシーだと約3分で料金は700円前後です。

東京からは新幹線で二戸駅で、在来線で金田一温泉駅に向かうことになります。二戸駅からタクシーで向かう場合は約15分で料金は2700円前後です。電車の状況や料金が気にならないという人は、アクセスしやすいタクシーを活用しましょう。

JR「二戸駅」からはJRバス東北が便利

二戸駅からはJRバス東北を利用して「温泉センター」か「矢沢」で下車しましょう。二戸駅は東京から新幹線で停車する駅なので、アクセス方法としてJRバス東北が便利です。バスにゆられて緑風荘近辺の景色を眺めるのも、一つの楽しみ方といえるでしょう。

緑風荘で座敷わらしに会えるかも!

岩手県の緑風荘について紹介しました。こちらの旅館では、多くの人が座敷わらしに会ったという伝説が残っています。火事で全焼したものの、再建されて現在も営業しています。槐の間には消失前の緑風荘の木材を使った、亀麿像が置かれています。

緑風荘には槐の間や亀麿神社、そしてお土産など楽しめるスポットがあります。亀麿や座敷わらし伝説を楽しみながら、岩手にある緑風荘でゆっくりと温泉につかるのがおすすめです!

緑風荘の基本情報

【名称】 緑風荘
【住所】  
【アクセス】 東京駅から新幹線で「二戸」、
在来線で「金田一温泉」下車、所要時間約3時間
【料金】 和室2名~5名部屋(2食付き)
お一人様:17,600円~
(素泊まりは11,000~)
日帰り入浴:大人500円、小人300円
【公式HP】 https://www.zashiki-warashi.co.jp/
【備考】 ・チェックイン15:00、チェックアウト10:00
・電話番号:0195-27-2131(9時~20時)

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この記事のライター
浅倉恭介
動物や料理、カメラやギターが好きです。カメラを持ち歩いて各地を旅行しています。コンビニの新商品を定期的にチェックし...

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